■映画鑑賞まとめ■

 

1月、第4週(2023.1.23〜2023.1.29

 


野獣の血

 

■オススメ度

 

韓国ヤクザものが好きな人(★★★)

泥臭い騙し合いが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.1.23(シネマート心斎橋)

 

■映画情報

 

原題뜨거운 피、英題:Hot Blooded

情報:2022年、韓国、120分、G

ジャンル:陰謀に巻き込まれる若手ヤクザを描いたクライム映画

 

監督&脚本:チョン・ミョングァン

原作:キム・オンス/김언수、『뜨거운 피(2016年)』

 

キャスト:

チョン・ウ/정우(パク・ヒス:養護施設出身の若手ヤクザ)

チ・スンヒョン/지승현(チョ・チョルジン:ヒスの幼馴染で、クアムからヨンドに寝返った男)

 

キム・ガプス/김갑수(ソン・インスン:ヒスの面倒を見ているクアムのボス、ホテル経営者)

チェ・ムソン/최무성(ヨンガン:誰もが恐れる札付きのワル、洗濯会社の裏で麻薬の密売・管理をする男)

 

イ・ホンネ/윤지혜(ジュ・アミ:ヒスの恋人インソクの一人息子)

ユン・ジヘ/윤지혜(インソク:ヒスの恋人)

 

キム・ジョング/김종구(ナム会長:ヨンドのボス、クアムの港を手に入れたい男)

 

■映画の舞台

 

1993年、

韓国:釜山の外れ

クアム/Gwam

https://maps.app.goo.gl/c9WziJMerUVkusYx7?g_st=ic

 

ヨンド/

https://maps.app.goo.gl/7KUTZE6oG9fAonWz7?g_st=ic

 

ロケ地:

韓国のどこか

 

■簡単なあらすじ

 

釜山の外れにあるクアムにて漁港を取り仕切っているソン社長率いる一派と、それを狙おうとするヨンドのナム会長の一派は、その覇権争いの渦中にあった

ソン社長の経営するホテルの支配人を務めているパク・ヒスは、同じ孤児院育ちのチョルジンとの激突は避けたったが、チョル人はヨンド派が優勢と睨んで鞍替えしていた

 

ソン社長一派の荒くれ者ヨンガンは洗濯会社を隠れ蓑にしてドラッグを売り捌いていたが、その工場からドラッグ入りのカバンを盗んだ男がいた

この事件を機に両派の激突は激しさを増し、そんな中ソン社長は「この騒動を収めるにはチョルジンを殺すしかない」とヒスに告げる

だが、ヒスはどうしても彼を殺すことができず、事態は思わぬ方向へと向かっていく

 

ヒスはソン派から孤立してしまうものの、戦争を避けたいと考えていた

そんな折、ヒスの恋人インソクの息子アミが服役を終えて娑婆に戻ってくるのである

 

テーマ:仁義なき選択

裏テーマ:下剋上に必要な犠牲

 

■ひとこと感想

 

韓国版『アウトレイジ』なんていう声もチラホラ聞こえてくる「仁義なき韓国ノワール」で、近場の映画館では「夜の時間帯」しかやっていなかったため、急遽「TCGメンバーズ」特典を利用するために大阪の心斎橋「シネマート心斎橋」まで足を運ぶことになりました

パンフレットが売っていなくて残念で、鑑賞中は「誰が誰だかわからん」と感じに「登場人物が入り乱れまくる」と言う展開になっていましたね

 

主要なのは、ソン社長&ヒスVSナム会長&チョルジンと言う構図で、この戦いの鍵を握っているのがヨンガンということになっています

映画の冒頭は、沖合のタンカーでソン派(クアム)とナム派(ヨンド)の手打ちの場面で、そこでヨンガンがあるものをヒスに手渡すことになりました

 

そこから物語は回想録のような感じに進み、両派の派遣争いと沖合に向かうまでの道程を切り取って行ったと言う感じになっていましたね

キャラクター紹介派ネタバレを避けて通れない程に、「大勢のよく似た顔の人たち」が登場しています

何がネタバレになるのかは分かりませんが、識別可能な程度の説明を付け加えているのはご容赦くださいませ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】野獣の血【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://yajunochi.com/


パーフェクト・ドライバー 成功率100%の女

 

■オススメ度

 

カーチェイス映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.1.24(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:특송(特別配送)、英題:Special Delivery

情報:2022年、韓国、109分、G

ジャンル:「特送」で何でも届ける女性ドライバーが訳あり少年を運ぶことになったクライム&アクション映画

 

監督&脚本:パク・デミン

 

キャスト:

パク・ソダム/박소담(チャン・ウナ:特殊配送会社「ペッカン産業」のデリバリードライバー、課長)

 

ソン・セビョク/송새벽(チョ・ギョンビル:ウナを追う捜査官、悪徳警官)

ヨム・ヘラン/염혜란(ハン・ミヨン:国家情報院、ウナの追跡者)

 

キム・ウィソン/김의성(ペク・カンチョル速達会社のペッカン産業社長、ウナのボス)

ハン・ヒョンミン/한현민アシフ: 特急車両修理専門家)

 

チョン・ヒョンジュン/정현준(キム・ソウォン:ウナが運ぶことになった少年)

ヨン・ウジン/연우진(キム・ドゥシク:特別依頼人、ソウォンの父、プロ野球選手)

 

ホ・ドンウォン/허동원(サンフン:ギョンビルの部下、やりすぎる刑事)

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

 

ロケ地:

韓国:釜山

 

■簡単なあらすじ

 

韓国ソウルにて、「特殊配送」に従事しているドライバーのウナは、郵便や宅配で届けられない特殊な荷物を運んでいた

ある日、ボスのペク社長から仕事を請け負うことになったウナは、待ち合わせ場所で何者かに追われている少年ソウォンを乗せることになった

 

彼の父ドゥシクは野球賭博に関わった元プロ野球選手で、彼は元締めが持っていた金庫の鍵を奪って逃走していたのである

賭博には警察も絡んでいて、悪徳警官のギョンビル一行はソウォン探しに躍起になっていた

 

ギョンビルはドゥシクを捕まえ、彼は「特殊配送」を依頼していたことを突き止め、ウナを追うことになった

一方、同じようにウナを追う国家情報院のハン・ミヨンも加わり、ウナは警察と国家から同時に追われることになったのである

 

テーマ:情と危機

裏テーマ:義理と母性

 

■ひとこと感想

 

カーアクションものと言うことで、色んな映画のオマージュがあり、その中で有名なのが『トランスポーター』なのかなと思います

冒頭でウナのドライビングテクニックを見せるためのシークエンスが合って、その後本編では「ウナが自由に動けない」と言う状況を作り出すことになっていました

 

ウナが運ぶことになったソウォンは、父の野球賭博絡みの犠牲者ですが、ウナをおばさん呼ばわりする割には「おねしょを隠したりする」微笑ましい一面がありました

ウナも母性が目覚めたのか、孤児になってしまったソウォンの事が心配になったのかはわかりませんが、心変わりして加担していく様子は良かったと思います

 

後半になるとカーアクションが一気に減ってしまい、ほとんど肉弾アクション映画になっていましたね

このジャンルがわりをどう評価するかでしょうが、無理のないアクション(ボディダブルだけど)になっていたのは良かったのかなと思います

国家情報院だけは何のために出てきたのかよくわかりませんでしたが

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】パーフェクト・ドライバー/成功率100%の女【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://perfectdriver-movie.com/


ノースマン 導かれし復讐者

 

■オススメ度

 

北欧神話が好きな人(★★★)

ファンタジー系歴史ロマンが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.1.24(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:The Northman

情報:2022年、アメリカ、137分、PG12

ジャンル:父を殺された息子が復讐に燃え、目的を有する美女とイチャラブになっていくファンタジー映画

 

監督:ロバート・エガース

脚本:シオン&ロバート・エガース

原作:サマソ・グママティクス/Saxo Grammaticus『The Legend of Amleth(1200年頃)』

 

キャスト:

アレクサンダー・スカルスガルド/Alexander Skarsgård(アムレート/ Amleth、バイキングの戦士、復讐を誓う王子)

 (若年期:オスカー・ノヴァク/Oscar Novak

 

ニコール・キッドマン/Nicole Kidman(グールトン女王/Queen Gudrún、アムレートの母)

イーサン・ホーク/Ethan Hawke(オーヴァンディル王/Aurvandill、アムレートの父、フィヨルニルの兄)

 

クレス・バング/Claes Bang(フィヨルニル/Fjölnir:アムレートの叔父、オーヴァンディルの弟)

 

アニャ・タイラー=ジョイ/Anya Taylor-Joy(オルガ:白樺の森に住むスラブ族の魔女)

 

ウィレム・デフォー/Willem Dafoe(道化ヘイミル:アムレートの成人の儀を執り行う宮廷の道化師)

ビョーク/Björk(シーレス/Seeress:スラブ族の預言者)

 

■映画の舞台

 

紀元前895年

スカンジナビア地域の島国フラフセイ島(架空)

 

ルーシ海(現ウクライナ周辺)

 

アイスランド:オークニー諸島

https://maps.app.goo.gl/JxMh6mWyC9mNyF6DA?g_st=ic

 

ロケ地:

北アイルランド

Country Antrim/アントリム

https://maps.app.goo.gl/nnrS2Vb3ocDgCcB47?g_st=ic

 

Larne/ラーン

https://maps.app.goo.gl/nU6MAE2Vy3MG5Zwm8?g_st=ic

 

ポートグレノーン/Portglenone、Clandeboye Estate

https://maps.app.goo.gl/R8murPFCUohLuoSZ9?g_st=ic

 

Shane’s Castle

https://maps.app.goo.gl/YH2fAChr29kNmiog9?g_st=ic

 

RiverBann/バン川

https://maps.app.goo.gl/Vt5gy9ZCm1dKKhca7?g_st=ic

 

Akureri/アークレイリ

https://maps.app.goo.gl/RiE2GPREB5Gj7hib8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

紀元前895年、出征から帰国したオーヴァンディル王は、息子アムレートの成人の儀式に参加する

だが、その儀式の最中にオーヴァンディル王の弟フィヨルニルは謀反を起こし、兄を殺して女王グルートンを拐ってしまった

アムレートは命からがら逃げ切り、海へと消えていく

 

復讐を誓ったアムレートは、それから数十年をヴァイキング族とともに過ごした

仲間を得たアムレートは、ある日村を襲った時にスラヴ族の預言者と出会う

彼女は「アムレートがフィヨルニルに復讐を果たすことは神オーディンの意思である」と告げ、「雌犬の尾を辿れ」とアドバイスを与えた

 

アムレートはその言葉を信じ、王国がどうなっているかを調査する

だが、フィヨルニルはノルウェーのハランド・フェアヘアに打ち負かされ、アイスランドに逃げていることがわかった

そこでアムレートは奴隷のふりをして、彼の牧場に新入することを考える

そこにはスラヴから連れて来られたオルガと言う女性もいて、二人はフィヨルニルの農場に潜伏し、機会を窺うことになったのである

 

テーマ:神に与えられし運命

裏テーマ:運命を捨てさせた愛

 

■ひとこと感想

 

北欧神話ガッツリと言うことで、その知識がないと意味のわからんファンタジーになってしまいそうでしたね

個人的にはあまり知らない類ではありましたが、ウィレム・デフォーさんの憑依芸を見て、「ああ、そっち系なのね」と『ライトハウス』を思い出してしまいました

 

舞台がウクライナあたりからいきなりアイスランドに飛んだりと、結構な距離を動いているのに「絵面が変わらなくて困惑」してしまいましたね

とにかく「寒そう」と言う感じですが、みなさん筋肉の露出が凄くて、心も体も燃えているんだなあと感じました

 

白樺の魔女オルガはとても美しかったですが、大人の営みシーンでは鉄壁の防御を披露されていましたね

肌キレイやなあと思いながら、そっちのPG12には行かない潔さが却ってエロかったように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ノースマン/導かれし復讐者【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://northman-movie.jp/


ヒトラーのための虐殺会議

 

■オススメ度

 

無慈悲な会議を目撃したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.1.25(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題Die Wannseekonferenz(「ヴァンゼー会議」という意味)、英題:The Conference(「会議」という意味)

情報:2022年、ドイツ、112分、G

ジャンル:1942年に実際に行われたヴァンゼー会議の議事録を基に再現された「ユダヤ人の最終解決」決定を描いた伝記映画

 

監督:マッティ・ゲショネック

脚本:マグヌス・ファットロット&パウル・モンメンツ

原案:アドルフ・アイヒマンが書いたとされる「ヴァンゼー・プロトコル(議事録)」

 

キャスト:

フィリップ・ホフマイヤー/Philipp Hochmairラインハルト・ハイドリヒ/Reinhard Heydrich:国家保安部長官、親衛隊隊長、奥中央)

ジェイコブ・ディール/Jakob Diehlハインリヒ・ミュラー/Heinrich Müller:親衛隊中尉、ラインハルトの向かって左)

マルクス・シュラインツアー/Markus Schleinzerオットー・ホフマン/Otto Hofmann:親衛隊中尉、ラインハルトの向かって右)

 

【向かって左側奥から】

リリー・フィクナー/Lilli Fichtner(インゲブルク・ヴェレーマン/Ingeburg Werlemann:秘書)

ヨハネス・アルマイヤー/Johannes Allmayerアドルフ・アイヒマン/Adolf Eichmann:親衛隊中佐)

ペーター・ヨルダン/Peter Jordanアルフレット・マイヤー/Dr. Alfred Meyer:東部占領地域省の次官)

ラファエル・シュタホヴィアック/Rafael Stachowiak(ゲオルク・ライプラント/Dr. Georg Leibbrandt:東部占領地域省の局長)

サッシャ・ネイサン/Sascha Nathanヨーゼフ・ビューラー/Dr. Josef Bühler:ポーランド総督府の次官)

マクシミリアン・ブリュックナー/Maximilian Brücknerカール・エバーハルト・シェーンガルト/Dr. Karl Eberhard Schöngarth:親衛隊准将)

フレデリック・リンケマン/Frederic Linkemannルドルフ・ランゲ/Dr. Rudolf Lange:親衛隊少佐)

 

【向かって右側奥から】

ファビアン・ブッシュ/Fabian Buschゲルハルト・クロップファー/Dr. Gerhard Klopfer:党官房長官)

トーマス・ロイブル/Thomas Loiblフリードリヒ・ヴィルヘイム・クリツィンガー/Friedrich Wilhelm Kritzinger:首相官房局長)

ゴーデハート・ギース/Godehard Gieseヴィルヘルム・シュトゥッカート/Dr. Wilhelm Stuckart:内務省次官補)

ジーモン・シュヴァルツ/Simon Schwarz(マルティン・ルター/Martin Luther:外務官次官補)

マティアス・ブントシュー/Matthias Bundschuhエーリッヒ・ノイマン/Erich Neumann:四カ年計画庁次官)

アルント・クラヴィッター/Arnd Klawitterローラント・フライスラー/Dr. Roland Freisler:法務省次官)

 

■映画の舞台

 

1942年1月20日

ドイツ:ベルリンにて行われた「バンゼー会議(Wannseekonferenz)」

ヴァン湖

https://maps.app.goo.gl/p66P5Vbrz3A1pFzx8?g_st=ic

 

ロケ地:

ドイツ:ベルリン

 

■簡単なあらすじ

 

1942年1月20日、ベルリンの西部にあるヴァン湖の辺りにある邸宅では、急ピッチでゲストを迎えるための用意と席順を決めていた

アイヒマンの副官と秘書のインゲブルクが用意をする中、次々と政府高官クラスの連中が現地入りをすることになった

 

その日の議題は「1100万人のユダヤ人の最終解決」というもので、内容は「ユダヤ人をどのようにして効率的に絶滅させるか」というものだった

議長はゲシュタポの隊長であり、国家保安本部の長官ラインハルト・ハイドリヒ

彼を中心に親衛隊の中尉が脇を占め、ラインハルトから見て左側(画面では右側)にいわゆる政府高官が座り、右側に各エリアの現地責任者が陣取っている

 

政府高官の連中に「現場」を教える役目を担いながら、実際にどのようにして計画を進めるのかという細部へと言及していく

そんな中、「混血(ハーフ)の扱い」「実行者の心理的負担」などが議論の対象になり、満場一致で認識を擦り合わせるという目的へと向かっていくのである

 

テーマ:効率と合理性

裏テーマ:選民思想と言葉遊び

 

■ひとこと感想

 

結論ありきの会議で、政府高官に理解させて巻き込むのが趣旨のような会議でしたね

「君たちも合意したよね」と地で行くスタイルなのですが、全員が「ユダヤ人絶滅に対して疑問を持たない」というところが凄かったなあと思いました

 

方法論から、ハーフはどうするか問題で法律論が出てきて、最後には「実行者の心のケアをどうしよう」という内容で、淡々と進んでいくので、眠気との戦いになっていましたね

 

この映画では「ユダヤ人絶滅」が議題ですが、政府の上の方で決まる会議もこんな感じなのかなと思ってしまいます

例えば、「コロナの行動制限論議」などでも、「致死率0.001%だからOK」というふうに言葉をすり替えて、「数百人の死亡」から目を逸せて議論を進めていくのがリアルでしたね

 

「半分ずつ血縁が消えていく」みたいな趣旨の発言で、「100年では無理」みたいな返しになっているとか、実際に議事録として残っているのは恐ろしい

でも、実際にあのような会議で「結論ありき」だったら、それは命令として処理する以外に他はないのでしょう

反対意見を言いたくても、その場にはゲシュタポのトップがいるわけで、迂闊なことは言えない緊張感が極度の言葉遊びの場になっていたのが印象的だったと思います

 

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【映画感想】ヒトラーのための虐殺会議【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://klockworx-v.com/conference/


BAD CITY

 

■オススメ度

 

小沢仁志さんのファンの人(★★★★)

ヤクザ映画が好きな人(★★★)

本格的なアクション映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編(YouTubeになかったので)

鑑賞日:2023.1.26(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、117分、PG12

ジャンル:韓国マフィアと公人の癒着捜査を担当することになった特殊捜査官を描いたアクション映画

 

監督:園村健介

脚本:OZAWA

 

キャスト:

小沢仁志(虎田誠:勾留中の元強行犯警部、秘密裏に新設された捜査班の班長)

 

加藤雅也(平山健司:虎田を特殊捜査官に任命する検察庁幹事長)

壇蜜(小泉香:公安0課の警部、特殊捜査班の管理職)

 

坂之上茜(野原恵:開港警察強行犯係に配属された新人刑事)

勝矢(熊本聡:開港警察強行犯の警部補)

三元雅芸(西崎亮太:開港警察強行犯の刑事)

 

かたせ梨乃(マダム:韓国マフィアの首領)

 

浪岡一喜(村田:桜田組の若頭補佐)

 

リリー・フランキー(五条亘:巨大財閥の会長)

 

■映画の舞台

 

開港市(架空)

 

ロケ地:

福岡県:中間市

https://maps.app.goo.gl/uzARYk6RqHftWm1B9?g_st=ic

 

福岡県:福岡市

牛もつ鍋 よし藤 西公園店

https://maps.app.goo.gl/NTMPtFKdWWbhL1CCA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

犯罪が蔓延る街・開港市にて、地元を牛耳っている桜田組の組長が暗殺されるという事件が勃発する

韓国マフィアの仕業だと思われていたが、手掛かりになるようなモノは見つからず、開港警察署内でも1課と4課で押し付け合いが始まっていた

 

署の強行犯係に配属されたばかりの新人・野原はいきなりの惨殺死体に現場で嘔吐してしまい、先輩の熊本から「刑事の三箇条」なるものを聞かされそうになる

桜田組長の自宅でも家族が殺されたことが発覚し、自宅の金庫から何かが奪われた形跡があった

 

街では金銭絡みで裁判沙汰になっていた財閥の五条会長が市長選に出馬するニュースで溢れていたが、彼には韓国マフィアとの癒着も噂されている

そんな中、検事長の平山は公安の小泉を呼び出して、特別捜査班を秘密裏に設置すると言い出す

そして、そのメンバーとして、強行犯係からベテランの熊本、中堅の西崎、新人の野原が選ばれ、殺人事件で収監中の元検事にして警部になった虎田が呼ばれることになった

 

特別捜査班は検察にも警察にも存在が認知されていない組織で、非合法な捜査を展開し始めるのであった

 

テーマ:男は寡黙に

裏テーマ:トドメはきちんと

 

■ひとこと感想

 

小沢仁志さんの特別なファンではありませんが、還暦記念で映画を作ると聞いて迷いながら参戦

というのも、普段はVシネマはほとんど観ないので、世界観もよくわからずついていけるのかが不安でした

 

それでも、極道アクションと割り切って観る分には楽しめる内容で、ガチで肉弾戦やっているところがえげつなかったですね

女優さんに蹴りがモロに入っているし、泥臭い組み合いで、サクサク鳴っている効果音が痛すぎて悶えてしまいます

 

冒頭のモンモン入り混じる浴場の惨劇から始まって、TAK∴さんの不穏なゆらゆら動き、最後は100人相手の大乱闘と、魅せ方が上手いなあと思いました

この手の映画で観たいシーンを凝縮したような感じになっていましたが、それよりも特筆すべきなのは、小沢仁志さんが前に出過ぎていないことだと思います

 

監督が出演する映画(今回は脚本)はたくさんありますが、自分を格好良く見せようとして、出演シーンを多くしたりするのが常なのですね

でも、今回は登場シーンはそこまで多くないけど、要所要所を締めるという絶妙な配分になっていたと思いました

 

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【映画感想】BAD CITY【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://www.badcity2022.com/


エンドロールのつづき

 

■オススメ度

 

映画制作にまつわる映画が好きな人(★★★)

監督の自伝系の映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.1.26(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Chhello Show(最後のショー)、英題:Last Film Show

情報:2021年、インド、112分、G

ジャンル:映画に魅入られた少年が自分たちで映画上映をしようと奮闘する様子を描いた青春映画

 

監督&脚本:パン・ナリン

 

キャスト:

バビン・ラバリ/Bhavin Rabari(サマイ:映画にのめり込む9歳の少年)

バベーシュ・シュマリ/Bhavesh Shrimali(ファザル:ギャラクシー座の映写技師)

 

リチャー・ミーナー/Richa Meena(料理上手なサマイの母)

ディペン・ラバル/Dipen Raval(バラモン階層にこだわるサマイの父、チャイ店経営)

ViditaMetha(シリ:サマイの妹)

 

Vikas Bata(ナノ:サマイの友人、ヘルメット被っている子)

Rahul Koli(マヌ:サマイの友人、チップス売りの子)

Shoban Makwa(バドシャー:サマイの友人、天然パーマの子)

Kishan Parmar(ST:サマイの友人、駅長の息子)

Vijay Mer(ティク:サマイの友人、七三分の子)

 

Alpesh Tank(ダヴェ先生:サマイたちの小学校の先生)

 

■映画の舞台

 

インド:サウラシュトラ地方

グジャラート州チャララ/Chalala(サマイの実家)

https://maps.app.goo.gl/JhufVzbENfAW4V918?g_st=ic

 

アムレーリ/Amreli(ギャラクシー座&学校)

https://maps.app.goo.gl/nn2to8pcRgtX7Pjb6?g_st=ic

 

ラージコート(フィルムが運ばれる町)

https://maps.app.goo.gl/zkzoVDbaRWDgzQpGA?g_st=ic

 

ヴァドーダラー(サマイが目指す町)

https://maps.app.goo.gl/mhWXbYrgPJLPCivP8?g_st=ic

 

ロケ地:

インド:サウラシュトラ地方

 

■簡単なあらすじ

 

インドのグシャラート州の田舎町チャララに住む9歳のサマイは、バラモン階級にこだわるチャイ売りの父と、料理上手な母のもとに生まれ、妹と一緒に暮らしていた

父は映画を低俗なものと嫌っていたが、カーリー神が出る映画だけは特別に許可し、家族みんなで観に行くことになる

父は「これが最後の映画だ」と言い、5年ぶりの映画体験をすることになった

 

サマイは映画の内容そのものよりも、映写機が放つ光に魅了され、映像が動く理由に興味を持つ

翌日、学校を抜け出して映画館に忍び込んだサマイだったが、数日後にはあっさりと見つかって追い出されてしまう

 

失意の中、途方に暮れていたサマイに、ある男が声をかけてきた

それは、映画館の映写技師ファザルで、彼はサマイの持参してきた弁当に興味を示す

ファザルは「取引」を持ちかけ、映画をタダで見せる代わりに、母の作った弁当を食べさせろというのである

 

テーマ:物語を生み出す光の魔術

裏テーマ:時代の終焉に生まれる物語

 

■ひとこと感想

 

少年が映画に没入して作り始める系だと思っていましたが、実際には「映写機を自作して盗んだフィルムを再生させる」というものでしたね

ネタバレになるのかは分かりませんが、原題の『Chhello Show(最後のショー)』の方がしっくり来るのではないかと思います

 

前半からして、ガッツリと違法行為が満載なのですが、フィルム盗んだというのは本当のようで、美化されているのが良いのかな微妙なところです

それでも、インドの地方都市のそのまた田舎の話なので、娯楽は贅沢という感じになっています

 

映画の舞台は2010年ですが、先進国が切り捨てたもので構成されているためか、もっと古い印象を持ってしまいます

それでも電車を乗り継いだり、高速道路のその先には大都市があったりして、ギャラクシー座にもようやくデジタル映写機が投入されるという転換期を迎えることになっていましたね

 

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【映画感想】エンドロールのつづき【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/endroll/


金の国 水の国

 

■オススメ度

 

格差恋愛の物語に興味がある人(★★★)

寓話的な物語が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.1.27(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、117分、G

ジャンル:富める国と貧しき国に住む男女の小さな嘘によって国交問題に発展する様子を描いたファンタジーロマンス

 

監督渡邉こと乃

脚本坪田文

原作岩本ナオ(『金の国 水の国(2014年、小学館、全8巻)』

 

キャスト:(声の出演)

浜辺美波サーラ:アルハミト国の93王女)

賀来賢人ナランバヤル:バイカリ国の建築士)

 

【金の国/アルミハト

戸田恵子レオポルディーネ:ラスタバン三世の第一王女)

神谷浩史サラディーン:国王の左大臣、遊牧民出身のイケメン俳優、レオポルディーネの愛人)

沢城みゆきライララ:レオポルディーネ王女派の護衛)

 

銀河万丈ラスタバン三世:国王)

茶風林ピリパッパ: ラスタパン三世に与する右大臣)

 

一柳みる(ばあやサーラの面倒を見る侍女)

 

【水の国/バイカリ】

てらそままさき(オドゥン・オルドラ:族長)

 

■映画の舞台

 

富める国アルハミトと貧する国バイカリ

 

■簡単なあらすじ

 

100年の戦を続けているとされるアルハミトとバイカリは、これまでに幾度となく衝突を繰り返し、今では壁で国境を塞いでいた

両国間には先代の遺言があって、「アルハミトは絶世の美女」「バイカリは優秀な頭脳を持つ男」をそれぞれ嫁がせるというものだった

 

アルミハトの王ラスタバン3世はバイカリに耳の色の違う猫を送り、バイカリの族長オドゥンは犬を送った

 

それぞれは、93王女サーラと建築士ナランバヤルのところに届くことになり、これが発覚すれば両国は再び戦争へと突入することが予見された

そこでナランバヤルとサーラはともに結婚したふりをして過ごすことに決めたが、両国の長はそれぞれの相手を一目見たいと申し出る

 

そんな中、サーラとナランバヤルは自分に課せられた試練に立ち向かうことになったのである

 

アルハミトは裕福だが、人口増加によって水不足に喘いでいて、資源の豊かなバイカリを統治下に置きたいと考えている

一方のバイかりは貧困に喘いで職を失うものが多く、国交を開いてアルハミトの富を得たいと考えている

 

そんな思惑が交錯する中、戦争に突き進もうとする両国に対して、ナランバヤルはある一計を投じることになったのである

 

テーマ:断裂の正体

裏テーマ:頭痛の種

 

 

■ひとこと感想

 

思いっきりフィクションでファンタジーなのですが、設定だけ聞くと「某壁で区切られたヨーロッパの国」とか、「南北線で区切られた某国家」というものを彷彿させます

違いとしては、社会主義国家ではないという点で、お互いにないものを奪うか与えるかという選択に行き着いて行きます

 

映画では、ナランバヤルの考えによって、アルハミトの水不足を解消する代わりに、国交を再開して富を享受したいと考えていて、それを戦争によって奪おうという勢力と戦うことになります

いわゆるWin-Winを考える内容になっていて、50年はかかるとされる一大事業をどうするかをそれぞれの国の建築士が考えるというところに行き着きます

 

そして、その背景にある「戦争派の暗躍」からどのようにして身を守るかという展開を迎え、それぞれに送られたものの意味を考える展開になっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

 

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/383501/review/186f55de-14e8-411b-b46c-071aee91bc0f/

 

公式HP:

https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/


レジエンド&バタフライ

 

■オススメ度

 

木村拓哉さんのファンの人(★★★)

綾瀬はるかさんのファンの人(★★★)

織田信長が好きな人(★★)

歴史映画が好きな人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.1.27(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、168分、G

ジャンル:「魔王」と呼ばれた織田信長と政略結婚の相手である濃姫との関係を描いた歴史ロマン映画

 

監督大友啓史

脚本:古沢良太

 

キャスト:

木村拓哉織田信長:魔王と呼ばれるようになる天下統一を目指す武将)

綾瀬はるか濃姫:国の命運をかけて織田信長と政略結婚をする女)

 

伊藤英明福富平太郎貞家濃姫の侍従)

中谷美紀(各務野:濃姫の筆頭侍女)

北大路欣也斎藤道三:濃姫の父、美濃の戦国大名)

 

宮沢氷魚明智光秀:本能寺で謀反を起こす織田五大将の一人)

市川染五郎森蘭丸:信長の側近)

 

音尾琢真(木下藤吉郎/豊臣秀吉:織田五大将の一人)

斉藤工徳川家康:信長を飲み込もうとする戦国三英傑の一人)

 

■映画の舞台

 

1500年代

尾張国愛知郡那古野(現在の愛知県名古屋市)

那古野城

 

尾張国春日井郡清洲(現在の愛知県清洲市)

清洲城

 

美濃国井之口(現在の岐阜県岐阜市)

岐阜城

 

近江国蒲生郡安土山(現在の滋賀県近江八幡市)

安土城

 

京の都

本能寺、延暦寺ほか

 

ロケ地:

兵庫県:明石市

明石城跡(安土城登城)

https://maps.app.goo.gl/K2VW32LKquh7VQT28?g_st=ic

 

兵庫県:丹波篠山市

篠山城跡(桶狭間からの帰還)

https://maps.app.goo.gl/NiPK7G5EVsXsQuYUA?g_st=ic

 

兵庫県:加東市

朝光寺(比叡山延暦寺焼き討ち)

https://maps.app.goo.gl/2WSZZ42BCRshKpT69?g_st=ic

 

滋賀県:甲賀市

岩尾池(信長の悪夢)

https://maps.app.goo.gl/arQ4d22UW7gtXAn97?g_st=ic

 

滋賀県:彦根市

彦根城(金ケ崎戦からの帰還)

https://maps.app.goo.gl/HwqeNvtZWvf2aA8E8?g_st=ic

 

京都府:京都市

隨心院(本能寺、信長急襲)

https://maps.app.goo.gl/JnuD1q2WfkaHAAS96?g_st=ic

 

泉涌寺(濃姫の公家化粧)

https://maps.app.goo.gl/GShpg2hXQa15c5vS7?g_st=ic

 

仁和寺(薬草&スリを追うシーン)

https://maps.app.goo.gl/MzdkLCQyVHKXTKbG9?g_st=ic

 

妙光寺(本能寺から逃げるシーン)

https://maps.app.goo.gl/rHepteRV7fwY3LW16?g_st=ic

 

妙心寺(岐阜城の広間、軍議)

https://maps.app.goo.gl/ibDECBmjd3saf9DJ6?g_st=ic

 

妙顕寺(信秀の葬儀)

https://maps.app.goo.gl/hzUDQLb9htvvXtY28?g_st=ic

 

霊鑑寺(二条城の一室)

https://maps.app.goo.gl/Hr7GtELHEQFPU96p6?g_st=ic

 

宮城県:石巻市

宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)

https://maps.app.goo.gl/CkgLXUFdAxYPnJY46?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1549年、那古野城にて、尾張国の武将・織田信長は美濃国の濃姫と結婚の儀を執り行うことになった

二人の結婚は政略結婚で、尾張が美濃の姫を人質に取るという形になっている

だが、濃姫はいつでも信長の首を取る覚悟を持っていて、二人の仲は夫婦と呼べるものではなかった

 

その後、美濃は兄弟で割れ、濃姫の父・斎藤道三は討死してしまう

今川義元が尾張を目指して攻め込む中、濃姫は戦略が練れずに途方に暮れる信長を鼓舞し、桶狭間にて本陣を強襲する案を打ち出す

 

結果として、今川を打ち破った信長は、天下統一への道を歩み始め、それは濃姫が父と辿ろうとしていた道だったことがわかる

だが、信長がその道を行けば行くほどに人としての心を失い、濃姫や家臣との距離ができてしまう

それでも、魔王と呼ばれる信長を慕う明智光秀たちに支えられ、信長は己の道を邁進するのであった

 

テーマ:天命に捧げる愛

裏テーマ:愛ゆえに遠ざかる

 

 

■ひとこと感想

 

織田信長に個人的な感情はありませんが、木村拓哉さんが演じるということで、どんなふうになるのか興味を持って参戦

濃姫の存在は名前ぐらいしか知らないにわかではありますが、これ史実なの?と思うくらいに信長の偉業に寄り添っていましたね

 

物語は天下統一を目指す信長の影に濃姫ありという感じですが、後半はガッツリと恋愛映画みたいになっていましたね

京の街で襲われた後に燃え上がるところなど、お互いがひた隠しにしていたものがぶつかる凄いシーンになっていました

 

色んなところでロケが行われていますが、城に関してはガッツリと再現CGみたいになっていましたね

室内が本物を使いまくっているだけにかなり浮いているなあと思いました

 

映画としては、可もなく不可もなくと言ったところですが、感覚的にはフィクション感が強めに思えましたね

木村拓哉さんが誰を演じても木村拓哉さんというのは仕方のないところでしょうが、これまでの織田信長とは違ったイメージになっていたのは良かったように思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

 

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/383628/review/49f1aa49-ef94-4d22-9358-5ad523e5d8a8/

 

公式HP:

https://legend-butterfly.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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