まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

2月、第4週(2024.2.19〜2024.2.25

 


■瞳をとじて

 

■オススメ度

 

監督のファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.2.21(京都シネマ)

 

■映画情報

 

原題Cerrar los ojos、英題:Close Your Eyes

情報:2023年、スペイン、169分、G

ジャンル:失踪した俳優を探す映画監督を描いたヒューマンドラマ

 

監督:ビクトル・エリセ

脚本:ビクトル・エリセ&ミシェル・ガスタンビデ

 

キャスト:

マノロ・ソロ/Manolo Solo(ミゲル・ガライ:お蔵入りになった映画を撮った映画監督)

 

ホセ・コロナド/Jose Coronado(ガルデル/フリオ・アレナス:失踪した俳優)

アナ・トレント/Ana Torrent(アナ・アレナス:フリオの娘、美術館のキュレーター)

 

ペトラ・マルティネス/Petra Martínez(シスター・コンスエロ:フリオと思われる男のいる介護施設の施設長)

マリア・レオン/María León(ベレン・グラナドス:フリオを担当する介護士)

ファン・マルガージョ/Juan Margallo(ドクター・ベナビデス:フリオの主治医)

 

マリオ・パルド/Mario Pardo(マックス・ロカ:映画の編集者、ミゲルの親友)

ソレダ・ビジャミル/Soledad Villamil(ロラ・サン・ロマン:ミゲルの元恋人)

 

エレナ・ミケル/Helena Miquel(マルタ・ソリアーノ:「未解決事件」の番組のプロデューサー)

アントニオ・デチェント/Antonio Dechent(ティコ・ソレル:「未解決事件」に出演する記者)

 

ホセ・マリア・ポウ/Josep Maria Pou(フェラン・ソレル/ミスター・レヴィ:「別れのまなざし」の役者)

Kao Chenmin(リン・ユー:「別れのまなざし」の役者、レヴィの付き人)

Venecia Franco(チャオ・シュー/ジュディス:「別れのまなざし」の役者、レヴィが探す少女)

ホセ・コロナド/Jose Coronado(フランク:「別れのまなざし」の役者、レヴィの少女探しを依頼される男)

 

■映画の舞台

 

2012年&1990年代

スペイン:

 

ロケ地:

スペイン:アンダルシア

カステル・デ・フェロ/Castell de Ferro

https://maps.app.goo.gl/KvKKRz96tcxdh5UN8?g_st=ic

 

アルメリア/Almería

https://maps.app.goo.gl/X3wMqDfpQD66u7MP9?g_st=ic

 

アグアドリュセ/Aquadulce

https://maps.app.goo.gl/ti1jrjiEwNwq17EfA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1990年代に映画「別れのまなざし」を撮っていた映画監督のミゲルは、俳優フリオの失踪によってお蔵入りになっていた

時を経た2012年、フリオはテレビ番組「未解決事件」からオファーを受け、失踪した俳優フリオを探す企画に関わる事になった

ミゲルはお蔵入りになったフィルムを管理している友人マックスを訪ね、若かりし日の自分とフリオを目の当たりにする

 

ある日、街角にて自分のサインが入った本を見つけたミゲルは、その本を贈った元恋人ロサのことを思い出す

ロサは売った覚えはないというものの、彼女はフリオの元恋人でも遭った

 

やがて、テレビ局はフリオに娘がいることも見つけ出し、出演のオファーをするも断られたと言ってきた

そこでミゲルはフリオの娘アナと会い、今何が起きているかを話していく

番組はアナ抜きで行われて完成するものの、ミゲルは数十秒観ただけで番組を観るのをやめてしまった

 

だが、その放送は思わぬ情報を呼び寄せる事になったのである

 

テーマ:捜され人の人生

裏テーマ:真実は暗闇の中に

 

■ひとこと感想

 

監督の熱烈なファン向けの映画だったようで、かなりの高齢の方々に囲まれて鑑賞することになりました

ほぼ満席に近い状態になっていて、どんな話題作なんだろうと思ってしまいました

 

映画は、失踪した俳優を見つける中で、自分の人生と向き合うという感じになっていますが、監督自身が今何をしているのかはよくわからない感じになっていました

おそらくは地方で自給自足のような生活をしていて、隠居していたのだと思われます

犬を飼っているようで、追跡番組の中に監督が出た時にキョロキョロしていたのは可愛かったですね

 

物語はとてもシンプルですが、やはり長いなあと感じてしまいますね

ゆったりと映画館でくつろぐというのなら良いのですが、ミニシアターでほぼ満席で、隣の人に気を使いながらという環境は思った以上に疲労感がありましたね

隣の人、早々に爆睡していたけど、意味わかって劇場を去ったのかは何とも言えない感じでしたねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】瞳をとじて【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100617/review/03513478/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/close-your-eyes/


その鼓動に耳をあてよ

 

■オススメ度

 

救急医療に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.2.22(京都シネマ)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、95分、G

ジャンル:名古屋掖済会病院のERを描いたドキュメンタリー映画

 

監督:足立拓朗

編集:高見順

 

出演:

名古屋掖済会病院の皆様

蜂矢康二(救急医)

北川喜己(センター長)

櫻木佑(研修医)

 

■映画の舞台

 

愛知県:名古屋市

名古屋掖済会病院

https://maps.app.goo.gl/RkP6fJviYzmqTmpc9?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

名古屋にある掖済会病院は「救急を断らない」をモットーにして、日々の救急業務にあたっていた

その中で働く救急医・蜂矢康二医師は、ギリギリの中で診療にあたり、常に笑顔で患者さんと接している

 

診療所時代から「断らない救急」を掲げてきて、それは150人のスタッフで支えられていた

コロナ禍の直撃を受けても最後の最後まで救急を取るという姿勢は崩さず、時には別の地区からの搬送も受け入れる

それでも逼迫する病床に「先に他をあたってくれないか」と言わざるを得ない状況が生まれていた

 

映画は、ERの実情をそのまま映し出し、そこで働くスタッフたちの一部始終を切り取っていく

主に救急医・蜂矢Dr、ERセンター長・北川Dr、研修医・櫻木Drが撮影スタッフとの対話を通じ、働いている理由、やりがい、志望動機などを紡いでいく

 

テーマ:救急とは何か

裏テーマ:救急医の環境

 

■ひとこと感想

 

普段、あまりドキュメンタリーは観ないのですが、働いている環境に近いところを切り取っているので迷わずに鑑賞

ERほどではありませんが、「ほぼ断らない病院」に勤務しているので、激務の程はよくわかります

 

私のポジションは救急受付事務員なので、実際の医療現場に入ることは少ないのですが、人の少ない時間帯だと、事務員でもできることを手伝うということは多々あります

ここまでERとして確立していると越境することはありませんが、基本的に普通の「二次救急」は医師一人、看護師一人の当直体制なので、救急が重なると、医療行為ではないところの手助けをすることがあります

 

その病院も最近ERっぽいものを作り始めていて、救命士も当直するようになってきて、掖済会ほどではないですが、3000件ぐらいは受けているようですね

それでも応需率は90%に届かないのですが、それは設備とか人材だけの話ではなかったりするのですね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】その鼓動に耳をあてよ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100633/review/03516248/

 

公式HP:

https://tokaidoc.com/kodo/


マダム・ウェブ

 

■オススメ度

 

演者のファンの人(★★★)

マーベルファンの人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.2.23(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Madame Web

情報:2024年、アメリカ、116分、G

ジャンル:謎の予知夢とリンクする男に狙われる三人の娘を助ける救命士を描いたアクション映画

 

監督:S・J・クラークソン

脚本:クレア・パーカー&S・J・クラークソン

原案:ケレム・サンガ

 

キャスト:

ダコタ・ジョンソン/Dakota Johnson(カサンドラ/キャシー・ウェブ/マダム・ウェブ:事故後に未来予知の能力を手に入れる救命士)

 

シドニー・スウィーニー/Sydney Sweeney(ジュリア・コーンウェル/スパイダーウーマン:エゼキエルに追われるメガネ少女)

イザベラ・メルセド/Isabela Merced(アーニャ・コラソン/アラナ:エゼキエルに追われる家賃未払い少女)

セレステ・オコナー/Celeste O’Connor(マティ・フランクリン/スパイダーウーマン:エゼキエルに追われるスケボー少女)

 

タハール・ラヒム/Tahar Rahim(エゼキエル・シムズ:キャシーたちを追う謎の男)

Zosia Mamet(アマリア:エゼキエルの部下)

 

Kerry Bishé(コンスタンス・ウェブ:キャシーの母、科学者)

José María Yazpik(サンティアゴ:コンスタンスを助ける現地民)

 

マイク・エップス/Mike Epps(オニール:キャシーの上司)

 

アダム・スコット/Adam Scott(ベン/ベンジャミン・パーカー:キャシーの同僚)

エマ・ロバーツ/Emma Roberts(メアリー・パーカー:ベンの義理の妹、妊婦)

 

■映画の舞台

 

1973年、

ペルー:

 

2003年、

アメリカ:ニューヨーク州クイーンズ

 

ロケ地:

メキシコ:チアパス

パレンケ国立公園/Palenque National Park

https://maps.app.goo.gl/kqhjsJXgeFwB856v5?g_st=ic

 

アメリカ:マサチューセッツ州

ボストン

 

サウス・ショア/South Shore

https://maps.app.goo.gl/CaNGnUwsE63W1mDk8?g_st=ic

 

アメリカ:ニューヨーク州

ニューヨーク

 

■簡単なあらすじ

 

1973年、蜘蛛の研究者コンスタンスは身重の体にも関わらず、研究者のシムズと共に、南米ペルーのジャングルの奥地を探検していた

コンスタンスはこの地に生息する蜘蛛には特別な力が宿っていて、人類に貢献できると考えていた

だが、その蜘蛛を見つけたものの、シムズに裏切られて奪われ、自身はそこで命を落とすことになった

 

それから30年後、ニューヨークでは救命士キャシーが同僚ベンと共に橋梁で起きた事故の救助を訪れていた

何とか運転手を引きずり出すものの、キャシーはその車ごと川に転落してしまう

ベンの蘇生処置にて息を吹き返したキャシーだったが、臨死体験中に意味のわからない映像を見てしまう

さらに、その後も意味不明のビジョンは続き、地下鉄に乗車した際には、乗客の3人の少女が全身黒ずくめのスーツ男に殺される映像を見てしまう

 

度重なる映像が予知夢であると確信したキャシーは、3人の少女を連れて電車から降りる

だが、それに気づいたスーツ男は、天井を這うなどの謎の能力を見せつけながら、キャシーたちを追い詰めていくのである

 

テーマ:覚醒

裏テーマ:母の愛

 

■ひとこと感想

 

予告編の予備知識しかなく、スパイダーマンの女性版かなあと思って鑑賞

いわゆるキャシーがマダム・ウェブになるまで前日譚のようでしたが、シナリオが酷すぎて困惑してしまいました

退屈というほどではありませんが、シーンの繋ぎも無茶苦茶で、いつまで盗難者に乗り続けているんだろう、とか余計なことを考えてしまいました

 

同僚の苗字がパーカーなので、これはピーターが生まれる前の世界線なんだということはわかりますが、そのあたりの情報はなくても問題ない感じになっていましたね

繋がっていくのだと思いますが、大きな流れで考えると、スパイダーマンの源泉を辿るということになるのかな、と思います

 

女性が女の子3人を変態野郎から助けるという話ですが、それと並行して自分のルーツを探るという無茶なシナリオが展開していきます

追われてヤバいのにベンに3人を預けてペルー旅行するのはびっくりしてしまいましたね

そこはせめて3人で行ったら良いのにと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】マダム・ウェブ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100723/review/03519298/

 

公式HP:

https://www.madame-web.jp/


マッチング

 

■オススメ度

 

土屋太鳳を眺めていたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2024.2.23(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報2024年、日本、110分、G

ジャンル:マッチングアプリで出会った男がヤバかった系のスリラー風イヤミス映画

 

監督脚本内田英治

原作内田英治

Amazon Link(小説版)→ https://amzn.to/3uLl6L0

 

キャスト:

土屋太鳳(唯島輪花:「ナガタウェディング」のウェディングプランナー)

   (幼少期:川口玲那

佐久間大介(永山吐夢:輪花がマッチングアプリで出会う相手、特殊清掃員)

 

金子ノブアキ(影山剛:マッチングアプリ運営会社「ウィルウィル」のチーフエンジニア)

   (幼少期:山口太幹

 

真飛聖(西山茜:捜査一課の刑事)

後藤剛範(堀井健太:茜の後輩、巡査部長)

 

片山萌美(伊藤尚美:マッチングアプリを薦める輪花の同僚)

 

片岡礼子(美知子:輪花の過去を知る車椅子の女)

   (若年期:大村彩子

斉藤由貴(節子:美知子に寄り添う世話係)

   (若年期:寉岡瑞希

 

杉本哲太(唯島芳樹:輪花の父)

   (若年期:藤本タケ

 

永瀬莉子(工藤未菜:輪花の後輩)

 

前原滉(和田拓馬:「ウィルウィル」社の総合イマジネーション部長)

円井わん(椎名楓:「ウィルウィル」社の企画担当者)

 

瀧川鯉斗(片岡隼人:輪花が担当する結婚式の新郎、輪花の憧れの高校時代の先生)

畦田ひとみ(莉愛:隼人の婚約者)

 

■映画の舞台

 

都内某所

 

ロケ地:

茨城県:守谷市

ウエディングヒルズ アジュール

https://maps.app.goo.gl/uMfXfeuuARzEAMZEA?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

平成はら幼稚園

https://maps.app.goo.gl/3urBZE1AxuMMVnrf6?g_st=ic

 

喫茶あらき

https://maps.app.goo.gl/8NuQafpWNjJEmjnx6?g_st=ic

 

東京都:新宿区

ハンドレットステイ東京新宿

https://maps.app.goo.gl/2qQ1nLYiGxZowMX18?g_st=ic

 

東京都:世田谷区

ディスクユニオン下北沢店

https://maps.app.goo.gl/gcbN12d4kUqVNYB97?g_st=ic

 

東京都:品川区

目黒シネマ

https://maps.app.goo.gl/ajxQTdJS1KWQetg9A?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内でウェディングプランナーとして働いている輪花は、父・芳樹と二人暮らしだったが、多忙のため、恋愛をしている暇などなかった

父は婚期遅れを心配しつつも、輪花にはその気がまるでなかった

 

親友で同僚の尚美は世間で流行っているマッチングアプリを彼女に薦めるものの、一向に動く気配はなかった

だが、尚美は半ば強引にアプリ登録をさせて、マッチング率の高そうな相手を選ぶ

輪花は仕方なくマッチングをさせるものの、相手とのコミュニケーションはなかなかうまくはいかなかった

街では、そのアプリの利用者が被害者になっているという連続猟奇殺人事件が勃発していて、その開発元は利用者減少に戸惑いを見せていた

 

ある日、輪花の会社とアプリ会社が合同で企画を行うことになり、輪花はそこでアプリ開発者の影山と会うことになった

尚美の計らいでマッチング相手の相談をすることになった

プライベートでも親しくなってくる二人だったが、街では次々とアプリ婚の被害者が出て、自分が担当したカップルだけでなく、高校時代の恩師夫婦まで被害に遭ってしまうのである

 

テーマ:相性の裏側

裏テーマ:怨念が引き摺り出す関係

 

■ひとこと感想

 

マッチングアプリを使ったカップルが怪死を続けるというふれ込みでしたが、蓋を開けると「実はそうではない系」になっていましたね

ネタバレになるといけないので伏せますが、主人公を追い詰めるための道具の一つがマッチングアプリということになっていると言えます

 

映画は、一応ホラー映画なのですが、ビジュアルの怖さはそこまでではなく、心理的な怖さは女性限定のような印象を受けます

アイドル起用の映画ですが、そこまで悪くなかったし、むしろうまい配役のように思えましたね

 

でも、やはり作り込みが激しすぎて、キャラの造形も含めて、シナリオマニュアルに沿って作ったような感じになっていました

なので、犯人が一瞬でわかり、最後以外は想像の範囲になるのだと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】マッチング【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/98254/review/03519301/

 

公式HP:

https://movies.kadokawa.co.jp/matching/


ソウルメイト

 

■オススメ度

 

女同士の友情を描いた作品に興味のある人(★★★)

リメイク元を知っている人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.2.24(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:소울메이트(ソウルメイト)、英題:Soulmate

情報2023年、韓国、124分、PG12

ジャンル:小学校からの腐れ縁と約束を描いたヒューマンドラマ

 

監督ミン・ヨングン

脚本:カン・ヒョンジュ&ミン・ヨングン

原作:デレク・ツァン『ソウルメイト/七月と安生(2016年、香港)』

Amazon Link(字幕版)→ https://amzn.to/437CgPT

 

キャスト:

キム・ダミ/김다미(アン・ミソ:ハウンの破天荒な友人)

   (幼少期:キム・スヒョン/김수형)

 

チョン・ソニ/전소니(コ・ハウン:ミソの親友)

   (幼少期:リュ・ジアン/류지안

 

ビョン・ウソク/변우석(ハム・ジヌ:ハウンの想い人、医師志望の生徒)

ナム・ユンス/남윤수(ギフン:ミソの恋人、ミュージシャン)

 

チャン・ヘジン/장혜진(ハウンの母)

パク・チュンソン/박충선(ハウンの父)

 

■映画の舞台

 

韓国:済州島

https://maps.app.goo.gl/TP4mNeJYzv1Co5UTA?g_st=ic

 

韓国:ソウル

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

韓国の済州島に住むハウンは、絵が大好きで、授業が退屈だと、いつも教科書の隅に担任の似顔絵を描いたりしていた

ある日、そんな彼女の元にソウルから転校生・ミソがやってくる

偶然、隣の席に座ることになったが、挨拶もよそにミソはクラスを逃げ出してしまい、その突発的な行動力を羨ましくも思っていた

ミソの置き忘れたカバンを介して仲良くなったハウンは、彼女を自宅に招き入れ、いつしか家族ぐるみの仲になっていた

 

その後、一緒に絵を習ったりしていたが、高校に入った頃、ハウンに想い人がいることが判明する

ミソはその相手ジヌのところに行き、「明日、あなたを好きな人が行くから、気持ちがあるなら彼女だけをみていて」と告げる

ジヌは破天荒なミソに心を惹かれながらも、ハウンの想いに応えることになった

 

時は過ぎ、ミソにもミュージシャンの恋人ギフンができたが、ある日、二人はソウルに行くと言い出す

名残惜しむものの、ハウンは地元に残って教育大に入り、両親の期待に応えるために教職を目指すと決めていた

だが、ジヌは医学の道を歩むためにソウルに行くと言いだしてから、ハウンの心に良からぬ考えが浮かび上がっていく

それは、大学受験合格祈願の山登りの出来事を起点としたもので、いつの間にかミソの胸元に飾られていたネックレスのことを思い出したからであった

 

テーマ:女の友情

裏テーマ:約束と復讐

 

■ひとこと感想

 

香港映画『ソウルメイト/七月と安生』の韓国版リメイクで、本作は「小説ではなく絵画」に設定を変えて、その作者ハウンを知るであろうミソが過去を想起する物語となっていました

小説の中に登場する人物ではなく、ミソの絵を描いたハウンという設定になっていて、ミソがハウンのことを思い出すために、彼女との思い出を「ハウンのブログ」で確認する流れになっていました

この改変がちょっと微妙で、たくさんの残された絵画を見て、過去を思い出す方が良かったように思えます

 

映画は、小学校時代からの腐れ縁のミソとハウンを描いていて、その仲にジヌが入り込んだことで、大きく運命が変わっていく様子を描いていきます

山頂の洞窟の出来事を起点として、ミソとハウンの想いがすれ違っていくのですが、最後の最後に「そこで起こった本当のこと」というものがわかるようになっていました

 

物語性としては、リメイク元の方が優れていますが、ビジュアル的な印象が強いのはkちらの方でしたね

壁面いっぱいのミソの絵は圧巻なのですが、その絵が完成されていく背景が描かれていく後半はとても良かったと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ソウルメイト(2023年の韓国映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100746/review/03524264/

 

公式HP:

https://klockworx-asia.com/soulmatejp/


ネクスト・ゴール・ウィンズ

 

■オススメ度

 

実話ベースの感涙コメディが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2024.2.24(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Next Goal Wins(次に勝ち取るのはゴールだ)

情報2023年、イギリス&アメリカ、104分、G

ジャンル:世界最下位のチームが公式戦で初得点を獲る様子を描いた伝記映画

 

監督タイカ・ワイティティ

脚本タイカ・ワイティティ&イアン・モリス

原案:マイク・ベレット&スティーヴ・ジャミソン『Next Goal Wins(邦題:ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦、2014年のドキュメンタリー映画)』

Amazon Link(字幕版)→ https://amzn.to/3wvuHpR

 

キャスト:

マイケル・ファスベンダー/Michael Fassbenderトーマス・ロンゲン/Thomas Rongen:米領サモアのサッカーチームの監督を任される男、元オランダ代表のサッカー選手)

 

オスカー・ナイトリー/Oscar Kightley(タビタ・タウムア:サッカーチームのマネージャー、米領サモアのサッカー連盟会長)

レイチェル・ハウス/Rachel House(ルース:タビタの妻)

 

デビッド・フェイン/David Fane(エース:チームのコーチ)

Armani Makaiwa(アルマーニ:トーマスの付き人の少年)

 

タイカ・ワイティティ/Taika Waititi(アメリカ領サモアの司祭)

 

ウィル・アーネット/Will Arnett(アレックス・マグヌッセン:アメリカ・サッカー協会の会長)

 

エリザベス・モス/Elisabeth Moss(ゲイル・メガラウディス:サッカー協会の理事、トーマスの別居中の妻)

Kaitlyn Dever(ニコール:トーマスの娘)

   (幼少期:Tui Vincent

 

カイマナ/Kaimanaジャイヤ・サルエラ/Jaiyah Saelua:ファアファフィネの選手、センターフォワード)

ビューラ・コアレ/Beulah Koale(ダルー・タウムア:タビタの息子、フォワード)

ウリ・ラトゥケフ/Uli Latukefuニッキー・サラブ/Nicky Salapu:31失点した伝説のゴールキーパー)

セム・フィリポ/Semu Filipo(ランボ:トーマスを捕まえる警官、途中加入する選手)

クリス・アロシオ/Chris Alosio(ジョナ・デフ:足の速いミッドフィルダー)

リーヒ・ファレパパランギ/Lehi Makisi Falepapalangi(ピサ:間の抜けたゴールキーパー)

イオアネ・グッドヒュー/Ioane Goodhue(スマイリー:父がソニーで働いているついていない男)

ヒオ・ペレササ/Hio Pelesasa(サムソン・ベガス:ドレッドロングヘアーの選手)

 

David Tu’itupou(トール・デイヴッド/Tall David:トンガのフォワード)

 

■映画の舞台

 

2011年、

米国領サモア:

https://maps.app.goo.gl/59Ro7AqMaLqcg1Zn7?g_st=ic

 

2012年、

ワールドカップ予選

米領サモアVSトンガ戦

 

ロケ地:

アメリカ:ハワイ州

ホノルル

 

■簡単なあらすじ

 

U-20のアメリカの男子チームの監督を務めていたトーマス・ロンゲンは、2009年のFIFAワールドカップの出場権を逃したために解任されてしまう

サッカー協会の会長アレックスは、彼に米領サモアの再建を任せることになったが、これまでのキャリアを考えれば墓場に行かされるようなものだった

 

米領サモアは2001年にオーストラリアに31対0で歴史的敗戦をしていて、チーム結束以来得点を入れたことがなかった

米領サモアのサッカー協会のタビタは、なんとか1点獲りたいと考えていて、アメリカ協会から送られてきたトーマスに期待を寄せていた

 

チームは素人に毛が生えた程度で、基礎体力もなければ技術も戦術も知らなかった

すべての選手が兼業で働いていて、中でもファアファフィネのジャイヤは、ホルモン治療の影響で練習もままならない状況だった

 

トーマスはこのチームのサッカーは遊びに過ぎず、自分の出る幕ではないと考えていたが、一緒に時間を過ごす中で、少しずつ考えが変わり始めていた

 

テーマ:サッカーをする理由

裏テーマ:勝利よりも優先するもの

 

■ひとこと感想

 

実話ベースのコメディ映画で、タイカ・ワイティティの風味が存分に発揮されていましたね

冒頭から司祭の格好をしてストーリーテラーを始めるのですが、エンドロールの後にも登場するのでご注意くださいまし

 

映画は、数名の選手が実名で登場しますが、相手チームは架空に近い存在になっていましたね

この予選は4チームの総当たりだったのですが、その第1戦目を描いていたことになります

 

監督就任からの紆余曲折を経ていくのですが、勝つことを至上としてきたトーマスが「サッカーの原点に立ち返る流れ」になっていて、彼自身がチームから学んでいく過程が描かれていました

ウィキなどで調べたらわかりますが、彼が成績を落としたことにはある理由があり、妻ゲイルとの関係の変化というものの始末もつけていくように描かれていたのは印象的だったと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ネクスト・ゴール・ウィンズ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99362/review/03524262/

 

公式HP:

https://www.searchlightpictures.jp/movies/nextgoalwins

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投稿者 Hiroshi_Takata

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