まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

3月、第5週(2024.3.25~2024.3.31)

 


■ペナルティループ

 

■オススメ度

 

一風変わったループものに興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.25(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、99分、PG12

ジャンル:恋人を殺された男が犯人へ復讐する日を繰り返すループ映画

 

監督&脚本:荒木伸二

 

キャスト:

若葉竜也(岩森淳:6月6日を繰り返す男)

伊勢谷友介(溝口登:唯を殺す男)

山下リオ(砂原唯:淳の恋人)

 

ジン・デヨン(謎の男)

松浦祐也(お茶をこぼす工場の同僚)

うらじぬの(休憩フロアにいる工場の同僚)

澁谷麻美(組織の人?)

川村紗也(清掃員)

 

夙川アトム(ラジオの声)

 

■映画の舞台

 

日本のどこか

 

ロケ地:

千葉県:茂原市

FUTABA

https://maps.app.goo.gl/zreuEeYx3XxkRbuy8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

ある年の6月6日、朝に目覚めた岩森は、恋人・唯が出かけることに不安を抱いていた

「今日だけはここにいて」というものの、唯は彼の手を解いて出かけてしまった

 

夜になって、彼女の帰りを待っていると、不意に玄関のベルが鳴った

だが、それは唯の帰宅を知らせるものではなく、岩森は刑事に連れられて、とある河川敷に連れられてきてしまう

 

そこでは、女性の死体が川から発見されていて、その身元確認のために岩森は呼ばれていた

ほどなくして、彼女の遺体と対面した岩森は悲痛のまま、その夜を終える

 

そして、次に目覚めた時、岩森はいつものように職場に出向き、そこに訪れた電気技術者を殺してしまう

死体を川に投げしてて一日が終わると、その日も同じように男を殺すことになるのだが、前日とは少しばかり様子が違っていた

 

テーマ:復讐の代わりに募るもの

裏テーマ:ループの先にある空虚

 

■ひとこと感想

 

ちょっと変わったループをする、ということは聞いていましたが、なかなか凝った作りになっていて、回を重ねていくうちに視点が逆転するのは面白かったと思います

基本的に主演二人の会話劇で、時折回想に恋人が登場するという内容になっていました

 

6月6日を繰り返す中で、その男を殺さなければ終わらないし、殺すのを止めると「殺させられる」というのは新しいポイントだったように思います

恋人との馴れ初めと、恋愛関係の期間など不明瞭なところは多いですが、あまり関係性が深くないところも意味があるのかもしれません

 

主演3人以外にもセリフつきのキャラが数人出てきますが、ピンポイントすぎて一人わかりませんでしたね

モブの人たちに至っては、探せたら奇跡のような感じになっていて、「ちょこっと出てます」という「ちょこっと」が「ちょこっと」すぎて悶えてしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ペナルティループ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99352/review/03645696/

 

公式HP:

https://penalty-loop.jp/


■i ai

 

■オススメ度

 

理由なく逝った人が身近にいる人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.25(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、118分、G

ジャンル:破天荒なロックミュージシャンとの邂逅を描いた青春映画

 

監督&脚本:マヒトゥ・ザ・ピーポー

 

キャスト:

富田健太郎(コウ:単調な日々を過ごす若者)

森山未來(ヒー兄:コウの憧れのバンドマン)

 

さとうほなみ(るり姉:ヒー兄の彼女)

堀家一希(キラ:ヒー兄の弟、コウとバンドを組むギタリスト)

 

イワナミユウキ(なみちゃん、コウのバンドのベース)

KIEN(エン:コウのバンドのドラマー)

 

K-BOMB(ウブ:黒づくめのホームレス)

 

コムアイ(絵本の読み手)

知久寿焼(絵本の読み手)

 

吹越満(若頭:地元のヤクザ)

大宮イチ(若頭の運転手)

永山瑛太(久我:若頭の息子)

 

小泉今日子(ライブハウスの店長)

 

マヒトゥ・ザ・ピーポー(ヒー兄のバンド「微々」のメンバー)

イーグル・タカ(ヒー兄のバンド「微々」のメンバー)

ヤクモア(ヒー兄のバンド「微々」のメンバー)

石原ロスカル(ヒー兄のバンド「微々」のメンバー)

 

■映画の舞台

 

兵庫県:明石市

 

ロケ地:

兵庫県:神戸市

クラブ月世界

https://maps.app.goo.gl/TeE3zfD5YAbAqUjJ8?g_st=ic

 

パルシネマしんこうえん

https://maps.app.goo.gl/gNQSyKJa1SrSZ7P29?g_st=ic

 

扇港湯

https://maps.app.goo.gl/Ew3uqcJuRNnvhTrD8?g_st=ic

 

お好み焼き ゆき

https://maps.app.goo.gl/pvmNLSFacmPqXDCr9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

煮え切らない毎日を過ごしていたコウは、ある日、ヒー兄と呼ばれているバンドマンに出会った

破天荒で掴みどころのないヒー兄は、地元の子どもたちが歌を口ずさむほどで、ライブハウスでの人気も高かった

だが、あまりにも制御不能な行動は、日の目を見るためには障害でしかなかった

 

ある日、ヒー兄は「弟のキラとバンドを組め」と言い出し、愛用のギターをコウに渡した

それから、キラ、なみちゃん、エンの4人でバンドを組み、大空に向かって音を奏で始めた

 

だが、ある時を境にヒー兄の行動はエスカレートしていき、恋人のるり姉ですら抑えの効かないものになっていく

そして、事件は起きてしまうのである

 

テーマ:表現の先にある自由

裏テーマ:生き様と論理性

 

■ひとこと感想

 

憧れのミュージシャンが理解不能な死を遂げたという物語で、それに至るまでの意味のわからなさというものが描かれていました

音楽スタイルから危うさを感じる内容で、冒頭から「映画館で白いスクリーンを眺める」という観念的な映像が流れていきます

このシーンは後半に繋がっていくのですが、いわゆる走馬灯を第三者目線で見たものという感じになっていました

 

映画は、無機質に思える人生を送ってきた若者がパンチの効いた人間と出会うことで生き方を変えていくというもので、理屈ではない音楽が好きな人向けの内容となっています

個人的にはあまり聴かない系統の音楽でしたが、ライブハウスに全てを忘れに行く層にはハマりそうな予感があります

 

森山未來のカリスマ性が存分に発揮されていて、脇を固めるキャストも良かったですね

大人になっても、子どものまま青春をしているという感じで、何かのライヴを観に来たような感覚になり映画だったと思いました

ひと言で言えば「すげえの見た」って奴でしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】I ai(アイアイ)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/95415/review/03663536/

 

公式HP:

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■デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章

 

■オススメ度

 

浅野いにおの漫画が好きな人(★★★★)

キャストのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.26(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、120分、G

ジャンル:突如上空に現れた謎の物体に翻弄される人類を描いたSF青春映画

 

監督:黒川智之

脚本:吉田玲子

原作:浅野いにお 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(小学館)』

Amazon Link(原作漫画:検索ページ)→ https://amzn.to/496J7dy

 

キャスト:

幾田りら(小山門出:イソベやんを溺愛する女子高生)

あの(中川凰蘭/おんたん:門出の親友、戦争ゲームオタク)

 

種崎敦美(栗原キホ:小比類巻を想う門出の友人)

島袋美由利(出元亜衣:癒し系の門出の友人)

大木咲絵子(平間凛:亜衣の幼馴染、BL好き女子)

 

和氣あず未(竹本ふたば:門出の友人、侵略者保護団体、福井県出身の駿米大学の学生)

白石涼子(田井沼マコト:ふたばの中学の同級生、福井県出身の駿米大学の学生)

 

入野自由(大葉圭太:8.31で行方不明になったアイドル「LOVE♡無限大」似の少年)

内山昂輝(小比類巻健一:サブカル好きの青年)

坂泰斗(渡良瀬:門出の担任教師)

 

諏訪部順一(中川ひろし:凰蘭の兄)

伊原正明(中川大五郎:ひろしの兄、おんたんの居候先)

 

津田健次郎(小山ノブオ:門出の父、8.31で行方不明)

柚木涼香(小山真奈美:完全防御の門出の母)

佐藤せつじ(高畠:真奈美の新しい恋人)

 

大西沙織(須丸光:S.E.S社の広報)

 

杉田智和(イソベやん:遠い未来からやってきたきのこ人)

TARAKO(デベ子:イソベやんの内緒道具に頼る怠け者)

 

■映画の舞台

 

日本:東京&千葉&福井

 

■簡単なあらすじ

 

突如、関東南の沖合に現れた謎の物体によって、首都圏は未曾有の混乱に見舞われてしまう

米軍主導のもと、新型兵器「A」を投入するも、その影響によって、首都圏の一部は避難命令が出る事態に発展してしまう

 

それから3年後、高校に通う門出とおんたんは、変化のない日常を過ごし、それぞれの将来に不安を感じ始めていた

政府は米軍と協調体制を敷いているものの、母艦から切り離された小型船の撃墜に成功しても、その成果は全て米軍に奪われてしまう

独自の対抗兵力を開発し対抗するものの、以前として母艦の正体は分からなかった

 

門出は担任の渡良瀬に恋をしているが、おんたんはリアルを真っ向から揶揄する性格で、仲良しの涼、亜衣、キホたちと何気ない日常を過ごしていた

話題の中心はキホの恋愛で、彼女はリア充になるべく、クラスメイトの小比類巻に告白をしようと考えていた

そんな折、S.E.S社が開発した「歩仁」によって小型船を撃ち落とすことに成功し、その様子がSNSにアップされてしまう

巷ではそれに宇宙人が乗っていると噂され、様々な憶測が飛び交っていくのである

 

テーマ:青春の礎

裏テーマ:震災が遺したもの

 

■ひとこと感想

 

原作は未読で、窓口で名前を言えるかどうか選手権の表題のようなタイトルですが、リズミカルな言葉なので、意外とスッと読めたりします

映画は、あのちゃんと幾田りらが声優を務めているということで話題になっていましたが、観た感じそこまで変とは思いませんでしたね

あのちゃんはあのちゃんにしか聞こえませんでしたが

 

物語は、思いっきり「3.11」と「ドラえもん」のオマージュのようになっていて、言葉遊びの非常に多い作品になっていました

言い回しが独特なものが多く、ああアニメを見ているなあという感じがしましたね

実写でそのままやるとイタいキャラしかいないという微妙な展開になってしまうような気がしました

 

宇宙船らしきものが地球を観察していて、その理由や目的がわからないために人類が過剰反応している様子を描いています

勝手に敵だと認識して攻撃する政府と、それらの裏側にある陰謀論をそのまま信じる若者たち

現代の病みっぽいところがズバッと描かれていて、攻めているなあと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 前章【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

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■流転の地球 -太陽系脱出計画

 

■オススメ度

 

破天荒なSF映画が観たい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.27(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題: 流浪地球 2(さまよう地球 2)、英題: The Wandering Earth 2(さまよう地球 2)

情報:2023年、中国、125分、G

ジャンル:太陽系からの脱出を試みる人類を描いたSF映画

 

監督:グオ・フォン

脚本:王紅衛&楊治学&龔格爾&郭帆&葉濡暢

原作:リウ・ツーシン/劉慈欣『流浪地球(邦題:さまよえる地球/流浪地球、2000年)』

Amazon Link(原作小説)→ https://amzn.to/3xcZVlR

 

キャスト:

ウー・ジン/吴京(リウ・ペイチアン/劉培強:国際宇宙ステーションの宇宙飛行士)

 

アンディ・ラウ/刘德华(トウ・ホンユー/图恒宇:北京デジタル研究所、北京宇宙センターの量子科学研究者)

 

リー・シュエチェン/李雪健(ジョウ・ジョウジー/周喆直:駐地球連合政府の中国大使、中国代表)

シュ・ヤンマンツー/朱颜曼滋(ハオ・シャンシー/郝晓晞:地球統一政府の外交官、周喆直の部下)

 

ニン・リー/宁理(マー・ジャオ/马兆:北京デジタルライフ研究所の所長、北京宇宙センターの主任)

 

ワン・ルオシー/王若熹(トゥ・ヤーヤー/图丫丫:デジタル生命体としてアップロードされた图恒宇の娘)

 

シャー・イー/沙溢(シャオ・ポン/张鹏:ペイチアンの恩師、UEG空軍の中国人パイロット)

ワン・ジー/王智(ハン・ドゥオドゥオ/韩朵朵:UEGの軍医、劉培強の妻)

リウ・ジャンエン/劉佳源(リウ・チー/劉啓:劉培強の息子)

 

アンディ・フレンド/Andy Friend(マイク:地球連合政府のアメリカ代表、周の友人)

ヴァティリ・マカチェフ/Vatilli Makarychev(ノフ/アンドレイ・ゴラシノフ:UEG空軍のロシア人パイロット、张鹏の友人)

 

■映画の舞台

 

2044年~2058年

地球&月

 

ロケ地:

不明

 

■簡単なあらすじ

 

地球は太陽ヘリウムの放出まであと34年を迎え、人類は電気信号の集まりと称して、人工デジタル生命体の研究が行われていたが、理由もなく禁止されてしまった

地球から宇宙エレベーターの建設が終わり、月でも同じようにエンジンが設備され、計画のための実験が行われていた

だが、宇宙エレベーターが突如テロリストに占拠され、それによって人類は宇宙ステーションを失ってしまった

 

移山計画を頓挫させるわけにいかない世界政府は、月面でのエンジンの実験を強行する

実験に成功した世界政府は、中国の発案にて「移山計画」という「地球エンジン」を作り、それで止まった地球を動かそうという計画が立てられていた

 

宇宙エレベーターのテロで活躍したパイロットのペイチアンは、北京宇宙センターの正式なパイロットとなり、その時に出会ったドゥオドゥオとの結婚も果たす

だが、宇宙線の影響で人類の癌の罹患率が格段に上がってしまい、妻も癌に蝕まれてしまっていた

 

地球をエンジンで動かし、月の軌道を変えようと考える人類は、残りの住人を地下へと避難させることを考える

地下都市の建設も始まり、選ばれた人々が避難する中、ペイチアンは月を破壊するための核爆弾の設置のために旅立つことになったのである

 

テーマ:人類のいない地球

裏テーマ:次世代を信頼するということ

 

■ひとこと感想

 

中国初のSF小説が原作となっていて、『流転地球』の続編かつ前日譚として公開されています

前作はNetflixで観られるようですが、加入していないので断念

前日譚なので、どのように繋がるかというだけなので、本作を観てから他の配信が始まればそれでも良いのかな、と思いました

 

映画は、とにかくスケールだけはデカくて、地球の危機に対して人類が結束する様子が描かれています

さすがに中国がメインなので良いところは全部持っていく感じですが、これはお約束というものでしょう

アメリカが中央司令になっていますが、実質的には中国とロシアが主導している感じになっていましたね

 

主人公はペイチアンなのですが、トウ・ホンユーを含めた二人の物語という感じになっていました

それゆえに、月と上海に分かれてしまい、そこでそれぞれのミッションを行うという流れになっています

エンドロール後(ポストクレジット)にも映像があり、この映画全体がどんなものなのかのネタバラシがあるので、最後まで席を立たない方が良いかもしれません

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】流転の地球:太陽系脱出計画【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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https://eiga.com/movie/98873/review/03652205/

 

公式HP:

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■コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話

 

■オススメ度

 

中絶の現場に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.28(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Call Jane

情報:2022年、アメリカ、121分、PG12

ジャンル:中絶が違法だった時代に秘密裏に活躍した団体を描いた伝記映画

 

監督:フィリス・ナジー

脚本:ヘイリー・ショア&ロシャン・セティ

 

キャスト:

エリザベス・バンクス/Elizabeth Banks(ジョイ:鬱血性心不全で出産が困難になる女性)

 

シガニー・ウィーバー/Sigourney Weaver(バージニア:中絶支援活動を始めた団体の責任者、モデルはヘザー・ブース/Heather Booth)

 

クリス・メッシーナ/Chris Messina(ウィル:ジョイの夫、弁護士)

グレイス・エドワーズ/Grace Edwards(シャーロット:ジョイの娘、次女)

 

ケイト・マーラ/Kate Mara(ラナ:ジョイの隣人)

 

コリー・マイケル・スミス/Cory Michael Smith(ディーン:「Jane」の専属の中絶医師)

ウンミ・モサク/Wunmi Mosaku(グウェン:「Jane」のメンバー)

 

Evangeline Young(マーヴ:「Jane」に助けを求める少女、ジョイの最初の患者)

 

John Magaro(チルマーク:ジョイを取り調べる刑事)

 

Geoffrey Cantor(フォーク:ジョイの主治医)

 

■映画の舞台

 

1968年、

アメリカ:シカゴ

 

ロケ地:

アメリカ:コネチカット州

ウェスト・ハートフォード/West Hartford

https://maps.app.goo.gl/Sg46kqqJbBrFEUyXA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1868年のアメリカのシカゴでは、弁護士の夫ウィルを持つジョイが3人目の出産を迎えていた

だが、ある日ジョイは失神して倒れてしまい、主治医のフォーク医師から虚血性心不全の診断が下されてしまう

出産は危険を伴うものの、当時のアメリカでは人工中絶は違法であり、ジョイは生死を賭けて産むしかなかった

 

その後ジョイは、たくさんの医者にかかり中絶できる方法を探し、闇医者へのお金を用意したものの、恐怖から後ずさってしまう

悲痛に暮れるジョイは、街角で見かけた「中絶支援窓口」のジェーンを訪ねることになった

 

ジェーンは目隠しをされて謎の場所に向かい、そこでディーンという若い医師の手術を受ける

そこには多くの女性スタッフが働いていて、みんながジェーンだという

そして、創設者のバージニアと会ったジョイは、この活動への参加を打診されるのである

 

テーマ:女性の権利

裏テーマ:組織の役割

 

■ひとこと感想

 

中学校ぐらいの頃に堕胎手術を見るという授業があり、そのビデオでは道具を奥に突っ込んで掻き出すシーンがありのままに映されていました

かなりショッキングな内容で、トラウマレベルで覚えてしまっていますね

ちょうど第二性徴期を迎える頃で、いわゆる性教育の一環なのですが、40年前の方法は今では想像できないものかも入れません

 

子ども心に妊娠は大変だと思い込むことになり、子どもを作るため以外のセックスはしてはいけないみたいな強迫観念が根付いたのですが、これぐらい暴力的でないと、若年期の性衝動を抑え込むのは難しいのかもしれません

 

映画は、中絶が違法だった頃のアメリカを舞台にして、生死を賭けて産むしかない状況に追い込まれた女性がすがるという内容になっています

病院の理事会では「死ぬかもしれんけど大丈夫でしょう」ぐらいのノリで、そのリスクは許容しろという圧がありました

母親がいないと父親が3人の面倒を見ることになるわけで、そう言った影響なども考えずに違法だからで済ましている感じに描かれています

 

そこから先にある「ジェーン」での貢献は半ば強引なものがありながらも、ある種の使命感を持って暴走していきましたね

それぐらい強烈な行動力がないと、あの時代を乗り越えられなかったのかな、と感じました

 

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【映画感想】コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://call-jane.jp/


■ブリックレイヤー

 

■オススメ度

 

CIA関係のアクション映画ならとりあえず観る人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.28(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:The Bricklayer(レンガ職人)

情報:2023年、アメリカ&ブルガリア&ギリシャ、110分、PG12

ジャンル:隠居してレンガ職人をしている元CIA捜査官が暗躍する様子を描いたアクション映画

 

監督:レニー・ハーリン

脚本:ハンナ・ウェグ&マット・ジョンソン

原作:ポール・リンゼイ『The Bricklayer(邦題:脅迫、PN:Noah Boyd)』

Amazon Link(原作洋書)→ https://amzn.to/49d11vm

Amazon Link(原作小説:日本語訳、上巻)→ https://amzn.to/4axzYM9

Amazon Link(原作小説:日本語訳、下巻)→ https://amzn.to/3IXOH7k

 

キャスト:

アーロン・エッカート/Aaron Eckhart(スティーヴ・ヴェイル:レンガ職人として隠居している元CIAの捜査官)

 

ニーナ・ドブレフ/Nina Dobrev(ケイト・バノン:スティーヴとタッグを組まされるCIA捜査官)

ティム・ブレイク・ネルソン/Tim Blake Nelson(オマリー:CIA長官)

イルフェネシュ・ハデラ/Ilfenesh Hadera(タイ・デルソン:CIAテッサッロキニの支局長)

 

クリフトン・コリンズ・ジュニア/Clifton Collins Jr.(ヴィクター・ラデック:元CIAのスティーヴの友人)

 

Oliver Trevena(パトリシオ:スティーヴの友人、調達係)

 

Akis Sakellariou(コスタス・リオンタレス:CIAを独自に調べているギリシャ外務副大臣)

 

Ori Pfeffer(ステン/デニス・ステファノプロス:ギリシャのギャング)

 

John T. Woods(ベルトック:ケイトの同僚)

 

Veronica Ferres(グレタ・ベッカー:殺されるドイツ人記者)

Michael Siriopoulos(アレコス・メラス:狙われる記者)

 

■映画の舞台

 

ギリシア:

テッサロニキ

https://maps.app.goo.gl/Ww8TqTM9oddKBuzZ9?g_st=ic

 

ロケ地:

ギリシア:テッサロニキ

 

Efkleidis Metro Station(地下鉄の駅)

https://maps.app.goo.gl/qAxARshs4nGJBjp68?g_st=ic

 

Aristotelous Square(街頭演説)

https://maps.app.goo.gl/GMdwP5L1sB7JikSb7?g_st=ic

 

Trainose Thessaloniki Car Workshop(自動車工場)

https://maps.app.goo.gl/rLbL7p4XN66RK76s8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

元CIAのエージェントだったスティーヴ・ヴェイルは、今では隠居してレンガ職人として働いていた

そんな彼の元にCIA長官のオマリーからある依頼が舞い込む

それは、アメリカを揺るがすネタで脅迫してくる男がいるというものだった

 

その男の名はヴィクター・ラデックと言い、かつてヴェイルと組んでミッションをこなした同僚であり、最後のミッションにて「殺したはずの男」だった

彼が生きていることがわかり、ヴェイルは依頼を断れなくなる

そしてヴェイルは、新人のケイトと組まされることになり、ラデックを追うことになった

 

自分流の仕事術を持つヴェイルにとって、ケイトはキャリアの浅いお荷物でしかなく、自己流を貫くために罠を仕掛けて置き去りにしていく

そんな折、民間人の記者が犠牲になり、次のターゲットが浮上する

また、協力者も犠牲になり、ヴェイルたちは相手の本気度に戦慄することになるのである

 

テーマ:因果応報

裏テーマ:復讐の鮮度

 

■ひとこと感想

 

CIAを隠居してレンガ職人をしているという設定ですが、映画内ではそこまでレンガ職人の意味がなかったように思います

ある男の部屋に入って、そこでレンガがハマっているだけと見抜くのですが、本当にそこぐらいだけだったりします

 

物語はそこまで複雑なものではなく、かつての仲間を殺さなければならなくなった過去があり、それを隠蔽したのに、目の前に現れてくるというものになっています

かつての友は今の敵というプロットで、そこにCIAの思惑と、かつてコテンパンにやられたギャングが絡んでくるという展開になっています

 

秘密の仲間がいて、非合法な捜査を進めていく中で、相手が変わってしまったことを知るのですが、どちらかと言えば、自分が蒔いた種を刈り取っていくようにも思えます

黒幕も非常にわかりやすく、そこまで込み入った感じになっていないので見やすかったように思えました

 

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【映画感想】ブリックレイヤー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://klockworx-v.com/bricklayer/


■オッペンハイマー

 

■オススメ度

 

原爆誕生の物語に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.3.28(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Oppenheimer

情報:2023年、アメリカ、180分、R15+

ジャンル:オッペンハイマーが数々の科学者と交流を持ち、マンハッタン計画にて原子爆弾の製造に至った経緯を描く伝記映画

 

監督&脚本:クリストファー・ノーラン

原作:カイ・バード&マーティン・J・シャーウィン『American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer』

Amazon Link(原作:洋書)→ https://amzn.to/4a9marF

 

キャスト:

キリアン・マーフィー/Cillian MurphyJ・ロバート・オッペンハイマー/J. Robert Oppenheimer:アメリカの理論物理学者、ロスアラモス研究所の初代所長)

 

【親類・交友関連】

エミリー・ブラント/Emily Blunt(キティ/キャサリン・オッペンハイマー/Kitty Oppenheimer:アメリカの生物学者、オッペンハイマーの妻)

 

フローレンス・ピュー/Florence Pugh(ジーン・タートロック/Jean Tatlock:アメリカの精神科医、オッペンハイマーの恋人)

 

ディラン・アーノルド/Dylan Arnold( フランク・オッペンハイマー/Frank Oppenheimer:オッペンハイマーの弟、コロラド大学の物理学者)

 

ジェファーソン・ホール/Jefferson Hall(ホーコン・シュヴァリエ/Haakon Chevalier:バークレーのアメリカ人作家、オッペンハイマーの友人でピーターを預かる)

 

Sadie Stratton(メアリー・ウォッシュバーン/Mary Washburn:オッペンハイマーの家主、オッペンハイマーとジーンを引き合わせた人物、スペイン人民戦線のパーティー主宰)

 

Guy Burnet(ジョージ・C・エルテントン/George Eltenton:イギリスの物理学者、学外活動FAECTに傾倒)

 

【軍事関連】

ロバート・ダウニー・Jr/Robert Downey Jr.(ルイス・ストローズ/Lewis Strauss:アメリカ海軍士官、兵器局、アメリカ原子力委員会の委員長)

 

マット・デイモン/Matt Damonレスリー・グローヴス/Leslie Groves:アメリカの軍人、マンハッタン計画を指揮した中将)

デイン・デハーン/Dane DeHaanケネス・ニコラス/Kenneth Nichols:アメリカの陸軍士官、レズリーの側近)

Tom Jenkinsリチャード・トルマン/Richard Tolman:アメリカの数理物理学者、グローヴスの主席科学顧問)

Louise Lombard(ルース・シャーマン・トールマン/Ruth Tolman:アメリカの心理学者、リチャードの妻)

 

ケイシー・アフレック/Casey Affleckボリス・バッシュ/Boris Pash:アメリカ陸軍情報将校、ナチスドイツの核開発調査)

Matthew Modineヴァネヴァー・ブッシュ/Vannevar Bush:アメリカの科学技術管理者)

 

James Remarヘンリー・スティムソン/Henry Stimson:アメリカ陸軍の長官)

Will Robertsジョージ・マーシャル/George C. Marshall:アメリカ軍の陸軍参謀長)

 

【事務局・関与者関連】

デビッド・ダストマルチャン/David Dastmalchian(ウィリアム・ボーデン/William Borden:アメリカの原子力合同委員会の事務局長)

 

ジョシュ・ハーネット/Josh Hartnettアーネスト・ローレンス/Ernest Lawrence:アメリカの物理学者、バークレー放射線研究所の設立者&所長、オッペンハイマーの同僚、隣の研究室)

 

レミ・マレック/Rami Malek(デヴィッド・L・ヒル/David Hill:マンハッタン計画に参加するアメリカの核物理学者、原爆使用反対者、シカゴ大学)

Danny Deferrariエンリコ・フェルミ/Enrico Fermi:ローマ出身の物理学者、ヒルの共同研究者、シカゴ大学)

Máté Haumannレオ・シラード/Leo Szilard:ユダヤ系物理学者、分子生物学、シカゴ大学)

Josh Peckケネス・ベインブリッジ/Kenneth Bainbridge:アメリカの実験物理学者、トリニティ責任者)

 

デヴィッド・クラムホルツ/David Krumholtzイジドール・イザーク・ラビ/Isidor Rabi:アメリカの物理学者、核磁気共鳴の発見者、トリニティ実験に参加、オッペンハイマーのオランダ時代の旧友)

Alex Wolffルイス・ウォルター・アルヴァレズ/Luis Alvarez:アメリカの物理学者、オッペンハイマーの友人)

 

Josh Zuckerman(ジョヴァンニ・ロッシ・ロマニッツ/Rossi Lomanitz:アメリカの物理学者、オッペンハイマーの最初の生徒)

Rory Keane(ハートランド・スナイダー/Hartland Snyder:アメリカの物理学者、オッペンハイマーの生徒)

 

Troy Bronson(ジョセフ・W・ケネディ/Joseph W. Kennedy:プルトニウムの共同開発者、ロスアラモス研究所の責任者)

Michael Angarano(ロバート・サーバー/Robert Serber:アメリカの理論物理学者)

Olli Haaskivi(エドワード・U・コンドン/Edward Condon:アメリカの核物理学者、レーダー開発)

David Rysdahl(ドナルド・ホーニッグ/Donald Hornig:アメリカの科学者、爆発物の専門家)

 

Jessica Erin Martin(シャーロット・サーバー/Charlotte Serber:ロスアラモス研究所の司書、女性のグループリーダー)

 

Christopher Denhamクラウス・フックス/Klaus Fuchs:ドイツ生まれの理論物理学者、ソ連のスパイ)

 

ベニー・サフディ/Benny Safdieエドワード・テラー/Edward Teller:ユダヤ人理論物理学者、オッペンハイマーと対立、水爆の父)

 

【その他の科学者】

ケネス・ブラナー/Kenneth Branaghニールス・ボーア/Niels Bohr:オッペンハイマーが影響を受けるデンマークの理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞、ケンブリッジ時代に講演で出会う)

トム・コンティ/Tom Contiアルベルト・アインシュタイン/Albert Einstein:ユダヤ人の理論物理学者、相対性理論の発見、オッペンハイマーと旧知の仲)

 

James Urbaniakクルト・ゲーデル/Kurt Gödel:オーストリア・ハンガリー帝国出身の数学者)

Kurt Koehlerトーマス・ハント・モルガン/Thomas Hunt Morgan:アメリカの遺伝学者)

James D’Arcyパトリック・ブラケット/Patrick Blackett:イギリス人実験物理学者、ケンブリッジ時代のオッペンハイマーの恩師)

Ryan Stuboポール・ディラック/Paul Dirac:イギリスの物理学者)

Brett DelBuono憂慮する科学者同盟/Concerned Scientistの科学者)

 

Matthias Schweighöferヴェルナー・ハイゼンバーグ/Werner Heisenberg:ドイツの理論物理学者、ドイツの核開発の中心)

 

【1954年:秘密保安聴聞会関連】

ジェイソン・クラーク/Jason Clarke(ロジャー・ロブ/Roger Robb:アメリカの裁判官、原子力委員会の特別顧問)

トニー・ゴールドウィン/Tony Goldwyn(ゴードン・グレイ/Gordon Gray:国家安全保障問題担当大統領補佐官)

Macon Blair(ロイド・K・ギャリソン/Lloyd Garrison:全米戦時労働委員会(NWLB)の委員)

Jack Cutmore-Scott(ライアル・ジョンソン/Lyall Johnson:FBIの捜査員)

John Gowans(ウォード・エヴァンス/Ward Evans:アメリカの化学者、委員会のメンバー)

 

【政治関連】

Gary Oldmanハリー・S・トールマン/Harry Truman:第33代アメリカ大統領、原爆投下を支持)

Hap Lawrenceリンドン・ジョンソン/Lyndon Johnson:第36代アメリカ大統領、オッペンハイマーに勲章を渡す)

Christine Heneiseレディ・バード・ジョンソン/Lady Bird Johnson:リンドン・ジョンソンの妻、ファーストレディ)

 

Pat Skipperジェームズ・F・バーンズ/James Byrnes:アメリカの国務長官)

 

【1959年:上院承認公聴会関連】

ハリー・グローナー/Harry Groener(ゲイル・W・マギー/Gale W. McGee:上院議員)

Gregory Jbara(ワレン・マグヌソン/Warren Magnuson:議長、上院商業委員会委員長)

Tim DeKay(ジョン・パストーレ/John Pastore:上院議員)

 

David Phyfer(ストロム・サーモンド/ Strom Thurmond上院議員)

 

オールデン・エアエンライク/Alden Ehrenreich(ストローズの上級補佐官)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューメキシコ州

ロスアラモス

https://maps.app.goo.gl/iBJEChRpEaAzgzMJ8?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:ニューメキシコ州

ロスアラモス

https://maps.app.goo.gl/iBJEChRpEaAzgzMJ8?g_st=ic

 

スイス:チューリッヒ

グロスミュンスター•Grossmünster

https://maps.app.goo.gl/owEzXUHB2dttpoHv5?g_st=ic

 

チューリッヒ大学/University of Zurich

https://maps.app.goo.gl/m9DVgLDGXuSptnre9?g_st=ic

 

アメリカ:ニューメキシコ州

ゴースト・ランチ/Ghost Ranch

https://maps.app.goo.gl/C1DSKRYZR7vBR7Sc9?g_st=ic

 

ベレン/Belen

https://maps.app.goo.gl/LniUr2gSfztXenbYA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

第二次世界大戦に入り、アメリカでは核開発を進めるドイツに対抗するために、科学者たちを集める計画を企てた

マンハッタン計画と称されたそのプロジェクトの責任者に、米軍中尉のグローヴスは、原子力委員会の委員長ストローズの勧めもあって、オッペンハイマーに白羽の矢を立てた

 

オッペンハイマーは、ケンブリッジで学び、そこでニールス・ボーアと出会う

そして、彼の紹介でマックス・ボルンと出会ったが、彼はボルンの誘いを断って、アメリカで物理学を極めたいと考えていた

 

帰国したオッペンハイマーは、アーネスト・ローレンスに出会い、科学論議を展開していく

そんな折、グローヴスは彼らの元に訪れて、計画の責任者として打診をするのである

 

テーマ:科学者の業

裏テーマ:褒賞の代償

 

■ひとこと感想

 

昨年あたりに「バーベンハイマー」という言葉が踊り、内容が原爆を肯定しているのではないかという憶測が流れました

それによって、日本での公開が遅れ、アカデミー賞の後に公開されることになりました

これが奏功という感じで、受賞によって動員が伸びる可能性があり、初日のIMAXはほとんど満員という感じになっていました

 

やむを得ずに近場の音響の良いところを探したら軒並みレイトショー

昼の会は小さめの箱で半分ぐらい埋まっていたので、家族連れで番組構成をしている映画館に出向きました

その為か、あまり観客もおらず、地域の年配の方々が参戦しているという感じになっていました

 

映画は、事前予習をしていないと地獄のような映画で、いきなり「聴聞会」と「公聴会」でカラー&モノクロ演出が入り乱れるという感じになっています

聴聞会はオッペンハイマーが赤(共産党)ではないかを調べるというもので、特に関係を持っていたジーンとの絡みがメインになっています

公聴会の方は、オッペンハイマーを推薦したストローズが槍玉に挙げられる展開になっていて、このシーンの時系列がわからないところからハードルが高くなっていました

 

パンフレットは主要な15人ほどの説明があるくらいで、時代背景とあらすじが詳しいぐらいでしょうか

セリフ付きの主要キャストで50人、ウィキがある有名人がさらに30人、そして周囲を彩るモブの人たちが50人ぐらいいる映画になっています

頑張ってキャスト欄を埋めましたが、これを作ってから観に行くぐらいでないと厳しい感じになっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】オッペンハイマー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99887/review/03657777/

 

公式HP:

https://www.oppenheimermovie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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