■映画鑑賞まとめ■
2月、第5週&3月、第1週(2023.2.27〜2023.3.5)
Contents
■レッドシューズ
■オススメ度
地獄に落ちるシングルマザーを応援したい人(★★★)
本格的なボクシング映画を見たい人(★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.2.27(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2023年、日本、121分、G
ジャンル:不幸続きのシングルマザーが拳一つで離れ離れになった娘を取り戻そうと奮闘するスポーツ映画
監督:雑賀俊朗
脚本:保木本真也&上杉京子
キャスト:
朝比奈彩(太田真名美/新庄真名美:夫を病気で失ったシングルマザー、プロボクサー)
(幼少期:松岡美那)
野田あかり(太田エミ:真名美の一人娘、幼稚園児)
市原隼人(谷川拓巳:真名美の所属するボクシングジムの会長&コーチ)
佐々木希(谷川由佳:真名美の友人の弁護士、拓巳の妹)
森崎ウィン(太田仁志:真名美の亡き夫)
松下由樹(太田葉子:仁志の母)
観月ありさ(佐藤志穂:介護福祉施設「もやい聖友会」の介護士)
せんだみつお(畑信介:「もやい聖友会」の利用者)
小野木里奈(芹沢なつみ:世界王者)
■映画の舞台
福岡県:北九州市
ロケ地:
福岡県:北九州市
折尾ボクシングジム
https://maps.app.goo.gl/tkptkse8FFtTuG6fA?g_st=ic
お惣菜・お弁当 丸ふじ
https://maps.app.goo.gl/viCpVa6LhDgFb5zq5?g_st=ic
銀杏庵 穴生倶楽部(もやい聖友会)
https://maps.app.goo.gl/dt6WKZVAbqrWZqgt6?g_st=ic
ミクニワールドスタジアム北九州
https://maps.app.goo.gl/jfEoj2w7UXqesonm6?g_st=ic
■簡単なあらすじ
夫を病気で亡くしたプロボクサーの真名美は、娘・エミを1人で育ててきた
だが、ボクサーの収入では生活が成り立たず、義母の葉子と親権争いに発展してしまう
調停には真名美の親友・由佳も同席していたが、栄養失調で倒れたことは向こうにもバレていた
その後、復帰戦を迎えるも感覚が掴めずに敗退
バイト先でも店長と口論になって一方的にクビになり、真名美は介護施設で働くことに決めた
だが、そこの利用者とトラブルになり、それが原因で収監されてしまう
葉子は裁判所の命令でエミを保護し、真名美は娘に会えなくなってしまう
エミを取り戻すには、ボクシングで勝って世界王者になるしかないと考えた真名美だったが、ジムの会長・拓巳からは「暴力事件を起こすような奴は置いておけない」と行く場所を失ってしまったのである
テーマ:母娘の絆
裏テーマ:不遇への挑戦
■ひとこと感想
シングルマザーが女子ボクシングで成り上がる系という情報だけを入れて参戦
北九州オールロケということで、そちらでは盛り上がっているようですが、肝心の映画は酷評が多い印象ですね
設定自体は特に問題ないと思うのですが、真名美をどういじめるかというところに歯止めがなさすぎましたね
ここまで落とされると、ボクシングどころではないと思うので、現実に即していない感じはしました
シングルマザーの不遇を描きたいのか、ボクシングで成り上がって行くところを見せたいのかがブレているので、どっちも取りに行った結果、どっちも中途半端になっている感じがしました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/385663/review/20805fa3-0302-4a22-9c1e-3a66a42f8900/
公式HP:
http://surf-entertainment.com/redshoes.html
■コンパートメント No.6
■オススメ度
ロードムービーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.2.27(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Hytti Nro 6、英題:Compartment No. 6
情報:2021年、フィンランド&ロシア&エストニア&ドイツ合作、107分、G
ジャンル:寝台列車で居合わせた訳あり男女の交流を描いた恋愛ドラマ
監督:ユホ・クオスマネン
脚本:アンドリス・フェルドマニス&リヴィア・ウルマン&ジュホ・クオスマネン
原作:ロサ・リクソム/Rosa Liksom『Compartment No. 6』
キャスト:
セイディ・ハーラ/Seidi Haarla(ラウラ:単身でペトログリフを見るためにロシアに向かうフィンランドからの留学生)
ユーリー・ボリゾフ/Yuri Borisov(リョーハ:ラウラの寝台特急の同室の男、ロシア人労働者)
ディナーラ・ドルカーロワ/Dinara Drukarova(イリーナ:ラウラの恋人、教授)
ユリア・アウグ/Julia Aug(ナタリア:寝台車の車掌)
リディア・コスティナ/Lidia Kostina(リディア:リョーハの養母)
トミ・アラタロ/Tomi Alatalo(サーシャ:ギターを持ったフィンランド人の乗客)
■映画の舞台
ロシア:
モスクワ→サンクト・ペテルブルグ→ペトロザボーツク
ムルマンスク
https://maps.app.goo.gl/ytrZ1Ej7ccqPMbFx7?g_st=ic
ロケ地:
ロシア:サンクト・ペテルブルグ
https://maps.app.goo.gl/1Ld3CMgPoTmJRPrT9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
フィンランドからモスクワに留学に来ているラウラは、教授のイリーナと恋人関係にあった
2人でムルマンスクにあるペトログリフを見に行く旅を計画していたが、直前になって仕事が入ったとのことで、ラウラは1人で向かうことになった
モスクワからサンクトペテルブルグを経由してムルマンスクに向かう旅は、寝台列車で何泊かしなければならない
そんな彼女の同室にはロシア人の男リョーハがいて、彼は酒飲みで素行が荒かった
微妙な空気が流れる中、ようやくお互いの目的地が同じであることを知り、ある事件を機に2人の仲は少しずつ変わっていく
そして、リョーハの養母の家に一緒に出向くことになった
再びムルマンスクを目指す旅が続く中、ある事件が勃発してしまう
それは、ラウラのモスクワでの思い出が詰まったビデオデッキが盗まれてしまったのである
失意の中、ラウラはリョーハにある想いを打ち明けることになった
テーマ:舐め合わない傷
裏テーマ:交わらない想い
■ひとこと感想
寝台車にて、粗暴な男と同室になってしまうレズビアンを描いた作品で、この情報以外はほとんど仕入れない状態で参戦
事前に調べている余裕もなく、旅の目的さえ知らないで観ていましたね
物語は、旅の相手がドタキャンで、どうやら温度差がある感じになっていて、旅行のキャンセルは意図的なもののように思えます
また、旅先で出会うリョーハも外見と内面の乖離が激しいタイプの人間で、心に傷を負っているという点では良く似た感じに思えます
映画は、ペトログリフを見に行く旅なのですが、ぶっちゃけ「ペトログリフがどんなものかを知らない」とラストシーンの意味がわからないんじゃないかなと思います
私もそれが何なのか知らずに見たので、調べるまでは「え? どうなったん?」状態になっていましたね
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】コンパートメント No.6【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/385631/review/8569b21a-f21c-47ac-a398-8e117edad51d/
公式HP:
■逆転のトライアングル
■オススメ度
シニカルな逆転現象を楽しめる人(★★★)
悪趣味な映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.2.28(TOHOシネマズ二条)
■映画情報
原題:Triangle of Sadness(眉間の皺)
情報:2022年、スウェーデン&フランス&イギリス&イタリア、149分、G
ジャンル:あるうまく行っていないカップルが豪華クルーズに招待され、そこで意味のわからない出来事に遭遇する様子を描いたヒューマンコメディ
監督&脚本:リューベン・オストルンド
キャスト:
ハリス・ディキンソン/Harris Dickinson(カール:金に細かいイケメンモデル)
チャールビ・ディーン/Charlbi Dean(ヤヤ:カールの恋人、モデル、インフルエンサー)
ドリー・デ・レオン/Dolly De Leon(アビゲイル:豪華客船の掃除係)
ズラッコ・ブリッチ/Zlatko Buric(ディミトリー:ロシアの新興財閥「オルガルビ」の経営者、有機肥料)
サニーイー・ベルズ/Sunnyi Melles(ベラ:ディミトリの妻)
キャロライナ・ギリング/Carolina Gynning(リュドミラ:ディミトリの愛人)
イーリス・ベルバン/Iris Berben(テレーズ:脳卒中の後遺症で「雲の中」を連発する女性)
Ralph Schicha(ウリ:テレーズの夫)
Henrik Dorsin(ヤルモ:アプリコードを売って財を為した乗客)
アマンダ・ウォーカー/Amanda Walker(クレメンテン:わがままなロシア人の富豪)
オリヴァー・フォード・デイヴィーズ/Oliver Ford Davies(ウィンストン:クレメンテンの夫、武器商人)
ヴィッキ・ベルリン/Vicki Berlin(ポーラ:客室乗務員のリーダー)
ジャン=クリストフ・フォーリー/Jean-Christophe Folly(ネルソン:機関室の担当乗務員)
ウッディ・ハレルソン/Woody Harrelson(トーマス・スミス:飲んだくれのクルーズ船の船長)
Arvin Kananian(ダリウス:やる気のない一級航海士)
Alicia Eriksson(アリシア:クレメンテンのお気に入りの客室乗務員)
■映画の舞台
ヨーロッパ某所&クルーズ&無人島
ロケ地:
ギリシャ
Chiliadou Beach、Euboea
https://maps.app.goo.gl/Ec9yquVuMBfvGbmj6?g_st=ic
スウェーデン
Trollhattan/トロルヘッタン
https://maps.app.goo.gl/cQq7U5pqKXYPYCu39?g_st=ic
Christina O(豪華ヨット)
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Christina_O
■簡単なあらすじ
モデルのカールとヤヤはレストランでの支払いで「意見交換」をするものの、その議論は感情的な軋轢を生むだけだった
インフルエンサーのヤヤは、カールの知名度を利用してフォロワーを増やしていたが、カールの収入を大きく上回るにも関わらず、レストランでの支払いをカールに誘導していたのである
その後、2人はヨットクルーズに招待され、ヨーロッパの武器商人、富豪夫婦などと乗り合わせることになる
クルーたちはチップのためならと少々のわがままは受け入れる方針だったが、船長のトーマスは昼間から飲んだくれていて、客の前に姿を現そうとしなかった
そんな折、ロシア人の富豪の命令でクルー全員が職場を放棄してバカンスを楽しむように言われてしまう
馬鹿騒ぎの30分が終わったあと、彼らにコース料理が提供されるが、30分の中断が食材を痛め、集団食中毒が発生する
また、天候が急に怪しくなって、ヨットはある無人島近くで転覆をしてしまうのである
数人が何とか無人島にたどり着くものの、食料らしきものはなく、サバイバル生活を強いられるようになるのであった
テーマ:ヒエラルキーの崩壊
裏テーマ:男女の役割
■ひとこと感想
ヨットが難破して、社会構造が逆転するという情報だけを仕入れて参戦
いきなり、男女のレストランの食事代どっちが払うねんバトルが始まり、何の映画だったのか、と思ってしまいました
映画は3幕構成になっていて、「ヤヤとカールのジェンダー問題」「豪華クルーズの喜劇」「無人島のサバイバル」という順に物語は進んでいきます
物語としては単純ですが、その描写が結構エグめで、いわゆる笑えないシニカルさというもので突き進んでいきます
富豪たちの中で居心地の悪い時間を過ごしつつも、無茶振りを喰らうのが大体女性という内容になっていましたね
物語の本編がどこなのか掴みづらく、一応は無人島にて、クルーズまで存在した社会構造が一気に崩壊するところになるのかなと思います
映画としての面白さは微妙な感じになっていて、社会風刺が全面に押し出されていましたね
安全な場所にいたはずの人間が、自分たちの富を支えてきた武器によって崩壊していき、最終的には何を支配しているかで社会構造が構築される、という顛末を描いていたように思えます
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/386097/review/cbaa78aa-1200-49ed-b158-6b7a1952e040/
公式HP:
■アラビアンナイト 三千年の願い
■オススメ度
魔神ジニの物語が好きな人(★★★)
物語論に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.2.28(TOHOシネマズ二条)
■映画情報
原題:Three Thousand Years of Longing(三千年の憧れ)
情報:2022年、オーストラリア&アメリカ、108分、PG12
ジャンル:魔神ジンと関わりを持つことになった学者が、3つの願いごとを探すファンタジーロマンス映画
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー&オーガスタ・ゴア
原作:A・S・バイアット『The Djinn in the Nightingale‘s Eye』
キャスト:(おおよそ登場順)
ティルダ・スウィントン/Tilda Swinton(アリシア・ビニー:イギリスの物語論の研究者、学者)
(幼少期:Alyla Browne)
イドリス・エルバ/Idris Elba(魔神ジン/The Djinn:アリシアの前に現れる魔人)
Erdil Yasaroglu(グンハン:アリシアの友人の教授)
アミート・ラグム/Aamito Lagum(シバの女王/The Queen of Sheba:ジンのいとこ、恋人)
ニコラス・ムアワッド/Nicolas Mouawad(ソロモン王/King Solomon:シバを口説く王)
エチュ・ユクセル/Ece Yüksel(グルテン/Gülten:宮殿の側室)
マッテオ・ボッチェリ/Matteo Bocelli(ムスタファ皇子/Prince Mustafa:スレイマン皇帝の息子)
ラッキー・ヒューム/Lachy Hulme(スレイマン/Sultan Suleiman:皇帝)
メーガン・ゲール/Megan Gale(ヒュッレム/Hürrem:スレイマンのお気に入りの側室)
オグルガン・アルマン・ウスル/Ogulcan Arman Uslu(ムラト4世/Murad IV:アルコールに溺れる王)
(幼少期:Kaan Guldur)
ジャック・ブラッディ/Jack Braddy(イブラヒム/Ibrahim:ムラトの弟)
(幼少期:Hugo Vella)
ゼリン・テキンドール/Zerrin Tekindor(キョセム:イブラハムを幽閉する母)
アンナ・ベティ・アダムス/Anna Adams(砂糖姫:イブラハムと関係を持つ女性)
ブルク・ゴルゲダール/Burcu Gölgedar(ゼフィール/Zefir:トルコ商人の妻)
■映画の舞台
トルコ:イスタンブール
オスマン帝国&ペルシャetc
ロケ地:
オーストラリア&トルコ&イギリス
■簡単なあらすじ
ロンドンで物語論を研究しているアリシアは、会議のためにイスタンブールを訪れていた
友人のグラハムとともに研究発表をしていたアリシアだったが、会場に奇妙な幻影を見て困惑する
彼女が「物語の役割は科学によって終わる」と結論を結ぶと、会場の奇妙な幻影は一喝し、それによって失神してしまった
その後、意識を取り戻したアリシアは、グラハムとともに雑貨店を訪れる
そこで、小瓶を見つけた彼女は、それを土産として持ち帰った
ホテルに戻ったアリシアが小瓶についた汚れを取っていると、ふたが空いて奇妙なガスが噴出する
アリシアは目の前に現れた「彼」が幻影であると思っていたが、その思いも虚しく、魔人のジンの封印を解いてしまっていたのである
ジンはアリシアに願いを言えというものの、彼女は今の生活に満足して、願い事などはなかった
そこでジンは、かつての自分の物語を語り出し、願いとは何かをアリシアに説くことになったのである
テーマ:人生と願い
裏テーマ:願いの本質
■ひとこと感想
「アラビアンナイト」というタイトルだったので、物語学者が過去にタイムスリップでもするのかと思っていましたが、まさかのジンの話を延々と聞くだけ、には恐れ入りました
ジンが見せている映像というよりは、彼の語りを聞いた「アリシアの想像」という感じになっていて、回想録というよりは、体験談を本にしているという感じになっていました
物語は、願いというものがないアリシアが、ジンの過去を知る中で、これまでの人々が彼に何を願ったのかを知っていく流れになっています
そして、自分には本当に願いはないのかと再考し、自分自身の内面に問いかけるという内容になっていました
この構成自体は良いのですが、映像はあるものの「延々と話を聞かされる」という構成なので、ぶっちゃけ眠くなってしまいます
もっと、活劇として、アリシアがその時代に入り込む方が面白い構成になったのではないでしょうか
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】アラビアンナイト:三千年の願い【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/386266/review/02c1dcf1-e290-4fde-a1f2-9839213b7e1f/
公式HP:
■少女は卒業しない
■オススメ度
青春時代に恋をした人(★★★)
卒業式の意味を知りたい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.3.1(ユナイテッドシネマ枚方)
■映画情報
情報:2023年、日本、120分、G
ジャンル:卒業式を間近に控えた高校生を描いた青春映画
監督&脚本:中川駿
原作:朝井リョウ『少女は卒業しない(集英社)』
キャスト:
河合優実(山城まなみ:3年B組、料理部の部長、答辞を任される)
窪塚愛流(佐藤駿:3年C組、まなみの彼氏)
小野莉奈(後藤由貴:3年B組、バスケ部の部長、心理学を学ぶために東京に行く)
宇佐卓真(寺田賢介:3年B組、バスケ部員、由貴の彼氏、地元の大学に進学、教員志望)
小宮山莉緒(神田杏子:3年B組、軽音部、部長、森崎の幼馴染)
佐藤緋美(森崎剛士/刹那四世:3年A組、軽音部員、「Heaven‘s Door」のボーカル)
中井友望(作田詩織:3年B組、図書館好きのぼっち生徒)
藤原季節(坂口優斗:現代文の教員、図書館管理、既婚者)
■映画の舞台
校舎の取り壊しが決まった地方の高校
島田高等学校
ロケ地:
山梨県:上野原市
上野原市立旧島田中学校
https://maps.app.goo.gl/f5Ddby4MAJJZ7Gx2A?g_st=ic
■簡単なあらすじ
校舎の取り壊しが決まった高校の最後の卒業式
リハーサルの答辞に指名されたのは、山城まなみで、館内にはどよめきの声が上がった
そつなくこなしたまなみだったが、教師から「校舎の取り壊し」について言及してほしいと言われてしまう
そんな彼女の指名に驚いたのは、クラスメイトの作田詩織で、彼女はクラスに馴染めずに図書館に入り浸っていた
彼女は図書室を管理する坂口先生に恋心を抱いていたが、先生は既婚者で叶うはずもない恋を抱えていた
そんな彼女らの卒業式は、その後に軽音学部のバンド三組がコンサートをする予定になっていて、ヘビメタルバンドのボーカル森崎は卒業デビュで髪を染めている
軽音学部の部長・神田杏子は彼に頭を悩まされながらも、彼のある秘密を知っていた
そんな彼女らのクラスメイトには、卒業後に遠距離になる後藤由貴と寺田賢介がいて、由貴は夢のために別れることを決めていた
寺田は割り切れないまま卒業を迎え、2人の間には気まずい雰囲気が流れていた
そして、彼女らは様々な想いを抱えたまま、卒業式当日を迎えることになったのである
テーマ:卒業と同時に置いていくもの
裏テーマ:卒業しても置いていけないもの
■ひとこと感想
高校の卒業式は記憶の彼方で、どのキャラクターに近いかと言われれば、クラスの隅にいるモブキャラだったと思います
卒業後は実家を離れることが決まっていたので、心情的には由貴に近いですが、当時はチキン&ブレイクハートの真っ最中で、遠距離恋愛になるだけマシに感じてしまいますね
映画は、様々な想いを抱えた高校生たちの群像劇ですが、その中心には山城まなみがいましたね
彼女の過去はみんなの過去であり、その彼女が答辞をする、というのは学年全体に大きな意味をもたらしていました
彼女の行動によって、多くの生徒が「高校時代にやり残したことはないか」と考えるのですが、その多くは「好き」という感情をどのように整理しようかと考えているように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/384421/review/540cb6cb-fca8-4ecb-a690-01d686a53435/
公式HP:
■WORTH 命の値段
■オススメ度
9.11の被害者基金制度に興味がある人(★★★)
骨太な社会派ドラマが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.3.2(MOVIX京都)
■映画情報
原題: What Is Life Worth
情報:2021年、アメリカ、118分、G
ジャンル:9.11被害者基金の顛末を描いた社会派ヒューマンドラマ
監督:サラ・コランジェロ
脚本:マックス・ボレンスタイン
原作:ケネス・ファインバーグ(『What Is Life Worth?』
キャスト:
マイケル・キートン/Michael Keaton(ケン/ケネス・ファインバーグ/Kenneth Feinberg:「9.11被害者補償基金プログラム」の特別管理人、ワシントンD.C.の弁護士)
エイミー・ライアン/Amy Ryan(カミーラ・バイロス:ケンの共同パートナー、弁護士)
シュノリ・ラーマナンタン/Shunori Ramanathan(プリヤ・クンディ/Priya Khundi:ケンの教え子、弁護士)
アトゥ・フランクリン=ウッド/Ato Blankson-Wood(ダリー・バーンズ:ケンの部下)
スタンリー・トゥッチ/Stanley Tucci(チャールズ・ウルフ:9.11で妻を亡くした基金の計算式に異議を申し立てる遺族)
Andy Schneeflock(グラハム・モリス:トムのパートナー)
テイト・ドノヴァン/Tate Donovan(リー・クイン/Lee Quinn:集団訴訟のまとめ役)
Victor Slezak(ジョン・アシュクロフト/John Ashcroft:司法長官)
ローラ・ベナンティ/Laura Benanti(カレン・ドナート/Karen Donato:消防士の夫ニックを亡くした妻)
Chris Tardio(フランク・ドナート:ニックの弟、消防士)
マーク・マロン/Marc Maron(バート・カルバート/Bart Cuthbert:ニックの不倫相手の担当弁護士)
タリア・バルサム/Talia Balsam(ディディ・ファンバーグ:ケネスの妻)
■映画の舞台
アメリカ:ワシントンD.C.
ロケ地:
アメリカ:オレゴン州
Astoria/アストリア
https://maps.app.goo.gl/dqzRZqRq7kwwZHve9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
9.11以前、弁護士のケンことケネス・ファインバーグは、コロンビア大学の講義にて、「人の価値をお金で計る方法」についての講義を行なっていた
被害者の賠償金をどのように捻出するかという議論で、それは過去の通例に則った事務的なものが介在している
そして、2001年9月11日、それは起こり、夥しい数の犠牲者が生まれてしまう
政府は被害者支援基金を立ち上げ、その特別管理人としてケンは手を挙げた
しかも無償で国のために尽くすと言うもので、事務所総出で事に当たっていく
事務所の共同パートナーであるカミール、教え子のプリヤ、後輩弁護士のダリルが中心になって、被害者及びその遺族と面談を始めていく
期限は2年、捻出のための計算式を変えることはできず、それによって各方面から怒りが噴出する
ケンは訴訟権と引き換えに申請をしてもらうのだが、個別の案件を全部見て行くには数が多すぎたのである
テーマ:尊厳
裏テーマ:国のために尽くす意味
■ひとこと感想
9.11の基金があることは知っていましたが、やはり難しい問題だったようですね
冒頭の講義はケンのスタンスを表していて、それが9.11を経験し、被害者とその遺族に会っていく中で変化していきます
ケンは実績のある弁護士で、7000人もの対象者の対応ができる大手でもありましたが、無償で行うと言うのは驚きでしたね
とは言うものの、この基金の実績は突出した実績になると思うし、コネクションを伸ばす意味では重要な任務だったのでしょう
それでも、これまでの事例ですんなり行くと思われたものの、やはり9.11は特別なものだったのかなと思わされます
映画では、背景の説明はほとんどなく、それでも起こっている出来事はシンプルでした
登場人物の中には実際の遺族もいるようですが、ナイーヴすぎる問題なので、よく映画化に踏み切れたなと思いました
日本では100%不可能でしょうし、ドキュメンタリーを作れるかどうかも怪しいし、そもそも「基金」と言うものを作り出せるかすら怪しいのではないでしょうか
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/386045/review/26e6e0da-3f43-4850-9749-59d53ba76e35/
公式HP:
■対峙
■オススメ度
加害者遺族と被害者遺族の心情を想像したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.3.2(京都シネマ)
■映画情報
原題:Mass(「キリスト教のミサ」にこと)
情報:2021年、アメリカ、111分、G
ジャンル:銃乱射事件の被害者遺族と加害者遺族が向き合い、それぞれの心情を吐露するヒューマンドラマ
監督&脚本:フラン・クランツ
キャスト:
リード・バーニー/Reed Birney(リチャード:ヘイデンの父)
アン・ダウド/Ann Dowd(リンダ:ヘイデンの母)
(ヘイデン:事件の加害者)
ジェイソン・アイザックス/Jason Isaacs(ジェイ・ペリー:エヴァンの父)
マーサ・プリンプトン/Martha Plimpton(ゲイル・ペリー:エヴァンの母)
(エヴァン:事件の犠牲者)
■映画の舞台
アメリカ:マサチューセッツ州
Emmanuel Episcopal Church
https://maps.app.goo.gl/UAWq5RpcZPJENMKB6?g_st=ic
ロケ地:
上に同じ
■簡単なあらすじ
高校で起きた銃乱射事件から6年ほど経ったある日、被害者遺族の要望により、加害者遺族と対面することになった
閑静な住宅街の教会に集った4人は、ぎこちない会話の中、それぞれの思惑に従って、言葉を発していく
加害者ヘイデンの父リチャードは、子育てに失敗したと言うものの、息子におかしな兆候はなかったと言う
ヘイデンの母リンダは、それでも子どもへの愛情はあると言う
そして、被害者エヴァンの父ジェイは犯人をサイコパス認定したがり、エヴァンの母ゲイルは二人の取り止めのない返答に憤りを募らせていた
弁護士は退席し、部屋には四人だけが取り残され、それぞれの言い分が噛み合わないまま、着地点の対話は続けて行かざるを得ないのである
テーマ:赦すと言うこと
裏テーマ:親は身を捧げるべきか
■ひとこと感想
どう考えても重さしか感じられず、相当ヘビーな時間になるのだろうなあと思っていました
本来ならば、公開初週ぐらいには観ているはずの案件ではありますが、あまりにもタイミングが合わずに延び延びになっていました
映画は想像の通りで、どう着地させるのかなと思っていましたが、想像の範囲に収まっていましたね
それよりも、どこまでがシナリオで、どこからがアドリブなんだろうか?などと余計なことを考えていました
会話劇なので眠くなりそうですが、一触即発の緊張感が漂っていましたので、息をする間もないくらいでしたね
むしろ、最初と最後にある謎の教会職員ほっこりパートの狙いがわからなさすぎてポカーンとなってしまいます
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/385810/review/a59bc26f-9171-4511-8629-4aa22c9169d3/
公式HP:
https://transformer.co.jp/m/taiji/
■なのに、千輝くんが甘すぎる。
■オススメ度
高橋恭介くんのファンの人(★★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.3.3(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2023年、日本、98分、G
ジャンル:失恋を癒すために始めた「片思いごっこ」で苦しくなる女子高生を描いたラブロマンス映画
監督:新城穀彦
脚本:大北はるか
原作:亜南くじら(『なのに、千輝くんが甘すぎる(2017年、講談社)』
キャスト:
高橋恭平(千輝彗:人生初の告白に失敗した如月真綾に秘密の「片想いごっこ」を提案する塩対応男子、図書委員)
(少年期:末永光)
畑芽育(如月真綾:告白で玉砕する高校2年生、図書委員)
板垣李光人(手塚颯馬:真綾に密かに思いを寄せる同級生)
莉子(小原知花:真綾の親友、陸上部)
曽田陵介(山田太郎:真綾が人生で初めて告白する同級生)
中島瑠菜(花咲美結:千輝に片思い中のキラキラ女子)
箭内夢菜(ヒナ:美結の親友)
鈴木美羽(モモ:美結の親友)
福元愛悠(千輝恋:彗の妹、幼稚園児)
■映画の舞台
日本のどこか
桜光学園高等学校
ロケ地:
神奈川県:鎌倉市
鎌倉女子大学
https://maps.app.goo.gl/b8qfbKBUPBc59kDcA?g_st=ic
建長寺
https://maps.app.goo.gl/XFgWFxMycyiHVbWp7?g_st=ic
御霊神社
https://maps.app.goo.gl/1jmEMC6iwHJ8RA357?g_st=ic
千葉県:木更津市
拓殖大学紅陵高等学校
https://maps.app.goo.gl/acjkfmgCWfvvWJjW7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
図書委員の如月真綾は、半年もの間、ある男子生徒に想いを募らせていた
親友の知花も彼女を応援していたが、人生初の告白も実らず、そのことがネットで拡散されてしまった
失意の中、自虐の独り言をこぼす真綾だったが、それを同じ図書委員の千輝彗に聞かれてしまう
彗は学校一のモテ男子で、塩対応であることが有名で、真綾とは住む世界が違うと思っていた
ある日、電車で偶然再会した二人
彗は「失恋の上書きとして、俺と片思いごっこしない?」と言い出す
訳のわからないまま、彗の勢いに乗せられた真綾は、彼との恋愛ごっこを始めてしまうのである
テーマ:好きな人の好きなことを好きになる
裏テーマ:好きは隠せない
■ひとこと感想
思いっきり少女漫画のジャニーズ映画ということで、パンフ購入のために朝一回で鑑賞
売店にすごい行列が並んでいて焦りましたが、ほとんどがドラえもんグッズ争奪戦でしたね
映画は「イケメンなら許される行動集」ということで、イケメンでなければ「事案」に発展することばかりでしたね
それが画になるところがすごくて、正しいジャニーズ映画になっていました
演技も「塩対応男子」ということで粗が目立たず、逆に女優陣が空回りをうまく演じていましたね
莉子さんが演じる知花も安定感抜群で、同級生とは思えない貫禄を醸し出していました
物語は、ラストで「実はそうだったのね」という展開を迎えますが、これは観ている100人が100人わかった状態で観ているようなものでしたね
とにかく120分のラブラブを見続ける映画なので、他人の幸せで苦しむ層は観ない方が無難だと思います
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】なのに、千輝くんくんが甘すぎる。【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/384290/review/95c27408-3aff-4673-addf-94ce14a2923e/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie/
■フェイブルマンズ
■オススメ度
スピルバーグ監督の原体験を知りたい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.3.4(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:The Fabelmans
情報:2022年、アメリカ、151分、G
ジャンル:スピルバーグ監督の映画との出会いから就職までを描いた自伝映画
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:スティーヴン・スピルバーグ&トニー・クシュナー
キャスト:
ガブリエル・ラベル/Gabriel LaBelle(サミー・フェイブルマン:映画作りを夢見る青年、モデルはスティーヴン・スピルバーグ)
(幼少期:Mateo Zoryan Francis-DeFord)
ミシェル・ウィリアムズ/Michelle Williams(ミッツィ・シルドクラフト・フェイブルマン: サミーの母親、ピアニスト、モデルはリア・アドラー/Leah Adler)
ポール・ダノ/Paul Dano(バート・フェイブルマン:サミーの父、コンピューターエンジニア、モデルはアーナンド・スピルバーグ/Arnold Spielberg)
セス・ローガン/Seth Rogen(ベニー・ロウウィ:バートの助手で親友)
ジュリア・バターズ/Julia Butters(ジェジー/レジーナ・フェイブルマン:サミーの妹、長女、モデルはアン・スピルバーグ/Anne Spielberg)
(幼少期:Birdie Borria)
キーリー・カルステン/Keeley Karsten(ナタリー・フェイブルマン:サミーの妹、次女、モデルはナンシー・スピルバーグ/Nancy Spielberg)
(幼少期:Alina Brace)
ソフィア・コッポラ/Sophia Kopera(リサ・フェイブルマン、三女、モデルはスー・スピルバーグ/Sue Spielberg)
ジャド・ハーシュ/Judd Hirsch(ボリス・ポドゴルニー:サミーの大叔父で、元映画労働者、サーカスのライオン使い)
ジーニー・バーリン/Jeannie Berlin(ハーディッシュ・フェイブルマン:バートの母親、サミーの祖母)
ロビン・バートレット/Robin Bartlett(ティナ・シルドラウト:ミッツィの母、サミーの祖母)
サム・レヒナー/Sam Rechner(ローガン・ホール:高校のいじめっ子)
Oakes Fegley(チャド・トーマス:高校のいじめっ子)
クロエ・イースト/Chloe East(モニカ・シャーウッド:サミーの恋人、高校時代の同級生)
Isabelle Kusman(クローディア・デニング:ローガンの恋人、サミーの同級生)
■映画の舞台
1952年
アメリカ:ニュージャージ州
Haddon Township/ハードン・タウンシップ
https://maps.app.goo.gl/fWbfJvX6dKDKwXyc6?g_st=ic
アリゾナ&カリフォルニア&ロサンゼルス
ロケ地:
アメリカ:ロサンゼルス
アメリカ:カリフォルニア州
ムーアパーク/Moorpark(映画館)
https://goo.gl/maps/Wf2N44aUpcuo2jii9
マリブ・パシフィックコースト/Pacific Coast Hwy(ビーチ)
https://goo.gl/maps/t2P5vC2WpWEvq8gQA
ブロードウェイの映画館(はじめていく映画館)
https://goo.gl/maps/gcRVPtNUFMNE54kC6
■簡単なあらすじ
エンジニアの父バートとピアニストの母ミッツィに育てられた怖がりのサミーは、家族みんなと一緒に映画館に行くことになった
その映画では「列車が車と衝突する」というショッキングなシーンがあり、サミーはそのシーンに心を奪われた
父に買ってもらった列車模型をクラッシュさせて遊んでいたサミーだったが、そんな彼を見て、母は父のビデオを渡して録画するように言った
サミーはそのクラッシュ映像を組み合わせて一本のフィルムにし、それが彼の映像作品の原点だった
サミーの家には度々父の助手であるベニーがやってきて、彼らは家族同然の関係だった
父の転勤に一緒についてきて、近しい関係を続けていて、その存在はかけがえのないものだった
ボーイスカウトに入ったサミーは、そこで仲間たちと一緒に映画を作り、それは見事に賞を獲ることになる
だが、そんな折、ミッツィの母ティナが他界し、父は母のためにキャンプ場で撮った映像を映画にしてほしいという
サミーは仲間たちとの映画を優先したかったが、母のためということでフィルムの編集を始める
だが、そこには彼の知らない家族の姿があったのである
テーマ:原体験と人生
裏テーマ:創作者の原罪
■ひとこと感想
スピルバーグ監督の原体験を綴った本作は、実名を出すことなく、架空の家族を登場させて、そこに家族を映し出すことになりました
ファミリー映画ということで、スピルバーグ監督の自伝というよりは、青春期の家族がどんなものだったのかを記録した映像と言えます
なので、スピルバーグ監督の「映画監督としての活躍や歴史」を知りたい人にとっては肩透かしの内容だったと思います
個人的には活躍期よりも原体験の方に興味があったので、本作はとても有意義なフィルムであったと思います
原体験がどのようにして職業につながるのかという中で、彼が過ごした青春期に何があったのかが紐解かれていきました
また、家族の在り方もしっかりと描かれていて、トップクレジットは母親役のミシェル・ウィリアムズさんになっていましたね
エンドロールの謝辞とともに、自分を育ててくれた両親に向けた映画だったのかなと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/384920/review/907dfa08-b10e-46db-b334-861cc56dda23/
公式HP: