まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

7月、第5週&8月、第1週(2024.7.29~2024.8.4)

 


■モノノ怪 唐傘

 

■オススメ度

 

TVシリーズのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.29(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、89分、G

ジャンル:大奥を舞台に新人女中の成り上がりと大奥に潜む謎に迫る様子を描いたミステリー映画

 

監督:中村健治

 

キャスト:

神谷浩史(薬売り:大奥の謎に挑む男)

 

黒沢ともよ(アサ:大奥で役職に就きたい新人女中、御三ノ間)

悠木碧(カメ:憧れの大奥に飛び込む新人女中、御三ノ間)

 

小山茉美(歌山:大奥の御年寄)

花澤香菜(北川:行方不明になった大奥の御祐筆)

 

戸松遥(大友ボタン:大奥の御中臈)

日笠陽子(時田フキ:天子のお気に入りの大奥の御中臈)

甲斐田裕子(淡島:大奥の表使、新人女中の教育係)

ゆかな(麦谷:大奥の御次、淡島の部下)

 

和多田美咲(溝呂木二日月:御水様の儀式で水を配る女性、左目の赤化粧)

平塚紗依(溝呂木三日月:御水様の儀式で水を配る女性、右目の赤化粧)

 

梶裕貴(時田三郎丸:大奥の儀式の監視役、真面目)

福山潤(平基:大奥の儀式の監視役、女たらし)

 

細見大輔(坂下:大奥と「七つ口」の警備係)

 

入野自由(天子:幕府の象徴、最高位)

 

津田健次郎(溝呂木北斗:溝呂木家の当主)

 

■映画の舞台

 

江戸時代の日本

 

■簡単なあらすじ

 

江戸にある大奥では、天子様のための女中が集められ、そこに新人女中として、アサとカメがやってきた

男子禁制の中、そこに不穏なものを感じ取った薬売りは、正面突破をして大奥内へと入った

 

薬売りはモノノ怪が潜んでいると言い、女中をまとめる歌山は彼に特別な手形を発行することになった

薬売りは退魔の剣を所持しているが、モノノ怪を斬り祓うには、「形」「真」「理」の三様が揃わなければならない

 

大奥は予定通りに御水様の儀式を行おうと考えていて、薬売りはそれを邪魔しないように調査をしていく

そんな折、アサは行方不明となっていた女中・北川と遭遇することになったのである

 

テーマ:執着

裏テーマ:適性

 

■ひとこと感想

 

テレビシリーズの続編ということを全く知らずに鑑賞

予告編の和紙をバックに絵が動くというビジュアルに興味を持っていました

 

さらっと事前に調べた感じでは、4つの話を3回ずつで放映してきたようで、それぞれは独立しているようでした

なので、オムニバスっぽいストーリーなのかなと思い、そこまで気にはしませんでした

とは言え、薬売りに関する専門用語についていけず、パンフレットを読んで脳内補完することになりました

 

物語は、大奥に潜む闇を暴くというもので、新人女中がそこで生きていけるかを試している物語にあっています

女中に憧れを持つカメと、大奥で役職に就きたいアサという根本のマインドが違うので、どうなるかは一目瞭然という感じになっていましたね

 

ともかく、あの背景で絵がサクサク動くので、言葉の意味はほとんどわからないけど、凄いものを見たなあという満足感はありました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】モノノ怪 唐傘【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.mononoke-movie.com/


■ロイヤルホテル

 

■オススメ度

 

不穏な男女差別の映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.29(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:The Royal Hotel

情報:2023年、オーストラリア、91分、G

ジャンル:あるパブで働くことになった女性二人が不穏な空気に苛まれる様子を描いたスリラー映画

 

監督:キティ・グリーン

脚本:キティ・グリーン&オスカー・レディング

原案:Pete Gleeson『Hotel Coolgardie』

 

キャスト:

ジュリア・ガーナー/Julia Garner(ハンナ:オーストラリアに観光に来た若者)

ジェシカ・ヘンウィック/Jessica Henwick(リブ:ハンナの親友)

 

ヒューゴ・ウィービング/Hugo Weaving(ビリー:「ロイヤルホテル」のオーナー)

アースラ・ヨビッチ/Ursula Yovich(キャロル:「ロイヤルホテル」の厨房)

 

 

ジェームズ・フレッシュビル/James Frecheville(ティース:口下手でリブを気に入る客、1杯目は無料サービス)

トビー・ウォレス/Toby Wallace(マティ:ハンナを気に入る客)

ダニエル・ヘンシュオール/Daniel Henshall(ドリー:不穏な雰囲気があるハンナを揶揄う客)

 

ハーバート・ノードラム/Herbert Nordrum(トルステン:客船で出会う青年)

 

■映画の舞台

 

オーストラリア:シドニー

オーストラリア:南部の田舎町

 

ロケ地:

オーストラリア:南オーストラリア州

アデレード/Adelaide

https://maps.app.goo.gl/orpAx9ETjsxtagAp6?g_st=ic

 

ヤティーナ/Yatina(ロイヤルホテル)

https://maps.app.goo.gl/9GRpFobT5HfsJrtXA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

オーストラリアに観光に訪れたハンナとリブは、お金が尽きてきたために現地で働くことになった

職業斡旋所に紹介されたのは、奥深い田舎町にある「ロイヤルホテル」という名前のパブの仕事だった

 

3日に1回程度しか来ないバスに乗った二人は、広大な大地が広がる奥地へと進んでいく

そして、ようやく訪れた場所は、1階がパブになっていて、2階で休める部屋があった

二人はその部屋を間借りして住み込んで働くことになった

 

パブにはイギリス人観光客のジュールとキャシーがいて、彼女たちはストリッパーまがいのことを平気でやってのけた

客も興奮し、ダンスが始まって盛り上がりを見せるものの、その異質さに躊躇してしまう

なんとか、数週間働いて、お金を稼いで逃げようと考えるモノノ、二人は多くの性差別の対象となり、やがてハンナとリブの間に溝ができてしまうのである

 

テーマ:無自覚な悪態

裏テーマ:適性

 

■ひとこと感想

 

バックパッカーの若い女性が二人、怪しさ満点のパブで働くという内容で、起こるべくして起こっていくものに巻き込まれていく様子を描いていました

パブとホテルが一体になっているところで、地元の酒飲みを相手にすることになるので、セクハラ&パワハラ&カスハラ当たり前の無法地帯になっていました

 

リブは適応を見せるものの、ハンナはまったくついていけず、早々に帰りたいと言い出してしまいます

地方のパブにどんな幻想を抱いていたんかはわかりませんが、お酒が入る場所は大体こんなもんだと思いますし、むしろ大人しい方のように感じました

 

予告編ではフェミニストホラーと銘打っていますが、この状況をホラーと感じる女性もいれば、金を巻き上げるチャンスだと思う女性もいるのですね

彼女たちの旅の目的はぼやかされていますが、現実逃避のように描かれていたので、何を我慢するのかというものが命題のようになっていたと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ロイヤルホテル【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://unpfilm.com/royalhotel/


■DitO

 

■オススメ度

 

ボクシング映画が好きな人(★★★)

父娘の和解の映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.29(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本&フィリピン、118分、G

ジャンル:母を亡くし、疎遠の父のいるフィリピンに来る娘を描いたヒューマンドラマ

 

監督:結城貴史

脚本:倉田健次

 

キャスト:

結城貴史(神山英次:ボクシングにしがみついている壮年のボクサー)

 

田辺桃子(神山桃子:英次の疎遠の娘、17歳)

   (幼少期:鈴木さくら

尾野真千子(神山ナツ:英次の亡き妻)

 

Mon Confiado/モン・コンフィアード(シシ:ジムのトレーナー)

Lesley Kina/レスリー・リナ(アナリン:シシの妻、寮母)

 

Lou Veloso/ルー・ベローソ(タマゴン:ジムのオーナー)

Buboy Villar/ブボイ・ビラール(ジョシュア:ジムの若手選手)

Sese Claudevan(ロビン:ジムのボクサー、英次のスパーリングパートナー)

 

Manny Pacquiao/マニー・パッキャオ(ガブリエル:プロボクサー、王者)

Allie Canega(サラザール:ガブリエルのジムのボクサー、英次の対戦相手)

 

ミゾモト行彦(鈴木:フィリピン在住の日本人、不動産屋)

P-san(加藤:鈴木の連れ)

 

■映画の舞台

 

日本:山形県

 

フィリピン:

マニラ

https://maps.app.goo.gl/ceNgf2vNkxsx16AcA?g_st=ic

 

バギオ

https://maps.app.goo.gl/3vF359118ehdhbXr8?g_st=ic

 

カビテ

https://maps.app.goo.gl/gkqKgLcb4XxEkev7A?g_st=ic

 

サラガニ

https://maps.app.goo.gl/1bXjP4nPACxZZZUg7?g_st=ic

 

ロケ地:

上記に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

フィリピンに渡り、ボクシングに傾倒している英次は、自分よりも若手のボクサーにチャンスを譲り、日々体を鍛える日々を過ごしていた

ある時、疎遠だった娘の桃子がやってきて、奇妙な同居生活が始まる

 

英次の妻・ナツが病気で他界し、高校生の桃子には行き場所がなかった

だが、言葉の通じない国で、さらに彼女の居場所は無いように思えた

 

ある日、英次はジム仲間のロビンとスパーリングを行うことになった

それを見ていたトレーナーのシシと会長のタマゴンは、英次にその気があれば試合を組めると考え始める

だが、英次は一向に心が動かず、そんな折、桃子の住居を探していた際に詐欺師に金を騙し取られてしまった

 

テーマ:空白を埋めるもの

裏テーマ:居場所を作る要素

 

■ひとこと感想

 

フィリピンのロートルボクサーの元に疎遠の娘が来るという流れで、不仲に見える父娘がどのように和解していくのかを描いていました

タイトルはタガログ語で「居場所」という意味で、文字通り「自分の居場所を探す人」たちの物語になっていました

 

かなり地味な作品で、ボクシングシーンも特段凄いわけでは無いのですが、わだかまりを抱えた不完全燃焼感というのはとても伝わってきたと思います

ほぼフィリピンしか登場せず、弱小ボクシングジムの一幕を描いているのですが、背景を知らなくても楽しめる映画だと思います

 

妙な社会性とか、メッセージ性を込めているわけではなく、単に生きづらい方向に行ってしまう不器用な人たちを丁寧に描いていましたね

安心して観られる一方で、特筆すべき特徴が無いと言えば無いので、退屈に感じる人がいるのもわからないではないですね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】DitO【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.ditofilm.com/


■このろくでもない世界で

 

■オススメ度

 

韓国のアウトロー系ノワール映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.31(京都シネマ)

 

■映画情報

 

原題:화란(絶望)、英題:Hopeless(絶望)

情報:2023年、韓国、123分、R15+

ジャンル:閉塞感からアウトローの世界に足を踏み入れる少年を描いたクライム映画

 

監督&脚本:キム・チャンフン

 

キャスト:

ホン・サビン/홍사빈(キム・ヨンギュ:義父と折り合いのつかない17歳)

ソン・ジュンギ/송중기(チゴン:ヨンギュを気にかける地元の半グレ)

 

ビビ/비비(キム・ハヤン:ヨンギュの義妹)

ユ・ソンジュ/유성주(チョンドク:ヨンギュの義父、自転車屋)

パク・ホギョン/박보경(モギュン:ヨンギュの実母)

 

チョン・ジェグァン/정재광(スンム:チゴンの部下)

キム・ジョンス/김종수(ジュンボム:チゴンのボス)

ソ・ドンガブ/서동갑(チョン・ウィソク:ジュンボムが囲う議員候補)

 

ホン・ソベク/홍서백(ワングー:中華料理店の客、足の悪い借金まみれの男)

ピョ・ドンジュン/표동준(ヒョンウ:ワングーの幼い息子)

 

チョン・マンシク/정만식(中華料理店のオーナー、ヨンギュのバイト先)

 

キム・ホンパ/김홍파(キム・グッカン:有力な国会議員、イ・ヒョンナムの後ろ盾)

 

チョン・ヨンジュ/정용주(ユン・ミョンフン:ハヤンをいじめるクラスメイト)

 

■映画の舞台

 

韓国:明安市

 

ロケ地:

韓国:明安市

 

■簡単なあらすじ

 

韓国の再開発地区・明安に住むヨンギュは、母モジュンの再婚相手チョンドクとの折り合いが悪く、義妹のハヤンとも口悪く罵りあう仲だった

ある日、ヨンギョの同級生がハヤンをいじめていて、ヨンギュはその相手のミョンフンを石で殴りつけてしまう

双方の親が出てきて、示談金300万ウォンという解決策が提示されたが、ヨンギュにそんな金が用意できるはずもなかった

 

そんな折、街角で少しばかりの会話を交わした半グレのチゴンが、ヨンギュにために300万ウォンを用意する

チゴンの部下スンムから「訪ねてくるな」と釘を刺されるものの、ヨンギュはチゴンの元を訪れ、「雇って欲しい」と懇願した

 

チゴンたちは街でバイクを盗んで海外に売る仕事を生業にしていて、組織のボス・ジュンボムは手懐けた政治家ウィソクを政界に送り込み、再開発利権を奪おうとしていた

だが、出馬断念したはずの相手陣営が動きを変えたことで、事態は良からぬ方向へと向かっていく

そんな折、何も知らないヨンギュはボスの命令にて、ある女を政治家の元に届ける任務を負うことになったのである

 

テーマ:生き残るために必要な絶望

裏テーマ:この世界からの解放

 

■ひとこと感想

 

貧乏少年が悪の道に走るという内容で、元々素行の悪かった人間がわかりやすい転落をしていく様子が描かれていました

家庭に居場所がなく、母の再婚で全てが終わっていて、それでも家族を守ろうとする意思を貫いていきます

 

自分の行動が原因で追い詰められていく物語ではありますが、水は低いところに流れるが如く、無知であることがさらに奥深いところに流されるという感じになっていました

映画の原題は「絶望」という意味なのですが、「絶望」があるからこそ、人は生にしがみつくのかな、と思ってしまいますね

 

チゴンはヨンギュに自分を重ねていきますが、それが部下たちの反感を買うことになっていて、それも因果応報なのかなと思います

スンムには見えていない閉じたチゴンの世界があるのですが、誰もが同じような閉じた世界の中で生きているのですね

たまたま繋がっているけれど、スンムにも同じような閉塞感はあったのでしょう

でも、彼にはコミュニティが希望に見えていて、それゆえにチゴンとヨンギュを理解できない立場にいたように感じました

 

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【映画感想】このろくでもない世界で【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101720/review/04090245/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/hopeless/index.html


■ツイスターズ

 

■オススメ度

 

気象現象パニックが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.8.1(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:Twisters

情報:2024年、アメリカ、122分、G

ジャンル:竜巻をコントロールしようと考える気象学チームを描いた自然災害パニックムービー

 

監督:リー・アイザック・チョン

脚本:マーク・L・スミス

 

キャスト:

デイジー・エドガー=ジョーンズ/Daisy Edgar-Jones(ケイト・クーパー:竜巻を研究する国家気象庁の局員)

グレン・パウエル/Glen Powell(タイラー・オーウェンズ:「竜巻カウボーイ」の気象系ユーチューバー)

アンソニー・ラモス/Anthony Ramos(ハビ・リベラ:ケイトの大学時代の友人、Storm Parの責任者)

 

ブランドン・ペレア/Brandon Perea(ブーン:「竜巻カウボーイ」の撮影係)

サッシャ・レイン/Sasha Lane(リリー:「竜巻カウボーイ」のドローン操縦士)

ツゥンデ・アデビンデ/Tunde Adebimpe(デクスター:「竜巻カウボーイ」の車両班)

ケイティ・オブライエン/Katy O’Brian(ダーニ:「竜巻カウボーイ」の車両班)

 

ハリー・ハッデン=パットンHarry Hadden-Paton(ベン:竜巻カウボーイを取材する記者)

 

デビッド・コレンスウェット/David Corenswet(スコット:ハビの相棒、MIT出身)

デヴィッド・バーン/David Born(リッグス:出資者)

 

ダリル・マコーマック/Daryl McCormack(ジェブ:ケイトの彼氏)

キーナン・シプカ/Kiernan Shipka(アディ:ケイトの幼馴染)

ニック・ドダーニ/Nik Dodani(プラビーン:ケイトの同級生)

 

モーラ・ティレニー/Maura Tierney(キャシー・クーパー:ケイトの母、農場主)

 

Laura Poe(デブラ:国立気象庁の職員、ケイトの上司)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:オクラホマ州

 

ロケ地:

アメリカ:オクラホマ州

エル・リーノ/El Reno

https://maps.app.goo.gl/VJQeFwrthYCsiQ8y7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

気象学を専攻しているケイトは、仲間たちと一緒に竜巻の解明のための実験を行なっていた

だが、予測以上に大きくなった竜巻は彼らを襲い、多くの仲間が犠牲になってしまった

 

それから数年後、ケイトは国立気象局の職員として働いていたが、ある日、生き残った仲間のハビが彼女の元を訪れた

ハビは会社を立ち上げて、竜巻のデータを出資者に売るというビジネスを立ち上げていた

だが、竜巻の予測に関してはケイトの右に出るものはおらず、ハビは1週間だけ力を貸してくれと懇願する

 

やむを得ず、ハビに力を貸すことになったケイトだったが、竜巻発生地帯にはユーチューバーを始め、危険を省みないストームチェイサーたちでごった返していた

彼らは配信をしてファンを獲得し、オリジナルグッズを売るということをしていて、その中心人物であるタイラーは絶大な人気を誇っていた

 

ケイトは彼らに呆れながら、ハビのデータ収集のために、竜巻の進路を予想することになったのである

 

テーマ:災害ビジネス

裏テーマ:被災者に必要なこと

 

■ひとこと感想

 

かなり昔のパニック映画で『ツイスター』というのがあったのですが、今回はその映画との世界線が繋がっている続編のような立ち位置になっていました

前作とのキャラの関連はなく、観測機の名前が「ドロシー」であるぐらいの共通点だったように思います

 

映画は、とにかく臨場感重視なら4DXやScreen Xなどの特殊空間の方が良いと思います

2D字幕で観ましたが、この映像体験はアトラクションに振り切っているんだなあと思わされました

おそらく4DXなどではかなり揺れると思うので、飲み物は控えた方が良いかもしれません

 

物語は至ってシンプルで、自分の欲望に仲間と恋人を巻き込んでしまい、その古傷をずっと背負っているというものになります

唯一生き残ったハビも災害をなんとかしたいとは思いますが、何とかなるようなものでも無いのですね

彼なりの視点で動いてはいるものの、対処療法にもなっていないところが心苦しくもあったのだと思います

 

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【映画感想】ツイスターズ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101637/review/04093121/

 

公式HP:

https://wwws.warnerbros.co.jp/twisters/


■愛のぬくもり

 

■オススメ度

 

男女入れ替わり系映画に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.8.1(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、91分、R15+

ジャンル:ある出来事で体が入れ替わった小説家と美容師を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:いまおかしんじ

 

キャスト:

小出恵介(辺見たかし:外見が女性になってしまう小説家)

風吹ケイ(横澤サトミ:外見が男性になってしまう美容師)

 

新藤まなみ(辺見由莉奈:たかしの妻、看護師)

冨家ノリマサ(辺見英二:たかしの父、元大学教授)

 

荒木双葉(三好真紀:サトミのルームメイト、ダンサー)

川瀬陽太(神里哲也:サトミの勤務先の美容室の店長)

 

田中幸太朗(熊野次郎:たかしとサトミの行きつけのバーの店長)

 

■映画の舞台

 

東京都心のどこか

 

ロケ地:

東京都:新宿区

歌舞伎町

カラオケバーRoots

https://maps.app.goo.gl/zRaipWcjV5ZBZUzy5?g_st=ic

 

東京都:品川区

五反田美容室 nico

https://maps.app.goo.gl/fRovnoPPp1zfxPum7?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

Atlya参宮橋

https://maps.app.goo.gl/oEqYBkyYawhSofv87?g_st=ic

 

参宮橋 えん2号店

https://maps.app.goo.gl/qWEEttJpQdesbjg37?g_st=ic

 

千葉県:木更津市

太田山公園

https://maps.app.goo.gl/RtKdjoTFfGzKKNRJA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

小説家としてしがない生活を送っているたかしは、妻・由莉奈との関係も良好だったが、彼女の影に何故か男の影を感じていた

ある日の朝、不意に彼女に訊いたたかしだったが、彼女は即座に否定し、それ以上のことが聞けなかった

 

その後、彼女の勤務先を張り込んだたかしは、彼女がある男の車に乗り込むところを目撃してしまう

そして、その相手は自分の父であり、たかしは何が起こっているのか理解できなかった

 

事態を打開しようと上の空で高台の階段に差し掛かったたかしは、そこでサトミという女性とぶつかってしまい、そのまま階段下まで転落してしまった

大した怪我もなく、お互いが家に帰ろうとしたものの、たかしは自分の体が女になっていることに気づく

 

さらに、サトミは男の姿と気付かずに家に帰ってしまい、そこでルームメイトの真紀から変質者扱いをされてしまう

ようやく自分の姿がおかしいことに気づいたサトミは、男とぶつかった階段下へと戻った

二人は行きつけのバーで対策を練ろうとするものの、効果的な案は一切出てこなかったのである

 

テーマ:人生の交換

裏テーマ:日常への刺激

 

■ひとこと感想

 

今更ながらの男女の体が入れ替わるというネタで、その取っ掛かりも体がぶつかるというベタなものになっていました

その後の展開は誰もが考えることで、お互いの興味のある体を観察するというパートになっていました

 

映画は、たかしの妻が不倫しているんじゃないかという問題と、サトミのルームメイトにも誰かがいる、という感じの導入になっていました

どちらもが同じ悩みを抱えていて、その問題が表面化したときに事件が起こるという流れになっています

 

その後は、それぞれの人生に干渉していくことになるのですが、対象者が入れ替わりを理解していないというところにおかしさがありましたね

また、体が入れ替わっているということで本音の代弁者になっていたところも面白かったと思います

 

とは言え、思いっきりアダルトなシーンが多すぎて、お子様には刺激が強すぎると思います

脱ぎ要員は意外な人でしたが、肝心なところをギリギリ映さないカメラマンのテクニックはすごいなあと思ってしまいました

 

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【映画感想】愛のぬくもり【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101554/review/04093123/

 

公式HP:

https://www.legendpictures.co.jp/movie/shapeofmyheart/


■赤羽骨子のボディガード

 

■オススメ度

 

ラウールのファンの人(★★★★)

原作ファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.8.2(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、117、G

ジャンル:100億の賞金が懸けられた幼馴染を守る高校生を描いた青春ラブコメアクション映画

 

監督:石川淳一

脚本:八津弘幸

原作:丹月正光『赤羽骨子のボディガード(講談社)』

Amazon Link(原作コミック:Kindle版)→ https://amzn.to/4fwBh16

 

キャスト:

ラウール(威吹荒邦:赤羽骨子のボディガードを依頼されるヤンキー高校生、骨子の幼馴染)

   (幼少期:リンゼイ尊

出口夏希(赤羽骨子:100億の懸賞金を懸けられた高校生、ダンス部、夢は弁護士)

 

【錚々児高校 3年4組】

奥平大兼(染島澄彦:司令塔)

高橋ひかる(棘屋寧:空手家、骨子と同じダンス部の親友)

 

倉悠貴(糸踏忠也:ハッカー)

山本千尋(日暮弥美姫:剣士)

戸塚純貴(迅来風太:忍者)

鳴海唯(湾可世子:拷問)

中田青渚(那木うずめ:調教)

長井短(愛満斗々:罠師)

坂口涼太郎(千坂時規:変装)

木村昴(大叢井巌:柔道家)

芝大輔(海代朱雀:詐欺師、ナンパ男)

詩羽(首藤孔蘭:ギャンブラー)

安斉星来(夏野真凪:新体操)

橘優輝(杜窪章介:医師)

松岡広大(嘉柄譲:ドライバー)

大久保桜子(黒雲字音:スプリンター)

有輝(幡一平:潜水士)

敷本奈々穂(かなで:技師)

工藤美桜(小樽椚:鑑識)

三浦りょう太(天貫与一:スナイパー)

高橋大翔(吉信滝丸:鍵師)

あの(霧宮茶虎:配信)

 

【骨子を狙う者たち】

谷田歩(鷹見剛己:尽宮と因縁を持つ殺し屋)

堀丞(α:鷹見の右腕)

浅川梨奈(β:鷹見の右腕)

 

皆川猿時(田中:バウンティハンターの親玉)

 

【近親者関連】

遠藤憲一(尽宮正人:骨子と正親の父、国家安全保障局の長官)

土屋太鳳(尽宮正親:骨子の義理の姉)

   (幼少期:加藤レノン

 

安井順平(鍋沢:尽宮の秘書)

 

津田健次郎(威吹丈夫:荒邦の父、尽宮のボディーガード)

 

■映画の舞台

 

日本の関東圏のどこか

錚々児高校

 

ロケ地:

千葉県:市川市

和洋学園

https://maps.app.goo.gl/63JcGJPAvKzPcz4k8?g_st=ic

 

千葉県:浦安市

浦安ブライダルホテル東京ベイ

https://maps.app.goo.gl/y9X9CNukzMbPnkkA8?g_st=ic

 

群馬県:桐生市

桐生市市民文化会館

https://maps.app.goo.gl/4afMH3GabVJveBn69?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

SEA PRADISE

https://maps.app.goo.gl/QA33XjforuE6fUER7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

ヤンキー高校生の威吹荒邦は、国家安全保障局の長官・尽宮から「あるお願いごと」をされてしまう

それは、長官の娘で、荒邦の幼馴染の赤羽骨子を護るというもので、彼女には100億円の懸賞金がかけられていると言う

荒邦は骨子と同じクラスに編入することになったが、そのミッションは「骨子にバレないこと」「長官との関係も秘密」というハードルがあった

 

骨子は高校のダンス部に所属していて、今は県大会の予選を控えていた

クラスメイトの寧とともにダンスに励む骨子は、両親の影響で弁護士を目指していた

当初はダンスを諦めようと思っていたが、そんな彼女を勇気づけたのは荒邦だった

 

そんな折、骨子の前に奇妙な男が現れた

荒邦は身を挺して骨子を守ったものの、男は再度姿を現し、今度は集団で襲ってくる

多勢に無勢で荒邦は捕まってしまうのだが、彼を助けにやってくる集団があった

それが、荒邦の所属する3年4組の面々で、彼らは全員、骨子を護るためのボディガードだったのである

 

テーマ:青春の向こう見ず

裏テーマ:護ると言うこと

 

■ひとこと感想

 

原作は未読、おそらくラウールを愛でる映画であることは承知の上で鑑賞

公開日の昼間に舞台挨拶のライブビューイングがあったので、朝イチ回は空いているだろうと思って突撃しました

読みが当たったのか、あまりにも朝が早いからかは分かりませんが、ガラッガラの中、ポツンと鑑賞することになりました

 

映画は、想像通りの内容で、ほぼ予告編で描かれていること以外は起こらない感じでしたね

敵として登場する正親が実はと言うのも織り込み済みのような感じになっていて、予定調和を楽しむ内容になっていたと思います

 

とにかくキャラが所狭しと出てくるのですが、主要数人以外はほとんどモブに近い感じになっていますね

おそらく、原作ではそれなりに見せ場があると思われるキャラもワンカットで終了に近いようなざく切り感がありました

尺とキャラ人数が合っていないのですが、そこを変えるのも難しいのかなあと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】赤羽骨子のボディガード【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101350/review/04095933/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/akabanehonekomv/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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