■映画鑑賞まとめ■
1月、第1週(2025.1.1~2025.1.12)
■神は銃弾
■オススメ度
ゴア描写が大丈夫な人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.2(T・JOY京都)
■映画情報
原題:God Is a Bullet(神は銃弾)
情報:2023年、アメリカ、156分、R15+
ジャンル:カルト集団に娘を奪われた父が元カルト信者の助けを借りて奪還に向かう復讐劇
監督&脚本:ニック・カサベテス
原作:ボストン・テラス/Boston Teran『God Is a Bullet (1999年)』
Amazon Link(原作日本語訳)→ https://amzn.to/3DNwZnG
Amazon Link(原作英語版)→ https://amzn.to/3W2TOdt
キャスト:
マイカ・モンロー/Maika Monroe(ヘッドケース/ケース・ハーディン/Case Harden:カルトからの唯一の逃亡者)
(若年期:Elise Guzuowski)
ニコライ・コスター=ワルドー/Nikolaj Coster-Waldau(ボブ・ハイタワー/Bob Hightower:娘のためにカルトと戦う保安官代理)
Chloe Guy(ギャビ・ハイタワー/Gabi Hightower:誘拐されたボブの娘、14歳)
Lindsay Hanzl(サラ・ハイタワー/Sara Hightower:ボブの元妻)
Kola Olasiji(サム/Sam:サラの今の夫)
デヴィッド・トーンソン/David Thornton(アーサー・ナシ/Arthur Naci:サラの父、ボブとジョン・リーの友人、不動産業者)
カール・グルスマン/Karl Glusman(サイラス/Cyrus:カルト「左手の小径」のリーダー)
イーサン・サプリー/Ethan Suplee(ガター/Gutter:サイラスの手下)
(若年期:Dexter Demme)
ブレンダン・セクストン・3世/Brendan Sexton III(グラニー/Granny Boy:サイラスの手下、コブラ仕込み)
Virginia Cassavetes(レナ/Lena:サイラスの手下)
(若年期:Carola Cuarón)
ジョナサン・タッカー/Jonathan Tucker(エロル・グレイ/Errol Grey:バーの経営者)
パール・ヨハンソン/Paul Johansson(ジョン・リー・ベーコン/Sgt John Lee Bacon:保安官、ボブの上司)
ジャニュアリー・ジョーンズ/January Jones(モーリーン・ベーコン/Maureen Bacon:ジョン・リーの妻)
ジェイミー・フォックス/Jamie Foxx(フェリーマン/The Ferryman:「社会の反逆者」のリーダー、ケースの旧友)
ギャレット・ウェアリング/Garrett Wareing(ウッド/Wood:女装したゲイ)
■映画の舞台
アメリカ:カルフォニア州
デスバレー
https://maps.app.goo.gl/oHaSpLPEq2XFKcZFA
バーストー
https://maps.app.goo.gl/PzpX7ceDyNBVmn3KA
ソルトン湖
https://maps.app.goo.gl/QdjASj8K6eJdjdTo8
エル・セントロ
https://maps.app.goo.gl/6gUcxstiem7s71BD9
ロケ地:
メキシコ:
メキシコシティ/Mexico City
https://maps.app.goo.gl/c7eDNhQ726UEFhFC6
■簡単なあらすじ
カリフォルニア州の砂漠地帯にて保安官をしているボブは、内勤として勤勉に業務をこなしていた
彼には別れた妻サラと娘のギャビがいて、時折娘との会話を楽しんでいた
クリスマスの夕方、サラと連絡がつかないことを気に掛けたボブは、サラの父のアーサーと共に彼女の家を訪ねた
だが、人の気配がせず、玄関も開いたままだったことを不審に思ったボブは、銃を構えて邸宅へと入り込む
そして、そこには吊るされたサラの夫サムがいて、プールには無惨に殺されたサラの死体が浮かんでいた
一方その頃、そのニュースを知ったケースは、セラピストのアンに「保安官に手紙を書きたい」と言い出した
その手紙を受け取ったボブは、ケースに会って話を聞くことになった
ケースは元カルトの仲間で、手口がそのカルトに似ているという
そこでボブは、ケースを頼りにして、カルトに近づこうと考えるのである
テーマ:信仰の対象
裏テーマ:銃弾が救うもの
■ひとこと感想
原作がミステリーのベストセラーで、実話ベースということですが、思いっきりフィクションっぽさが全開の作品になっていました
テーマは宗教で、キリスト教徒(おそらくプロテスタント)の信仰と、それ以外を信仰している者との対比になっていました
心を病んでいたケースは、救いを求めた先にカルトがあって、最終的には「銃弾」に信仰を求めていました
宗教的な側面の強い作品ですが、そこまで詳しくなくても問題ない感じでしたね
相手はカルトではあるものの、ほとんど半グレジャンキー軍団にしか見えないし、暴力はすごいけど、あまり怖さを感じることはありませんでした
ミステリー部分のネタバレはサラッとしたもので、そこまで驚きの事実が!ということはありません
とにかく、暴力&ゴア表現がOKな人向けで、この手の作品にありがちなエロ要素は皆無という珍しい作品でもあったとお思います
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102879/review/04619811/
公式HP:
https://klockworx.com/movies/giab/
■ロード・オフ・ザ・リング:ローハンの戦い
■オススメ度
「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観が好きな人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.3(MOVIX京都)
■映画情報
原題:The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim(ロード・オブ・ザ・リング:ローハンの戦い)
情報:2024年、アメリカ、134分、G
ジャンル:中つ国のある辺境の国の王位争いを描いたヒューマンドラマ
監督:神山健治
脚本:ジェフリー・アディス&ウィル・マシューズ&フィービー・ギティンズ&アーティ・パパイョルイゥ
原作:J・R・R・トールキン『The Lord Of The Ring』
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キャスト:
ブライアン・コックス/Brian Cox(ヘルム/Helm:ローハン国の第9代国王)
ガイア・ワイズ/Gaia Wise(ヘラ/Héra:ヘルムの娘)
(幼少期:Bea Dooley)
ベンジャミン・ウィンライト/Benjamin Wainwright(ハレス/Haleth:ヘルム王の長男、ヘラの兄)
ヤズダン・カフォーリ/Yazdan Qafouri(ハマ/Hama:ヘルム王の次男、ヘラの兄)
ロレイン・アッシュボーン/Lorraine Ashbourne(オルウィン/Olwyn:ヘラの侍女)
ビラル・ハスナ/Bilal Hasna(リーフ/Lief:ヘルム王の従者)
ローレンス・ウボング・ウィリアムズ/Laurence Ubong Williams(フレアラフ/Fréalaf:ダンハローの領主、ヘルム王の甥、ヘラの良き理解者)
ルーク・パスクァリーノ/Luca Pasqualino(ウルフ/Wulf:ローハンの西境、領主フレカの息子)
(幼少期:Elijah Tamati)
ショーン・ドゥーリー/Shaun Dooley(フレカ/Freca:ローハン西境の領主、ウルフの父)
マイケル・ワイルドマン/Michael Wildman(ターグ将軍/General Targg:領主フレカの忠実な右腕)
ミランダ・オットー/Miranda Otto(エオウィン/Éowyn:ホーンブルグの盾の乙女)
ジャニーン・デュビツキ/Janine Duvitski(ペニクルック/Old Pennicruik:ホーンブルグの倉庫番の老女)
ジュード・アクウディケ/Jude Akuwudike(ソーン卿/Lord Thorne:ヘルム王の配下)
ビリー・ボイド/Billy Boyd(シャンク/Shank:ホーンブルグ周辺に潜むオーク)
ドミニク・モナハン/Dominic Monaghan(ロット/Wrot:ホーンブルグ周辺に潜むオーク)
ミランダ・オットー/Miranda Otto(ナレーション)
【日本語吹替版】
市村正親(ヘルム)
小芝風花(ヘラ)
津田健次郎(ウルフ)
山寺宏一(ターグ将軍)
本田貴子(オルウィン)
中村悠一(フレアラフ)
森川智之(ハレス)
入野自由(ハマ)
田谷隼(リーフ)
斧アツシ(フレカ)
大塚芳忠(ソーン卿)
沢田敏子(老ペニクルック)
村治学(ロット)
飯泉征貴(シャンク)
坂本真綾(エオウィン)
■映画の舞台
中つ国:ローハン
■簡単なあらすじ
ビルボ・バギンズが指輪を手に入れる200年前、中つ国のローハンでは、ヘルム王を中心とした王政が敷かれていた
ヘルム王には3人の子どもがいて、長男はレスは武勲を上げる武将として、次男ハマは竪琴を好む文才を発揮し、末娘のヘラは「奔放な娘」として活動的な行動を繰り返していた
ヘラは魔法使いと繋がっていると言われる大鷲とコンタクトを取ろうとして、丘を駆け巡っては餌付けなどをいていた
ある日のこと、西境を統治するフレカ卿が息子ウルフたちを連れてやってきた
彼らの目的は、ウルフとヘラの結婚を取り仕切ることだったが、ヘルム王はフレカの悪巧みだと断罪し拒否の姿勢を示す
そして、王の前での侮辱行為があったことにヘルム王はフレカを挑発し、宮殿外にて決闘を行うことになった
フレカは相手が老いぼれであると余裕を見せていたが、ヘルム王の一撃で命を落としてしまう
ウルフたちはローハンから追放され、ヘラは彼の行く末を心配していた
それから数年ほどしたある日のこと、今度は東境で異変が起こる
それは、ヘルム王の鬼畜の所業を受けての、神の怒りだと噂されるようになっていた
テーマ:王家の威信
裏テーマ:反旗を産む所業
■ひとこと感想
実写版『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から随分経ちましたが、今更ながら「前日譚をオリジナルアニメで制作する」というのに驚きました
3部作はほぼ記憶にありませんでしたが、前日譚ならば知識は不要かなと思い、あえて予習はせずに鑑賞しました
結果として、「これって、ロード・オブ・ザ・リングなの?」という感じで、広い世界の辺境の過去譚は「ぽさ」というものをほとんど感じませんでした
オークや白のソロモンが出てきたあたりで世界観は通じているのかなぐらいに思える内容で、ロード・オブ・ザ・リングだと言われないとわからないほどに「普通の中世を舞台にしたアニメ」に思えました
ヘルム王はやたら強かったのですが、戦う前に指輪を外していて、封印を解いたのか、指輪の力を頼らなかったのかとか、その辺りもイマイチわかりませんでした
中盤ではオーク相手に肉弾戦で圧倒するし、あれだけの矢を受けても無事だったことのネタバレとかなかったように思います
映画は、アニメ好きな人がヘラのビジュアルであれこれ言うタイプの作品で、いとこのフレアラフとの微妙な距離感は二次創作向けのネタのように思えました
一応アメリカ映画ということで字幕版で見てきましたが、あまりキャラに合った声ではなかったように感じられました
吹替版の方が意外としっくりくるのかもしれません
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】ロード・オブ・ザ・リング:ローハンの戦い【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/98958/review/04625004/
公式HP:
https://wwws.warnerbros.co.jp/lotr-movie/
■夏が来て、冬が往く
■オススメ度
中国の家庭事情映画に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.7(アップリンク京都)
■映画情報
原題:夏來冬往(夏が来て、冬が往く)、英題:Hope for A New Life(新しい人生への希望)
情報:2023年、中国、98分、G
ジャンル:父の葬式で再会する里子に出された姉妹たちを描くヒューマンドラマ
監督:ポン・ウェイ/彭偉
脚本:シャン・ヤリ/単雅莉
キャスト:
シュエ・ウェン/雪雯(リン・チアニー/林佳妮:三女、貿易会社勤務)
(少女(14歳)期:リウ・グワンイー/劉冠宜)
(幼児期:シュエル/雪儿)
チェン・ハオミン/除昊明(チャン・シャオリー/張曉莉:次女、夫とビジネス)
ゼン・ユンジェン/曾韵蓁(チョン・ウェンフォン/鄭文鳳:長女、地元で専業主婦)
ムー・ウェンシュエン/牟玟萱(シャオユー/小雨:ウェンフォンの娘)
ジア・シーシン/贾志兴(シューハイ/寿海:ウェイフォンの夫)
ワン・ヤージュン/王亜軍(パン・サンシー/藩三喜:三姉妹の産みの母)
ワン・チー/王馳(チョン・ウェンロン/鄭文龍:チアニーの弟)
ヤン・ハンビン/楊涵斌(リン・シャオバオ/林小宝:チアニーの義父)
シー・リウ/石榴(リン・チアシュエ/林佳雪:チアニーの妹)
クー・ジアン/邱健(チェン/張:シャオバオの姉、チアニーの叔母)
スン・シューボー/孫序博(ヤオ・ジーユエン/姚志遠:チアニーの恋人)
■映画の舞台
中国:広東省
深圳
ロケ地:
深圳&青島
■簡単なあらすじ
深圳にて貿易会社に勤めているチアニーは、恋人ジーユエンがいたが結婚観の違いから未だに恋人同士のままだった
チアニーは養父に育てられた過去があり、自分の家を持ってから結婚したいと考えていた
ある日のこと、尋ね人協会からチアニーの元に連絡が入った
それは実父が見つかったというものだったが、同時に父の死も知らされてしまう
明日は通夜となり、チアニーは父が住んでいた青島へと向かうことになった
実家に着いたチアニーは、姉のシャオリーと再会するものの、そのまま中へは入れてもらえない
そこで、チアニーとシャオリーの姉で、実家の近くに住んでいるウェンフォンの家に泊まることになった
また、彼女たちには弟のウェンロンがいたが、彼は姉たちを毛嫌いしていたのである
テーマ:国の政策と家族の事情
裏テーマ:家族のためにできること
■ひとこと感想
実家に帰ったら姉と弟と再会する三女を描いていて、複雑な家庭事情と中国の一人っ子政策の余波が描かれていました
チアニーの回想録では中学生ぐらいだと思いますが、そこでは「夫婦に子どもは一人!」みたいな横断幕が貼ってあって、現代パートでは「夫婦は二人以上の子どもを産みましょう」なんてスローガンに変わっていました
一人っ子政策は1980年〜2015年なのですが、チアニーたちの何歳くらいの時に政策がなくなったのかはよくわかりませんでした
でも、姉妹の全員が「一人っ子政策」について言及しなかったので、彼女たちの若い頃に終わって、その政策があったこと自体を知らない年代なのかなと思いました
映画は、三姉妹と弟、そして実の母との人間関係の修復のようなものが描かれていますが、チアニーには「母親が子どもを捨てる気持ち」が理解できません
シャオリーとの会話でも「脳性麻痺だったので」という不穏な会話がありましたが、今では「子どもが全て」と言い切れるほどになっていました
母は一人っ子政策の余波で娘を里子に出すことになっていましたが、「政策だったから」とは一言も言わないのですね
このあたりは潔く、自分の罪を認めていると思います
物語は、そこまで起伏の激しいものではありませんが、後半に唐突に登場する弟エピソードに対して「エピローグを文字で説明」していたのですが、何を思ったのか字幕表記されていませんでしたね
そこには「回去不久、佳妮、曉莉分別給大姐致申、希望提供骨髄給四弟治病。最后、在医生的建议下、由曉莉為四弟完成了骨髄移植手術。四姐弟的这份情谊、在当地传为佳话。(日本語意訳:家に帰って間もなく、チアニーとシャオリーは4番目の弟の病気を治療するために骨髄を提供したいと考え長女に手紙を送った。そして、医師のアドバイスの下、シャオリーは4番目の弟の骨髄移植手術のために提供を行なった。4 人の友情は地元の伝説になっています。)」と書かれていました
さすがにあのエピソードをぶっ込んでおいて、その顛末を翻訳しないのはナンセンスだと思います
ちなみに、この文言の後には中国のスローガンで「男女平等!」みたいなことが書かれていましたね
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】夏が来て、冬が往く【後半:ネタバレあり:執筆中
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102481/review/04643909/
公式HP:
https://natsugakite-fuyugayuku.com/#cast
■ビーキーパー
■オススメ度
ジェイソン・ステイサム無双映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.8(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:The BeeKeeper(養蜂家)
情報:2024年、アメリカ、105分、PG12
ジャンル:恩人の死にブチ切れる養蜂家を描いたアクション映画
監督:デヴィッド・エアー
脚本:カール・ウィマー
キャスト:
ジェイソン・ステイサム/Jason Statham(アダム・クレイ/Adam Clay:養蜂家、秘密組織「Beekeeper」の元工作員)
エミー・レイヴァー=ランプマン/Emmy Raver-Lampman(ヴェローナ・パーカー/Agent Verona Parker:FBIの捜査官、エロイーズの娘)
フィリシア・ラシャド/Phylicia Rashad(エロイーズ・パーカー/Eloise Parker:クレイの隣人、元教師)
ボビー・ナデリ/Bobby Naderi(マット・ワイリー/Agent Matt Wiley:ヴェローナの同僚、FBI捜査官)
ダン・リー/Dan Li(キム/Agent Kim:FBI捜査官、突入部隊のリーダー)
ジェマ・レッドグレイヴ/Jemma Redgrave(ジェシカ・ダンフォース/President Danforth:アメリカの大統領、デレクの母)
ジョシュ・ハッチャーソン/Josh Hutcherson(デレク・ダンフォース/Derek Danforth:「ダンフォース・エンタープライズ」のCEO)
ジェレミー・アイアンズ/Jeremy Irons(ウォレス・ウェストワイルド/Wallace Westwyld:「ダンフォース・エンタープライズ」の警備主任、元CIA長官)
デヴィッド・ウィッツ/David Witts(ミッキー・ガーネット/Mickey Garnett:詐欺組織「UDG」のリーダー、ボイドと名乗る詐欺師、スプリングフィールド)
Enzo Cilenti(リコ・アンザローネ/Rico Anzalone:特殊詐欺の中間管理職、ナインスター・ユナイテッドのマネージャー)
ミヒャエル・エップ/Michael Epp(ペティス/Pettis:元米軍特殊部隊の傭兵のリーダー、ナインスター警備のブラックオプス部隊)
テイラー・ジェームス/Taylor James(ラザルス/Lazarus:南アフリカ人の傭兵部隊のリーダー、ダンフォース邸警備)
ミニー・ドライヴァー/Minnie Driver(ジャネット・ハワード/Director Janet Harward:CIA長官)
Don Gilet(ジャクソン・プリッグ/Deputy Director Prigg:CIA副長官)
Jessica Maria Gilhooley(ロザリア・ムニョス/Rosalia:CIA特別顧問)
Kojo Attah(ハリス/Second-in-Charge Harris:FBIの副責任者、ヴェローナの上司)
Sophia Feliciano(ケリー・クレーン/Kelly Krane:大統領秘書官)
メーガン・レイ/Megan Le(アニセット・ランドレス/Anisette:クレイと対立する現役ビーキーパー)
Rebecca Hazlewood(デビー/Debbie:「BeeKeeper」のオペレーター)
■映画の舞台
アメリカ:マサチューセッツ州
スプリングフィールド
https://maps.app.goo.gl/42kum7eaFC36mWc96?g_st=ic
アメリカ:マサチューセッツ州
ボストン
ロケ地:
イギリス:ケント州
Kingsferry Bridge
https://maps.app.goo.gl/eut6NPBfCuAMsNpe7?g_st=ic
イギリス:バッキンガムシェアー
Tyrinham Hall(大統領邸)
https://maps.app.goo.gl/4JotnbXeyk5EQq7t9?g_st=ic
アメリカ:マサチューセッツ州
Boston/ボストン
■簡単なあらすじ
ボストン郊外に住む養蜂家のアダム・クレイは、隣人の元教職者エロイーズ・パーカーの納屋を借りていた
エロイーズはクレイを信頼し、ディナーに招待をした
だが、養蜂作業を終えてパーカー宅を訪れたクレイは、煙探知機が作動し、物音しないことを不審に思った
そこにはエロイーズの娘ヴェローナも訪問していて、クレイは事件の嫌疑をかけられてしまう
それは、エロイーズが自宅内で銃殺されていたというものだったが、すぐさまクレイは放免となり、自殺として処理されることになった
ヴェローナが母のパソコンを調べていると、多くの金融サイトの残高がゼロになっていた
クレイはそれを知り、秘密裏にかつて所属していた組織「ビーキーパー」に連絡を取った
オペレータはクレイの情報からエロイーズを騙した犯人を突き止め、クレイはある報復を行うことになった
テーマ:正義を貫く意味
裏テーマ:群れを正す本能
■ひとこと感想
ジェイソン・ステイサムが訳あり養蜂家になっていて、親切な隣人のために報復を行うという物語で、特殊詐欺の行き着く先はどこか?みたいな話になっていました
脚本家の体験談が混じっていて、家族が特殊詐欺に遭ったとされていて、その報復を映画で行なっているという感じになっています
司法が及ぶ範囲外にいる者をどのようにして処罰するかという内容で、法が秩序を乱すなら暴力がそれを正すというわかりやすいものになっていました
特殊詐欺はどの世界でも行われていて、巧妙な話術と無知に対する恐怖心を煽るという手法はほとんど同じだと思います
今ではパスワードの漏洩がかなり問題になっていて、使い回しはダメとか色んな対策を講じてもなかなか守ることは難しいように思います
老人の無知につけ込んで詐欺を働くのですが、自分以外のお金を預かっているのに自分がわからないことに手を出すのはナンセンスということでしょう
映画は、クレイの報復がメインになっているので、そのきっかけとなる特殊詐欺については最低限の描き方をしていますね
ネット上にあったシナリオ(おそらく決定稿ではないもの)をサラッと読みましたが、エロイーズが詐欺にかかるまでに結構な尺を割いていましたね
このあたりにも体験談が活かされていると思うので、もう少し詳しく描いても良いのかなと思いました
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101062/review/04646113/
公式HP:
■カルキ 2898-AD
■オススメ度
インド神話に興味のある人(★★★)
続編ありきを耐えられる人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.9(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Kalki 2898 AD
情報:2024年、インド、168分、G
ジャンル:神様の戦争の余波を受けた近未来を描いたアクション映画
監督&脚本:ナーグ・アシュウィン
キャスト:
【神話の時代】
プラバース/Prabhas(カルナ:カラウヴァ族を助ける戦士)
アミターズ・バッチャン/Amitabh Bachchan(アシュヴァッターマン/Ashwatthaman:胎児を殺して呪いをかけられたカウラヴァ軍の武将)
Krishnakumar Balasubramanian(クリシュナ/Krishna:アシュヴァッターマンに呪いをかける神、声:Arjun Das)
Vijay Deverakonda(アルジュナ/Arjuna:カルナのライバルの射手)
Malvika Nair(ウッタラー/Uttara:ヴィシュヌ神の化身、マティサの王女)
【カーシーの住民】
プラバース/Prabhas(バイラヴァ/Bhairava:一匹狼の賞金稼ぎ)
(1歳時:Arjun Varma)
(3歳時:Oziel Jivani)
(12歳時:Aakash Srinivas )
(若年期:Hearty Singh)
Keerthy Suresh(ブッジ/Bujji:BU-JZ-1:バイラヴァの相棒AI、ドロイド・ビークルの声)
ディシャ・パタニ/Disha Patani(ロキシー/Roxie:バイラヴァの恋人)
Brahmanandam(ラージャン/Rajan:バイラヴァの家主)
ケーヤ・ナーヤル/Keya Nair(ライア/Raia:男装する少女)
ラーム・ゴーバール・ヴァルマ/Ram Gopal Varma(チントゥ/Chintu:屋台の料理人)
Venkata Ramana(ロニー/Ronnie:下取り屋)
フムフ/Humhu(クレーン/Krane:賞金稼ぎ)
ドゥルカン・サルマーン/Dulquer Salmaan(戦闘機のパイロット、バイラヴァの育ての親、回想)
【コンプレックス】
カマル・ハーサン/Kamal Haasan(シュプリーム・ヤスキン/Supreme Yaskin:200歳の支配者)
アニル・ジョージ/Anil George(バーニ顧問/Counsellor Bani:ヤスキンの部下)
シャッショト・チャタルジー/Saswata Chatterjee(マナス司令官/Commander Manas:プロジェクトKの責任者)
ハーミッシュ・ボイド/Hamish Boyd(ユリ/Yuri:ラボの科学者)
ディーピカー・パードゥコーン/Deepika Padukone(スマティ/サム80/Sum 80:身籠ったまま逃亡する奴隷、実験室被験者)
アヌーシュカ・マスキー/Anoushka Maskey(GS-Q43:被験者の監視役)
【シャンバラ】
ラジェーンドラ・プラサード/Rajendra Prasad(ルーミー/Rumi:シャンバラの反逆者の戦闘班のリーダー)
ムルナル・タークル/Mrunal Thakur(ディヴィア/Divya:シャンバラが保護している妊婦)
ショーバナ/Shobana(マリアム/Mariam:シャンバラの指導者)
カヴィヤ・ラマチャンドラン/Kavya Ramachandran(リリー/LYL-33:コンプレックスに潜入する反乱軍のメンバー)
パスパシー/Pasupathy(ヴィーラン/Veeran:サマティを救出する戦士、運転手)
アンナ・ベン/Anna Ben(カイラ/Kyra:サマティを救出する戦士、アッジュの婚約者、スマティの名付け親)
アヤーズ・パーシャー/Ayaz Pasha(アッジュ/Ajju:サマティを救出する戦士)
ハーシス・レディ/Harshith Reddy(ルーク/Luke:カーシーに潜む反逆者のメンバー)
ヴィナイ・クマール/Vinay Kumar(シリウス司令官/Commander Sirius:シャンバラの司令官)
■映画の舞台
西暦2898年、
都市カーシー
ロケ地:
インド:テランガーナ
■簡単なあらすじ
古代インドにて、パーンダヴァ軍とカウラヴァ軍の戦争が勃発し、ほとんどの戦士が命を落とした
そんな中、アシュヴァッカーマンはパーンダヴァの王女ウッタラーに矢を放ち、それによって胎児が死んでしまった
クリシュナ神はアシュヴァッカーマンに死ねない呪いをかけ、それから6000年の時が経とうとしていた
西暦2898年、世界は荒廃し、要塞都市コンプレックスに富と権力が集中し、唯一の文明都市はカーシーだけとなっていた
そこを目指して多くの人々が殺到するものの、そこは思い描いていたようなユートピアではなかった
カーシーでは妊娠可能な女性はコンプレックスに狙われていて、そこでは詳細不明の実験が行われていた
カーシーに着いた少女ライアは男の格好をして逃げ、近くの遺跡へと身を忍ばせた
一方その頃、カーシーでは賞金稼ぎが暗躍し、ユニットを集めてコンプレックスに入りたいと考えていた
その中の一人バイラヴァは負けなしの男だったが、家賃もロクに払わず、住民からは煙たがられていた
バイラヴァにはAIアシスタントのブッジがいて、一発逆転の案件が出ることを心待ちにしていた
テーマ:世界を復活させる者
裏テーマ:転生が示す道標
■ひとこと感想
インド神話をベースにしたSF映画で、近未来っぽさが描かれていました
妊婦の胎児からエキスを吸い取って母体ごと捨てるという凶悪なシーンがあって、それが黒幕の延命と復活に使われていました
その技術で200歳生きているカマルと、クリシュナの呪いで6000年生きているアシュヴァッカーマンが対決するところまで行かないのですが、最近のインド映画って、こんな感じで続編ありきで展開している作品が多いように思います
主人公はバイラヴァなのですが、本作では脇役に近いような感じになっていましたね
次作には、覚醒したバイラヴァがカルナとなって活躍するのだと思いますが、このペースだと、覚醒して3作目に突入しちゃいそうな勢いのように思えました
映画は、とにかく脱線しまくる感じで、キャラが多すぎて追いきれません
バイラヴァは孤児という設定ですが、それを拾い上げたパイロットが育ての親になって、そこからコンプレックス絡みで生き別れになるという感じになっていました
その後、賞金稼ぎとして活躍することになるのですが、コンプレックスに売る売らないあたりの流れもよくわからない感じになっていましたね
メンター的な存在のように思えますが、あまりにもサラッとしすぎて、伝説になっている所以もほとんど明かされていないように思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】カルキ 2898-AD【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102017/review/04648833/
公式HP:
■366日
■オススメ度
楽曲に思い入れがある人(★)
感動系映画が好きな人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.17(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、123分、G
ジャンル:不本意な別れを遂げた男女を描いた恋愛映画
監督:新城穀彦
脚本:福田果歩
インスパイアソング:HY「366日」
キャスト:
赤楚衛二(真喜屋湊:音楽会社「Jupter Music Japan」の社員)
上白石萌歌(玉城美海:湊の元恋人、高校の後輩、通訳)
中島裕翔(嘉陽田琉晴:美海の幼馴染、地元の雑貨店の跡取り)
玉城ティナ(望月香澄:湊の大学時代のサークル仲間)
溝端淳平(橘諒太:湊の会社の後輩)
稲垣来泉(陽葵:美海の娘)
(幼児期:永谷咲笑)
齋藤潤(琥太郎:陽葵の幼馴染)
石田ひかり(真喜屋由紀子:湊の母)
きゃんひとみ(湊の祖母)
国仲涼子(玉城明香里:美海の母)
杉本哲太(玉城一馬:美海の父)
■映画の舞台
2003年~2024年、
東京&沖縄
ロケ地:
沖縄県:名護市
ザ・ブセナテラス
https://maps.app.goo.gl/DVb8zx2D2kSz4njC7?g_st=ic
沖縄県:那覇市
高良楽器店
https://maps.app.goo.gl/VYxQg4BNDm6fpg7X8?g_st=ic
与儀公園
https://maps.app.goo.gl/hqAkJ6UmRZ5PcX7CA?g_st=ic
沖縄県:国頭郡
赤墓ビーチ
https://maps.app.goo.gl/EHK7uvPEiy5LGt4k6?g_st=ic
Cafe&Bistro 未熟者
https://maps.app.goo.gl/EqKj1bdeHKw3k8DH7?g_st=ic
Cafeteria佐田浜
https://maps.app.goo.gl/Cacj2EmUsrStZWwt5?g_st=ic
沖縄県:うるま市
海中道路
https://maps.app.goo.gl/HSsRcbJ8dwhrmpB18?g_st=ic
与勝高校
https://maps.app.goo.gl/WNwxjHhJ9Y1VRJjB9?g_st=ic
シルミチューの浜
https://maps.app.goo.gl/AEXQDt9JqEBYiiqg7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
2024年2月29日、沖縄からある少女がMDを片手に東京に訪れていた
父から託されたMDを、東京で働いているある男性に手渡すというもので、その人物は少女の母親と関わりのある人だった
その20年ほど前のこと、少女の母・美海は、地元の病院にて高校の先輩・湊と出会った
湊と自分のMDが入れ替わってしまい、それを届けるために彼を探す
だが、母の死にうちひしがれている湊は登校拒否になっていて、美海はようやく浜辺で港を見つけることになった
それから美海は、湊のために「元気が出るサウンドリスト」を作り、彼もようやく立ち直りを見せ始めた
湊は音楽の道に進むことを決意し、単身で東京に向かう
そして美海もまた、彼を追って、東京の大学に進学することになった
二人は同棲を始め、幸せな時間を過ごしていたが、ある時、二人の運命を揺り動かす出来事が起こってしまう
湊はどうするか悩んだ末、彼女を突き放して、別れることを決めてしまったのである
テーマ:愛を伝える方法
裏テーマ:恋愛を終わらせる自我
■ひとこと感想
HYの楽曲「366日」をベースにしたラブストーリーということで、個人的には「あの背景の楽曲をどう美化するんだろう」と思っていました
ググれば出てきますが、あの楽曲の制作秘話をテレビで聞いた時には、耳を疑うような衝撃が走りましたね
「それ、墓場まで持っていくやつとちゃうの?」と普通に思いました
映画は、恋愛破綻のきっかけを男女逆転させるという方法になっていて、着地点から回想するという流れになっていました
ツッコミどころしかない映画ですが、どうやら泣ける人には泣けるようですね
個人的には「琉晴が不憫だなあ」としか思えず、随分と自分勝手な人間ばかり登場しているなあと感じました
物語は、過去の恋愛がどうして破綻したのかがテーマになっていますが、楽曲を深掘りしたというよりは、全く別の話になっていたように思います
このあたりは「失恋」という言葉の定義に依ると思いますが、本作の結論は「366日」の真逆のマインドのように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102311/review/04650737/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/366movie/
■エマニュエル(2024年)
■オススメ度
エロい映画に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.1.10(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Emmanuelle
情報:2024年、フランス、105分、R15+
ジャンル:ホテルの調査員が謎の男に振り回される様子を描いたエロティックサスペンス
監督:オドレイ・ディワン
脚本:オドレイ・ディワン&レベッカ・ズロトブスキ
原作:エマニエル・アルサン『エマニュエル夫人』
Amazon Link(原作:日本語訳)→ https://amzn.to/4jeaGbh
キャスト:
ノエミ・メルラン/Noémie Merlant(エマニュエル・アルノー/Emmanuelle:ホテル査察の調査員、ホテルの品質管理担当者)
ウィル・シャープ/Will Sharpe(ケイ・シノハラ/Kei Shinohara:ホテルで寝ない利用客)
ジェイミー・キャンベル・バウアー/Jamie Campbell Bower(サー・ジョン/Sir John:ホテルの利用客、プロデューサー)
チャチャ・ホアン/Chacha Huang(ゼルダ/Zelda:ホテルで男を漁る利用客、自称英文生)
アンソニー・ウォン/Anthony Chau-Sang Wong(アイ/The Eye:ホテルの監視人)
ナオミ・ワッツ/Naomi Watts(マーゴット・パーソン/Margot Parson:ホテルの支配人)
Adam Pak(バオ氏/Mr. Bao:パーソナルマネージャー)
■映画の舞台
中国:香港
ローズ・フィールドパレス香港
ロケ地:
フランス:パリ
中国:香港
■簡単なあらすじ
ホテルの品質調査員のエマニュエルは、本部からの指令にて、香港に視察に訪れていた
そこはマーゴが支配人を務めていたが、本部は彼女を評価しておらず、何かしらの理由を求めていた
エマニュエルはホテルの客のふりをしながらくまなく調査するものの、これと言ったポイントは見つからなかった
ある日のこと、エマニュエルはホテルの利用客の中に、飛行機での行きずりを目撃していた男を見つける
彼はホテルの有名な利用客で、2701号室を借りるものの、そこで寝泊まりすることはなかった
興味を持ったエマニュエルは彼に近づくものの、全くと言って良いほどに情報は得られなかった
そんな折、エマニュエルはホテルの利用客の中で売春行為をしている女の存在に気づく
支配人もその女を黙認しているようで、エマニュエルは興味本位で彼女に近づいていく
そして、英文生のふりをしながら男を漁る彼女といるうちに、次第に特殊な欲望が顔を覗かせていくのである
テーマ:欲望を肯定するもの
裏テーマ:絶頂を誘引するもの
■ひとこと感想
1974年の『エマニエル夫人』の現代版リブートになるのだと思いますが、若妻設定がなくなっている感じに見えるので、別物のような印象がありました
怪しい世界に足を踏み入れて、自分の欲望を探すというプロットは同じだと思いますが、夫人ではないので背徳感が薄れてしまっているように思います
実際には夫がいる身なのかはわからないのですが、当初は指輪をつけておらず、重慶の怪しい街に入ってから、目印の指輪を嵌められていたように思います
映画は、冒頭から機内セックスが始まり、その後はボーイが覗いているところでヘアーの処理をしたりと、支配人がいる「客の好みを考慮する」という意味深な言葉もありました
そんな中、機内セックスの一部始終を見ていた謎の男に惹かれるようになり、それがホテルの客であるところからエスカレートしていきます
物語としての面白さはありませんが、とにかくエロ要素満載で、ちょっと気まずくなるくらいには爆発しているように思います
それでも展開がかなりダルいので、映画として面白いかと言われれば何とも言えない部分がありましたねえ
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】エマニュエル(2024年)【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102495/review/04650736/
公式HP:
https://gaga.ne.jp/emmanuelle/