■映画鑑賞まとめ■

 

2月、第2週(2025.2.10~2025.2.16)

 


■野生の島のロズ

 

■オススメ度

 

アメリカの児童文学に興味がある人(★★★)

親子の物語が好きなひと(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.2.11(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:The Wild Robot(野生のロボット)

情報:2025年、アメリカ、102分、G

ジャンル:無人島に不時着したお手伝いロボットがガンのヒナを育てるようすを描いたSFハートフルコメディ映画

 

監督&脚本:クリス・サンダース

原作:ピーター・ブラウン『The Wild Robot(日本語訳:野生のロボット)』

 

Amazon Link(原作:英語版)→ https://amzn.to/42Rq7jU

Amazon Link(原作:日本語版)→ https://amzn.to/3CXhE3T

 

キャスト:

ルピタ・ニョンゴ/Lupita Nyong’o(ロズ/Roz:ROZZUM Unit 7134、ユニバーサルダイナミクス社製の最新型アシストロボット)

ルピタ・ニョンゴ/Lupita Nyong’o(ツギハギ/Rummage:ロズと一緒に漂着したロボット、ROZZUM Unit 6262)

 

キット・コナー/Kit Connor(キラリ/Brightbill:ロズに育てられるカナダガンの雛鳥)

   (幼児期:Boone Storm

 

ペドロ・パスカル/Pedro Pascal(チャッカリ/Fink:無人島のアカギツネ)

ビル・ナイ/Bill Nighy(クビナガ/Longneck:最年長のカオジロガン)

マット・ベリー/Matt Berry(パドラー/Paddler:不機嫌で内向的なビーバー)

ヴィング・レイムス/Ving Rhames(サンダーボルト/Thunderbolt:切れ者で厳格なハヤブサ)

マーク・ハミル/Mark Hamill(ソーン/Thorn:島で恐れられるグリズリーベア)

キャサリン・オハラ/Catherine O’Hara(ピンクシッポ/Pinktail:子沢山のオポッサム)

 

ステファニー・スー/Stephanie Hsu(ヴォントラ/Vontra:ロズを連れ帰ろうとするロボット)

ランディ・トム/Randy Thom(RECOs:偵察用ロボット)

 

【日本語吹替キャスト】

綾瀬はるか(ロッザム7134/ロズ)

柄本佑(チャッカリ)

鈴木福(キラリ)

濱﨑司(キラリの幼児期)

いとうまい子(ピンクシッポ)

千葉繁(クビナガ)

種﨑敦美(ヴォントラ)

田中美央(ソーン)

山本高広(パドラー)

滝知史(サンダーボルト)

綾瀬はるか(ROZZUMユニット6262/ツギハギ)

近藤春菜(雁の仲間)

箕輪はるか (雁の仲間)

 

■映画の舞台

 

とある無人島

 

■簡単なあらすじ

 

工場から出荷されたお手伝いロボットのロッザム7134は、輸送機の事故によって、とある無人島に不時着していた

起動前の状態だったが、それを見つけたイタチによって、起動スイッチが押されてしまった

ロッザムは「仕事」を探し出し、島を彷徨うものの、誰ががロッザムを恐れて逃げてしまった

 

そんな折、崖に落ちそうになったロッザムは、そこにあったカナダガンの巣を壊してしまう

親鳥は死んでしまい、そこにはひとつの卵がのこされていた

ロッザムがそれを手に取ると、いきなりキツネのチャッカリがその卵を奪ってしまう

ロッザムはチャッカリを追って、その卵を取り返すと、卵が孵化してしまい、カナダガンのヒナが生まれてしまった

 

呆然とするロッザムだったが、そのヒナはロッザムを親だと思い込む

チャッカリは責任を持って育てるべきと言い、ロッザムは見よう見まねで育てることになり、「ガンの専門家」と自称するチャッカリのアドバイスに従うことになったのである

 

テーマ:親の役割

裏テーマ:愛情がある場所

 

■ひとこと感想

 

アメリカの児童文学の映像化で、親鳥を死なせてしまったロボットが親代わりになるという物語になっていました

字幕では「母親」を強調していますが、映画をフラットに観ると、ロズには性別がありません

単に女性の声を発するロボットというもので、多くのロボットなどの音声に女性の声が使用されているという流れに倣っているだけだと思います

 

ロズはキラリが成鳥になるために必要な3つのミッションを実行し、それが終わることで「役目」を終えると考えていました

あくまでもサポートロボットの域を出てはいませんが、長らく一緒に暮らしたことで「愛着」というものが生まれています

実際にロボットが愛着を持つのかはわかりませんが、相手を学習するAIのようなものが搭載されているので、関係性を分析し、感情という存在があることを理解していきます

 

映画では、様々な動物の子どもとのふれあいかたから学習するロズを描いていて、検索エンジンなどでググったりしないのですね

あくまでも実地の経験則とアドバイスによってキラリを育てていくのですが、ハイテクなのにローテクという感じが面白かったと思います

ストーリーは子ども向けではありますが、子育て経験のある親のほうが心に来るものがあるのではないか、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】野生の島のロズ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102083/review/04761110/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/roz-movie/


■トワイライト・ウォーリアーズ 決戦!九龍城砦

 

■オススメ度

 

香港のカンフーアクションが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.2.12(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:九龍城寨之圍城(九龍城砦の包囲戦)、英題:Twilight of the Warriors: Walled In(戦士たちの黄昏:包囲)

情報:2024年、香港、125分、PG12

ジャンル:九龍城砦に迷い込んだ密入国者を巡るバトルを描いたアクション映画

 

監督:ソイ・チェン

脚本:アウ・キンイー&チャン・タイリー&サム・クァンシン&ジャック・ライチュン

 

キャスト:

レイモンド・ラム/林峯(チャン・ロッグワン/陳洛軍:城砦に逃げ込む密入国者)

 

【九龍城砦】

ルイス・クー/古天樂(ロン・ギュンフォン/龍捲風:龍兄貴、九龍城砦のリーダー)

テレンス・ラウ/劉俊謙(ソンヤッ/信一:龍兄貴の部下、バイク乗り)

トニー・ウー/胡子彤(サップイー/十二少:虎兄貴の部下、リーゼント)

ジャーマン・チョン/張文傑(セイジャイ/四仔:龍兄貴の部下、医者)

 

【油麻地果欄(ヤウマティ)】

サモ・ハン/洪金寶(大ボス/大老闆:ギャングのボス)

フィリップ・ン/伍允龍(ワンガク/王九:ボスの弟子、気功使い)

ロー・ウィンチョン/羅永昌(レン/冷叔:大ボスの麻雀仲間)

リャオ・ジンシン/廖駿雄(ロンドウ/龍躉叔:大ボスの麻雀仲間)

ジン・ライクン/金來群(シーグア/西瓜叔:大ボスの麻雀仲間)

 

【龍兄貴関連】

リッチー・レン/任賢齊(秋兄貴/狄秋:龍兄貴の義理の兄、城砦の所有者)

カタリナ・リー/李清心(ルー・ジンラン/羅金蘭:秋兄貴の妻)

 

リウ・チュンフン/黃德斌(虎兄貴/Tiger哥:秋兄貴の弟、隻眼)

 

アーロン・クオック/郭富城(チャン・ジム/陳占:殺戮王と呼ばれた男)

セシリア・チョイ/蔡思韵(スー・イーイー/蘇玉儀:陳占の妻)

ベンジャミン・シン/司馬丞晞(陳占の息子、幼少期)

 

ジョゼヴ・ラウ/喬靖夫(アーチー/阿七:龍兄貴の友人、叉焼飯の「阿七冰室」の店主)

ジュリアナ・ウォン/黄佩珍(阿七の妻)

 

【九龍城砦の住人】

フィッシュ・リュー/廖子妤(ヤンフェン/燕芬姐:魚団子屋の女店主)

ワン・チンウォン/王尹菁(魚団子屋で働く少女)

 

チュー・パクフォン/朱栢康(ジースア/九索:雑用係、暴力男、コカイン中毒)

シータ・チャン/李紫僖(九索の彼女、売春婦)

ヤン・イーイー/楊依依(メアリー:婆仔:九索の彼女の娘)

 

チュ・ツェイン/朱芷瑩(マダム/鴇母:売春宿のオーナー)

 

パン・フォイクァン/彭凱筠(サングー/三姑:城砦の住人、理髪店のおばあちゃん)

ウィリアム・チャン/陳富勝(焼き肉店の店主)

ロク・サンマク/麥洛新(食料品店の店主)

 

■映画の舞台

 

1980年代、

香港:九龍城砦

 

ロケ地:

香港(セット)

 

■簡単なあらすじ

 

1980年代の香港のある地区では、再開発がままならない禁断の地域があった

人々はそこを九龍城砦と呼び、そこには訳ありの人々が身を潜めていた

 

ある日のこと、密漁船に乗って香港に侵入した青年がいた

金を稼ぐために地下格闘技に参加するものの、そこを支配する大ボスに騙されて金を奪われてしまう

男は、その場にあった布袋を奪って逃げ、その九龍城砦へと逃げ込んだ

 

何とか追ってを凌いだ男が布袋の中身を確認すると、そこに入っていたのは金ではなくコカインだった

そこで、九龍城砦でそれを金に変えようとするものの、そこを管理している龍兄貴の配下に見つかってしまう

龍兄貴は「ここを荒らすな」と言い、男の持ってきた布袋を大ボスの元に返した

 

男は龍兄貴にここに置いて欲しいと懇願する

「名前は?」と聞くと、男は「陳洛軍」と名乗った

龍兄貴はその名前に聞き覚えがあり、不穏な風が吹き始めていることを感じ取っていた

 

テーマ:漢の仁義

裏テーマ:居場所のつくりかた

 

■ひとこと感想

 

公開から随分経ちましたが、何とかスケジュールの都合ができて鑑賞

界隈で盛り上がっているようですが、鑑賞日の混雑も思った以上でしたね

内容を全く知らずに突入したので、最初は歴史ものなのかなとか考えていました

まさか、1980年代の香港が舞台の任侠ものとは思いもしませんでした

 

映画は、ある密入国者が訳ありの建物に入り込んで、その土地を奪い合っている勢力の間に挟まれるという物語でした

かつてその城砦を奪い合った勢力の中に「殺戮王」と呼ばれる鬼神のような存在がいて、それを倒したことで龍兄貴たちがその場を治めることになりました

虎兄貴、秋兄貴たちとそこを統治していましたが、外側の世界では大ボスと呼ばれるギャング団が虎視眈々と狙っている、という構図になっています

 

そんな中に訳ありが紛れ込んでくるのですが、これが因縁のある男であることがわかり、九龍城砦の中でのパワーバランスが崩れてしまいます

その隙を突いて暗躍する男がいて、これがラスボスになるというところは面白いですね

気功の使い手とは言え、チート過ぎる強さにどう対抗するのか、と言うのが後半の見どころとなっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】トワイライト・ウォーリアーズ 決戦!九龍城砦【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

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■ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女

 

■オススメ度

 

ナチス関連の映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.2.13(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Stella. Ein Leben.(ステラ、その生涯)、英題:Stella. A Life. ,Arbeistitel: Last Song for Stella(ステラ、その生涯:(仮題)ステラに捧げる最後の歌)

情報:2023年、ドイツ&オーストリア&スイス&イギリス、121分、PG12

ジャンル:ホロコーストから逃れるためにユダヤ人同胞を売り飛ばした女性の半生を描いた伝記映画

 

監督:キリアン・リートホーフ

脚本:マルク・ブルーバウム&キリアン・リートホーフ

 

キャスト:

パウラ・ベーア/Paula Beer(ステラ・ゴルトシュラーク/Stella Goldschlag:ジャズシンガーを目指す18歳のユダヤ人女性)

   (1984年時:Irene Rindje

 

【ジャズバンドの仲間】

べキム・ラティフィ/Bekim Latifi(アーロン・サロモン/Aaron Salomon:ステラのバンド仲間、ギター)

ダミアン・ハルドン/Damian Hardung(フレート/マンフレッド・キューブラー/Manfred Kübler:ステラの恋人、バンド仲間、トランペット)

 

ジョエル・バズマン/Joel Basman(ジョニー/Johnny:バンド仲間、ドラム)

メイブ・メテルカ/Maeve Metelka(インゲ・ルスティグ/Inge Lustig:バンド仲間、バックコーラス)

Nadja Sabersky(リロ・ストレザック/Lilo Streszak:バンド仲間、バックコーラス)

 

【ステラの家族】

カーチャ・リーマン/Katja Riemann(トニ・ゴルトシュラーク/Toni Goldschlag:ステラの母、元歌手)

ルーカス・ミコ/Lukas Miko(ゲルト・ゴルトシュラーク/Gerd Goldschlag:ステラの父、音楽家)

 

Joshua Seelenbinder(サムソン・ツィオマ・シェーンハウス/Cioma Schönhaus:ユダヤ人グラフィックアーティスト、身分証明書の偽造請負)

Max Schimmelpfennig(ミッキー・ヘルマン/Mikki Hellmann:偽造パスポート提供者、ツィオマの同胞)

 

ヤニス・ニーヴーナー/Jannis Niewöhner(ロルフ・イザークゾーン/Rolf Isaakson:偽造パスポートの調達人、ステラの2番目の夫)

Markus Schleinzer(パウロ・レーゲンスブルガー/Paul Regensburger:ステラが道で声をかけるユダヤ人男性、ロルフの知り合い)

 

Gerdy Zint(ウォルター・ドッベルケ/Walter Dobberke:ドイツの将校、キャンプの責任者)

 

■映画の舞台

 

1943年、

ドイツ:ベルリン

 

ロケ地:

ドイツ:ベルリン

 

ドイツ:ルートヴィヒスルスト

https://maps.app.goo.gl/RKzHRojcr5AGW31C7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1940年8月、アメリカに渡ってジャズシンガーになる夢を抱えるユダヤ人歌手のステラは、親友のアーロン、恋人のフレートたちとバンドを組んでいた

ゲシュタポによるユダヤ人迫害が迫る中、なんとかショーを成功させた彼らは、興行師のエリアス・コーエン・Jrの名刺をもらうまでになっていた

だが、本格的な戦争の波には逆らえず、ステラたちの夢は途絶え、鉄工所で働かされることになった

 

そんな折、内情を知る友人たちから危険を知らせてもらったステラとその家族は、なんとか工場から逃げ出すことに成功し、潜伏先を転々とすることになった

その先々で偽造の身分証を手に入れるために奮闘し、バンド仲間のジェニーの紹介にて、ロルフという男と出会うことになった

ロルフが作った罹災証明書は身分証の代わりに使え、それを2000マルクで売り捌く日々が始まった

 

それから、ステラは「白紙の証明書」を奪うために親衛隊の連中を虜にしていくものの、親友だと思っていたインゲの密告によって捕まってしまう

ステラは拷問の末に、ユダヤ人が隠れているところを教えることになり、さらに誘き出すための囮にもなっていく

その行動はユダヤ人の中で広がりを見せ、金髪の魔女などと言われるようになっていった

 

テーマ:生存を賭けた取引

裏テーマ:自尊心の崩壊が招く結末

 

■ひとこと感想

 

名前ぐらいは聞いたことがある人物で、ナチス下において、同胞を売ったことで有名な女性でしたね

映画はフィクションではありますが、1946年のソ連の軍事法廷の記録と、1957年のドイツの裁判記録をもとに構成されていると言います

なので、細かな部分の脚色はあっても、概ね史実に近い内容になっていました

 

伝記映画なので、歴史に詳しい人ならば顛末を知っていると思いますが、物語の展開的には意外な方向へ向かいます

当初は被害者だったステラも、加害者側の役割を背負わされるようになり、最終的には「加害者なのに被害者面をする」という典型的な人物に変わっていったように思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

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https://eiga.com/movie/102811/review/04769336/

 

公式HP:

https://klockworx.com/movies/stella/


■誰よりもつよく抱きしめて

 

■オススメ度

 

物理的障壁のある恋愛映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.2.13(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、124分、G

ジャンル:潔癖症に苦しむカップルの行く末を描いた恋愛映画

 

監督:内田英治

脚本:イ・ナウォン

原作:新堂冬樹『誰よりもつよく抱きしめて(光文社文庫)』

 

Amazon Link(原作)→ https://amzn.to/4hWR9dW

 

キャスト:

三山凌輝(水島良城:絵本作家、強迫性障害による潔癖症を患う)

   (高校時代:北島岬

久保史緒里(桐本月菜:書店員、良城の恋人)

   (高校時代:竹下優名

 

ファン・チャンソン(イ・ジェホン:スマホを絵本屋に忘れる青年、ビストロのシェフ)

 

穂志もえか(村山千春:良城と同じ悩みを抱える女)

 

酒向芳(水島正臣:良城の祖父、絵本屋のオーナー)

 

永田凜(木内早智子:月菜の親友)

 

北村有起哉(佐倉医師:心療内科医)

 

■映画の舞台

 

神奈川県:鎌倉市

 

ロケ地:

神奈川県:鎌倉市

しかけ絵本専門店 メッゲンドルファー

https://maps.app.goo.gl/hrpaFpdqmz3b4C998?g_st=ic

 

寅堂

https://maps.app.goo.gl/v6t8ugf8hEvNo9BKA?g_st=ic

 

りんどう鎌倉

https://maps.app.goo.gl/a8zTphMPp1MX5Vyt9?g_st=ic

 

鎌倉八座

https://maps.app.goo.gl/4p1fkh1Dhfp9d9gj6?g_st=ic

 

東京都:目黒区

スローテーブル

https://maps.app.goo.gl/2c4jhPB1sQN976MGA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

海が見える街にある絵本屋さんで働く月菜は、高校時代に知り合った良城と同棲生活を続けていたが、ある日を境に、良城は月菜をさわれなくなっていた

極度の潔癖症に陥っている彼は、絵本作家として駆け出しの身であり、次回作を待望されている作家でもあった

二人の生活はハンデがありながらも、いつの間にか習慣に溶け込んでいた

 

ある日のこと、絵本屋さんのお客さんがスマホを置き忘れてしまう

どうしようかと悩んでいるうちに電話が鳴ってしまい、月菜は持ち主かもしれないと思って電話に出た

だが、その電話は持ち主の恋人からの電話で、一方的に別れを突きつけて切れる、というものだった

 

その後、改めて持ち主から連絡が入り、月菜は落とし主のジェホンと出会うことになった

ジェホンはお礼をしたいと言い、自分が勤めているビストロへと連れていくことになった

 

テーマ:満たされるふれあい

裏テーマ:コミュニケーションは双方向

 

■ひとこと感想

 

原作は未読で、予告編だけの情報で鑑賞することになりました

さわれない設定がどういう理由かは知りませんでしたが、映画では強迫性障害による潔癖症と診断されていましたね

潔癖症の割には外出してカフェに行ったりできるのですが、そこでは自前の水筒で飲んでいたので、わざわざカップから入れたのだろうかとか、余計なことを考えてしまいました

 

恋人同士がふれあえないのですが、元々は大丈夫だったものが今ではダメという感じになっていましたね

その状態で満足できるのかどうかというところが命題ではありますが、映画ではそこまで行き着くことはありませんでしたね

なんとなく高校生ぐらいの恋愛の延長線上のように思えてしまいました

 

映画は、かなり展開がスローで、ひとつひとつを丁寧に見せていくのですが、あまりにも話が進まないので眠気との戦いになってしまいました

スマホの置き忘れがきっかけとなって再会しますが、ジェホンの元恋人も相手の反応も確かめずに一方的に喋って終わりというのは無茶な展開のように思います

自分の言葉に対する相手の反応を確かめてから別れる別れないに向かうと思うのですが、一言も発しないことが却って、その二人の関係を終わらせたようにも思います

 

ともかく、相手の気持ちを考えずに強引に話を進めていく人間ばかりが登場していましたね

月菜の友人も決めつけが強いし、良城の決断も独りよがりだし、月菜の嫉妬も向こう見ずだし、ジェホンも自分のペースに巻き込むだけのタイプになっていました

共感を得る人物がほとんどいないという稀有な恋愛映画で、その行動によって全員が傷つく方向にしかいかないというのは不思議でしたね

モジャのように距離を取って接する方が幸せに思えるのはどうなんだろうと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】誰よりもつよく抱きしめて【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

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https://eiga.com/movie/102209/review/04769339/

 

公式HP:

https://dareyorimo-movie.com/


■セプテンバー5

 

■オススメ度

 

世界初のテロ中継の裏側に興味がある人(★★★)

前線でしか知り得ない真実について感じ取りたい人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.2.14(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:September 5(9月5日)

情報:2024年、ドイツ&アメリカ、95分、G

ジャンル:ミュンヘン五輪で起きたテロのライブ放送の裏側を描いた伝記映画

 

監督:ティム・フェールバウム

脚本:モリッツ・ビンダー&ティム・フェールバウム&アレックス・デビッド

 

キャスト:

ピーター・サースガード/Peter Sarsgaard(ルーン・アーレッジ/Roone Arledge:ABCスポーツの幹部)

ジョン・マガロ/John Magaro(ジェフ/ジェフリー・メイソン/Geoffrey Mason:ミュンヘンの管制室長、現場責任者に抜擢)

ベン・チャップリン/Ben Chaplin(マーヴィン・ベイダー/Marvin Bader:ABCスポーツの運営責任者)

 

レオニー・ベネシュ/Leonie Benesch(マリアンネ・ゲブハルト/Marianne Gebhardt:ドイツ語とヘブライ語を話す通訳)

 

Zinedine Soualem(ジャック・レスガール/Jacques Lesgards:ABCスポーツの五輪中継チーム、ヨーロッパエンジニアリングのマネージャー、カメラ切り替え)

Marcus Rutherford(カーター・ジェフリー/Carter Jeffrey:中継スタッフ、16ミリで現地撮影同行)

Daniel Adeosun(ゲイリー・スローター/Gary Slaughter:中継スタッフ、アスリートになりすまして潜入)

 

Benjamin Walkerピーター・ジェニングス/Peter Jennings:ABCネットワークのニュースキャスター、1カメのスタジオアンカー)

Matthias Schum(ジム・マッケイ/Jim McKay:ジャーナリスト、2カメのレポーター)

 

Rony Herman(ダヴィド・バーガー/David Berger:人質に取られたアメリカ系イスラエル人の重量上げの選手)

 

■映画の舞台

 

1972年9月5日、

ドイツ:ミュンヘン

 

ロケ地:

ドイツ:バイエルン

ミュンヘン/Munich

https://maps.app.goo.gl/9maehCa6sEWz54LU9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1972年、ドイツのミュンヘンにて夏季オリンピックが行われていた

会期も中盤に差し掛かった頃、ABCスポーツのスタッフは銃声らしきものを聞いた

マーヴィンは通訳のマイアンネを通じて警察に聞くものの、大した情報は得られなかった

だが、現地ラジオにて選手村でテロリストが選手を人質に取っていることがわかった

 

ジェフ、マーヴィンはルーンの許可を取り、スタジオカメラを外に出して中継をすることを試みる

さらに選手になりすましてスタッフを送り込み、16ミリで撮った内部の映像を挿入することになった

報道局はスポーツ局に任せられないと息巻くものの、現場にいるスポーツ局は譲ることはなかった

 

警察も料理人に扮装して侵入を試みるもののうまくはいかなかった

さらに選手村の施設にはテレビがあることがわかり、海外の放送も入ることがわかった

警察の動きをテロリストが中継で把握している事態になり、ジェフたちはどのように報道するかを問われることになった

そんな折、犯人グループが移動を開始しているという情報が入り、緊張感が増していく

 

テーマ:何を伝えるべきか

裏テーマ:隠される真実

 

■ひとこと感想

 

テロリストのテレビ実況がエンタメ作品で作られて公開していますが、この時期に「本物」が公開されることになってしまい、否応にも比較されてしまいますね

さすがに史実とエンタメを混同するのはナンセンスですが、映画の作りはどちらも虚構なので、緊迫感を作り上げているものが何かという参考になると思います

 

映画では、テロが起こる日の朝から描かれ、状況がわからないままテロが進行していく様子が描かれていきます

手柄を取りたいというよりは、現場にいる我々がやらずにどうするのかという気概が突入させていました

通訳が色んな声を拾っていき、それが現場の空気感を際立たせていたように思います

 

史実ベースではありますが、一般では知らないこともたくさん登場するので、パンフレットは作って欲しかったですね

ある程度の人間関係はわかりますが、撮影スタッフの役割などの解説とか、実際のタイムテーブルなどがどうだったのかを知りたいと思いました

作るのは大変だと思いますが、そう言った専門的な解説があれば、なおのこと実況中継などに興味を持てるのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】セプテンバー5【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102986/review/04772681/

 

公式HP:

https://september5movie.jp/


■キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

 

■オススメ度

 

MCUなら観ちゃう人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.2.14(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Captain America:Brave New World(キャプテン・アメリカ:素晴らしき新世界)

情報:2025年、アメリカ、118分、G

ジャンル:アベンジャーズ無き世界の平和維持を描いたアクション映画

 

監督:ジュリアス・オナー

脚本:マルコム・スペルマン&ダリル・マッソン&マシュー・オートン

原作:マーベルコミックス

 

キャスト:

アンソニー・マッキー/Anthony Mackie(サム・ウィルソン/Sam Wilson=キャプテン・アメリカ/Captain America:アベンジャーズの元レスキュー隊員、キャプテンアメリカの盾を受け継いだ男)

 

ハリソン・フォード/Harrison Ford(サディウス・ロス/Thaddeus Ross:アメリカの大統領)

リヴ・タイラー/Liv Tyler(ベティ・ロス/Betty Ross:サディウスの娘、細胞学者)

 

ダニー・ラミレス/Danny Ramirez(ファルコン/ホアキン・トーレス/Joaquin Torres:アメリカ空軍中尉、サムの相棒)

 

シラ・ハース/Shira Haas(ルース・バット=セラフ/Ruth Bat-Seraph:イスラエル出身の元ブラックウィドゥ、米国政府高官、大統領の側近)

 

ウィリアム・マーク・マカロー/William Mark McCullough(デニス・ダンフィー/Dennis Dunphy:アメリカ軍の司令官/提督)

ゾーシャ・ロケモア/Xosha Roquemore(レイラ・テイラー/Leila Taylor:大統領のシークレットサービス)

 

カール・ライブリー/Carl Lumbly(イザイア・ブラッドリー/Isaiah Bradley:朝鮮戦争の退役軍人、30年間投獄された超人兵器)

 

ティム・ブレイク・ネルソン/Tim Blake Nelson(サミュエル・スターンズ/Samuel Sterns:ハルクの血液に汚染された細胞学者)

 

ジャンカルロ・エスジポート/Giancarlo Esposito(セス・ヴォルカー/サイドワインダー/Sidewinder:サーペント・ソサエティのリーダー、科学者)

ヨハネス・ハウクル・ヨハンソン/Jóhannes Haukur Jóhannesson(コパーヘッド/Copperhead:サイドワインダーの配下、サーペント・ソサエティのメンバー)

Rosa Salazar(レイチェル・レイトン/Rachel Leighton=ダイヤモンドバック/Diamondback:サーペントのメンバー)

 

セバスチャン・スタン/Sebastian Stan(バッキー・バーンズ/Bucky Barnes:第二次世界大戦の退役軍人、スティーヴ・ロジャースの親友、下院議員候補)

 

平岳大/Takehiro Hira(尾崎/Ozaki:日本の総理大臣)

 

■映画の舞台

 

メキシコ:

 

アメリカ:ワシントンD.C.

 

アメリカ:バージニア州

 

インド洋セレスティアル島

 

ロケ地:

アメリカ:ジョージア州

アトランタ

 

アメリカ:ワシントン

 

メキシコ:

オハアカ/Oaxaca

https://maps.app.goo.gl/7t9GBwARUieKBB9g7

 

日本:東京

 

ヨルダン

 

■簡単なあらすじ

 

メキシコにて極秘物質の取引を察知したレッドフォースは、そこに潜伏しているサーペント団を一層する任務を負うことになった

そこで、取引を止めることに成功し、極秘物質の回収を行なったサムとホアキンは、サディアス大統領からホワイトハウスへの招待を受けることになった

サディアスはサムに対して、「再びアベンジャーズを再建したい」という要望を受けた

サディアスは元々アベンジャーズには反対の立場だったが、彼らの活躍にて人類の半分が助かったという実績は揺るがなかった

 

その懇親会では、新たな計画が立ち上がり、それは条約によってアダマンチウムを全世界で共有しようというものだった

だが、そこに招待されたサムの親友イザイアはいきなり大統領に向けて発砲してしまう

イザイアは何者かに操られたと主張するものの、それを押し通すことは難しく、サムの説得によって投降することになった

アベンジャーズ再建の話も立ち消え、サムは捜査からも外されることになった

 

元ブラック・ウィドウのルース大統領補佐官が捜査の先陣を切ることになり、イザイアを含む5人の狂乱者の取り調べを始めることになる

イザイアはアメリカに忠誠を誓って来たが、30年間の実験生活によって、恨みを持っていることは想像に難くなかったのである

 

テーマ:正義と真実

裏テーマ:アメリカの象徴

 

■ひとこと感想

 

映画公開のシリーズは大体見て来ましたが、何がどこまで繋がっているのかとか追うのは無理な感じになっていますね

本作の場合は『エターナルズ』『インクレディブル・ハルク』を観ておいた方が良いと言われていますね

こう言われても「どんな話だったっけ?」というのがデフォで、復習するのは時間がある人だけという感じになっています

 

映画は、アベンジャーズ再建へ向けた第一弾という感じで、アメリカ大統領からの打診が起こるという流れになっています

それが大統領の前で起きたテロによって雲行きが怪しくなり、その事件を独自に捜査することになりました

サムとホアキンがタッグで動き、ルースも独自の展開で追いかけていくことになっていきます

 

そんな中に条約締結のために日本がテーブルに乗るかどうかという話になるですが、歴代の首相にあれだけはっきりとモノを申す人はいないように思います

そこが一番ファンタジーという不思議な映画ではありますが、今の首相を観ていると何だか笑ってしまいます

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド【後半ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ

 

公式HP:

https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw

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投稿者 Hiroshi_Takata

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