■映画鑑賞まとめ■
9月、第3週(2023.9.11〜2023.9.17)
Contents
■PATHAAN
■オススメ度
ドンパチ系インド映画が好きな人(★★★)
映画『タイガー』を観たことがある人(★★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.11(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Pathaan
情報:2023年、インド、146分、G
ジャンル:国家を揺るがす大事態に多hcい向かうエージェントを描くアクション映画
監督:シュリーダル・ラーガバン
脚本:シュリーダル・ラーガバン&アッバス・ティレワラ
キャスト:
シャー・ルク・カーン/Shah Rukh Khan(パターン:RAWエージェント、JOCRの創設者)
ディーピカー・パードゥコーン/Deepika Padukone(ルバイ/ルビナ・モーシン:ISIエージェント、医師)
(若年期:Grace Girdhar)
ジョン・アブラハム/John Abraham(ジム:インド政府への復讐を誓う「アウトフィットX」のリーダー、元RAWエージェント)
ディンブル・カパディア/Dimple Kapadia(ナンディーニ・グレーワール:共同作戦&秘密研究(JOCR)の責任者、パターンの上司)
Ashutosh Rana(スニル・ルスラ大佐:インド軍の司令官、ナンディーニの上官)
Prakash Belawadi(サハニ博士:誘拐されそうになったインド人科学者)
Prem Jhangiani(ファルーキ博士:誘拐されて開発に関わったインド人科学者)
Rajat Kaul(ラーフェ:ジムの子分)
Manish Wadhwa(カディール将軍:ジムと密約を結ぶパキスタン軍の将軍)
サルマーン・カーン/Salman Khan(タイガー/アヴィナーシュ・シン・ラードル:インドの伝説のスパイ)
■映画の舞台
2019年、
インド政府がジャンムー・カシミール州の自治権無効を宣言した後の世界
スペイン
フランス:パリ
ロシア:モスクワ
アフガニスタン
パキスタン
ロケ地:
インド:ムンバイ
ドバイ
スペイン
ロシア:シベリア
バイカル湖
https://maps.app.goo.gl/LsFvdVgaDPq1WXVg9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
RAWのエージェントであるパターンは、ある任務にて大怪我を負ってしまい、怪我から復帰した兵士たちの受け皿について考えていた
そこで彼は負傷兵などの活躍の場を作るためにJOCRを設立し、その責任者に上司のナンディーニ少佐を指名する
JOCRは独自に調査を行った結果、元RAWのエージェントのジムが暗躍し、大統領殺害を目論んでいると看過する
そこでJOCRはインド軍大佐のルスラとともに共同作戦を実施し、大統領を守ろうとするものの、それはジムの陽動作戦であることが判明する
ジムはその会合に出席していたインド人科学者の誘拐を目論んでいて、パターンは寸前のところでサハニ博士だけを救うことに成功した
その後、パターンの元にジムがミサイルを購入したと言う知らせが入り、同時にパキスタン人の医師ルビナの口座が使われていることが発覚する
パターンはルビナを負ってスペインに行くものの、彼女はジムの手下で「アウトフィットX」に捕まってしまう
そこでジムはパターンを勧誘するものの、それを拒否し、ルビナもジムの本当の目的を知って彼を裏切ることになった
パターンとルビナはジムの目論見を止めるために共闘を始めるものの、そこには大きな仕掛けが施されていたのである
テーマ:国益と人権
裏テーマ:インドを守る意義
■ひとこと感想
ド派手なスパイアクションと言う情報だけを入れて臨んだのですが、いきなり公開になっていて、フライヤーを入手する間もなくスケジュールに組み込むことになってしまいました
先週に鑑賞予定も、まさかの「時間を間違えて気が付いてたら半分終わってた」と言う事態に遭遇してしまいました
リカバリーができたのは幸運ですが、そのためにスケジュールの組み替えをすることになってしまう、執筆計画も大幅に後ろ倒しになっていたりします
映画は、インド版ミッション・インポッシブルと言う感じで、国家の危機に非公式のスパイが暗躍すると言う内容になっています
組織のエージェントではなく、組織を立ち上げる側になっていて、リーダー&エージェントとして活躍すると言う流れになっていましたね
また、ヒロインが登場し、色気抜群のキャラクターが画面を賑わすと言うムフフな展開も用意されていました
物語は回想による複雑な構成になっていて、時系列がごっちゃになってしまう感じになっていましたね
そこまで混乱はしませんが、もう少しシンプルに作っても良かったように思えます
パターンの過去を挿入し、ルビナとの関係、ジムの過去を負っていく流れになるのですが、ちょっとわかりにくいかなと思いました
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■関連リンク
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公式HP:
■狎鴎亭スターダム
■オススメ度
マブリーの違う一面を観たい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.12(アップリンク京都)
■映画情報
原題:압꾸정(アックジョン)、英題:Men of plastic(形成外科の男たち)
情報:2022年、韓国、111分、G
ジャンル:美容整形外科医と自由人のコンビが巻き起こす騒動を描いたコメディ映画
監督&脚本:イム・ジンスン
キャスト:
マ・ドンソク/마동석(カン・テグク:狎鴎亭の裏の主)
チョン・ギョンホ/정경호(パク・ジウ:免許停止中の敏腕美容整形外科医)
オ・ナラ/오나라(オ・ミジョン:マーケティングに強いデグクの友人)
チョ・ビョンモ/최병모(チョ・テチョン:胡散臭い実業家)
オ・ヨンソ/오연서(ホン・ギョオク:VIP専門エステ経営者)
■映画の舞台
韓国:狎鴎亭
https://maps.app.goo.gl/naSRo4UzgyNvcBv37?g_st=ic
ロケ地:
上記に同じ
■簡単なあらすじ
韓国・江南にある狎鴎亭にて顔が効くテグクは、様々な人脈を持ちながらも、何をしているかわからない男だった
彼には弟分の実業家テチョンがいて、彼と一緒に様々な事にトライしていた
ある日、美容整形ビジネスを始めようと考えた二人は、腕利きだがハメられて免許停止中の天才美容外科医ジウに声をかける事になった
テグクはジウに可能性を感じ、テチョンを置き去りにして話を進めていく
また、マーケティングのプロであるミジョンを巻き込み、さらにVIP専用の美容店のギュオクらと結託しながら新しいビジネスを始めていく
その目論見は成功するものの、多額の金を巡って想いと欲が錯綜し、事態は急展開を迎えるのであった
テーマ:才能と報酬
裏テーマ:野望の先にある自戒
■ひとこと感想
マブリーが暴れない映画ということで、いろんなヘアスタイルに挑戦し、コメディ全振りの内容になっていましたね
いつの間にか公開になっていて、慌ててスケジュールに組み込みましたが、ちょっとばかし話がとっ散らかりすぎていたように思えます
基本的には成功者に色々群がり、はみごにされたテチョンがやり返すという流れで、ジウが疑心暗鬼になってテグクと距離を置くという展開を迎えます
韓国のビューティービジネスを舞台にして、ほぼ口だけで成り上がっていくテグクを楽しむ映画ではありますが、この会話劇を楽しめるかどうかにかかっています
個人的には少し退屈で、美容整形にそこまで興味もなかったため、起きているための努力が必要な感じになっていました
韓国の美容整形の闇にふれるという感じでもなく、ボディダブルで施術前後のCM作っているぐらいに止まっていたように思います
美容業界の話なので綺麗な女性がたくさん登場しますが、これ全部整形の人なのかなあとか余計なことを考えてしまうとノレないのかもしれません
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公式HP:
■6月0日 アイヒマンが処刑された日
■オススメ度
ナチス関連の映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.12(アップリンク京都)
■映画情報
原題:יוני אפס(6月0日)、英題:June Zero
情報:2022年、イスラエル&アメリカ、105分、G
ジャンル:アイヒマン処刑後の火葬装置を作ることになったイスラエル国民を描いたヒューマンドラマ
監督:ジェイク・パルトロウ
脚本:トム・ショバル&ジェイク・パルトロウ
キャスト:
ノアム・オヴァティア/Noam Ovadia(ダヴィッド・サーダ:工場に雇われる少年、リビアからの移民)
(老齢期:Osher Maimon)
ツァヒ・グラッド/Tzahi Grad(シュミロ・ゼブコ:火葬用具を依頼される会社の社長、ダヴィッドの雇い主)
アミ・スモラチク/Ami Smolarchik(ヤネク・ヘルツ:ゼブコの従業員、アウシュヴィッツの生き残り)
Koby Aderet(コッコリッコ:鉄工所の従業員)
Adam Gabai(エズラ・シャラビ:鉄工所の技術者)
トム・ハジ/Tom Hagi(ミハ・アーロンソン:アイヒマン裁判の主任審問官)
ジョイ・リーガー/Joy Rieger(アダ:イスラエル委員会の代表者)
ヨアブ・レビ/Yoav Levi(ハイム・アムザレグ:アイヒマンを収容しているラムラ刑務所の刑務官、モロッコ人)
ロテム・ケイナン/Rotem Kainan(ジェイコブの学校の先生)
Alon Margalit(アドルフ・アイヒマン/AdolfEichmann:処刑されるナチス)
Yaakov Zada Daniel(ヤーコフ・サーダ:ダヴィッドの父)
Evyatar Rubin(イスラエル・シーダ:ダヴィッドの弟)
Ron Cohen(モシ:ダヴィッドの転校先の同級生)
Adar Roimi(モシの友人)
■映画の舞台
1962年、イスラエル
ラムラ刑務所
ロケ地:
ウクライナ
イスラエル:
リション・レジオン/ראשון לציון
https://maps.app.goo.gl/9KrEvcqTf6LBXvgy8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1961年、ホロコーストの有罪判決を受けたアイヒマンは、イスラエルのラムラ刑務所に収監されていた
アイヒマン処刑後に火葬することが決まるものの、火葬の習慣のないイスラエルでは、人用の焼却炉がなかった
そこで看守主任のハイムは友人の鉄工所の社長ゼブコを訪ね、秘密裏にアイヒマン焼却用の炉を作って欲しいと話を持ちかけた
工場では、使用目的を隠したまま製作が始まるものの、狭い炉の中の掃除要員として雇われた少年ダヴィッドは、偶然その話を聞いてしまう
ゼブコはやむを得ずに従業員に話すものの、アウシュヴィッツの生還者もいる現場の空気は重く、思ったような火力を得られないまま悪戦苦闘していた
一方その頃、アイヒマン裁判の主任捜査官ミハは、イスラエル委員会のメンバーとともにゲッコーを訪れていた
ミハはそこで体験を話すものの、代表団の一人アダは、見せ物に成必要はないと諭す
だが、ミハは自分の話は必要だと語り、アウシュヴィッツの出来事を切々と語っていく
そんな折、アイヒマンの処刑は秘密裏に行われ、ゼプコたちが作り上げた焼却炉にて、アイヒマンの焼却が始まろうとしていたのである
テーマ:歴史の遺恨
裏テーマ:知られざる国家の威信
■ひとこと感想
意味深なタイトルに惹かれて鑑賞
ナチス関連だとは思っていましたが、まさかの焼却炉を作る話とは思っても見ませんでした
物語は3人の人物の視点で語られ、炉の製作に携わることになった少年ダヴィッド、アイヒマンを管理する看守ハイム、そしてアウシュヴィッツの生き残りである裁判の主任捜査官のミハとなっています
歴史にさほど詳しくなくてもついていけますが、一般教養としてのホロコーストを知らないと意味がわからないと思います
物語は実に淡々としたもので、そこまで複雑ではありませんが、ドラマとしては少々退屈に感じました
演出も劇的ではなく、いつの間にかアイヒマン吊るされているし、作業も作業感があって、ムードメーカーのダヴィッドが悲壮感を打ち消していたように思います
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【映画感想】6月0日 アイヒマンが処刑された日【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
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公式HP:
https://rokugatsuzeronichi.com/
■ほつれる
■オススメ度
緊迫した会話劇が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.13(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2023年、日本、84分、G
ジャンル:破綻した夫婦の終局を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:加藤拓也
キャスト:
門脇麦(綿子:裕福な生活を送る不倫妻)
田村健太郎(文則:綿子の夫)
黒木華(英梨:綿子の友人)
染谷将太(木村:綿子の不倫相手)
古舘寛治(哲也:木村の父)
安藤聖(依子:木村の妻)
■映画の舞台
東京某所
山梨某所
ロケ地:
千葉県:柏市
道の駅 しょうなん
https://maps.app.goo.gl/SCd6qYPsAkYNvbwK8?g_st=ic
東京都:銀座区
42ND ROYAL HIGH LAND(靴屋)
https://maps.app.goo.gl/r2CJgKbfQhSdJeqw6?g_st=ic
山梨県:山梨市
川浦温泉 山県館
https://maps.app.goo.gl/DXzhoWtN9T17qQbYA?g_st=ic
東京都:あきるの市
西多摩霊園
https://maps.app.goo.gl/ejiZn96EHRp1E4t78?g_st=ic
東京都:大田区
HICITy(空港)
https://maps.app.goo.gl/mkvQ1uY13feRM4ZR6?g_st=ic
東京都:港区
SHAKE SHACK 外苑いちょう並木店
https://maps.app.goo.gl/pvgThUdp3twKT7qR7?g_st=ic
千葉県:いすみ市
ISUMI Glamping Resort&Sports
https://maps.app.goo.gl/2PcceNTajRedAhTc9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
裕福な家庭で専業主婦をしている綿子は、夫・文則には内緒で木村と不倫関係にあった
夫婦仲は冷え切り、文則にも不倫疑惑があり、元妻との間の子どもに会いにいくふりをしながら関係を続けていると感じている
ある日、木村とグランピングに出かけた綿子は、そこで彼からペアリングを渡される
「お返しは期待しないで」と言う綿子は、帰宅途上でそれを財布にしまい込んだ
夫からの電話が入り、適当に相槌を打っていると、背後で大きな物音がした
それは木村が事故に巻き込まれたことを知らせる音で、綿子は慌てて救急コールをするものの、一緒にいたことがバレるのを恐れて電話を途中で切ってしまった
文則からの話も上の空で眠り込む綿子
そして翌日、友人の英梨から木村が死んだことを知らされる
夫の手前上、葬式にも顔を出さなかった綿子だったが、何を思ったのか、英梨に頼み込んで墓入り前の墓地を訪れてしまう
そして、そこで綿子たちは、木村の父に遭遇することになったのである
テーマ:綻びとほつれ
裏テーマ:静かなる責苦
■ひとこと感想
門脇麦が出演していること以外は何も知らない状態で鑑賞
不機嫌で、不幸そうなポスタービジュアルだったので、明るい話ではないのだろうと思っていました
冒頭から、いきなり夫婦の楽しい系と思っていたら、実は不倫関係で、相手が事故死をすると言う展開になっていて、これどうなるの感というものがすごかったですね
不倫は強制終了したけれど、永遠に隠さなければならないものとして残り続ける
また、夫・文則のヒット&アウェイの攻撃が絶妙で、相手がボロを出すのをじっと待っている執拗さというものがありました
映画は、夫婦の破綻の流れを追ったドキュメンタリーのようになっていて、綿子の何も考えていない行動が状況を悪化させていく様子を切り取っていきました
その過程が綿密で、誘導尋問に乗らずに話題を逸らしていくところが狡猾で、それを見透かせて文則の追尾ミサイルが飛んでいく様はホラーにしか思えませんでした
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■関連リンク
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公式HP:
https://bitters.co.jp/hotsureru/
■ホーンテッド・マンション
■オススメ度
ディズニー・アトラクションのファンの人(★★★)
■公式予告編
https://youtu.be/gOnOgEe2HkI?si=PAg25GDnp88gDWqP
鑑賞日:2023.9.14(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:Haunted Mansion(幽霊屋敷)
情報:2023年、アメリカ、122分、G
ジャンル:いわくつきの幽霊屋敷の除霊を任されたツアーガイドを描くホラー&コメディ
監督:ジャスティン・シミエン
脚本:ケイティ・ディポルド
原作:ディズニーランドのアトラクション『ホーンテッド・マンション』
キャスト:
ラキース・スタンフィールド/LaKeith Stanfield(ベン・マサイアス:幽霊を信じないツアーガイド、元科学者)
Charity Jordan(アリッサ:ベンの亡き恋人、元ツアーガイド)
ロザリオ・ドーソン/Rosario Dawson(ギャビー:ニューオリンズに引っ越してくるシングルマザーの医師)
チャイス・W・ディロン/Chase W. Dillon(トラヴィス:ギャビーの息子)
オーウェン・ウィルソン/Owen Wilson(ケント神父:除霊を任される神父)
ティファニー・ハディッシュ/Tiffany Haddish(ハリエット:ガチの霊媒師)
ダニー・デヴィート/Danny DeVito(ブルース・デイヴィス:「Tulane University」の歴史学者の教授)
ジェイミー・リー・カーティス/Jamie Lee Curtis(マダム・レオタ:水晶玉の中に現れる降霊術師)
Daniel Levy(ヴィック:エンターテイメント・ツアーガイド、クランプ邸の管理人)
ジャレット・レト/Jared Leto(アリステア・クランプ/ハットボックスゴースト:怪奇現象を起こす謎の亡霊)
■映画の舞台
アメリカ:ルイジアナ州
ニューオーリンズ
ロケ地:
アメリカ:ルイジアナ州
ニューオーリンズ
アメリカ:ジョージア州
アトランタ
■簡単なあらすじ
ニューヨークからD&D用のホテルを探しにきた医師のギャビーとその息子トラヴィスは、格安物件を手に入れることに成功した
古めかしい洋館は威厳を放つものの、どこか不気味で、電気も通っておらず、照明はロウソクの火だけだった
トラヴィスは怖がり逃げ出そうとするものの、母はなんとか宥めようとする
だが、甲冑が勝手に動き出したのをきっかけに、二人は一目散で屋敷から逃げ出してしまった
一方その頃、幽霊を信じないツアーガイドのベンは、亡き恋人の仕事を引き継いで、観光客を相手に遺跡巡りをしていた
彼は元科学者で、非科学的なものは一切信じておらず、観光客のテンションを下げるようなことばかり言ってしまう
ある日、彼の元にケント神父が現れ、かつてベンが開発した「非科学的なものを映し出せるカメラ」は必要だと言う
ベンはケントに連れられて来た屋敷は、ギャビーたちの屋敷だったが、彼女らはそこを逃げ出すことができなかった
その屋敷は足を踏み入れると、引き戻される性質があり、そこには1000人に達しようかと言うゴーストが棲んでいたのである
テーマ:悲しみの克服
裏テーマ:悲しみの理解
■ひとこと感想
ディズニーランド自体に行ったことがなく、『ジャングル・クルーズ』同様にネタ元がわからない状態で鑑賞
予告編で大体話が見えている作品で、巻き込まれ系のホラー映画になっていました
この配役なら必ず言われるだろうなあと言うほどにポリコレに偏りまくっていますが、個人的にはそこまで気になりませんでしたね
こういう世界なんだろうなあと思っておけば問題ないのだと思います
映画は亡き恋人のツアーガイドを継続している主人公が、幽霊屋敷の騒動に巻き込まれると言うもので、なんでツアーガイドをしているのかとか、突っ込んではいけない内容になっています
冒頭の引っ越し屋がどうなったのかとか、荷物はどうなったのかなどを気にしたら負けと言う内容になっていて、それよりはゴーストがそこまで出てこない前半が退屈で仕方なかったですね
後半もグダグダの展開で、そこまで新鮮味がある内容でもなかったと思います
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】ホーンテッド・マンション(2023年の映画)【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
公式HP:
https://www.disney.co.jp/movie/hauntedmansion
■ヒンターラント
■オススメ度
不可解な殺人事件を扱ったミステリーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.14(T・JOY京都)
■映画情報
原題:Hinterland(辺境の地)
情報:2021年、オーストリア&ルクセンブルク、99分、PG12
ジャンル:第一次世界大戦の帰還兵を巡る殺人事件を追うミステリー&スリラー映画
監督:ステファン・ルツィビツキー
脚本:ロバート・ブッフシュベンダー&ハンノ・ピーター&ステファン・ルツィビツキー
キャスト:
ムラタン・ムスル/Murathan Muslu(ぺーター・ペルグ:帰還兵の中尉、元警察官)
リブ・リサ・フリース/Liv Lisa Fries(テレサ・ケルナー博士:事件を調べる解剖医)
マルク・リンパッハ/Marc Limpach(ポリゼイラット・ヴィクトリア・レナー:ぺーターの旧友、警視)
マックス・フォン・デル・グローベン/Max von der Groeben(ポール・セヴェリン:兄の行方を探している地元の警察官)
Matthias Schweighöfer(ヨーゼフ・セヴェリン:行方不明のポールの兄)
アーロン・フリエス/Aaron Friesz(コバックス:若い帰還兵)
スタイプ・エルツゥエグ/Stipe Erceg(バウアー:帰還兵)
Timo Wagner(クラアーノ:帰還兵、中尉)
Lukas Walcher(ヘレシュマティ:帰還兵)
マルガレーテ・ティーゼル/Margarethe Tiesel(スボティック:ピーターの邸宅の世話人)
Miriam Fontaine(アンナ・ペルグ:ぺーターの妻)
Marlene Pribil(マレーネ・ペルグ:ぺーターの娘)
Germain Wagner(シュタルケンベルク伯:君主活動の中心人物)
■映画の舞台
1920年、
オーストリア:ウィーン
ロケ地:
全編ブルーバックによるスタジオ撮影
■簡単なあらすじ
1920年、第一次世界大戦を終えて帰国したぺーター・ペルク中尉たちは、命からがらウィーンへと戻った
祖国は敗戦し、今やオーストリア共和国と名前を変え、人々は貧困に喘ぎ、退役軍人もホームレスになる始末だった
ある日、警視のレンナーに呼び出されたペーターは、そこで一緒に帰還したクラアーノの遺体と再開する
何かで背中を打ち殴られた後があり、首には何かで締めたような跡も見つかっている
解剖医のケルナー博士とともに捜査を開始することになったペーターは、犯人が示す「19」と言う数字に興味を示していた
そんな折、今度はリヒターの死体が見つかり、親指一本だけを残して、全ての指が切断され、これも19を表していた
ぺーターは、大戦中の収容所での出来事を思い出し、そこで起きた壮絶な悲劇について想いを馳せる
そして、19と言う数字が示すものに少しずつ近づいていくのであった
テーマ:敗戦国の末路
裏テーマ:数字が示す怨念
■ひとこと感想
多忙のため、ブログの下地を作る間もなく、事前情報ゼロで参戦
背景がおかしいなあと思っていたら、案の定ブルーバックによるCG合成になっていました
歪んだウィーンの街並みが不気味で、戦争直後ということはわかってもWW1かWW2なのかを理解するまでに少しばかり時間がかかりましたね
映画は、戦争に負けたウィーンが舞台で、そこで起こる退役軍人連続殺人事件を追う、という展開を迎えます
ぺーターが元刑事で、戦争に行かなかった旧友は出世しているという奇妙な関係で、その関係性の深さというものが徐々に判明していきます
物語的には、ミステリー要素が小説的で気になりましたが、警告を発するよりも、さっさと殺して行かない犯人像はよく分かりませんでしたね
おおっ!という展開になって、お前が犯人か!という展開のはずなのですが、犯人とわかった瞬間でも「誰?」という感じになっていて、何か見逃していたのかなあと思ってしまいましたね
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
公式HP:
https://klockworx-v.com/hinterland/
■名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
■オススメ度
名探偵ポアロなら取り敢えず観る人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.15(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:A Haunting in Venice(ベネチアの亡霊)
情報:2023年、アメリカ、103分、G
ジャンル:霊的要因と思われる殺人事件に挑む探偵を描いたミステリー映画
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
原作:アガサ・クリスティ『ハロウィン・パーティー(1969年)』
キャスト:
ケネス・ブラナー/Kenneth Branagh(エルキュール・ポアロ:ベネチアで静養する元探偵)
ケリー・ライリー/Kelly Reilly(ロウィーナ・ドレイク:降霊術を依頼する屋敷の女主人)
Rowan Robinson(アリシア・ドレイク:ロウィーナの娘)
(幼少期:Esther Rae Tillotson)
カミーユ・コッタン/Camille Cottin(オルガ・セミノフ:ドレイク家の家政婦)
ジェイミー・ドーナン/Jamie Dornan(レスリー・フェリエ:アリシアの主治医)
ジュード・ヒル/Jude Hill(レオポルド・フェリエ:レスリーの息子)
ティナ・フェイTina Fey(アリアドネ・オリヴァー:ポアロを降霊術に連れてくるミステリー作家の友人)
リッカルド・スママルチョ/Riccardo Scamarcio(ヴィターレ・ポルトフォリオ:ポアロの親友、元警部)
カイル・アレン/Kyle Allen(マキシム・ジェラール:降霊術に招かれるシェフ、アリシアの元婚約者)
ミシェル・ヨー/Michelle Yeoh(ジョイス・レイノルズ:招かれる降霊術師)
アリ・カーン/Ali Khan(ニコラス・ホランド:レイノルズの助手)
エマ・レアード/Emma Laird(デズデーモナ・ホランド:ニコラスの姉)
■映画の舞台
イタリア:ベネチア
ロケ地:
イタリア:ベネチア
■簡単なあらすじ
探偵を引退し、ベネチアで静養していたポアロはだったが、彼の事件解決能力を聞きつけて、多くの人が訪れていた
ポアロは来客は1日2名までと決めていて、彼らの相手をすることはなかった
ある日、一人目の客である友人ヴィターレと食事をしていたところに、二人目の客としてミステリー作家のアリアドニがやってきた
彼女は本物の降霊術を見たと言い、半ば強引に彼をその場に連れていった
屋敷には、数年前に娘を亡くした母ロウィーナが孤児院の子どもたちを招いてパーティーをしていて、その後に降霊術が行われるという
術師のレイノルズ夫人は助手を二人従えて来館し、そして亡くなった娘アリシアの部屋で降霊術を始める
だが、ポアロはそれがフェイクであることを見抜いてしまう
降霊術は中止となったが、突如レイノルズは何かに取り憑かれたように、窓から飛び降りて自殺をしてしまう
参加者は霊の仕業だと恐れ慄くものの、ポアロは霊など信じておらず、何かしらのカラクリがあるはずだと捜査を開始することになったのである
テーマ:悲しみの連鎖
裏テーマ:看過する賢者
■ひとこと感想
アガサ・クリスティによる原作本は読んだことがなく、これまでの映像化なども未鑑賞という状況で鑑賞することになりました
いつの間にか引退していたポアロが、殺人事件が起きた途端に撤回するという流れで、非現実的に思える殺人事件に挑む様子が描かれていました
ポアロのシリーズを知らなくても分かりますが、久々に見たのでヴィターレが誰かわからずに困惑してしまいましたね
アリアドニとの絡みもシリーズの醍醐味のような感じに演出されていたので、せめてケネス・ブラナー版の2作は観ておいた方が良いのかもしれません
映画は、降霊術のトリックと同じように殺人事件を現実的な側面から推理するという流れになっています
個人的には「犯人よりも黒幕が先にわかる」という感じになっていて、状況を利用する何者の目的は何なのかをずっと考えていました
何となくではありますが、その人物には本当の力とか、会話できる術というものを持っていたのかな、と思わされますね
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
公式HP:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/poirot-movie3
■ミステリと言う勿れ
■オススメ度
TVシリーズのファンの人(★★★)
ミステリー映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.15(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2023年、日本、128分、G
ジャンル:遺産相続騒動に巻き込まれる天パの大学生を描いたミステリー映画
監督:松山博昭
脚本:相沢友子
原作:田村由美『ミステリと言う勿れ(2021年、小学館)』
キャスト:
菅田将暉(久能整:めんどくさい天パの大学生)
原菜乃華(狩集汐路:久能を巻き込む高校生、幸長の次男・弥の娘)
(幼少期:川田秋妃)
鈴木保奈美(狩集ななえ:汐路の母)
滝藤賢一(狩集弥:汐路の父、8年前の事故の運転手)
柴咲コウ(赤峰ゆら:専業主婦、幸長の長女)
野間口徹(赤峰一平:ゆらの夫)
秋山加奈(赤峰幸:ゆらの娘)
町田啓太(狩集理紀之助:医学検査系の研究員、幸長の次男の息子)
萩原利久(波々壁新音:口の悪いサラリーマン、幸長の次女の息子)
松坂慶子(鯉沼毬子:狩集家のお手伝い、いとこ)
永山瑛太(犬堂我路:久能を汐路に紹介する男)
角野卓造(真壁軍司:狩集家の顧問税理士)
段田安則(車坂義家:狩集家の顧問弁護士)
松下洸平(車坂朝晴:汐路の初恋の人、弁護士一家の倅、義家の孫)
■映画の舞台
広島県:広島市
ロケ地:
岡山県:倉敷市
旧野崎家住宅
https://maps.app.goo.gl/nucBto1BUvdQDhWM8?g_st=ic
EURO STAGE
https://maps.app.goo.gl/RFKYz5FgFbGNTx819?g_st=ic
広島県:広島市
広島県立美術館
https://maps.app.goo.gl/EEZf88rC91vyuDUM7?g_st=ic
広島県:廿日市
嚴島神社
https://maps.app.goo.gl/uobih98Kpbg95Epa7?g_st=ic
群馬県:歓楽郡
名勝 楽山園
https://maps.app.goo.gl/NGFYwPTbaJ71qtSq6?g_st=ic
神奈川県:横浜市
名勝 三渓園
https://maps.app.goo.gl/UwaPLJq3zmXve7rs8?g_st=ic
東京都:足立区
喫茶シルビア
https://maps.app.goo.gl/xyZvnMekKQExF5nZ6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
広島に旅行にきていた天パの大学生・久能整は、ある日突然、地元の高校生・狩集汐路に助けを求められてしまう
彼を知る犬堂我路から紹介されたという汐路は、実家の遺産相続で起きる不可思議な殺人事件の抑止のために、彼を参加させることになった
その日、狩集家では先代・幸長の遺言が発表される日になっていて、その遺言は狩集家と深い交流のある弁護士一族の車坂と、同じく縁の深い税理士一族の真壁によって発表される
その内容は、屋敷内にある4つの蔵が相続者にあてがわれ、謎を解いて、あるべきものをあるべきところに戻せという問いかけが書かれていた
そこで整は汐路が指名された蔵に出向き、そこで9体の人形を見つける
汐路は蔵の名前に使われている漢字に違和感を覚えていて、この人形も揃っていないと看過する
一方その頃、相続人である汐路の兄弟たちの蔵にも不可思議なものが見つかり、一同は深まる謎に囚われることになったのである
テーマ:持ち主と縁
裏テーマ:業の連鎖
■ひとこと感想
原作もドラマも全く観たことなかったので、本来ならばスルー案件なのですが、Tik Tokのショート動画にやたらと名セリフのシーンが流れまくっていた(違法アップロードだと思いますが)ので何となく内容はわかっていました
現在のドラマではかなり高視聴率のようで、パンフレット売り切れ案件と察したために、さっさと公開日に行くことになりました
物語は、広島を訪れていた整が事件に巻き込まれるというもので、その起点となる我路が何者かわからずに困惑してしまいました
あとは、エンドロールに伊藤沙莉の名前があって、どこに出てたっけ?と真剣に考えてしまいましたね
エンドロールの後にも次のドラマクールの予告みたいなものがあり、そこにTVシリーズの面々らしき人々が登場していましたね
映画としては、予告編の作りがうまいなあと感心させられる内容で、うまい具合に物語の核心を隠しながらミスリードをしていたと思います
本編はネタバレしない方が楽しめると思いますが、さすがにドラマ未視聴だとキツいと思うので、見返してから参戦した方が良いと思います
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
公式HP:
■グランツーリスモ
■オススメ度
ゲームのファンの人(★★★)
レース映画が好きな人(★★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.9.16(MOVIX京都 ドルビーシネマ)
■映画情報
原題:Gran Turismo
情報:2023年、アメリカ、134分、G
ジャンル:シムレーサーから実車レーサーに転身する青年を描いた実話ベースのモータースポーツ映画
監督:ニール・プロカンプ
脚本:ザック・ベイリン&アサド・ギジルバジュ
原作:ソニー・インタラクティブ・エンターテイメント『グランツーリスモ』シリーズ(1997年)
キャスト:
アーチー・マデクウィ/Archie Madekwe(ヤン・マーデンボロー/Jann Mardenborough:プロのレーサーを目指すグランツーリスモビデオゲームのファン)
【GTアカデミー】
デヴィッド・ハーバー/David Harbour(ジャック・ソルター:GTアカデミーのヤンのトレーナー、元キャパの整備工)
オーランド・ブルーム/Orlando Bloom(ダニー・ムーア:日産のマーケティング・エグゼクティヴ、GTアカデミー設立者、モデルはダレン・コックス/Darren Cox)
リチャード・キャンブリッジ/Richard Cambridge(フェリックス:ベテランの整備工)
Jamie Kenna(ジャンク・マン・ジョーンズ:やらかしてしまうヤンのピットクルー)
ダレン・バーネット/Darren Barnet(マティ・デイビス:GTアカデミーのトップドライバー)
ぺぺ・バロッソ/Pepe Barroso(アントニオ・クルス:GTアカデミーの学生ドライバー、モデルはルーカス・オルドネス/Lucas Ordóñez)
エメリア・ハートフォード/Emelia Hartford(リア・ベガ:GTアカデミーの女性学生ドライバー)
【ライバル関連】
ヨシャ・ストラドフスキー/Josha Stradowski(ニコラス・キャパ:金持ちドライバー)
トーマス・クレッチマン/Thomas Kretschmann(パトリス・キャパ:ニコラスの父、キャパの責任者)
Niall McShea(フェデリック・シューリン:プロのレーシングドライバー、ライバル)
【家族関係】
ジェリ・ハリウェル=ホーナー/Geri Halliwell(レスリー・マーデンボロー:ヤンの母)
ジャイモン・フンスー/Djimon Hounsou(スティーヴ・マーテンボロー:ヤンの父、元サッカー選手、鉱山労働者)
ダニエル・プイグ/Daniel Puig(コビー・マーデンボロー:ヤンの弟)
【友人関係】
メイヴ・コーティエ=リリー/Maeve Courtier-Lilley(オードリー:ヤンの想い人)
Nikhil Parmar(パーソル:ヤンの友人、ゲーム仲間)
【日産ジャパン】
平岳大(山内一典:グランツーリスモの生みの親)
山内一典(寿司職人としてカメオ出演)
■映画の舞台
2011年〜2013年
ウェールズ:カーディフ
日本:東京
オーストリア:ウィーン
アラブ首長国連邦:ドバイ
フランス:
サルト・サーキット
ロケ地:
ハンガリー:ブダペスト
ドイツ:ニュルブルクリンク
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■簡単なあらすじ
ウェールズのカーディフで衣料品販売員をしているゲーマーのヤンは、幼い頃からずっとレーサーになる夢を見ていた
今はゲームの「グランツーリスモ」をプレイしているものの、その腕前は突出していた
ある日、イングランド日産のマーケッティング担当のダニー・ムーアは、ある企画を胸に日本を訪れる
それは、「グランツーリスモ」のプレイヤーを育て、実車のレーサーにすることだった
日産本社は条件をつけてそれを了承
それによって、ダニーはいくつかのトレーナーをあたった先に、ジャック・ソルターにたどり着く
ジャックは馬鹿げた話だと一蹴するものの、所属していたキャパ経営陣と折り合いが悪く、「計画を阻止するため」にダニーと組むことになった
ダニーはタイムが優秀なプレイヤーにメッセージを送り、オンラインで大会を主催する
そして、その予選にヤンも出場することになったのである
テーマ:夢と信念
裏テーマ:トライ&エラーの経験値
■ひとこと感想
ゲーム「グランツーリスモ」のプレイ経験はなく、レース映画は好きだったために迷わず鑑賞
そりゃあもちろんドルシネ最前列のリクライニングで、ドライバー目線で鑑賞して参りました
爆音を浴びるのが目的でしたが、音楽のチョイスも良くて、映像も凄かったですね
物語性も意外としっかりとしていて、脚色はあると思いますが、ゲームを理解しない親やプロレーサーとの諍いなどが描かれていました
ちょっとキャパを悪く描きすぎな気もしますが、レース映画にありがちな金持ちをギャフンと言わせる系は爽快ですらあります
映像がやはり突出していて、ゲームと比べる意味はないと思いますが、ドローンショットの効果的な配置、CG演出などがキマッていましたね
ゲームのように主人公の位置と順位が示されていて、どこにいるのかわからないと言うこともないし、実況も良い仕事をしていたと思います
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
公式HP:
https://www.gt-movie.jp/