■映画鑑賞まとめ■

 

6月、第3週(2023.6.12〜2023.6.18

 


テノール! 人生はハーモニー

 

■オススメ度

 

オペラを取り扱った映画が好きな人(★★★)

ベタなドラマが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.6.13(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Ténor、英題:Tenor

情報:2022年、フランス、101分、G

ジャンル底辺のラッパーが音楽学校の教師に魅入られてオペラを始めるヒューマンドラマ

 

監督:クロード・ジディ・Jr

脚本:ラファエル・ベノリエル&シリル・ドルー&クロード・ジディ・Jr

 

キャスト:

ミシェル・ラロック/Michèle Laroque(マリー・ロワゾー: ガルニエ宮で教える歌の講師)

Mohammed Belkhir/MB14(アントワーヌ・ゼカルウィ: パリ郊外に住むラッパー)

 

ギョーム・デュエム/Guillaume Duhesme(ディディエ:アントワーヌの兄、闇ボクサー)

Helene Zidi(アントワーヌの母)

 

マエバ・エル・アロウシ/Maéva El Aroussi(サミア:アントワーヌの幼馴染、軍隊加入)

サミール・デカザ/Samir Decazza(エリオ:アントワーヌのラップの相棒、職場の同僚)

Simon Larvaron(アーノルド:アントワーヌの上司、スシデリバリーの店長)

 

マリー・オペール/Marie Oppert(ジョセフィーヌ:マリーの生徒、ソプラノ)

ルイス・ド・ラビニエール/Louis de Lavignère(マキシム:マリーの生徒、ライバル視する新人)

ステファン・デバク/Stéphane Debac(ピエール:マリーの親友、音楽学校の責任者)

ロベルト・アラーニャ/Roberto Alagna(本人役、アントワーヌを導くオペラ歌手、マリーの友人)

 

Doudou Masta(ジャメル:ラップバトルのホスト)

Oscar Copp(アブデル:ディディエの友人)

 

Bruno Gouery(モロー:会計の教師)

 

Karim JebliNECRO:ラップバトルの対戦相手)

Soolking(エムカル:ラップバトルの対戦相手)

 

■映画の舞台

 

フランス:パリ

オペラ座、ガルニエ宮

https://goo.gl/maps/a7ZPiVVRfBciDtZt7

 

ロケ地:

フランス:パリ

オペラ座、ガルニエ宮

 

■簡単なあらすじ

 

フランス・パリの寿司のデリバリーで働いているアントワーヌは、地元のワルたちの縄張り争いのためにラップスキルを磨いていた

彼の兄ディディエは地下格闘技で日銭を稼ぎ、アントワーヌが会計士になれるように授業料を工面している

 

ある日、オペラ座のガルニエ宮に配達に出かけたアントワーヌは、音学教師マリーの教え子たちの練習場所に足を踏み入れる

注文の品を渡した後も、生徒ジョセフィーヌの歌声に聴き惚れていたアントワーヌ

だが、生徒の一人マキシムから「寿司野郎は帰れ」と言われてしまう

 

そこでアントワーヌは即興でオペラの発声を披露する

その声を聞いたマリーは、彼の職場に出向き、再度自分の部屋に配達をさせる

マリーは「少しだけ時間を」と言い、彼にオペラの発声練習をさせる

アントワーヌはオペラに興味を持ち始めるものの、下町出身の彼はそれを誰にも言い出せずにいたのである

 

テーマ:才能と発掘

裏テーマ:自分の居場所の探し方

 

■ひとこと感想

 

ラッパーがオペラを習うというパワーワードに興味を惹かれて参戦

人気ラッパーMB14が本当にオペラを歌っているという内容で、ある種の説得力がありました

さすがに劇中で登場する本物と比べるのは酷なものではありますが、習いたての才能ある若者という点では及第点だったと思います

 

物語は、訳あり音学教師が偶然の邂逅に胸を躍らせるというもので、いわゆるジャンルシフト系音楽映画のテンプレのような作品になっています

ライバルが登場したり、高嶺の花と恋仲になったり、幼馴染の嫉妬を買ったりと、これまた予定調和になっていましたね

 

それでも、安心できるストーリテリングと「見たいものを見せるスタイル」が一貫していて、劇中の楽曲も中途半端に歌われたりもしません

兄弟の和解が物語の骨子になっていますが、そこに向かう流れはベタだとしても、感動を呼ぶ仕上がりになっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】テノール! 人生はハーモニー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/389027/review/393ff9b2-301f-42fe-b06e-b5f18d9ae1fe/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/TENOR/


リトル・マーメイド

 

■オススメ度

 

ポリコレ色の濃い映画が好きな人(★★★)

アニメ版が好きな人(やめておいたほうが無難)

 

■公式予告編

https://youtu.be/i_h63bs6hZ0

鑑賞日:2023.6.13(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:The Little Mermaid

情報:2023年、アメリカ、135分、G

ジャンル人間界に恋い焦がれる人魚を描いたラブロマンス映画

 

監督:ロブ・マーシャル

脚本:デヴィッド・マギー

リメイク元:ジョン・マスカー『リトル・マーメイド(1989年)』→https://amzn.to/43U06O3

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン『人魚姫(1837年)』

 

キャスト:

ハリー・ベイリー/Halle Bailey(アリエル:人間界に興味を持つトリトン王の娘)

ジョナ・ハウアー=キング/Jonah Hauer-King(エリック:人間の王子)

 

メリッサ・マーカシー/Melissa McCarthy(アースラ:トリトンを恨む魔女)

ジェシカ・アレクサンダー/Jessica Alexander(ヴァネッサ:アースラがアリエルから奪った声で変身した黒髪の美女)

 

ハビエル・バルデム/Javier Bardem(トリトン王:アトランティカを治める王)

ノーマ・ドゥメズウェニ/Noma Dumezweni(セリーナ女王:エリックの継母)

 

アート・マリック/Art Malik(グリムスビー卿:エリックの家令)

 

ダヴィート・ディグス/Daveed Diggs(セバスチャンの声:お目付役のカニ)

ジェイコブ・トレンブレイ/Jacob Tremblay(フランダーの声:アリエルのお友達の魚)

オークワフィナ/Awkwafina(スカットルの声:カモメ)

 

【日本語吹替】

豊原江理佳(アリエル)

浦嶋りんこ(アースラ)

海宝直人(エリック王子)

大塚明夫(トリトン王)

野地祐翔(フランダー)

高乃麗(スカットル)

木村昴(セバスチャン)

仲野裕(グリムスビー)

 

■映画の舞台

 

カリブ海近辺

 

ロケ地:

イタリア:サルデーニャ島

https://maps.app.goo.gl/3gnxtFzyK5FcFuKy5?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

7つの海を支配するトリトン王の娘アリエルは、自由奔放で父を困らせていた

行ってはいけない海域に出向き、沈没戦から色んなものを拾い集め、それを隠れ家に隠している

 

ある日、姉妹たちが集まる集会に来なかったアリエルに激怒したトリトン王は、カニのセバスチャンに監視役を命じる

セバスチャンは嫌々ながらもアリエルを監視するものの、海上に派手な光をみつけたアリエルは、禁忌を破って海の外に出てしまう

 

そこでは、人間の冒険船が花火を上げてパーティーをしていて、アリエルはそこに乗船していた王子エリックを見つけた

彼とグリムスビーの会話を覗き見していたアリエルだったが、急に嵐がやってきて、船は海難事故に遭ってしまう

仲間を助けるために最後まで船に残っていたエリックは海に投げ出され、アリエルはそんな彼を助けて、近くに海岸に漂着した

なんとか一命を取り留めたエリックは、アリエルの歌声だけを覚えていて、それから躍起になって探し始める

 

一方、アリエルは復権を目指すアースラに目をつけられ、3日間だけ人間になれる魔法をかけられてしまう

だが、その魔法は「声」と引き換えにしたもので、アリエルはエリックと再会しても、自分だと告げられなかったのである

 

テーマ:過保護と自立

裏テーマ:呪縛からの解放

 

■ひとこと感想

 

アニメ版の記憶はほぼなく、原作も「泡になったらしい」ぐらいしか知らなかったのですが、制作過程の雑音が多い作品で、どんなことになったんだろうと思って参戦しました

最近のディズニーはポリコレの塊なので、過去作に多様性をぶち込んで爆死しているのは知っていましたが、本作もそれに倣う爆死を記録しそうな感じになっています

 

主人公が有色人種に改変というのはさほど気にならなかったのですが、エリックが魅力的ではなく、何もできないイケオジになっていたのはびっくりしましたね

勇敢な王子という感じですが、脇役の一人みたいな扱いになっていました

 

アリエルの姉妹も多人種になっていましたが、トリトン王は一夫多妻制で7つの海にそれぞれ妻がいる設定なのかなと思ってしまいます

海中ミュージカルシーンはどうやって撮ったんだろうという凄みはありましたが、地上に行ってからのドラマパートはコミカルに全振りしていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】リトル・マーメイド(2023年の映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.disney.co.jp/movie/littlemermaid


逃げ切れた夢

 

■オススメ度

 

光石研さんのファンの人(★★★)

人生の折り返し地点を過ぎたと感じている男性(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.6.14(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、96分、G

ジャンル:認知症の症状が出始めた教師が人生を見つめ直す様子を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:二ノ宮隆太郎

 

キャスト:

光石研(末永周平:定時制高校の教頭)

吉本美憂(平賀南:周平の元教え子)

 

坂井真紀(末永彰子:周平の妻)

工藤遥(末永由真:周平の娘)

 

松重豊(石田啓司:周平の旧友、バイク屋)

 

岡本麗(小料理店の女主人)

葉媚(ソン:小料理店の店員)

 

光石禎弘(周平の父)

 

杏花(佐藤悦子:男次第と言われる生徒)

 

■映画の舞台

 

日本:

福岡県:北九州市

 

ロケ地:

福岡県:北九州市

西南女学院高等学校

https://maps.app.goo.gl/1syu8wfdwaw2wDG3A?g_st=ic

 

松島ホンダ(石田の店)

https://maps.app.goo.gl/imqGp5aABY9jT2Ei9?g_st=ic

 

権頭クリニック

https://maps.app.goo.gl/whHuYgNSFZsYZyfT8?g_st=ic

 

ワールドコーヒーショップ 戸畑店(南と話す喫茶店)

https://maps.app.goo.gl/LypVS43STPXDPNwF7?g_st=ic

 

高塔霊園事務所

https://maps.app.goo.gl/qbwA1vvL9k3mbTZT9?g_st=ic

 

お食事処 ときわ(南の働いている食堂)

https://maps.app.goo.gl/CFa3PkZ2CpY4vLPY6?g_st=ic

 

とよ志の亭(行きつけの小料理店)

https://maps.app.goo.gl/CPcP9zcgHgZ9TWgQ9?g_st=ic

 

銀杏庵 穴生倶楽部(介護施設)

https://maps.app.goo.gl/QAmtptchrp8Xauom6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

定時制高校の教頭をしている末永周平は、定年を前にして、軽い認知症のような症状が出始めていた

家族に告げることもなく、日常生活にやや支障が出るかどうかという感じだった

 

ある日、教え子の平賀南が働いている定食屋に行った周平は、そこで支払いをするのを忘れてしまう

南に指摘された周平は「忘れる病気なんだ」とだけ言い残して帰ってしまった

 

その後、友人の石田と何気ない時間を過ごした周平は、家族に「仕事を辞める」と告げる

家族の反応は薄めで、周平は物足りなさを感じてしまう

 

テーマ:過去を忘れる意味

裏テーマ:人生を逃げ切るとは何か

 

■ひとこと感想

 

光石研さんの当て書きシナリオということで、しがない教員に日常を切り取っていましたね

認知症の初期症状のようで、それによって人生の方向転換を考えるという物語ですが、とにかくゆったりと時間が流れる映画でした

 

光石研さんのファンムービーのようなところはありますが、人生の終盤が見えてきた人にとっては、家族との関係とか、過去の人物相関などに共感する部分はあるかもしれません

 

私はそこまでの年齢ではないし、認知症の初期でもないのであまり響きませんでしたが、言葉が出にくくなる怖さというものはなんとなくわかります

反応が薄くなるというのは、忘却の第一歩のように思われがちですが、あまりにも多くのことを同時に考えるのに追いついていないとも取れます

 

映画は、北九州の土地をぶらり旅みたいなことになっていて、思い出の土地を再度噛み締めていく様子が描かれます

ひょっとしたら、同じような状況になったら、自分も同じことをしてしまうのかな、と思ってしまいますね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】逃げきれた夢【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://nigekiretayume.jp/


コロニアの子供たち

 

■オススメ度

 

チリの歴史に興味がある人(★★★)

ヤバいコミュニティの実録系が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.6.14(京都みなみ会館)

 

■映画情報

 

原題:Un Lugar Llamado Dignidad(「尊厳」と呼ばれた場所)、英題:A Place Called Dignity(「尊厳」と呼ばれた場所)

情報2021年、チリ&フランス&ドイツ&アルゼンチン&コロンビア、99分、G

ジャンル:チリに実際にあったコロニーを舞台に、児童虐待が行われていた歴史を紐解く伝記映画

 

監督脚本マティアス・ロハス・バレンシア

 

キャスト:

サルバドール・インスンザ/Salvador Insunza(パブロ:ピウス様に気に入られる12歳の少年、奨学生待遇)

ハンス・ジシュラー/Hanns Zischlerパウル・シェーファー/Paul Schäfer Schneider/ピウス様:「コロニア・ディグニタ」の独裁者)

 

Luis Dubó(パブロの叔父、司祭)

Giannina Fruttero(セシリア:パブロの母)

 

アマリア・カッシャイ/Amalia Kassai(ギセラ:コロニーの保母)

ダビド・ガエテ/David Gaete(ヨハネス:ギセラと関係を持つ男性)

 

ノア・ウェスタマイヤー/Noa Westermeyer(ルドルフ:ピウス様の元スプリンターの少年)

 

■映画の舞台

 

1960年〜1986年、チリ

コロニア・ディグニダード/Colonia Dignidad

現在のビージャ・バビエラ

https://maps.app.goo.gl/8qjW3NbzvD65XBfA9?g_st=ic

 

ロケ地:

不明

 

■簡単なあらすじ

 

ドイツからチリに入植した宗教家のパウルは、信者を集めて一大コロニー「コロニア・ディグニダード」を建設していた

そこでは、パウロおじさんとして慕われていた彼だったが、実は少年愛好家の一面を持ち合わせていて、彼の部屋に泊まる少年は「スプリンター」と呼ばれていた

 

ある日、そのコロニーに入ることになった12歳のパブロは、身体検査をパスし、「チリの奇跡」と呼ばれる場所に足を踏み入れた

歌が上手いパブロは聖歌隊に入るだろうと叔父は言い、母セシリアも喜んでいた

 

コロニーに入ったパブロは歓迎されるものの、どこか不思議な空間に戸惑いを見せる

寮で同室になったルドルフは、夜に声を出すなと忠告するし、彼はそのうちパウロの部屋でテレビを見るようになる

パブロはそれを羨ましく思っていたが、ルドルフは「TVは嫌いだ」と露骨に嫌な顔を見せるのである

 

テーマ:命令と服従

裏テーマ:違和感と自由

 

■ひとこと感想

 

宗教コミュニティのアウトな話といえば定番なのが「レイプと少年」で、本作は「少年」の方に特化していましたね

チリで実際に起きて、いまだにそのコロニーが「健全に(本当かなあ)」存在しているらしいのですが、閉鎖空間における連鎖というのは早々に断ち切れるものではありません

 

映画は表現がかなりマイルドですが、演じた少年たちにトラウマが残らないことを祈ります

歴史を紐解くとその異常性がわかりますが、国もバックアップした(させられた?)ところが「国の中の国」というものを現存させたのですね

混乱の時期とは言え、絶対王政を精神的に敷いた結果というのは恐ろしいものだと思います

 

内容は地味で、劇的なことは起こりませんが、シュールに見えるものが実話というところに衝撃を覚えます

ギゼラとヨハネスの勉強シーンは、近代の話とはとても思えないのですが、教育によってはこうなり得るということなのでしょう

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】コロニアの子供たち【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/389186/review/ac1d21f1-6fb8-4a3f-9684-7e3d9f317c26/

 

公式HP:

https://colonia-movie.com/


異端の純愛

 

■オススメ度

 

極めて異常な愛情を受け止めたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.6.15(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、98分、PG12

ジャンル:奇妙に見える性愛を描くオムニバス

 

監督&脚本:井口昇

 

キャスト:

【第一話:うずく影】

山本愛莉(由美:パワハラを受ける女性)

大野大輔(哲也:由美にパワハラする上司)

 

【第二話:片腕の花】

八代みなせ(アミ:片腕の女性)

岡田佳大(小出祐輔:アミに恋する高校生)

 

山本愛莉(ミツコ:祐輔の姉)

中村優一(ユウジ:ミツコの恋人)

 

井上智春(カオリ:祐輔をいじめる女子高生)

まお(ジュン:祐輔をいじめる女子高生)

 

【第三話:バタイユの食卓】

中村有沙(珠子:カフェの店員)

九羽紅緒(二瓶烈:女性恐怖症の男性)

 

■映画の舞台

 

日本のどこかの街

 

ロケ地:

埼玉県:志木市

https://maps.app.goo.gl/Huz7B9LxTbbjXxUd7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

【うずく影】

ある部屋で二人きりで仕事をしている由美と哲也だったが、哲也は由美に対する配慮がなく、それに嫌悪感を持っていた

ある時、哲也に謎の男の影が見えるようになり、立場は逆転していく

 

【片腕の花】

クラスメイトにいじめられている祐輔は、姉と一緒に訪れたカフェにて、片腕の女性に心を奪われてしまう

姉は「見ちゃだめ」というものの、祐輔は彼女に見惚れてしまい、彼女を追うようになる

ある日、彼女の部屋に招かれた祐輔は、彼女の言葉を心に受けて、とある妄想をし始めてしまう

 

【バタイユの食卓】

幼少期から幻想と思い込みに苦しめられてきた烈は、食事と排泄に悩んでいて、それを自分特有の異常なものだと思い込んでいた

ある日、カフェで食べ物の写真を撮ろうと店員の珠子に許可を取ったところ、勘違いされてしまう

烈は彼女に嘘をついて話を合わせ、彼女をモデルにして写真を撮ることになった

 

テーマ:愛と集中

裏テーマ:フェチの向こう側

 

■ひとこと感想

 

オムニバス形式のヤバそうな空気の予告編だけで鑑賞を決めたのですが、どう形容して良いか悩むほどに「異端」で「純潔」な物語でした

同じような悩みや苦しみは、その程度こそあれ誰にでもあるものでしょう

本作は、そこに愛の正体を追いかけていて、その姿勢が異常に見えて普通という感じになっていました

 

「うずく影」では、男女のパワーバランスが逆転するのですが、SとMの関係が固定でないことを知っていれば理解しやすい物語でした

「片腕の花」では、見てはいけないと思うと見てしまうというもので、なぜ見たくなるのか、というところにフォーカスを当てています

「バタイユの食卓」では、あるきっかけから相手の深いところに手を突っ込んでしまった二人が描かれ、そこにある愛をブラッシュアップさせていきます

 

これらの物語は単独で成り立つものではありますが、キャストがうまく連鎖していて、立場というものがズレた時に起こることを描いているように思えます

常にそばにいる(ある)ものが視点を変えたり、関わりを持ったりすることで、それまでに認知していなかった相手(自分)を深掘りする、というテーマが込められていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】異端の純愛【後半:ネタバレあり】

 

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https://movies.yahoo.co.jp/movie/387334/review/415f28c4-2777-4187-b5d9-fb24f1462563/

 

公式HP:

https://itannojunai.wixsite.com/official


スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

 

■オススメ度

 

スパイダーマンをこよなく愛する人(★★★★)

すんごいアニメを観たい人(★★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.6.16MOVIX京都 ドルビーシネマ

 

■映画情報

 

原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse

情報2023年、アメリカ、140分、G

ジャンル:スパイダーマンとしての使命を自覚する少年が、友人とともに敵に立ち向かう様子を描いたアクション映画

 

監督ホアキン・ドス・サントス&ケンプ・パワーズ&ジャスティン・K・トンプソン

脚本フィル・ロード&クリストファー・ミラー&デビッド・キャラハム

原案:スタン・リー&スティーブ・ディッコ

 

キャスト:

シャメイク・ムーア/Shameik Moore(マイルス・モラレス/スパイダーマン:ピーター・パーカーの死後にスパイダーマンを受け継いだ青年)

 

【アース65】

ヘイリー・スタインフェルド/Hailee Steinfeld(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン:マイルスの親友)

ショー・ウィガム/Shea Whigham(ジョージ・ステイシー:グウェンの父、スパイダーウーマンを追う警察署長)

 

ジャック・クエイド/Jack Quaid(ピーター・パーカー:リザードと化したグウェンの友人)

ヨーマ・タコンヌ/Jorma Taccone(エイドリアーノ・タミーノ/ヴァルチャー:鳥をテーマにした衣装を着るヴィラン)

 

【アース1610】

ブライアン・タイリー・ヘンリー/Brian Tyree Henry(ジェフ/ジェファーソン・デイヴィス:マイルズの父、署長への昇進を控えた警察官)

ルナ・ローレンス・ベレス/Luna Lauren Velez(リオ・モラレス:マイルスの母)

ドナルド・グローヴァー/Donald Glover(アーロン・デイビス:マイルスの叔父)

 

ジェイソン・シュワルツマン/Jason Schwartzman(ジョナサン・オーン/スポット:別次元を旅できる次元間ポータルで覆われている元科学者)

 

【アース928】

ジェイク・ジョンソン/Jake Johnson(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン:マイルスのメンター的存在)

メリッサ・スターム/Melissa Sturm(メリー・ジェーン/MJ:ピーターの妻)

エリザベス・パーキンス/Elizabeth Perkins(メイディ/アンナ・メイ・パーカー/スパイダーリング:ピーターとメリーの娘)

 

オスカー・アイザック/Oscar Isaac(ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099:2099年の別次元のスパイダーマン、ソサエティのリーダー)

グレタ・リー/Greta Lee(LYLA/ライラ:ミゲルのAIアシスタント)

イッサ・レイ/Issa Rae(ジェシカ・ドリュー/スパイダー・ウーマン:妊娠中のスパイダーウーマン)

 

【アース50101】

ダニエル・カルーヤ/Daniel Kaluuya(ホビー・ブラウン/スパイダー・パンク:別次元のイギリス人のスパイダーマン、ギターが武器)

カラン・ソーニ/Karan Soni(パヴィトル・プラパカール/スパイダーマン・インディア:別次元のインド人のスパイダーマン)

 

【日本語吹替】

小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン)

悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダーウーマン)

宮野真守(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン)

関智一(ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099

田村陸心(ジェシカ・ドリュー/スパイダーウーマン)

木村昴(ホバート・ブラウン/ホービー/スパイダー・パンク)

佐藤せつじ(パヴィトル・プラパカール/スパイダーマン・インディア)

江口拓也(ベン・ライリー/スカーレット・スパイダー)

 

■映画の舞台

 

スパイダーバースの世界

アース65(グウェンの世界)

アース1610(ブルックリン:マイルスの世界)

アース50101(ムンバッタン:インディアの世界)

アース928(ヌエバ・ヨーク:ソサエティのある世界)

アース42(マイルスを噛んだ蜘蛛がいる世界)

 

■簡単なあらすじ

 

アース65の世界

ここでは、グウェン・ステイシーがピーター・パーカーがリザードに化けたことに気づかずに殺してしまう

グウェンの父ジョージはピーターを殺したスパイダーウーマンを探していたが、その正体を知らずにいた

ある日、グウェンは父に正体を明かして、彼の前から姿を消した

 

その頃、アース1610の世界では、進路相談のために両親とカウンセラーとの待ち合わせをしていたマイルスは、スポットという白い姿のヴィランと戦っていたために遅れてしまった

度重なる遅刻などで外出禁止になったマイルスだったが、そんな彼の元にグウェンがやってきた

 

グウェンはあることを調べていて、それはスパイダー・ソサエティの指示の元行われていた

グウェンはかつてヴァルチャーと呼ばれるヴィランと戦っている時にミゲルとジェスに助けてもらったことがあり、ソサエティへと招かれていたのである

 

テーマ:スパイダーマンとは何か

裏テーマ:正義の代償と成長と覚悟

 

■ひとこと感想

 

『スパイダーバース』の記憶がほぼ飛んだ状態で、予習もなしに参戦

どうせなら「ドルビー」と思い、最前列のリクライニングをチョイスしましたが、「失敗」でしたねえ

映像があまりにも凄すぎるので、脳がそれを処理するので手一杯という感じになっていました

 

途中からほぼ字幕は追えず、拙いリスニングと字幕チラ見で対応しましたが、この映像を堪能するなら吹替版の方が良いような気がします

ある程度リスニングがOKか、一回観て話がわかっているなら「字幕を無視するつもり」で字幕版(ドルビー、IMAX)などもありかもしれません

 

物語は「マイルスとグウェンの覚悟」が描かれていて、二人とも「父親とどう向き合うか」というところが描かれていました

この構造さえ理解していれば、この二人の物語がほぼ並行で描かれ、最終的に集約していくということがわかると思います

 

映画は「思いっきり前半戦」でしたが、来年の公開とのことのなので、あまり待たされずに済むのは良かったですね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://www.spider-verse.jp/


兵馬俑の城

 

■オススメ度

 

中国のアニメに興味がある人(★★★)

兵馬俑の世界に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.6.17(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:俑之城(フィギュアの城)、英題:Realm of Terracotta(テラコッタの王国)

情報2021年、中国、115分、G

ジャンル:兵馬俑の呪いが解けた世界で、将軍のために支えようとする雑用係を描いたファンタジーアクション映画

 

監督リン・ヨンチャン/林永長&レオン・ディン

脚本:シュー・ユン&ツィ・ティエジ

 

キャスト:

シュ・ガンズー/朱光祖(蒙/モンユエン:鋭士として将軍に尽くしたいと願う兵馬俑の雑用係)

チャン・ミン/(史玉/シーユイ:祖父を殺された町民)

 

シュウ・ズーユー/周子瑜(青铜羊/シャオバオ:妖術使いに捕まっていた青銅の山羊)

 

リウ・ペイ/刘沛(大将军/シアホウ将軍:兵馬俑を牛耳る豪傑)

 

リウ・スーチー/刘思奇(巫医/妖術使い:国を混乱させようと目論む呪術師)

 

リーシン/李鑫(大耳朵/モモ:九尾大師がモン・ユエンに授ける妖獣)

タン・ショウ/谭笑(九尾大师/九尾大師:石碑の森の主人)

 

【日本語吹替】

福山潤(モンユエン)

寿美菜子(シーユイ)

中島ヨシキ(シャオバオ)

星野貴紀(シアホウ将軍)

水島裕(九尾大師)

小林康介(妖術使い)

 

■映画の舞台

 

中国、戦国時代(紀元前350年)

咸陽、秦陽城(現在の咸陽市)

https://maps.app.goo.gl/XaGmDQ6UpcCi6L5GA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

紀元前350年前、秦陽城の地下に眠る兵馬俑は呪いから目を覚ました

泥の体を持つ彼らは、妖力によって自由に動くことができ、地下の一大帝国を築いていた

 

兵馬俑は、地犼と呼ばれる霊獣の攻撃を受けていて、それに相対するのがシアホウ将軍が率いる軍隊だった

彼らは鋭士の称号を持ち、豪傑として名を馳せている

そんな彼らに憧れを抱いている雑用係のモンユエンは、金具などを集めて売り、それで剣を授かろうとしていた

だが、鋭士以外は剣を所持することができず追い返されてしまう

 

だが、突如町に号砲が鳴り響き、地犼の群れが襲撃に来てしまう

モンユエンは隙を見て剣を取り、戦いの場へと赴いていく

なんとか生き残ったものの、軍は彼の参加を認めず、シアホウ将軍は「昆仑」を捕まえることができたら認めるという

 

そこでモンユエンは崑を探す旅に出かける

だが昆仑を探していたのはモンユエンだけではなかったのである

 

テーマ:力とは何か

裏テーマ:称号よりも必要なもの

 

■ひとこと感想

 

映画館のディスプレイ広告で気になっていた作品で、小学校ぐらいの時に見た「兵馬俑」を思い出しました

美術の美しさが際立つ作品で、地下都市の描写はとても印象的でしたね

青銅の山羊のキャラ、耳の長いうさぎのようなキャラ(うろ覚えでミミと呼ばれていた気がする)などもかわいかったと思います

 

物語は、鋭士になりたいモンユエンの奮闘が描かれ、家族を地犼に殺されたシーユイとの出会いが描かれていきます

剣術を教えてもらいながら、少しずつ恋愛っぽさも出てくるところは微笑ましかったと思います

 

映画は、兵馬俑の秘密が暴かれる中で、今の国を作ったものの正体が暴かれていきます

ありきたりではありますが、王道的な展開で安心して見れますね

とにかく映像が美しい作品で、この世界観を感じ取れるだけでも満足感がありました

 

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】兵馬俑の城【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/380653/review/176310b2-2b58-419e-bbe0-6351a3903c86/

 

公式HP:

https://heibayounosiro.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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