■映画鑑賞まとめ■
3月、第1週(2024.3.4〜2024.3.10)
■ポーカーフェイス 裏切りのカード
■オススメ度
ラッセル・クロウが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.5(TOHOシネマズ二条)
■映画情報
原題:Poker Face
情報:2022年、オーストラリア、94分、G
ジャンル:旧友を集めて「訳ありポーカーゲーム」を行う様子を描いたスリラー映画
監督:ラッセル・クロウ
脚本:ステファン・M・コーツ&ラッセル・クロウ
キャスト:
ラッセル・クロウ/Russell Crowe(ジェイク・フォーリー:オンラインポーカーで財を成した富豪)
(若年期:Darcy Tadich)
リアム・ヘムズワース/Liam Hemsworth(マイケル・ナンカーヴァス:金に困っているジェイクの幼馴染)
(若年期:Bede Warnock)
RZA(アンドリュー・ジョンソン/ドリュー:ジェイクと一緒にオンラインポーカーを作った親友)
(若年期:Rakeem Diggs)
エイデン・ヤング/Aden Young(アレックス・ハリス:作家として成功しているジェイクの幼馴染)
(若年期:Calum Anderson)
スティーブ・バストーニ/Steve Bastoni(ポール・ムッシーノ:現役閣僚として成功しているジェイクの幼馴染)
(若年期:Zack Grech)
ダニエル・マクファーソン/Daniel MacPherson(サム・マッキンタイア:ジェイクの弁護士)
Brooke Satchwell(ニコール・フォーリー:ジェイクの娘)
Molly Grace(レベッカ・フォーリー:ジェイクの後妻)
Lynn Gilmartin(アリソン・フォーリー:ジェイクの亡き妻、ニコールの母)
ポール・タッソーネ/Paul Tassone(ヴィクター:ポールの兄)
(若年期:Oscar Mitchell)
Matt Nable(ビリー:ヴィクターの親友)
Benedict Hardie(スティクス:ヴィクターの友人、美術鑑定士)
エルザ・パタキー/Elsa Pataky(ペネロペ:ジェイクのポーカー・ディーラー)
ジャック・トンプソン/Jack Thompson(パジェ:ジェイクが世話になる祈祷師)
■映画の舞台
オーストラリア:シドニー
ロケ地:
オーストラリア:ニューサウスウェールズ
キアマ/Kiama
https://maps.app.goo.gl/UFx7RJMCyV1BR7jM9?g_st=ic
シドニー/Sydney
https://maps.app.goo.gl/6o86HgVBCTzFH9j57?g_st=ic
クラウン・シドニー/Crown Sydney(邸宅)
https://maps.app.goo.gl/jcAHcEJK6bDHTdUu6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
シドニー郊外の邸宅に住む大富豪のジェイクは、祈祷師の元を訪れて、今後の相談を行なっていた
祈祷師は「自信の健康に不安があるのだな?」と看過し、残りの人生で成し得たいことを吐露する
祈祷師は「自白剤」をジェイクに持たせ、「気休めがある方が計画はうまく行くだろう」と背中を押した
自宅に戻ったジェイクは、幼少期の頃に思いを馳せながら、旧友たちの到着を待った
自宅に呼び寄せたのは、かつてポーカーゲームをした馬鹿騒ぎをした頃の悪友たちで、ジェイクは彼らに何かを語らせたいと考えていた
呼ばれたのは、現在閣僚に入っている政治家のポール、小説家のアレックス、貧乏で金に困っているマイケルで、ともに事業を拡大させた幼馴染ドリューは遅れて到着する手筈となっていた
ジェイクは、彼らに「高級外車と500万ドルのどちらを選ぶ?」と迫り、彼らは「500万ドル」を受け取ってポーカー勝負をすることになった
採択されたゲームは「ノーリミット・テキサス・ホールデム」で、勝者が総取りというルール
だが、ゲームの裏側で、ジェイクはある仕掛けを施していたのである
テーマ:裏切りの報酬
裏テーマ:友情と相続
■ひとこと感想
てっきりポーカーゲームによる心理戦!みたいな映画を想像していましたが、ポーカーじゃなくても良くね?という内容になっていましたね
キャスト欄を調べていた時に、主要人物のほとんどに幼少期のキャストがいたので、幼い頃につながりのあった人々が再度集うという物語になるのはわかりました
過去のポーカーゲームの因縁を紐解くのかと言えばそんなこともなく、本当にポーカーである理由がほとんどない、という物語になっていました
オンラインのポーカーゲームサイトで財を成したジェイクですが、友人もそれなりに成功していて、一人だけアル中で人生終わりかけているという友人がいたりします
そんな経済的なパワーバランスがテーマなのかと思えばそんなこともなく、金持ちの余興的な仕掛けでゲームが始まってしまいます
ジェイクは友人たちから何かを聞きたがっていますが、その内容を彼は知っているようで、それを友人たちの前で口に出せるかどうか、というものを試していきます
とは言え、その関係性に恨みを抱いているというものではなく、最終的な「分配」に関して、その告白が生きてくる、というような趣旨を持っていたことになっていました
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】ポーカー・フェイス/裏切りのカード【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101148/review/03566545/
公式HP:
■コットンテール
■オススメ度
ロードムービーが好きな人(★★★)
誰かを失くすということに向き合いたい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.6(MOVIX京都)
■映画情報
英題:Cottontail(ワタオウサギの別名)
情報:2023年、イギリス&日本、94分、G
ジャンル:妻の遺言を叶えるために不慣れな土地をゆく夫を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:パトリック・ディキンソン
キャスト:
リリー・フランキー(大島兼三郎:妻の願いをかなえるためにイギリスに旅立つ作家)
(若年期:工藤孝生)
錦戸亮(大島慧:兼三郎の息子)
木村多江(大島明子:兼三郎の妻)
(若年期:恒松祐里)
高梨臨(大島さつき:慧の妻)
橋本羽仁衣(エミ:さつきの娘、4歳)
キアラン・ハインズ/Ciarán Hinds(ジョン:大牧場のオーナー)
イーファ・ハインズ/Aoife Hinds(メアリー:ジョンの娘)
■映画の舞台
東京のどこか
イギリス:
ウィンダーミア湖
https://maps.app.goo.gl/gvcPL3ngqwPcY3xP7?g_st=ic
ロケ地:
上記に同じ
■簡単なあらすじ
妻を亡くした作家の兼三郎は、葬式になっても気が入らず、息子の慧に叱責される始末だった
無事に葬式を終えた二人は住職に呼ばれ、そこで妻・明子が残した手紙を受け取る
そこには、「私が死んだら、ピーターラビットの故郷でもあるウインダミア湖に遺灰を撒いてほしい」というもので、その想いを初めて知った兼三郎は動揺を隠せなかった
一人で行かせるのを不安に思った慧は、自分の妻・さつきと娘・エミの分も合わせて切符を手配し、4人で湖に向かうことになった
だが、イギリスに着いてから「1秒でも早く行きたい」と思う兼三郎は情緒不安定になってしまい、エミを勝手に連れ出したことで慧と喧嘩になってしまう
兼三郎は単独行動に出て、一人で向かうものの、乗る電車を間違え、見知らぬ田舎町へと迷い込んでしまう
丘を越えて、広大な大地を彷徨う兼三郎は、ようやく農場を見つけ、その門戸を叩くことになった
そこには父娘が住んでいて、娘のメアリーは兼三郎の事情を聞いて、彼をウィンダミア湖に連れて行くことになったのである
テーマ:妻の想い
裏テーマ:残された家族の結束
■ひとこと感想
日英合作の映画で、情報を探すには英語でググるしかないほどに、日本語での情報量が少ない映画になっていました
エンドロールも案の定全部英語で、ロケーション情報などはほとんど読むことができませんでしたね
クレジットには光石研と真矢みきが載っていて、この二人が明子の両親という設定になっています
とは言え、どこで出てきたのか全くわかりませんでした
物語は、妻を亡くした夫が「妻の遺言に向き合う」というもので、それが「ピーターラビットの聖地に行って遺灰を撒く」という願いになっていました
イギリスの湖水地方にある大きい方のウインダミア湖(ウィンダーミア湖)で「写真の場所を探す」という無理ゲーだったのですが、地元民の一言で一気に近づく展開となっています
ちなみに、ガチでウィンダーミア湖をグーグルマップで散策してみましたが、「ここだ!」というところまではわからなかったですね
おそらくはベル島があるあたりの西側の湖岸だと思いますが、ストリートビューでも木が邪魔で全く見えませんでした
↓詳しいレビューはこちらをクリック
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/94820/review/03569268/
公式HP:
https://longride.jp/cottontail/index.html
■FEAST 狂宴
■オススメ度
フィリピンが舞台の映画に興味がある人(★★★)
宗教映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.7(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Apag(食卓、hapag kainanの略語)
情報:2022年、香港、104分、G
ジャンル:事故を起こした家族が遺族への償いをする様子を描いた宗教映画
監督:ブリランテ・メンドーサ
脚本:アリアナ・マルティネス
キャスト:(わかった分だけ)
ココ・マルティン/Coco Martin(ラファエル・トゥワソン:事故を起こすレストランのオーナーの息子)
リト・ラピッド/Lito Lapid(アルフレッド・トゥワソン:ラファエルの父、レストランの社長)
ジャクリン・ホセ/Jaclyn(エリース・トゥワソン:ラファエルの母、アルフレッドの妻)
Gina Pareño(アブラ夫人:アルフレッドの母)
グラディス・レイエス/Gladys Reyes(ニータ:事故死したマティアスの妻)
Carlos Canlas(マティアス・バクラタス:事故死したニータの夫)
Mercedes Cabral(シェーデン:ニータかマティアスの妹?)
John Luigi Pineda(トペ:ニータの息子)
Franzen Ghelo Tolentino(キャット:ニータの娘、事故時にバイクに同乗)
Julio Diaz(マノン・フェリックス:レストランのコック)
Shaina Magdayao(シェリー:ラファエルの元妻)
Joseph Marco(マルコ:シェリーの新しい恋人)
Lovely Enriquez(アデリーヌ:ラファエルとシェリーの娘)
■映画の舞台
フィリピン:マニラ
カパンパンガン/Kapampamgan
ロケ地:
フィリピン:パンパンガ
サンタ・リカ/Santa Rita
https://maps.app.goo.gl/Y6Sm7WKMsGsqkArA7?g_st=ic
ガグア/Guagua
https://maps.app.goo.gl/5h7zdETjhYeHRQGRA?g_st=ic
サン・フェルナンド/San Fernando
https://maps.app.goo.gl/dJNAJ7y9kGHe5NEF8?g_st=ic
アンヘレス/Angeles City
https://maps.app.goo.gl/fAQqoq7jyZLQwQ3h9?g_st=ic
サスムアン/Sasmuan
https://maps.app.goo.gl/koctjAF7V7E3ymQv5?g_st=ic
バコロール/Bacolor
https://maps.app.goo.gl/5e79fKjhkyLgdr387?g_st=ic
■簡単なあらすじ
フィリピンの片田舎でレストラン経営をしているアルフレッドとその息子ラファエルは、食材の仕入れの帰りに、バイクと接触事故を起こしてしまう
アルフレッドは急遽運転を代わり、その場から逃げてしまう
妻のエリースの忠告を受けて弁護士に相談したアルフレッドは、有罪は免れず、被害者にできるだけのことをしなさいと告げた
事故を起こしたのはラファエルだったが、将来のことを考えてアルフレッドが罪を被り、そのまま収監されてしまう
ラファエルは複雑な思いを抱えたまま、被害者遺族への補償を含めて、未亡人となったニータ一家を招き入れることになった
ニータは献身的に働き、スタッフたちとも打ち解けてくる
アルフレッドは模範囚を目指して、囚人たちに聖書を読み聞かせる日々を続けていた
だが、ラファエルの心は一向に晴れず、告解を経ても、その心には何一つ光が差し込まなかったのである
テーマ:贖罪
裏テーマ:施しよりも必要なもの
■ひとこと感想
下調べをしていたら、フィリピンが舞台の香港映画ということになっていて、そのへんの事情がよくわからないまま鑑賞することになりました
ポスタービジュアルではたくさんの人々がご馳走の前に整列していて、てっきりホラー映画だと勘違いして観ていました
映画は、いわゆる宗教映画で、罪を償うことの意味、その方法について言及する内容になっています
物語は、事故を起こした息子の代わりに父親が禁固刑に処されるのですが、事故を起こした当の本人は苦しみ悶えるという感じになっていました
確かに事故を起こしたのはラファエルなのですが
逃げることを決めたのはアルフレッドなので、そっちの方が悪質なので、そこまで深く傷つくことなのかなと微妙な感じに思えてしまいます
映画は、この不穏な空気の中で、どうなるかをハラハラしながら観るという感じになっていて、それがラストの宴でどうなるか、というテイストになっています
最後の食卓に並ぶものの意味を考える中で、どのような結末を期待するかで、心の純度が試されてしまうような感じになっていました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/100630/review/03573611/
公式HP:
https://www.m-pictures.net/feast/
■DOGMAN/ドッグマン
■オススメ度
リュック・ベッソン監督作品が好きな人(★★★)
ダークヒーロー系が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.8(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Dogman
情報:2023年、フランス、114分、PG12
ジャンル:ある事件の容疑者が語る過去を主体にして構成されるクライム映画
監督&脚本:リュック・ベッソン
キャスト:
ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ/Caleb Landry Jones(ダグ/ダグラス・ムンロー:犬好きのドラァグクイーン)
(10代:リンカーン・パウエル/Lincoln Powell)
ジョージョー・T・ギッブス/Jojo T. Gibbs(エヴリン・デッカー:ダグの話を聞く精神科医)
クリストファー・デナム/Christopher Denham(アッカーマン:保険会社の男)
マリサ・ベレンソン/Marisa Berenson(ネックレスなどを盗まれる貴婦人)
クレーメンス・シック/Clemens Schick(マイク・ムンロー:ダグの父)
アレクサンダー・セッティネリ/Alexander Settineri(リッチー・ムンロー:ダグの兄)
イリス・ブリー/Iris Bry(ダグラスの母)
ジョン・チャールズ・アギュラー/John Charles Aguilar(エル・ヴェルドゥゴ/モラレス・ディエゴ:みかじめ料を取るギャングのボス)
グレース・パルマ/Grace Palma(サルマ・ベイリー:孤児院で出会う演劇の先生→舞台女優)
Tom Leeb(ブラッドリー・カーター:舞台演出家)
Michael Garza(ユアン:みかじめ料の相談にくる青年)
Joe Sheridan(ロドニー:キャバレーの支配人)
Cameron Alexander(キャバレーのオーナー&ホスト)
Emeric Bernard-Jones(シェール:キャバレーのパフォーマー)
Jérémy Finet(アニー・レノックス:キャバレーのシンガー)
■映画の舞台
アメリカ:ニュージャージー州
ニューアーク
https://maps.app.goo.gl/fqiPZXzKTgpBR2Pm7?g_st=ic
ロケ地:
フランス:
エソンヌ/Essonne
https://maps.app.goo.gl/HCskvKGivpArmzp18?g_st=ic
アメリカ:ニュージャージー州
ニューアーク/Newark
https://maps.app.goo.gl/AjbiA8qh9ievdbBK6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
雨の滴る夜道、一台のトラックが検問で停止を余儀なくされた
運転手のダグは警官から身分証を提示され、荷台を確認される
そこには大量の犬が乗っていて、ダグはそのまま警察の厄介になることになった
取り調べを進める警察は彼の処遇に困り、そこで精神科医のエヴリンを呼び寄せる
エヴリンはダグから話を聞くことになり、彼は少しずつ「過去」を話していくことになった
ニュージャージー・ニューアークに生まれたダグは、暴力的な父、従順すぎる母、意地悪な兄と共に幼少期を過ごしてきた
ある日の出来事を境に犬小屋に閉じ込められたダグは、それを機に犬との絆を深めることになった
ダグは犬との関わりになった経緯、幼少期の出会いと別れを語り、自身がドラァグクイーンになるきっかけを話していく
エヴリンはその過酷すぎる過去に言葉を失いながら、彼の人物像を探っていくことになったのである
テーマ:普遍的な愛
裏テーマ:生き様と死に様
■ひとこと感想
リュック・ベッソン監督の最新作ということで、キャッチコピー的には「新しいダークヒーロー誕生」みたいなことになっています
でも、実際には「ある人物の回想録」となっていて、彼はヒーローでもなんでもなかったことがわかります
冒頭ではフランスの詩人アルフォンス・ド・ラマルティーヌの未発表回想録の詩篇が登場します
また、ダグが「DOGMAN」を連想するのが、兄が掲げた弾幕「IN THE NAME OF GOD」の逆さ文字というのも意味深だったりします
あの時に自分の生きる道を選んでいて、最終的に「犬を遣わす立場」へと昇華していくのですが、その決意をもたらしたのが、精神科医のエヴリンの存在だったと思います
犬が有能すぎてファンタジーになっていますが、ありそうでなさそうなギリギリのラインになっていたように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/99902/review/03576183/
公式HP:
https://klockworx-v.com/dogman/
■ゴールドボーイ
■オススメ度
クライムミステリーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.8(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2023年、日本、129分、PG12
ジャンル:偶然映った映像をもとに訳あり婿養子と若者の邂逅を描いたクライムミステリー
監督:金子修介
脚本:港岳彦
原作:ズー・ジンチェン/紫金陳『悪童たち(早川書房)』
Amazon Link(文庫:上巻) → https://amzn.to/3ItBYsL
Amazon Link(文庫:下巻) →https://amzn.to/3PfFKK6
Amazon Link(中国ドラマ版:Prime Video) →https://amzn.to/4a3Lgrs
キャスト:
岡田将生(東昇:義理の両親殺害を目撃される男)
黒木華(安室香:朝陽の母、一平の元妻、ホテル&包装工場勤務)
羽村仁成(安室朝陽:昇の犯行を目撃する男)
北村一輝(打越一平:朝陽の父)
花澄(打越遥:一平の妻、朝陽が晶を殺したと思い込んでいる女)
東恩納瑠花(打越晶:遥の娘?)
松井玲奈(東静:昇の妻)
落合モトキ(静の愛人、彫り師)
江口洋介(東巌:静の従兄弟、県警の刑事)
三浦誠己(巌の後輩刑事)
星乃あんな(上間夏月:朝陽と知り合う女の子)
前出燿志(上間浩:朝陽の小学校時代の同級生、夏月の義理の兄)
グレート・O・カーン(浩の父、夏月の義父)
■映画の舞台
沖縄県:各所
ロケ地:
沖縄県:読谷村
https://maps.app.goo.gl/QkgCqUnt7CuKQRfB6?g_st=ic
沖縄県:中頭郡
HOTEL RYCOM
https://maps.app.goo.gl/Hi9QdEmBikUk9ZHu6?g_st=ic
沖縄県:沖縄市
大衆食堂ミッキー
https://maps.app.goo.gl/GgegZeHPNUC9RJij9?g_st=ic
ガジュマルカフェ
https://maps.app.goo.gl/LGPhpot6Rj9Rsebx6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
大企業の東家に婿養子として入った昇は、義父母の思い出の場所に同行し、そこで記念写真を撮ることになった
だが、昇はシャッターを切ることなく二人を崖から突き落とし、そのまま警察を呼んで演技を始めることになった
妻・静は夫を不審に思い、いとこの刑事・巌に訴えるものの、常用薬の副作用にて気を失って転落したと結論づけられてしまった
一方その頃、母子家庭で育った朝陽は、父の再婚相手・遥からストーキングを受けていた
遥は娘の晶を殺したのが朝陽だと思い込んでいて、家の壁中にペンキで落書きをしたり、ビラを貼り付けたりされていた
ある日、朝陽の元に小学校時代の友人・浩がやってきた
浩は義理の妹・夏月が義父を刺したと言い、いくところがなく匿ってくれと言い出す
朝陽は友人の頼みということで彼らを受け入れ、近くの浜辺へと散歩に出かけることになった
カメラ好きの夏月にそれをプレゼントし、いっときの思い出をファインダーに収める
だが、そのデータの中に誤って動画として撮ったものが残っていた
そして、そこには「あるもの」が映っていたのである
テーマ:問題解決の方向性
裏テーマ:知性と策略
■ひとこと感想
中国の小説を原作とした作品で、中国版は『バッド・キッズ 隠秘之罪』というタイトルでドラマ化されていました
本作は、それを沖縄を舞台にした映画化になっていて、犯罪を起こした大人とその証拠を持つ子どもが対決するという内容になっています
冒頭からいきなり崖に突き落とすシーンから始まり、犯人を追う作品ではないことがわかります
婿養子が義父母を始末することになるのですが、このあたりの流れは火曜サスペンス劇場のような感じになっていましたね
物語は、二転三転とする中で、それぞれが向かう道を探りあって、共闘していくという感じになっていて、調子に乗った子どもがどうなるか、という内容になっていました
パンフレットもとても凝っていて、劇中で登場した「新聞」がガッツリと再現されていました
映画には登場しない裏面(番組欄)まで作り込んであるのですが、沖縄の人ならあるあるな番組があったりするのかもしれません
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/100263/review/03576185/
公式HP:
■アバウト・ライフ 幸せの選択肢
■オススメ度
結婚にまつわるコメディが好きな人(★★★)
舞台劇が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.3.9(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Maybe I Do(おそらく、するかも)
情報:2023年、アメリカ、95分、G
ジャンル:子どもたちの結婚を機に会うことになったW不倫カップルを描いたコメディ映画
監督&脚本:マイケル・ジェイコブス
原案:マイケル・ジェイコブスの舞台『Cheaters』
キャスト:
ダイアン・キートン/Diane Keaton(グレース:映画館に男を気にかけるハワードの妻)
ウィリアム・H・メイシー/William H. Macy(サム:映画館でひとり咽び泣くモニカの夫)
リチャード・ギア/Richard Gere(ハワード:色仕掛けにハマるグレースの夫)
スーザン・サランドン/Susan Sarandon(モニカ:肉体的関係を求めるサムの妻)
エマ・ロバーツ/Emma Roberts(ミシェル:結婚に前向きなグレースとハワードの娘)
ルーク・ブレイシー/Luke Bracey(アレン:結婚に消極的なモニカとサムの息子)
DazMann Still(ジョナ:アレンの親友、新婦)
Azriél Patricia(オーロラ:ジョナの妻、グレースの友人)
■映画の舞台
アメリカ:ニュージャージー州
モントクレア/Montclair
ロケ地:
アメリカ:ニュージャージー州
モントクレア/Montclair
https://maps.app.goo.gl/X1dh7PvbbdLHJj927?g_st=ic
■簡単なあらすじ
長年妻モニカと連れ添ってきたサムは、映画館に一人でやってきて、感涙の涙をこぼしていた
その様子を気に掛けた老女グレースは彼に声を掛け、そのまま喫茶店で話し込むことになった
その頃、サムの妻モニカは、体の関係を求めて老紳士ハワードと共に高級ホテルの一室に泊まっていた
ハワードはモニカの誘惑を跳ね除けながら、ただ一緒にいることを望む
だが、モニカは体が満たされないことに憤慨し、ハワードはやむを得ず帰宅することに決めた
一方その頃、サムとモニカの息子アレンは、恋人のミシェルと共に友人ジョナの結婚パーティーに参加していた
ジョナは妻オーロラがミシェルにブーケを投げると言い、覚悟を決めろと仄めかす
結婚に前向きになれないアレンは、投げられた花束を無理やり奪い取り、それによって、ミシェルと大喧嘩になってしまう
ミシェルとアランは口論の末に、お互いの両親を含めて食事会を開くことを決める
お互いの両親たちは未だに会ったことはなかったが、それぞれの夫婦には問題があって、人前に出られる状態ではなかったのである
テーマ:続く愛、続かない愛
裏テーマ:結婚に向かう決意の正体
■ひとこと感想
若いカップルの両親がW不倫状態にあるというコメディで、舞台が原作となっています
そのためか、舞台っぽい感じの台詞回しが多く、それを字幕で追うのは相当疲れてしまいます
しかも、映画のあらすじで「両方の両親が会う」というところまでネタバレしている状態なので、そこに向かうまでに結構な尺があるのが難点だったように思います
言葉(会話)によって精神的に満たされたい人と、体も含めて欲望を満たしたい人というのがテレンコになっているような感じで、終わってみれば「この親にして、この子あり」という感じになっています
夫婦になることよりも、子どもを持って「一瞬で人生が終わること」に危機感を抱いているアランがいて、それに対するミシェルには覚悟がある、という状況になっていました
結婚に向かう中で、その結婚観は自分の親を見て熟成されている感じになっていて、アランの両親は仮面夫婦に見えるので否定的、ミシェルの両親は円満に見えるので肯定的という感じになっています
それが本当なのか、というところが前半のシークエンスになっていて、この属性の違いから起こるすれ違いをかなりコミカルに描いているように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/100981/review/03579778/
公式HP:
https://aboutlife-movie.jp/