RRR

 

■オススメ度

 

インド映画を体感したい人(★★★★)

「これぞ、映画」を感じたい人(★★★★)

カッコいいアクション映画を観たい人(★★★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2022.10.21(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:RRR(Rise=蜂起、Roar=咆哮、Revolt=反乱)

情報:2022年、インド、179分、G

ジャンル:実在の革命指導者の「邂逅IF」を描いたアクション映画

 

監督&脚本:S・S・ラージャマウリ

原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード

 

キャスト:

NTR Jr./N. T. Rama Rao Jr.(アクタル/コラマム・ビーム/Komaroam Bheem:ハイデラバート州の解放のために戦うゴーンド部族の指導者)

ラーム・チャタン/Ram Charan(ラーマ・ラジュ/Alluri Sitarama Raju:大英帝国の警察官、のちのアーンドラ・プラデーシュ州の革命指導者)

 (若年期:Varun Buddhadev

 

アーリヤー・バット/Alia Bhatt(シータ:ラーマの婚約者)

 (若年期:Spandan Chaturvedi

 

アジャイ・デーヴガン/Ajay Devgn(ヴァンカタ/アルリ・ヴェンカタラマ・ラジュ:ラマの父、伝説の闘士)

 

オリビア・モリス/Olivia Morris(ジェニファー/ジェニー:ビームが恋に落ちる優しい白人女性)

 

レイ・スティーヴンソン/Ray Stevenson(スコット・バクストン:冷酷な英国領インド帝国の総督)

アリソン・ドゥーディ/Alison Doody(キャサリン・バクストン:残虐非道な総督の妻)

Edward Sonnenblick(エドワード:スコットの部下)

 

Twinkle Sharma(マッリ:キャサリンに誘拐される少女)

 

■映画の舞台

 

1920年:イギリス植民地時代

英国領インド帝国:デリー

 

南インド:アディラバード

https://maps.app.goo.gl/skLvbGGMUgL6s5qi9?g_st=ic

 

ロケ地:

インド:ビシャーカパトナム

https://maps.app.goo.gl/iPEmfKKwYCk5yb9u6?g_st=ic

 

インド:ハイデラバード

https://maps.app.goo.gl/DGWFmLku3M2W8kNc8?g_st=ic

 

ウクライナ:キーウ

マリア宮殿

https://maps.app.goo.gl/uNJQtCrbeAMRJpSLA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1920年代の英国領インド帝国では、スコット総督とその妻キャサリンがインド人たちを奴隷以下に扱っていた

ヘナアートをキャサリンに描いたマッリは彼女に気に入られ、そのまま硬貨2枚で買われてしまう

 

マッリの部族ゴーンド族には「羊飼い」がいて、仲間を助けるための執念が神をも恐れぬとされていた

その「羊飼い」の一人であるビームは、総督に近づくためにアクタルという名前でデリーに忍び込み、塗装業者をアジトに暗躍していた

 

一方その頃、思想犯の収容に怒りをあらわにする民衆が留置所を取り囲む事態が発生する

インド警察のラーマは、そこで暴動たちと戦いながら、投石を行った男を逮捕する

昇進が叶うかと思ったものの、ラーマは選出されず、怒りだけを溜め込む

 

そんな折、ゴーンド族の「羊飼い」がデリーに潜伏しているとの情報が総督の元に届いた

そこでキャサリンは「死体なら報奨金、生捕りなら昇進」をちらつかせ、それにラーマが名乗りを上げることになったのである

 

テーマ:友情と大義

裏テーマ:血を避けずして勝利なし

 

■ひとこと感想

 

3時間超えのインド映画で評価が異様に高いこともあって、少し身構えていましたが、3時間があっという間に終わってしまいましたね

ダブル主演の立ち位置をきちんと説明して、そこから友情を育ませてからの絶望という、観客を揺さぶるのがうまい脚本だったと思います

 

一応は実在の人物が「もし出会っていたら」という史実系フィクションのカテゴリーですが、神話的な要素もかなり強かったと思います

エンドロールまで楽しい映画で、普段ならすぐに帰っちゃう人でも最後まで観ちゃいそうですね

でも、膀胱の圧迫に耐えられずに、そこそこの人が途中でレストされておられました

 

テーマは「友情」ですが、「大義」という視野の違いを突きつけて、最後は「神さま」みたいな扱いになっていましたね

章立てになっていましたが、本編に入ってからは「インターバル(あえて日本語表記)」を挟みますが、息を着く暇もないという感じで最後まで突っ走っていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】RRR【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/383964/review/79043ad0-4e3b-40cb-b2c1-af1c77a71fe5/

 

公式HP:

https://rrr-movie.jp/


夜を越える旅

 

■オススメ度

 

雰囲気のある映像体験を楽しみたい人(★★★)

ネタバレ厳禁系の映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.26(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2021年、日本、81分、G

ジャンル:売れない漫画家は大学時代のゼミ旅行で想い人と再会するスリラー映画

 

監督&脚本:萱野孝幸

 

キャスト:

高橋佳成(時河春利:漫画化志望のフリーター)

青山貴史(沢村賢都:春利の大学時代のゼミの同期、雑誌編集者)

中村祐美子(二ノ宮小夜:春利の大学時代のゼミ仲間、想い人)

 

AYAKA(中道百合:春利のゼミ仲間)

桜木洋平(桜木洋平:春利のゼミ仲間)

井﨑藍子(鉄中聡美:春利のゼミの先輩)

 

時松愛里(滝谷悦子:春利の現在の恋人、同棲相手)

 

■映画の舞台

 

日本のどこかの地方都市

 

ロケ地:

佐賀県:多久市

多久市役所B1「市民食堂」

https://maps.app.goo.gl/qtnHWamdtutVmQ5k9?g_st=ic

 

佐賀県:唐津市

観音大橋(このへん)

https://maps.app.goo.gl/HP6qMQQDP8vviJfG8?g_st=ic

 

ロフティ七山

https://maps.app.goo.gl/PafzqU8TptZYfXmB8?g_st=ic

 

七ツ釜

https://maps.app.goo.gl/71t7p1DzACM6zu1m6?g_st=com.microsoft.onenote.shareextension

 

佐賀県:嬉野市

あかつき食堂

https://maps.app.goo.gl/2DQ2f3odfaDZjYXt8?g_st=ic

 

佐賀県:松浦郡

有田ポーセリンパーク

https://maps.app.goo.gl/otVg3dgWQr1HB3Ks8?g_st=ic

 

佐賀県:武雄市

森とリスの遊園地 メルヘン村

https://maps.app.goo.gl/T564MYAw2AUKbroS8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

漫画家志望の春利は、恋人・悦子と同棲していたが、半ばヒモ状態で、漫画賞に応募しては落選という日々を繰り返していた

悦子は漫画家を諦めて定職に就くことを望んでいたが、春利は諦められないまま、目を閉じ「ある女性」を脳裏に浮かべている

 

ある日、悦子の小言から逃げるように大学のゼミ生たちとの一泊旅行に参加した春利

久しぶりの仲間たちと何気ない話をしながら、春利たちは山奥のロッジに向かう

 

それぞれの話で盛り上がる中、瞬間的に停電が起きてしまう

 

そして、電気がついた時にはもう1人の参加者が部屋の中に増えていた

それが、春利の頭から離れない女性・小夜だったのである

 

テーマ:創作への傾倒

裏テーマ:絶望が生み出した執着

 

■ひとこと感想

 

ほとんどネットで情報が拾えない作品で、ツイッターなどでは「ネタバレなしの方が良い」という声が多かったですね

なので、ほぼポスタービジュアルのみの情報で鑑賞することになりました

 

ブログ用の下調べもそこそこに済ませて突入しましたが、本当に何の情報もない方が楽しめる内容になっていましたね

 

映画はゼミ生のメンバーが社会人になって、3年くらいの空白の末に再会するというもの

そこで、過去の恋人?を思い出してしまい、実際に再会する、みたいな流れになっています

 

これ以上書くとネタバレになりそうなので控えますが、主人公がそこに足を踏み入れたのか、そこに呼ばれたのかは見解が分かれる感じでしょうか

おそらくは監督の等身大のようなキャラがそこにいる気がしたので、クリエイターとしての性なのかなと思ったりもしましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】夜を越える旅【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://klockworx-v.com/yorukoe/


アフター・ヤン

 

■オススメ度

 

哲学的な作品が好きな人(★★★★)

 

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.27(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:After Yang

情報:2021年、アメリカ、96分、G

ジャンル:動かなくなったシッターロボットに隠された秘密を知る家族の物語

 

監督&脚本:コゴナダ

原作:アレクサンダー・ワインスタイン『Saying Goodbyye toYang(2016年)』

 

キャスト:

コリン・ファレル/Colin Farrell(ジェイク:茶葉園を営む男性)

ジョディ・ターナー=スミス/Jodie Turner–Smith(カイラ:ジェイクの妻)

マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ/Malea Emma Tjandrawidjaja(ミカ:ジェイクの養女)

 

ジャスティン・H・ミン/Justin H.Min(ヤン:ベビーシッターのロボット、テクノ)

Heley Lu Richardson(エイダ:ヤンのメモリーにある謎の女性)

 

リッチー・コスター/Richie Coster(ラス:ジョージの友人、整備工)

サリタ・チョウドリー/Sarita Choudhury(クレオ:テクノ・サピエンス博物館のキュレーター)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク

 

ロケ地:

ニューヨーク

 

■簡単なあらすじ

 

ニューヨークで高級茶葉店を営むジェイクのは妻カイラ、養女ミカと慎ましく暮らし、ベビシッターロボットであるテクノのヤンとも家族のように接していた

ある日、ヤンが故障し、動かなくなってしまう

 

ジェイクは隣人のジョージからいくつかの修理店を紹介してもらったが、購買元の店主ですら治せないという

そこでジョージから紹介された修理工のところにヤンを運び込むと、ヤンの中に記録デバイスがあることがわかった

 

ジェイクはそれをテクノ・サピエンスの専門家のもとに持ち寄って分析を依頼する

その中には、これまでにヤンが見てきた断片的なものが記録されていて、その中には見知らぬ女性が多く映っていたことを知るのである

 

テーマ:人間とロボットの境界線

裏テーマ:ロボットは人間になりたがるか?

 

■ひとこと感想

 

哲学的な雰囲気が凄く、坂本龍一さんの音楽も相まって、寝不足で行ったら確実に寝るタイプの映画でしたね

緩やかな音楽と、光彩の激しい映像、暗いシーンも多く、セリフは観念的で難しいものが多い

そんな中、眠気覚ましのノーズミントを鼻に挿しながら鑑賞してきました

 

映画はロボットが停止して、その記憶を辿る中で、人間とロボットの違いについて考えていくという流れになっていました

謎の女性の存在理由とか、ヤンがなぜ彼女と関わってきたのかがミステリーになっていて、それが後半になって明かされていきます

 

とにかく時間の流れがゆっくりとしているので、体感時間が長く、無言のシーンも多かったですね

哲学的というよりは観念的で、集中して観ていても「意味がわからん」となってもおかしくないと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】アフター・ヤン【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.after-yang.jp/


グッドナース

 

■オススメ度

 

実話系犯罪を扱った作品に興味がある人(★★★)

エディ・レッドメインさんのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.27(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:The Good Nurse

情報:2022年、アメリカ、121分、G

ジャンル:アメリカで実際に起きた看護師による殺人事件を扱ったクライム・スリラー映画

 

監督:トビアス・リンホルム

脚本:クリスティ・ウィルソン=ケアンズ

原作:チャールズ・クレバー『The Good Nurse:A True Story of Medicine, Madness, and Murder』

 

キャスト:

ジェシカ・チャスティン/Jessica Chastain(エイミー・ロークレン/Amy Loughren:2児の母のシングルマザーのICU看護師)

エディ・レッドメイン/Eddie Redmayne(チャーリー/チャールズ・カレン/Charles Cullen:エイミーの病院に新しく赴任する看護師)

 

Nnamdi Asomugha(ダニー・ボールドウィン:事件を捜査する刑事)

ノア・エメリッヒ/Noah Emmerich(ティム・ブラウン:事件を捜査する刑事)

 

キム・ディケンズ/Kim Dickens(リンダ・ガレン:パークフィールド病院の危機管理局の局長)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニュージャージー州

パーク・フィールド

https://maps.app.goo.gl/cA6QsqebQiZ4aZxG9?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:コネチカット州

スタンダード

https://maps.app.goo.gl/gLjFgrNMMx7HnGLq7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1996年、ペンシルベニアの病院にて、ある患者の急変事例が起こる

懸命な蘇生処置を施すものの、患者は息を引き取り、そうした事件が何度か続いていく

 

それから7年後の2003年のニュージャージー州のパークフィールド病院に、ペンシルベニアで働いていた男性看護師・チャーリーが赴任する

彼の所属はICUで、そこにはシングルマザーとして2人の女児を育てながら激務をこなすエイミーがいた

 

エイミーはチャーリーの優しさに惹かれながら、一緒に激務をこなしていく

そんな折、エイミーが担当していた老女アナが急死してしまう

その事件は7週間の内部調査を経て警察に通報され、事件担当にダニーとティムがつくことになる

 

病院の危機管理局のリンダは警察に非協力的だが、彼女らの調査ではわからないことを警察の力を借りようと考えていた

そんな中、チャーリーの過去が次第に暴かれていくのである

 

テーマ:献身

裏テーマ:隠蔽体質

 

■ひとこと感想

 

実際の事件がベースになっている本作は、事実の通りに犯人の動機については語られていません

ミステリー映画のような構成になっていて、心優しき同僚の裏の顔を暴いていくという展開になっていました

 

冒頭で犯人であることを示唆しつつも、被害者にも見えるように描かれていて、事実を知らなければ、彼は実は冤罪なのでは?と「途中までは」思わせていきます

 

それでも、重なっていく状況証拠によって、チャーリーを疑わざるを得なくなっていて、エイミー目線では「家族に取り入ってくる」ホラーのようにも思えます

この重厚かつサイコパスにも見えるチャーリーが恐ろしく、またいつもなら「強そうなキャラ」を演じるジェシカ・チャスティンがギリギリのところで勇気を振り絞る正義として描かれていました

 

この2人の演技を堪能する内容になっていて、実話ベースのスリラーとしてはエンタメ要素がふんだんに入っている感じに仕上がっています

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】グッドナース【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.netflix.com/jp/title/81260083#:~:text=%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%82%8B%E5%A4%9A%E5%BF%99%E3%81%AA,%E7%96%91%E3%81%84%E3%82%92%E6%8A%B1%E3%81%8D…%E3%80%82&text=%E5%AE%8C%EF%BB%BF%E5%85%A8%E8%A6%8B%EF%BB%BF%E6%94%BE%EF%BB%BF%E9%A1%8C%EF%BB%BF%E3%80%82


天間荘の三姉妹

 

■オススメ度

 

感動系ヒューマンドラマが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.28(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、150分、G

ジャンル:生死を彷徨う魂が留まる旅館を舞台に、そこに集う人々の決断を描いたヒューマンドラマ

 

監督:北村龍平

脚本:嶋田うれ葉

原作:高橋ツトム(『天間荘の三姉妹 スカイハイ(2013年、集英社)』

 

キャスト:

のん(小川たまえ:魂となって温泉旅館を訪れるかなえとのぞみの腹違いの妹)

門脇麦(天間かなえ:イルカのトレーナー、次女)

大島優子(天間のぞみ:「天間荘」の若女将、長女)

寺島しのぶ(天間恵子:かなえとのぞみの母、大女将)

 

永瀬正敏(小川清志:三姉妹の父、恵子の元夫、写真家)

中村雅俊(宝来武:旅館の料理長)

 

柴咲コウ(イズコ:かなえを連れてくる謎の女性)

 

高良健吾(魚堂一馬:かなえの恋人)

柳葉敏郎(魚堂源一:一馬の父、魚の卸問屋)

 

萩原利久(早乙女海斗:勝造の息子)

 (幼少期:戸井田竜空

平山浩行(早乙女勝造:三ケ瀬水族館の館長)

 

三田佳子(財前玲子:旅館に留まっている気難しい老女)

山谷花純(芦沢優那:旅館を訪れる自殺未遂で昏睡状態の女性)

 (幼少期:吉田帆乃華

 

■映画の舞台

 

天界と地上界のはざまの町:三ツ瀬

老舗温泉旅館「天間荘」

 

ロケ地:

北海道:小樽市

料亭湯宿 銀鱗荘(天間荘)

https://maps.app.goo.gl/rnvovtXakSMgvGuP9?g_st=ic

 

宮城県:仙台市

仙台東照宮

https://maps.app.goo.gl/fnkZ2jm5VYpok4vR6?g_st=ic

 

宮城県:女川町

女川駅前広場

https://maps.app.goo.gl/KcFhjP3ZhsjV24Dz7?g_st=ic

 

宮城県:大郷町

大郷町民体育館

https://maps.app.goo.gl/4MU9HxVpu8umFosv9?g_st=ic

 

宮城県:仙台市

仙台うみの杜水族館

https://maps.app.goo.gl/KGh1Lzq3ZHMmNPT97?g_st=ic

 

静岡県;下田市

下田海中水族館(三ツ瀬水族館)

https://maps.app.goo.gl/NTcr3dZTa4pEEa2H9?g_st=ic

 

静岡県:下田市

龍宮窟

https://maps.app.goo.gl/VFM1B93VzfPtdD3W6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

天界と地上界の間にある町、三ケ瀬には老舗旅館の「天間荘」があった

そこでは女将たちが訪れた客をもてなし、町には水族館などもある

そんな町に小川たまえという若い女性が、イズコと名乗る謎の女性に連れられて訪れる

たまえは旅館の女将であるのぞみとその妹・かなえの腹違いの妹で、大女将の恵子の実の娘だった

 

恵子はたまえを客としては扱わず、たまえも旅館で働きたいという

そこで、のぞみは彼女に旅館の仕事を教え、宿泊客の給仕をさせることになったのである

 

たまえの初めての接客相手は気難しいくてのぞみも手を焼いている玲子という客で、たまえは生前の人生が記されている帳面を読み込んでいく

玲子は緑内障で視力を失っていて、この場所できれいな場所を見たいと願っていた

そこでたまえは玲子を外に連れ出して、三ケ瀬を一緒に散策することになったのである

 

テーマ:死の受容

裏テーマ:受け継がれる人生

 

■ひとこと感想

 

予告編の映像だけでどんな内容かはあまり詮索せずに鑑賞

ようやく震災を真正面から描く作品が出てきたのだなと思いました

 

ただし、映画というよりは連続ドラマの方が合っている内容で、たまえが次々に来る難客を相手にするという一話完結系のような内容になっていました

 

映画では主に3つのエピソードが描かれていて、「玲子編」「優那編」「三姉妹編」という感じになっていましたね

震災の津波のシーンなどはありますが、CG感が凄くて、リアリティには寄せていません

 

このあたりが配慮なのか日和なのかはわかりませんが、震災で生き残った人々がどう感じるのかは想像し得ないと感じました

同じ日本に住みながらも、共感できないものはあって、この震災を普遍と捉えるのか特別と捉えるのかは人生観によるのかなと思います

 

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【映画感想】天間荘の三姉妹【後半:ネタバレあり】

 

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Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://tenmasou.com/#:~:text=%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E6%B5%B7%E3%82%92%E8%A6%8B%E4%B8%8B%E3%82%8D%E3%81%99%E5%B1%B1%E3%81%AE%E4%B8%8A,%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%A0%E3%81%AB%E6%81%A8%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82


貞子DX

 

■オススメ度

 

「貞子」シリーズを観てきてしまった人(★★★)

コメディ映画が好きな人(★★★)

小芝風花さんのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.28(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、100分、G

ジャンル:呪いのビデオを見た妹を助けるためにIQ200の女子大生が奮闘するコメディ&ミステリー映画

 

監督:木村ひさし

脚本:高橋悠也

原作:鈴木光司(世界観監修)

 

キャスト:

小芝風花(一条文華:IQ200の大学院生)

西田尚美(一条智恵子:文華の母)

八木優希(一条双葉:呪いのビデオを見てしまった文華の妹)

 

川村壱馬(前田王司/王子様:自称占い師)

黒羽麻璃央(感電ロイド:文華に協力する謎の男、ハッカー)

 

池内博之(Kenshin:人気の霊媒師)

渡辺裕之(天道琉真:Kenshinの父)

 

■映画の舞台

 

東京:新宿区

 

ロケ地:

二岡神社

https://maps.app.goo.gl/jXRvBrT2fqbKaDQr6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

IQ200が売りでクイズ番組で活躍している文華は、ある日霊感を扱うテレビショーのゲストに呼ばれる

そこで霊能力者Kenshinとともに「噂になっている呪いのビデオ」に関する討論が行われ、文華は「科学で解明できるはず」と断言した

 

収録が終わった文華はKenshinから呪いのビデオのコピーを渡され、「IQ200の頭脳で解明して見せろ」と凄んだ

 

自宅に帰った文華は妹の双葉や母・智恵子とテレビの話題で盛り上がる

だが、持ち帰ったビデオに興味津々の双葉は、深夜にこっそりと1人でそのビデオを見てしまうのである

 

井戸の中から何かが這い上がって来る映像で、外にでた何かは彼女らの家の前に現れていた

気になって外を伺う双葉だったが、そこにいたのは白い服を来た入院しているはずの静岡のおじさんだったのである

 

テーマ:呪いの拡散

裏テーマ:霊感ビジネス

 

■ひとこと感想

 

「貞子」シリーズはたぶん観ていない層ですが、IQ200で呪いを解明するというネタが面白そうだったので鑑賞

貞子に関しては「呪いのビデオ」と「井戸から出てくる女幽霊」ぐらいしか知りませんでしたが、それを知っているだけでOKなほどにキャラが立っていましたね

 

映画は一応ホラー映画のようですが、ぶっちゃけ一番怖いのがテレビ局ですれ違う謎のゆるキャラでしたね

それ以外は全く怖くなくて、むしろミステリーっぽさの方が強調されていました

 

基本的に「痛いキャラ」ばかり出てくるのでお腹いっぱいという感じで、王子の名言も去ることながら、耳のツボぐりぐりの文華も大概おかしな人間だと思います

まあ、何でしょうか、小芝風花さんのファンなら満足なのでしょうか

ツンデレっぽいキャラですが、デレの部分がほとんどなかったので、最後くらいは満面のスマイルで観客を魅了して欲しかったなあと思いました

 

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【映画感想】貞子DX【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://movies.kadokawa.co.jp/sadako-movie/


アムステルダム

 

■オススメ度

 

実話ベースのクライム・ミステリーが好きな人(★★★)

マーゴット・ロビーさんのファンの人(★★★)

テイラー・スウィフトさんのファンの人(★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.10.28(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Amsterdam

情報:2022年、アメリカ、134分、G

ジャンル:世話になった将軍の死を巡り、事件の容疑者として追われる医師、看護師、弁護士の三人を描くクライム・ミステリー

 

監督&脚本:デヴィッド・O・ラッセル

 

キャスト:

クリスチャン・ベール/Christian Bale(バート・ベレンセン:第一次世界大戦に参加した医師)

マーゴット・ロビー/Margot Robbie(ヴァレリー・ヴォーズ:第一次世界大戦に従軍した看護師)

ジョン・デビッド・ワシントン/John David Washington(ハロルド・ウッズマン:第一次世界大戦に従軍した弁護士)

 

クリス・ロック/Chris Rock(ミルトン・キング:バートとハロルドの相棒)

 

アーニャ・テイラー=ジョイ/Anya Taylor-Joy(リビー・ヴォーズ:ヴァレリーの義理の妹)

ラミ・マレク/Rami Malek(トム・ヴァーズ:ヴァレリーの兄、リビーの夫)

 

ゾーイ・サルダナ/Zoe Saldaña(Irma St. Clair, a medical examiner、解剖を行う看護師)

 

マイク・マイヤーズ/Mike Myers(ポール・カンタベリー: MI6のスパイ、バートに義眼を提供する眼鏡屋、ヴァレリーの友人)

マイケル・シャノン/Michael Shannon(ヘンリー・ノークロス:米国海軍情報員、ポールの相棒

 

ティモシー・オリファント/Timothy Olyphant(タリム・ミルファックス:殺し屋)

 

アンドレア・ライズボロー/Andrea Riseborough(ベアトリス・ヴァンデンヒューヴェル:バートの妻)

 

テイラー・スウィフト/Taylor Swift(エリザベス・ミーキンス:バートたちに父の司法解剖を依頼する女性)

 

ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro(ギル・ディレンベック:陸軍の退役軍人、モデルはスメドレー・バトラー/Smedley Butler

 

■映画の舞台

 

1918年:アメリカ&フランス

1933年:アメリカ、ニューヨーク

 

ロケ地:

アメリカ:ロサンゼルス

Kellam Ave

https://maps.app.goo.gl/HW8tJJFpNBezF17H9?g_st=ic

 

Douglas St

https://maps.app.goo.gl/UeH9grWXQvApRFJW8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

第一次世界大戦に従軍した医師のバートは、現地で黒人兵士のハロルドと絆を結び、看護師のヴァレリーの献身的な看護を受けて帰国した

バートには医師会の有力者オーガスタスの娘ベアトリスを妻に持っていたが、彼女と関係を持つことは許されなかった

 

1933年のある日、ニューヨークで医院を開業していたバートの元にハロルドから急な呼び出しが舞い込む

それは大戦時に世話になったビル・ミーキンス将軍が不審死を遂げていて、その娘エリザベスから解剖をしてほしいという依頼だった

 

そこでバートは解剖専門の看護師イルマと共にビルを解剖すると、胃の中から水銀が見つかり、何かしらの毒物が検出される

死の真相に近づいていた彼らだったが、いきなりエリザベスが不慮の死を遂げてしまう

彼女を殺した容疑がバートとハロルドにかかり、逃亡しながら真犯人を探すことになったのである

 

テーマ:恩義

裏テーマ:大義

 

■ひとこと感想

 

ポスタービジュアルだけで鑑賞を決めたので、どんな話かほとんど知らずに観戦

ともかく有名な俳優が豪華に登場していて、マーゴット・ロビーさんの美しさが際立つ内容になっていました

 

第一次世界大戦でマブダチになったバートとハロルドがそのままニューヨークでバディを組んでいて、その時に仲を深めたヴァレリーとは疎遠になっている

そんな三人が意外なところで再会することになり、濡れ衣を晴らそうとしていきます

 

そして、事件の裏側に不穏な影がちらつき、それは世界を揺るがすかもしれないというものだったとなっています

 

映画は思った以上に長く、後半はほぼ会話劇で、事の真相が徐々に判明する流れになりますが、物語としては退屈に感じます

「ほぼ実話」という事ですが、ラストの演説が本物以外はどこまでが実話なのかわからない感じになっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】アムステルダム(2022年)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/384573/review/7abf5225-9440-4af5-ab10-d74a26686092/

 

公式HP:

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amsterdam

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投稿者 Hiroshi_Takata

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