まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

4月、第3週(2024.4.15~2024.4.21)

 


■プリシラ

 

■オススメ度

 

奥さん目線のプレスリーの物語を知りたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.16(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Priscilla

情報:2023年、アメリカ&イタリア、113分、PG12

ジャンル:実在の人物エルヴィス・プレスリーの妻プリシラを描いた自伝映画

 

監督&脚本:ソフィア・コッポラ

 

キャスト:

ケイリー・スピーニーCailee Spaeny(プリシラ・ボーリュー/プリシア・プレスリー/Priscilla Presley:エルヴィスが一目惚れする9年生)

ジェイコブ・エロルディ/Jacob Elordiエルヴィス・プレスリー/Elvis Presley:アメリカのロックシンガー)

 

アリ・コーエン/Ari Cohen(キャプテン・ボーリュー:プリシラの義父、アメリカ軍の将校、西ドイツ・ヘッセン州ヴィースバーデン赴任)

ダグマーラ・ドミンスク/Dagmara Dominczyk(アン・ボーリュー:プリシラの母)

 

ティム・ポスト/Tim Post(ヴァーノン・プレスリー:エルヴィスの父)

Stephanie Moore(ディー:エルヴィスの継母、ヴァーノンの後妻)

Lynne Griffi(ドジャー:エルヴィスの祖母)

 

Dan Beirne(ジョー・エスジポート/Joseph Carmine Esposito:エルヴィスのロードマネージャー、メンフィスマフィア)

Rodrigo Fernandez-Stoll(アラン・フォータス/Alan Fortas:エルヴィスの友人、メンフィスマフィア)

Dan Abramovici(ジェリー・シリング/Jerry Schilling:エルヴィスの友人、マネージャー、メンフィスマフィア)

Matthew Shaw(チャーリー・ホッジ/Charlie Hodge:エルヴィスの友人、ギタリスト、メンフィスマフィア)

Andrew Mackayトム・パーカー大佐/Colonel Tom Parker:エルヴィスのエージェント)

 

R Austin Ball(ラリー・ゲラー/Larry Geller:エルヴィスのヘアメイク担当)

Olivia Barrett(アルベルタ:邸宅の料理人)

 

Luke Humphrey(テリー・ウェスト:プリシラをエルヴィスに引き合わせる軍人、エルヴィスの友人)

Deanna Jarvis(キャロル・ウェスト:テリーの妻)

 

Evan Annisette(マイク・ストーン/Mike Stone:プリシラに空手を教える先生)

 

■映画の舞台

 

1960年代、

西ドイツ:バート・ナウハイム

https://maps.app.goo.gl/Y1voeXGR9VwY3BqH7?g_st=ic

 

アメリカ:ロサンゼルス州

ラスベガス

 

アメリカ:テネシー州

メンフィス

https://maps.app.goo.gl/VzQZQoZyNGHsjXw4A?g_st=ic

 

ロケ地:

カナダ:オンタリオ州

トロント

 

Scooters Roller Palace(ローラースケート場)

https://maps.app.goo.gl/bTJMUHMceUdcQSTg7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

9年生の少女プリシラは、父の仕事の関係で西ドイツにやってきていた

イーグルクラブというカフェで勉強をする毎日だったが、ある日、彼女に声をかける軍人がいた

彼はテリー・ウェストと言い、友人にエルヴィス・プレスリーがいるという

 

両親は反対するものの、テリーが責任を持って送り迎えをするとのことでOKが出て、プリシラはエルヴィスに会うことになった

エルヴィスは故郷が恋しいと言い、アメリカの女性との会話に飢えていた

二人は程なく惹かれあうものの、エルヴィスはプリシラが14歳だったこともあり、「その時」を保留し続けることになった

 

エルヴィスは任務を終え、アメリカに帰ることになり、そこでの芸能活動が再スタートする

多忙の中、約束の電話はなかなか来ず、プリシラは彼に会いたくてメンフィスへと行こうと考える

両親はもちろん反対するものの、メンフィスにいるエルヴィスの家族が守ること、転校して高校を卒業させることを約束し、プリシラは彼の元に来ることができた

 

だが、多忙で、女優との噂の絶えないエルヴィスは、いまだに「その時」を与えず、プリシラは寂しさを募らせ続けることになるのであった

 

テーマ:自分の人生

裏テーマ:募り続けて崩壊するもの

 

■ひとこと感想

 

タイトルだけの情報で鑑賞を決めていたので、初めは何の映画か知りませんでした

若い女の子がバカをやる映画かと思っていましたが、あながち間違っていなかったのは、どう考えたら良いのか悩みます

 

映画はエルヴィス・プレスリーの恋人プリシラの物語で、彼女がエルヴィスと恋仲になってから自立するまでを描いています

あまりにも有名な話なのでネタバレも何もありませんが、この映画をエルヴィスファンはどう見るのかは気になってしまいます

 

物語は、14歳で運命の出会いを果たした二人の恋路を描きますが、ほぼ「おあずけ状態のプリシラを眺める」という癖のある内容になっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】プリシラ(2023年の映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99907/review/03723486/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/priscilla/


■No.10

 

■オススメ度

 

前後半でジャンルが変わる映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.20(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Nr.10、英題:No.1

情報:2021年、オランダ&ベルギー、101分、G

ジャンル:幼少期に母と別れた男がある人物の囁きによって自分の出自に興味を持つ物語

 

監督&脚本:アレックス・ファン・バーメンダルム

 

キャスト:

トム・デュイスペレール/Tom Dewispelaere(ギュンター・ヴィーラント:ドイツの森で発見された男、舞台俳優、主人公オラフ役)

フリーダ・バーンハード/Frieda Barnhard(リジー:ギュンターの娘)

 

ハンス・ケスティング/Hans Kesting(カール:舞台の演出家)

アニエック・フェイファー/Anniek Pheifer(イサベル:カールの妻、舞台女優、カテリーナ役)

ピエール・ボクマ/Pierre Bokma(マリウス・ヴィーラント:舞台俳優、オラフの父役)

 

ダーク・ベーリング/Dirk Böhling(ヴァシンスキー:ギュンターの行方を追う司祭)

マンデラ・ウィーウィー/Mandela Wee Wee(イノセンス:ヴァシンスキーの司祭総代理)

ジーン・ベルボーツ/Gene Bervoets(ライヒュンバッハ:ギュンターを監視する男)

Stijn Van Opstal(ブレスラウアー:ギュンターに不思議な言葉をかける男)

リチャード・ゴンラーグ/Richard Gonlag(ペルツィヒ:船長)

 

Tobias Nierop(ジョン:リジーの恋人)

Harriet Stroet(レナーテ・ヴィーラント:マリウスの病弱な妻)

 

■映画の舞台

 

ドイツ&オランダのどこか

 

ロケ地:

不明

 

■簡単なあらすじ

 

舞台俳優のギュンターは、演出家カールの劇の主役を任されているが、彼の妻イサベルと不倫関係にあった

舞台には、妻の看病でセリフを覚える時間がないマリウスたちも参加していたが、一向に練習は進まなかった

 

ある日、マリウスはギュンターの挙動を不審に思って、彼の視線を辿ると、そこにはイサベルの姿があった

マリウスは二人が恋人関係であることを感じ取り、それをカールに告げた

カールはその日から、ギュンターとマリウスの役柄を入れ替えるなどの嫌がらせを行い、告げ口されたことを恨んだギュンターはマリウスに反撃してしまった

 

一方その頃、教会の司祭ヴァシンスキーは仲介者を通じてギュンターの監視を行なっていた

彼は時を待ち、ギュンターがマリウスに反撃したのを機に「ある計画」のGOサインを出すことになったのである

 

テーマ:ルーツと幻想

裏テーマ:人類に必要なもの

 

■ひとこと感想

 

ネタバレすると面白さ半減という映画ですが、この映画を面白いと評する人はなかなかの変わり者のように思います

映画は、劇中劇の稽古シーンを延々と写し、ギュンターがどんな人物かを描いていきます

彼には娘がいますが、妻はおらず、その経緯に関してはまったくふれられませ

 

ギュンターは橋の上で謎の男から謎の言葉を聞かされるのですが、それは聞き覚えのある言葉で「母国の言葉だ」と言われてしまいます

そして、彼は4歳の時にドイツの森で見つかり、その後、養父母に育てられたという過去が明示されていきます

 

感想をネタバレなしで書くのは結構難しいタイプの作品で、ジャンル指定でネタバレしてしまう要因があります

それでもあえて確信的なところを隠しつつ感想を言うとなれば「純粋な人間には不要なものが世界にはたくさんある」と言うことになるのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】No.10【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101126/review/03726278/

 

公式HP:

https://no10movie.com/


■貴公子

 

■オススメ度

 

韓国ノワールが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.18(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:귀공자、英題:The Childe(裕福な出身の若者)

情報:2023年、韓国、118分、PG12

ジャンル:見知らぬ謎の男たちに追われるボクサーを描いたバイオレンス&スリラー映画

 

監督&脚本:パク・フンジュン

 

キャスト:

キム・ソンホ/김선호(マルコを追う謎の男)

 

カン・テジュ/강태주(マルコ・ハン:追われるボクサー、フィリピン人と韓国人のハーフ)

キャロライン・マクホボス/Caroline Magbojos(マルコの母)

 

イ・ギヨン/이기영(キム先生:コリアン・フィリピノ児童擁護施設の院長)

 

キム・カンウ/김강우(ハン・イサ:マルコを追う理事、財閥の二代目)

チェ・ジョンウ/최정우(ハン会長:ホギョン財団の創業者、ハン・イサの父)

 

ゴ・アラ/고아라(ユンジュ:マルコを追う謎の女)

ホ・ジュンソク/허준석(カン・ウォンソク:マルコを韓国に連れてくるハン・イサの弁護士)

 

ジョン・ラエル/정라엘(ハン・ガヨン:ハン・イサの義理の妹)

ハン・ジウン/한지은(チャン女史:ガヨンの母、ハン会長の後妻)

 

キム・ドンヒョン/김동현(フィリピンのブローカー、ボクシング賭博)

Ot(ブローカー)

 

Javez Sky Almodier(フィリピンのバーテンダー)

Justin John Harvey(マルコを宝石強盗に巻き込む西洋人の男)

 

■映画の舞台

 

韓国&フィリピン

 

ロケ地:

韓国&フィリピン

 

■簡単なあらすじ

 

フィリピンの地下ボクシングで金を稼いでいるボクサーのマルコは、母の手術のために危ない仕事を請け負うハメになった

ある日、バーで知り合った謎の男から「宝石強盗」の話を持ちかけられたマルコは、待ち構えていたギャングに取り囲まれてしまった

何とか逃げようとするものの、道路に出た際に車に轢かれてしまい、病院で検査をすることになった

 

一命を取り留め、検査でも問題のなかったマルコは、事故相手から示談金を受け取り帰途に着いた

その矢先、自分の父が見つかり、それは韓国の財閥だと知らされる

父の代理人であるカン弁護士と共に韓国に来たマルコだったが、そこに「友達」を名乗る謎の男が現れた

 

彼はマルコの護衛を躊躇なく殺す殺人鬼で、マルコは命からがら逃げ出すことに成功する

そして、近くの村に来たマルコは、弁護士事務所に電話を掛けて助けを求める

すると、見覚えのある女がマルコを出迎え、再び謎の男に追いかけられることになった

選択肢のないマルコは女の車に乗り、そして父の元へと連れて行ってもらうことになった

 

女は父が心臓を患っていて、その治療のためにマルコを探していると言う

そして、それが叶わなければ、財団は後妻の娘に乗っ取られてしまうと言うのである

 

テーマ:人生の最後に会う友達

裏テーマ:命の代償

 

■ひとこと感想

 

サイコパスな貴公子が訳ありボクサーを追いかけると言う作品ですが、劇中内では一度も「貴公子」とは呼ばれないし、名乗りもしないのは驚きました

役柄としては「謎の男」と言うもので、原題の『The Childe』を日本語訳にしたものになります

「貴公子」の他には「上流階級の若者」と言う意味もあったりします

 

物語は、意味もわからずに追い回される貧乏ボクサーがいて、その前に何度も「謎の男」が立ち塞がります

財団の御曹司も絡んできて、その思惑は早い段階でわかりますが、そこからさらに一捻りあると言う内容になっています

 

映画は、バイオレンスアクションとして激しく、ガンアクションもたくさん登場してド派手な撃ち合いがありましたね

その道のプロとして謎の男が暗躍するのですが、彼に関するラストのオチも秀逸なものでしたね

ちなみにタイトルが誰のことを指すのかがミステリーのようになっているので

その真相がわかると「映画で描かれていない裏設定」と言うものがわかるように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】貴公子【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100950/review/03729658/

 

公式HP:

https://synca.jp/kikoushi/


■リンダはチキンがたべたい!

 

■オススメ度

 

フランスのアニメに興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.18(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Linda veut du poulet!(リンダはチキンが食べたい!)、英題:Chicken for Linda!(リンダのためのチキン!)

情報:2023年、フランス、76分、G

ジャンル:父の味を求める娘が巻き起こす騒動を描いたコメディ映画

 

監督&脚本:キアラ・マルタ&セバスチャン・ローテンバーク

 

キャスト:

メリネ・エクレール/Mélinée Leclerc(リンダ:チキンが食べたい8歳の少女)

クロチルド・エム/Clotilde Hesme(ポレット:リンダの母、未亡人)

ピエトロ・セルモンティ/Pietro Sermonti(ジュリオ:リンダの父)

 

レティシア・ドッシュ/Laetitia Dosch(アストリッド:ポレットの姉、ヨガの先生)

 

エステバン/Estéban(セルジュ:新人警察官)

ジャン=マリー・フォンボンヌ/Jean-Marie Fonbonne(巡査長)

 

パトリック・ピノー/Patrick Pineau(ジャン=ミシェル/ジャン=ミミ:トラックの運転手)

クロディーヌ・アクス/Claudine Acs(ジャン=ミミの母)

 

アントワーヌ・モメイ/Antoine Momey(ケヴィン:養鶏場の息子)

 

スカーレット・ショルトン/Scarlett Cholleton(アネット:リンダにベレー帽を貸す少女、管理人の娘)

アレンザ・ドゥス/Alenza Dus(カルメン:パプリカを任されるリンダの友人)

アナイス・ウェラー/Anaïs Weller(アフィア:大型犬を飼っているリンダの友人)

 

【日本語吹替】

落井実結子(リンダ)

安藤サクラ(ポレット)

リリー・フランキー(ジャン=ミシェル)

 

■映画の舞台

 

フランスのどこか

 

■簡単なあらすじ

 

幼い頃に父を亡くした8歳の少女リンダは、父の記憶として「パプリカ・チキン」のことしか覚えていなかった

 

ある日、母・ポレットの指輪を友達の帽子と交換したと思い込まれたリンダは、その罰として、母の姉・アストリッドのところに預けられることになった

だが、それは母の思い過ごしで、指輪は愛猫ガッツァが飲み込んでいたことがわかり、母は罪滅ぼしのためにリンダの願いを聞くことになった

 

リンダは、父の得意料理のパプリカ・チキンを食べたいと言い、そこで母と一緒に鶏肉を買いに出かけるものの、街はストライキが起こっていて、どの店も閉まっていた

 

失意の二人だったが、帰り道に養鶏場を見つけた母は、生きている鶏を捌こうと考え始める

だが、ストライキのために管理者はストライキに出ておらず、そこで母は何を思ったか、養鶏場から鶏を一羽盗んでしまうのである

 

テーマ:記憶にないものの存在証明

裏テーマ:状況の受容

 

■ひとこと感想

 

フランスの一風変わったアニメということで気軽に参戦

各キャラクターが単色で描かれているという、誰にでも識別可能な描かれ方は特徴的でしたね

個性的なキャラクターがたくさん登場しますが、そこまで混乱することはないと思います

 

物語は、わがままなリンダの願いを叶えるために母親が奮闘すると言えば聞こえが良いのですが、モラルの欠如が凄くて、行動に関しては同情の余地はありません

きちんと逮捕されて、娘の前で手錠を嵌められていたり、それを見た近所の人から「大変なことになってるねえ」で終わっているところも価値観の違いを感じます

 

おそらくは、貧困層が住むパリ郊外のマンション群が舞台になっていて、そこの治安は元々良くはないのでしょう

ひと騒動が起きたという感じですが、結構な出来事が起こっていましたね

母親も約束したからと言って養鶏場から盗むという短絡的な行動になっていて、母娘ともに日本だと「関わってはいけない人」みたいな感じになっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】リンダはチキンがたべたい!【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100269/review/03729659/

 

公式HP:

https://chicken-for-linda.asmik-ace.co.jp/


■陰陽師0

 

■オススメ度

 

山崎賢人のファンの人(★★★)

『陰陽師』シリーズのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.19(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、113分、G

ジャンル:陰陽寮で起きた不可解な殺人事件をめぐる安倍晴明の活躍を描いたファンタジーアクション映画

 

監督&脚本:佐藤嗣麻子

原案:夢枕獏『陰陽師』シリーズ

 

キャスト:

山﨑賢人(安倍晴明:陰陽寮の学生、忠行の弟子)

染谷将太(源博雅:醍醐天皇の孫、音楽好きの貴族、中務大輔)

 

奈緒(徽子女王:醍醐天皇の皇孫、元伊勢斎宮)

   (幼少期:木村日鞠

 

安藤政信(平郡貞文:農家生まれの陰陽寮の最年長の学生)

村上虹郎(橘泰家:上から目線で傲慢な陰陽寮の特業生)

 

板垣李光人(帝:醍醐天皇の第十四皇子)

 

國村隼(賀茂忠行:陰陽家、晴明の師匠)

北村一輝(惟宗是邦:天文博士、天文道の専門家)

小林薫(藤原義輔:陰陽頭、陰陽寮のトップ)

 

津田健次郎(ナレーション)

 

■映画の舞台

 

平安時代(948年)

日本:平城京

 

ロケ地:

岩手県:奥州市

えさし藤原の郷

https://maps.app.goo.gl/G2DCAp9sfNoSvRj36?g_st=ic

 

静岡県:裾野市

不二聖心女子学校

https://maps.app.goo.gl/t8hs8uL5nSUa36576?g_st=ic

 

京都市:右京区

大覚寺

https://maps.app.goo.gl/rHsy3KoeTMXA7Tv86?g_st=ic

 

仁和寺

https://maps.app.goo.gl/zgDiLAJGRKPBiwzB7?g_st=ic

 

奈良県:奈良市

平城京跡記念公園

https://maps.app.goo.gl/FYoatspqcrzaNybC8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

平安時代、平城京の中では、帝を中心とした権力行動が出来上がっていた

国を動かすのは陰陽師と呼ばれる能力を持った人々で、そこにある陰陽寮では学生(がくしょう)たちは、陰陽師になるための訓練を積んでいた

 

ある日、貴族の源博雅は徽子女王の悩みを解決するために晴明の元を訪れた

彼は見事に徽子女王の悩みを解決し、その噂は京内に響いた

 

それも束の間、陰陽寮にて、得業生(とくごうしょう)の橘泰家が殺される事件が勃発する

そして、その犯人を探したものが次の得業生になれると言う試験が行われることになった

時期の得業生に推薦されている陰陽博士の愛弟子・晴明に嫌疑がかかるものの、彼は独自の調査で犯人へと近づいていく

 

テーマ:呪の真理

裏テーマ:深層で結びつくもの

 

■ひとこと感想

 

陰陽師と言う存在自体は知っていますが、これまで小説も漫画も読んだことがありませんでした

古書店を経営していたので、よく売れる本だなあぐらいの感覚で、呪術を扱った特殊能力系の話だと言うことぐらいは知っていました

 

映画は、この手の特撮だと大体彼が主人公になると言う配役で、呪術のCGがすごいことになっていましたね

物語としては、「0」と言うことで、晴明と博雅のバディが誕生する過程を描いていました

 

パンフレットを購入しましたが、色んな説明があっても、字が細かすぎて読むのが辛いですね

エンドロールを載せているのですが、ほぼ字が潰れていて、これを読めと言うのは無理な話だと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】陰陽師 0【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100612/review/03739532/

 

公式HP:

https://wwws.warnerbros.co.jp/onmyoji0/


■あまろっく

 

■オススメ度

 

関西人情系映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.20(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、119分、G

ジャンル:65歳の父と20歳の新婦の結婚生活に巻き込まれる39歳の娘を描いたヒューマンドラマ

 

監督:中村和宏

脚本:西井史子

 

キャスト:

江口のりこ(近松優子:竜太郎の娘、39歳、元エリート会社員→無職)

   (幼少期:後野夏陽

 

中条あやみ(相澤早希/近松早希:竜太郎の再婚相手、20歳、元市役所職員)

 

笑福亭鶴瓶(近松竜太郎:20歳の女性と再婚する能天気な父、65歳、鉄工所の社長)

(若年期:松尾諭

中村ゆり(近松愛子:竜太郎の亡き妻)

 

中林大樹(南雲広樹:優子のお見合い相手、世界を股にかける商社マン)

紅壱子(南雲京子:広樹の母)

 

駿河太郎(鮎川太一:優子の同級生、おでんの屋台)

   (幼少期:宇治本竜ノ介

 

高畑淳子(優子の恩師、高校教師)

 

久保田磨希(昌子:竜太郎の工場の従業員、経理)

佐川満男(高橋鉄蔵:竜太郎の工場の従業員、鉄鋼加工)

朝田淳弥(大塚孝弘:工場の従業員、期待のホープ)

 

浜村淳(優子の東京時代の会社の社長)

 

■映画の舞台

 

兵庫県:尼崎市

 

ロケ地:

兵庫県:尼崎市

尼崎城

https://maps.app.goo.gl/M6zG6aJP5J6u4vFr6?g_st=ic

 

如来院

https://maps.app.goo.gl/PA7nMR4dvPBkZNLr6?g_st=ic

 

くすのきや食堂

https://maps.app.goo.gl/uBWU992zpb6CNN8r6?g_st=ic

 

ケーキハウス ショウタニ 武庫之荘本店

https://maps.app.goo.gl/gd4n6QoyZZ8JgXfm9?g_st=ic

 

第一敷島湯

https://maps.app.goo.gl/7kcaDJYHMjtFtpk17?g_st=ic

 

灘丸山公園

https://maps.app.goo.gl/EmCGUrqX7gUuNrtNA?g_st=ic

 

神戸セントモルガン教会

https://maps.app.goo.gl/QU941Ys7qhh71VkNA?g_st=ic

 

メリケンパーク

https://maps.app.goo.gl/wchhFDLKYzgwQPHU9?g_st=ic

 

北堀運河遊歩道

https://maps.app.goo.gl/yxWy9ditkJpBHspd9?g_st=ic

 

尼ロック(尼崎閘門)

https://maps.app.goo.gl/p7cK1gxkVjzczr1X9?g_st=ic

 

尼崎市立魚つり公園

https://maps.app.goo.gl/3drXkiz9VbiyaY1t6?g_st=ic

 

讃岐うどん はるしん

https://maps.app.goo.gl/3E8C5eDHUB31EM5P7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

兵庫県尼崎に住んでいる鉄工所の社長の娘・優子は、ぐうたらで働かない父を反面教師として、京都大学を卒業し、立派な社会人として東京の企業で働いていた

父・竜太郎は「ワシはこの家の尼ロックや」というのが口癖で、小学校の作文コンクールでは「尼ロックと父」について書かされていた

 

優子が20歳になった頃、母・愛子は病気で他界してしまい、大学を出てから離れて暮らしていた

社内でも成績優秀で表彰を受けるものの、ある日突然リストラ宣告を受けてクビになってしまう

やむを得ずに実家に帰った優子を、父は「祝・リストラ」と言って笑って出迎え、それから優子は数年もの間、仕事に就くこともなく、ダラダラと過ごしていた

 

ある日、父から「再婚する」と告げられた優子は、連れてきた女性・早希の若さに「連れ子か、隠し子か?」と迫る

だが、その早希こそが父の再婚相手で、65歳と20歳という組み合わせに驚愕してしまう

早希は「家庭を大事にしたい」と言い、朝食と夕食は一緒に食事をしたいと言い出す

だが、早希のテンションについていけない優子は、幼馴染の太一のおでん屋で酒を引っ掛け続ける日々を繰り返してしまうのである

 

テーマ:家族とは何か

裏テーマ:人生に起こることは楽しまなきゃいかん

 

■ひとこと感想

 

歳の差再婚に戸惑う行き遅れの娘が主人公で、自分よりも二回り近い年下が母親になって困惑する様子が描かれていました

予告編で大体ネタバレしていますが、肝心なところは見事に隠してあるので、結構なサプライズがあったと思います

なので、あまりネタバレなしで鑑賞した方が良い作品だと言えます

 

映画は、家族の団欒を大切にしたい20歳と、いい加減な父親にうんざりしている娘が衝突する内容ですが、親子喧嘩で修羅場になるという感じではありません

どちらかと言えば「赤の他人なので干渉しないでほしい」というのが本音で、そこにドカドカと踏み込んでくるという流れになっています

 

予告編でもあるように、父と早希が夫婦になったことで「邪魔者」になるのですが、家族に対する価値観の違いが如実に出ていて、そう言った概念がないのが早希という人物だったように思います

演者も関西人ばかりなので、関西弁の流暢さが凄かったですね

関東の人が聞いて意味が通じるのか分かりませんが、生粋の関西人として気になるようなところはなかったように思います(若干の地域差があって、言い回しが独特なところがありました)

 

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【映画感想】あまろっく【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100668/review/03735365/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/amalock/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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