まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

4月、第5週&5月、第1週(2024.4.29~2024.5.5)

 


■キラー・ナマケモノ

 

■オススメ度

 

C級ホラーコメディに足を踏み入れたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.30(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:Slotherhouse(屠殺場)

情報:2023年、アメリカ、93分、

ジャンル:凶暴なモンスターをマスコットにしてしまった女子寮に起きる惨劇を描いたホラーコメディ

 

監督:マシュー・グッドヒュー

脚本:ブラッドリー・フォウラー

 

キャスト:

リサ・アンバラバナール/Lisa Ambalavanar(エミリー・ヤング:女子社交クラブ「シグマ・ラムダ・シータ」所属の学生)

(アルファ:エミリーが飼うナマケモノ)

 

シドニー・クレイブン/Sydney Craven(ブリアナ:「シグマ・ラムダ・シータ」の現会長)

グレイス・パターソン/Grace Patterson(クロエ:服をたくさん持っているブリアナの参謀)

サッター・ノーラン/Sutter Nolan(サラ:アルファ排除を任命されるブリアナの子分)

ミリツァ・ヴルジッチ/Milica Vrzic(ガビー:ブリアナの子分、選対本部長)

アナマリア・セルダ/Annamaria Serda(ダコタ:使えないブリアナの手下)

ティアナ・ウプチェヴァ/Tiana Upcheva(アリッサ:無口なビジュアル担当のブリアナの手下)

キャディ・ラニガン/Cady Lanigan(モーガン:絶望的なファッションセンスのブリアナの友人)

 

アンドリュー・ホーソン/Andrew Horton(タイラー:サプライズ好きのエミリーの彼氏)

 

オリビア・ルーリエ/Olivia Rouyre(マディソン:アルファ飼育反対のエミリーの親友)

ビアンカ・ベックルズ=ローズ/Bianca Beckles-Rose(ゼニー:柔術の達人のエミリーの親友)

 

ティフ・スティーブンソン/Tiff Stevenson(ミセス・メイフラワー:寮母)

 

Stefan Kapicic(オリバー:エミリーにナマケモノ飼育を薦めるペット業者)

 

■映画の舞台

 

中央アメリカ:パナマの密林「ダリエン地狭」

https://maps.app.goo.gl/SQJqH8nHEyDAZgpCA?g_st=ic

 

アメリカのどこか

 

ロケ地:

セルビア:

ベオグラード/Belgrade

https://maps.app.goo.gl/npTqsf2mJARN8Ubh6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

パナマのあるジャングル地帯にて、ワニを瞬殺したナマケモノが密輸業者に捉えられた

その後、ナマケモノは海を渡り、あるペット業者の元へと届けられる

 

一方その頃、とある大学の学生寮では、女子社交クラブの「シグマ・ラムダ・シータ」の新しい会長の選挙戦が展開されていた

3年連続でブリアナが会長を務めてきたが、かつて母が会長だったエミリーは、なんとかうだつの上がらない学生生活を変えようと考えていた

 

ある日、ショッピングモールでペットショップの犬を捕まえたエミリーは、そこでペット業者のオリバーと出会う

オリバーは人気者になれるナマケモノがいると言い、名刺を渡して去っていった

 

その後、エミリーは一方的な会長選の嫌気が差し、また自身が注目されたいと考え、オリバーからナマケモノを買うことに決めた

指定された場所に向かったエミリーだったが、そこにはオリバーの姿はなく、かわいいナマケモノだけがいた

奥から奇妙な声が聞こえ、怖くなったエミリーは、ナマケモノを勝手に持ち帰ってしまう

そして、ナマケモノは寮のマスコット的な存在になってしまうのである

 

テーマ:目立ちたがりの代償

裏テーマ:茶番と憐れみ

 

■ひとこと感想

 

アメリカのソサエティというのはよくわかりませんが、学生に見えない方々が何かを競っているのはわかりました

会長になったら面倒なだけだと思いますが、会長室は憧れの世界なのでしょう

 

物語は、パナマで捕獲されたナマケモノが裏ルートでアメリカに渡り、女子寮のマスコットになっていく様子を描いていきます

特徴的なキャラがたくさんいるのですが、あまりにも多くて瞬間的に覚えられません

密輸業者とペット業者は同じ人に見えたけど配役は違うようですし、名前を呼ばれないキャラもたくさんいましたね

ググっても顔写真すら出てこない俳優さんもいて、誰なのかを特定するのも難しくなっていました

 

映画は、思いっきり「人形劇」なので、そのアホらしさを楽しめればOKでしょうか

一応ホラー映画らしいのですが、どう見てもC級コメディにしか見えないので、それで良いのかと思ってしまいますね

楽しんで作ったことはよくわかりますが、ナマケモノがほぼ人間のような行動をするので、あまり怖さを感じませんでした

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】キラー・ナマケモノ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101155/review/03769204/

 

公式HP:

https://namakemono-film.com/


■人生って、素晴らしい Viva La Vida

 

■オススメ度

 

懸命に生きる若者を描いた映画が好きな人(★★★)

難病を患う若者を描いた映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.4.30(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:我們一起搖太陽(一緒に太陽を揺らしましょう)Viva La Vida(生きる)

情報:2024年、中国、129分、G

ジャンル:脳腫瘍の青年と腎不全の女性の邂逅を描く人生讃歌

 

監督:ハン・イエン

脚本:ハン・イェン&ワン・シャオアイ&リー・ヤンウェン

原作:朱金平『最功利的婚姻交易,最动情的永恒约定(2015年、雑誌「婚姻与家庭」収録)』

参考記事(中国語)→ https://www.taicike.com/juqing/16847664.html

 

キャスト:

ペン・ユーチャン/彭昱畅(リュト/吕途:悪性脳腫瘍を患う青年)

リー・ゲンシー/李庚希(リン・ミン/凌敏:腎臓病を患う女性)

 

シュウ・ファン/徐帆(タオ・イー/陶怡:リュトの母)

 

ガオ・ヤリン/高亚麟(リン・ミンの父/凌父)

リウ・ダン/刘丹(リン・ミンの母/凌母)

 

ワン・シュン/王迅(チョウ・ダーホー/赵大虎:不動産業者)

 

イレーヌ・ソン/宋伊人(ジア・フィ/嘉慧:結婚するリン・ミンの友人)

リウ・シュン/刘迅(チエン・リャン/钱亮:リン・ミンの元カレ)

 

■映画の舞台

 

中国:湖南省

長沙市

https://maps.app.goo.gl/QGQppnqWgTPk8fz59?g_st=ic

 

橘子洲

https://maps.app.goo.gl/BQfWu28EE36cY95GA?g_st=ic

 

太平老街

https://maps.app.goo.gl/ZY2ffQJuMzcBbA6b8?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

中国の長沙市に住むリン・ミンは腎臓病を患い、700回目の透析を迎えることになった

仮面を被って動画を撮り、「臓器提供をしてくれるなら結婚しても良い」というメッセージを、難病コミュニティにアップロードしてしまう

 

我に帰って、すぐに動画を消したものの、そのわずかな時間で動画を見た人がいて、ミンにダイレクトメッセージが返ってくる

その人物から指定された料理店で、合言葉で確かめ合うことになったミン

どこに来たのは、明らかに挙動不審な男・リュトだった

 

ミンは動画を上げたのはいっときに過ちで、気が変わったと言うものの、それ以来、リュトはミンにつきまとってくる

やがて警察を巻き込む騒動に発展するものの、リュトは脳腫瘍を患っていて、手術をしなければ命の危険が迫っていることがわかる

そんなある日、誤ってミンの腕を掴んでしまったリュトは、彼女の腕に埋め込まれたシャントを壊してしまう

 

再びシャントを作り直すことになったミンは、引っ越しも重なっていて、そこでリュトが代わりに引っ越しの立ち会いにいくことになる

そして、奇妙な共同生活が始まってしまうのである

 

テーマ:命を繋ぐ意味

裏テーマ:人生は繋がるもの

 

■ひとこと感想

 

事前の情報がほとんどなく、中国映画なので「閲覧できないサイト」がしばしばあり、情報取得にかなりの時間を要してしまいました

パンフレットも作られておらず、鑑賞特典の映画のチケットだけが手元に残っています

 

難病を患う男女が出会うと言う物語で、もっとロマンティックなものかと思っていましたが、あまりにも地を這うストレートのような内容にびっくりしてしまいました

若くして腎臓病を患い、透析で命を長らえているミンと、脳腫瘍の手術による影響が残っているリュトが出会う物語で、恋愛映画に発展しそうでしない展開になっていました

 

ミンの両親は骨折した祖母の世話に田舎に行っていて、その間にミンは引っ越しをすることになるのですが、どうやら病院との距離を考えて、都会で一人暮らしをしているようでしたね

途中の観光ガイドのところで見覚えのある場所が出てきたので、長沙市あたりを舞台にしているようでした

あの状態でもライターとして働いていて、週に3回の透析をしながら、かなり節制を要する生活をしていました

 

透析患者のリアルなシーンも心苦しいのですが、腎不全と言う病気は様々な要因があったりします

他人事ではないところがあり、しかも不摂生だけが原因ではないので、軽度の慢性腎不全の私としては、身をつまされる思いがしましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】人生って、素晴らしい Viva La Vida【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101454/review/03769205/

 

公式HP:

https://www.chuka-eiga.com/VivaLaVida


■つ。

 

■オススメ度

 

地方活性系の映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.5.1(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、84分、PG12

ジャンル:現実逃避した高校生が不思議な山の民と遭遇する様子を描いた青春映画

 

監督&脚本:U Inose

 

キャスト:(わかった分だけ)

山下万季(副島祐樹:カンニングをして山奥に逃亡する高校三年生)

   (幼少期:井手祐理

 

西谷星七(副島準:祐樹の優秀な弟)

   (幼少期:片渕奏汰

石橋征太郎(副島紳助:祐樹の父、茶房経営)

 

古賀海(由香里:祐樹の彼女)

 

【山の民】

山田結月(サク:セックス依存症)

長谷川テツ(アキ:力比べに情熱を注ぐ男)

青花美永久(ニチカ:死にたいおばさん)

大坪紗耶(ソル:野良妊婦)

神山大和(チー:性別不詳)

高岡盛志郎(シャヨ:元レストラン)

デブコタ・ビシュヌ/Devkota Bishnu(タイラ:戦う男)

真山俊作(マシャン:彷徨う男)

 

■映画の舞台

 

佐賀県のどこかの町

 

ロケ地:

佐賀県:嬉野市

https://maps.app.goo.gl/dY12HLLKffnaDa2Z6?g_st=ic

 

嘉瀬川河川敷(グランド周辺)

https://maps.app.goo.gl/rezvZSDoaFoX55HE7?g_st=ic

 

佐賀大学(本庄キャンパス)

https://maps.app.goo.gl/19QKXydHntBktmTi8?g_st=ic

 

副島園

https://maps.app.goo.gl/yU9DEzBE6tJN5BZn7?g_st=ic

 

佐賀県:佐賀市

龍谷中学校・高等学校

https://maps.app.goo.gl/Ye3juW2dCJqNgw767?g_st=ic

 

佐賀県:鹿島市

平谷渓谷

https://maps.app.goo.gl/4T7JLNAw967PTWzNA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

佐賀の田舎町で暮らす高校三年生の祐樹は、優秀な弟と比べられる人生を過ごし、行き場のない憤りを抱えていた

大学受験を控えていた祐樹は、何とか大学に行こうとカンニングを企ててしまう

 

試験監督に見つかった祐樹は不合格となり、家族や友人たちにもバレてしまう

父と口論になり、弟の視線に耐えられなくなった祐樹は家を飛び出し、力の限り走り出した

 

彼がたどり着いたのは、幼少期の思い出が詰まった山で、そこには自給自足をしている人々が暮らしていた

協力しあって食糧を探し、それを分け合って生活する

そこには、この場所で生まれた者もいれば、祐樹と同じように俗世から逃げて辿り着いた者もいた

 

祐樹は、そこで様々な価値観にふれながら、人生を見つめ直すことになったのである

 

テーマ:人生の在り方

裏テーマ:青春と思い出

 

■ひとこと感想

 

佐賀県を舞台にした青春映画で、コンプレックスの塊のような主人公が踠いている様子が描かれていました

赤いパーカーを学ランの下に着るという、今でもあるのかなあと思ってしまうファッションセンスですが、佐賀あるあるなのかもしれません

 

弟と比べられて来た人生に辟易しているのですが、それは弟側も然りという感じで、その想いの食い違いというものが傷を広げているように思えました

受験でカンニングというのは愚かにも思えますが、バレることを前提にしているようなガバガバさで、敷かれていると思っているレールからはみ出したいのかなと感じました

 

映画は、佐賀県のオールロケで、地元で映画に参加したい人が集まって作られています

しかも映画は「英語字幕付き」で、エンドロールが全部英語&ローマ字表記になっていましたね

漢字がわからないと演者の特定は困難なので、カタカナ表記になっている人がいるのはご容赦くださいませ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】つ。【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99877/review/03773311/

 

公式HP:

https://sagaeiga.jp/


■霧の淵

 

■オススメ度

 

限界集落の現状を感じたい人(★★★)

静かな映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.5.2(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、83分、G

ジャンル:娘目線で描く寂れた旅館の行末を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:村瀬大智

 

キャスト:

三宅朱莉(イヒカ:旅館一族の娘、12歳)

水川あさみ(咲:結婚を機に旅館を継いだイヒカの母)

 

堀田眞三(シゲ/シゲ兄:イヒカの祖父、咲の義理の父)

 

三浦誠己(良治:別居中のイヒカの父、町役場勤務)

 

杉原亜実(旅館に泊まる学生)

中山愼悟(旅館に泊まる学生)

宮本伊織(旅館に泊まる学生)

 

大友至恩(達也:地元の少年、イヒカの同級生)

 

春増薫(ヤスタケ:地元民)

辻芙美子(地元民、咲の知人)

 

■映画の舞台

 

奈良県:川上村

https://maps.app.goo.gl/YVMbGHpjkjKw89oPA?g_st=ic

 

ロケ地:

奈良県:川上村

料理旅館 朝日館

https://maps.app.goo.gl/Bu8TPvai8MKD2sNc6?g_st=ic

 

川上村役場

https://maps.app.goo.gl/d12wZVxRkSTNHTNt9?g_st=ic

 

大滝ダム

https://maps.app.goo.gl/Top1SiRuRa83rXNc6?g_st=ic

 

大峰山入り口(このあたり)

https://maps.app.goo.gl/mwfGuZwFACtSVwTh6?g_st=ic

 

大迫ダムつり公園

https://maps.app.goo.gl/tskXmFDGjh8beQEb6?g_st=ic

 

NûûNcamp(達也の母の営むカフェ)

https://maps.app.goo.gl/hhq542sHmQSVpeQe8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

かつて吉野川の源流にて林木業が盛んだった川上村では、作業員や観光客で賑わいを見せていた

今ではほとんどの店が閉まり、料理旅館の朝日館も閑古鳥が鳴く始末だった

旅館の娘イヒカはもうすぐ中学生になるが、新学期を迎えるまでの暇を持て余していた

旅館はイヒカの母・咲と祖父・シゲで営業していて、父・良治は離婚寸前の関係になっていた

 

ある日、学生たちが村の取材にやってきて、いっときの賑わいを見せていく

イヒカも案内役となり、かつて栄えていた映画館などを案内することになった

学生たちが帰り、日常が戻ってきた矢先、今度はシゲ兄がどこかへ消えてしまう

 

母とイヒカはシゲ兄の実家へ行ってみるものの、そこには誰もいない

旅館はシゲ兄の力無くしてはできないこともあり、母は旅館をどうするのかを迫られてしまうのである

 

テーマ:霧の向こう側

裏テーマ:あの日に会える場所

 

■ひとこと感想

 

奈良県の奥深くの村の話という知識だけを入れて参戦

寂れた村にある旅館の物語ですが、女将目当てで人が殺到しそうな気がしないでもありません

イヒカの母と祖父で切り盛りしている旅館ですが、劇中ではどこかの大学生グループが遊びに来るぐらいしか稼働していないように見えます

 

映画は、かなり静かな内容になっていて、イヒカがほとんど喋りません

冒頭で両親の離婚話が持ち上がっていましたが、どうやら原因は父とその同僚の関係性にあるようでしたね

山に行った時に女性が声をかけた時にイヒカが睨んでいたと、その時の父の挙動不審さというものが際立っていたように思います

 

物語は、旅館の日常と村の様子、そしてかつてどんな村だったのかが再現されるシーンがありました

CGなのか美術班が頑張ったのかわかりませんが、灯りの灯っている旅館の前の景色はとても綺麗でしたねえ

自然に囲まれていますが、普段何をして過ごすんだろうと思ってしまいました

 

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【映画感想】霧の淵【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100518/review/03777728/

 

公式HP:

https://kiri-no-fuchi.com/#


■青春18×2 君へと続く道

 

■オススメ度

 

ほろ苦い青春映画が好きな人(★★★)

岩井俊二監督の『Love Letter』で感動した人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.5.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

英題:18×2 Beyond Youthful Days、中国語題:青春18×2 通往有你的旅程

情報:2024年、日本&台湾、123分、G

ジャンル:トラブルを抱えた青年が、かつて交流のあった女性を探す旅に出る様子を描いた青春映画

 

監督&脚本:藤井道人

原作:賴吉米『青春18×2 日本慢車流浪記(2014年)』

 

キャスト:

シュー・グァンハン(ジミー/リン・ジアミン:カラオケ店でバイトする高校生)

清原果耶(アミ/佐久間亜美:日本からの旅行者)

 

ジョセフ・チャン/張孝全(リュウ:ジミーが旅先で出会う居酒屋の店長、長野県松本市)

道枝駿佑(幸次:ジミーが旅行中で出会う一人旅の学生、飯山線車内)

黒木華(由紀子:ジミーが訪ねるネットカフェの店員、新潟県長岡市)

 

松重豊(中里:亜美の知り合い、福島県只見市)

黒木瞳(佐久間裕子:亜美の母)

 

フィガロ・ツェン/曾少宗(アーロン:ゲームの共同開発者、ジミーの大学時代からの親友)

 

ク・ジョンヘン/屈中恒(ジミーの父)

 

北村豊晴(島田:カラオケ神戸のオーナー、台南市)

リオ・フェジン/廖彗珍(スーイー:おばちゃん店員)

リー・クアンイー/李冠毅(ウェイ:ロンゲ店員)

バフィー・チェン/陳姸霏(シャオティン:不良娘)

 

■映画の舞台

 

台湾:台南市

日本:東京都心

日本:神奈川県鎌倉市

日本:長野県松本市

日本:新潟県長岡市

日本:福島県只見

 

ロケ地:

台湾:台南市

水仙宮市場

https://maps.app.goo.gl/Qh5GiJX5hwreFCQb8?g_st=ic

 

黄金海岸喜樹

https://maps.app.goo.gl/bBABMVyyrcLcHLDX8?g_st=ic

 

台湾主廟天壇

https://maps.app.goo.gl/Xb4rzrMPC5fSpsVA6?g_st=ic

 

台南東門城

https://maps.app.goo.gl/6ZAm4qz5m1cSQ7nW9?g_st=ic

 

台湾:高雄市

大崗山超峰寺

https://maps.app.goo.gl/3RtAdtG8aup9YZAEA?g_st=ic

 

カラオケ神戸(統領KTV)

https://maps.app.goo.gl/BRsf4Cir4uFmihp3A?g_st=ic

 

十分駅

https://maps.app.goo.gl/kwxw3aveN5YRvcjs5?g_st=ic

 

日本:

神奈川県:鎌倉市

鎌倉高校前踏切

https://maps.app.goo.gl/Zj1ceb7ywTKRJWFM9?g_st=ic

 

長野県:松本市

松本城

https://maps.app.goo.gl/eTmky7sXuxVwy8H9A?g_st=ic

 

信州なわて通り商店街

https://maps.app.goo.gl/AYtywouCADXVm3QZA?g_st=ic

 

新潟県:津南

ニュー・グリンピア津南(ランタン)

https://maps.app.goo.gl/KEXkywS8pon6XA4r9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

大学時代の友人アーロンとゲーム会社を立ち上げたジミーは、ある日の経営会議にて取締役を解任されてしまう

ジミーのやり方に反発した経営陣の反旗で、彼はそれを受け入れるしか無かった

荷物をまとめていたジミーは、そこでかつて台湾で交流を持ったアミからの手紙を目にする

そして彼は、その手紙を手にあてのない旅を始めようと思いついた

 

ジミーは高校時代に台南のカラオケ店で働いていて、その店を訪れたのがアミだった

彼女はバックパッカーの旅をしていて、財布をなくしたとのことで、働き口を探していた

カラオケ店のオーナー・島田は、アミを快く受け入れ、それからジミーは教育係として、彼女と接する機会が増えていった

 

アミは「自分にしか描けない絵」を描く旅に出ていて、最初に訪れたのが台湾の台南だった

ジミーは彼女に心を奪われ、愛おしい日々を過ごしていく

だが、ある時、アミは彼の前から姿を消す決断をしてしまうのである

 

テーマ:自分が歩んできた道

裏テーマ:彼女が見てきた景色

 

■ひとこと感想

 

『デイアンドナイト』から監督&主演を追いかけてきて、期待値マックスで初日に鑑賞

台湾で偶然に出会った二人の回想録で、ほろ苦い青春を想起する流れになっていました

予告編で色々とネタバレしている感じですが、映画を最後まで観て、2回目を見返すと違った感覚になる映画だと思います

 

映画は、ジミー目線で物事が進み、彼の行き先の見えない青春が描かれていきます

そんな中でアミと出会い、「夢を叶えたら」という約束をすることになります

察しの良い人は「どうなるか」が予測がつくのですが、でも最後にサプライズがあるという感じになっています

そのサプライズは「2回目に見ると印象が変わる」というもので、ジミーが旅に出る理由というものが180度変わって見える、という感じになっていました

 

旅の中で色んな人と出会い、その都度アミのことを思い出すのですが、その意味すらも変わってくるのですね

物語は平凡に見えるかもしれませんが、視点を変える後半によって、その物語(人生も含めて)が平凡だったかどうかはわからないものだと思います

 

映画では岩井俊二監督の『Lover Letter』と『スラムダンク』、ミスチルが登場しますが、ジミーが彼女に聞かせたのはなんだったのか気になってしまいますねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】青春18×2 君へと続く道【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100426/review/03780092/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/seishun18x2/


■バジーノイズ

 

■オススメ度

 

JO1の河西拓実のファンの人(★★★)

音楽青春映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.5.4(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、119分、G

ジャンル:音楽が生まれ進化する中で生まれる葛藤を描いた音楽映画

 

監督:風間太樹

脚本:谷口恒平&沖野浩孝&風間太樹

原作:むつき潤『バジーノイズ(小学館)』

Amazon Link(原作コミック)→ https://amzn.to/3Ur3Bs6

 

キャスト:

川西拓実(海野清澄:DTMが趣味のマンション管理人)

桜田ひより(岸本潮:清澄のマンションの上の階の住人)

 

井之脇海(速水航太郎:潮の同級生、レコード会社の社員)

 

柳俊太郎(大浜陸:清澄の軽音楽部の先輩、マザーズデイのベース)

天野はな(千尋:陸の彼女)

 

円井わん(内海岬:ソロアーティスト、ドラマー)

 

テイ龍進(沖:レコード会社のプロデューサー)

夏目知幸(尾崎:レコード会社のアレンジャー)

 

奥野瑛太(洋介:マザーズデイのボーカル)

柳谷一成(遠藤:マザーズデイのドラマー)

𠮷田カルロス(マザーズディのギター)

木村寧臣(マザーズディのサポートベーシスト)

 

駒井蓮(辻井凪:若手のアーティスト)

 

櫻井海音(慶二:アンクヘッドのボーカル&ギター)

田中偉登(アンクヘッドのメンバー)

大友一生(アンクヘッドのメンバー)

 

馬場園梓(スナック「歩M」のママ)

 

左津川愛美(亜弓:潮のバイト先の店長)

 

■映画の舞台

 

東京都内のどこか

 

ロケ地:

東京都:杉並区

G-Roks

https://maps.app.goo.gl/oGcWjbf3b3SWi67j7?g_st=ic

 

スペースクリエイト自由空間 SELF 高円寺店

https://maps.app.goo.gl/S3ersshyGPZHDJRu8?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

LIVE STUDIO UNIT DAIKANYAMA

https://maps.app.goo.gl/BD5MKEwZkkj1fVhm8?g_st=ic

 

Studio Tanta

https://maps.app.goo.gl/fibfifoshT97jz5X8?g_st=ic

 

東京都:世田谷区

炭火焼鳥や 三日月ロック

https://maps.app.goo.gl/gBVqkR1KAZvcpxMF9?g_st=ic

 

Mother‘s RUIN

https://maps.app.goo.gl/PyCRcEKJWivqJV14A?g_st=ic

 

茄子おやじ

https://maps.app.goo.gl/EhFkESjDTeaew6dW9?g_st=ic

 

東京都:中野区

鶏と魚と炭火焼き 燈

https://maps.app.goo.gl/jaaYbV6roHu5JCw26?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

カラオケスナック STAR J

https://maps.app.goo.gl/hw2c6NHJSNQ7x92p9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

マンションの管理人として働いている清澄は、DTMで音楽を作るのが趣味で、頭の中にあるイメージを音に変えてきた

ある日、マンションの住人の潮から「私の下の階に住んでいる人は誰?」と聞かれる

清澄は自分だとは言えず濁したが、彼が鳴らす音楽は近隣住民から「騒音」だと思われていた

 

その夜、潮は清澄の部屋を訪れ、自分が騒音の主だとバレてしまう

だが、潮は清澄の音楽が好きだと言い、失恋して落ち込んでいるから聴かせてほしいという

だが、「次に苦情が来たら追い出す」と言われている清澄は戸惑い、それでも潮のために音楽を鳴らした

 

清澄はマンションを追われ、ネットカフェで過ごそうと考えるものの、潮が勝手に上げた清澄の演奏動画がバズり、そこで潮は彼を自分の部屋に住まわせて、自由に音楽をさせてあげたいと言う

勢いに負けて潮の部屋に世話になって

、音楽制作は海辺で行うことになった清澄だったが、徐々に彼の音楽は世間に認知されていく

そして、潮は幼馴染でレコード解消で働いている航太郎を捕まえ、さらにかつて一緒にバンドを組んでいた陸も彼の元にやってきてしまう

 

彼らの音楽は「AZUR」と言うユニットで配信されることになったが、その動きを察知した音楽プロデューサーの沖が彼らの前に立ちはだかることになったのである

 

テーマ:音を楽しむことの意味

裏テーマ:活動の原点

 

■ひとこと感想

 

音楽制作にYaffle、主題歌の歌詞がいしわたり淳治ということで、期待値マックスで鑑賞

JO1はそこまで詳しくはありませんが、楽曲制作過程をSNSで上げていたグループだったという記憶があります

 

音楽映画は大好きで、楽曲が出来上がる過程を見られるのが良いですね

本作は、その過程も描かれますが、その原点とは何かというところに行き着いているのが良いと思います

主人公の清澄は「日常に起きること」が脳内にイメージとして降りてくるタイプで、潮と過ごしてからは、彼女の挙動がイメージとして降りてくるようになっていました

 

楽曲はDTMで制作して、そこに「生の音が欲しい」という感じで、それによって徐々に音が命を帯びていく様子が描かれていました

清澄を表舞台に出せても、音楽ができない潮は疎外感を感じてしまうのですね

でも、最初のファンの存在感は大きくて、それが活動の原点になっていたりします

映画では、そのすれ違いを描いているのですが、インスピレーションとは何かということを描いていたようにも思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】バジーノイズ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99670/review/03780094/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/buzzynoise_movie/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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