■映画鑑賞まとめ■

 

10月、第4週(2023.10.23〜2023.10.29

 


リゾートバイト

 

■オススメ度

 

コメディホラーが好きな人(★★★)

純粋なホラーが好きな人(やめとこう)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.10.23(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2023年、日本、86分、G

ジャンル:ある島の民宿にて奇怪な風習に遭遇する大学生たちを描いたホラーコメディ

 

監督:永江二朗

脚本:宮本武史

原作:日向麦(投稿者、2009年)

 

キャスト:

伊原六花(内田桜:引っ込み思案の女子大生)

藤原大祐(真中聡:桜の幼馴染の同窓生)

秋田汐梨(華村希美:桜の幼馴染)

 

松浦祐也(岩崎公太:旅館で働くフリーター)

坪内守(八代健介:バイト先の旅館の経営者、料理人)

佐伯日菜子(八代真樹子:健介の妻)

 

梶原善(佐々木六朗:島の住職)

 

■映画の舞台

 

日本のとある孤島

砒石島

 

ロケ地:

岡山県:笠岡市

白石島

https://maps.app.goo.gl/GaAXv46q3GagRRXX9?g_st=ic

 

華大樹(八代屋)

https://maps.app.goo.gl/u1rii1KZRzaPNy1EA?g_st=ic

 

弘法山開龍寺

https://maps.app.goo.gl/DgHUiXgRBcAYKvdy7?g_st=ic

 

あまのストア

https://maps.app.goo.gl/MWbUiqag2oPgnZZj9?g_st=ic

 

弁天島(対岸にある孤島)

https://maps.app.goo.gl/6y59Gq56riP5bKo38?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

大学生の桜と聡、希美の3人は、休みを利用してリゾート地でバイトをしようと考えていた

彼女たちが向かったのは「砒石島」という島で、そこにある「八代屋」という民宿で働くことになった

民宿は矢代夫婦とフリーターの岩崎で営業していたが、店主の健介が足を怪我したことによって人手が必要になっていたのである

 

桜たちは不慣れながらも馴染みだし、岩崎を含めた4人で肝試しをすることになった

それは民宿には隠し扉があって、夜な夜な女将さんが食べ物を届けている部屋があるというものだった

 

桜と聡、希美と岩崎でペアになって向かうものの、寸前になって怖くなった桜を制して、聡は1人でその場所へと向かってしまう

聡は何かを見た後、反対側に向かって何かを咀嚼していたが、彼はその時に起こったことを全て覚えていなかった

だが、その日を境に、聡はみんなに見えないものが見えるようになってしまったのである

 

テーマ:子を想う執念

裏テーマ:救いを得る方法

 

■ひとこと感想

 

ネット掲示板の元ネタは知りませんが、雑食系なので、評価も気にせずに参戦

鑑賞後に「評価真っ二つやな」と思いましたが、案の定でしたね

純粋なホラー映画ではないので、それを期待していた人は総スカン、面白いものを見たかった人には好評という感じになっています

 

映画は、リゾート地のバイト先がヤバかったというもので、夫婦が揃って不気味な雰囲気を醸し出していましたね

胡散臭い住職が実は使える人でしたが、その能力がまさかそのように使われるとは!という感じになっています

 

ネタバレになるので詳細は書きませんが、本作は「伊原六花の演技」が評価を底上げしていて、安定感のある俳優が脇を固めている作品になります

元ネタを知らなくても大丈夫な映画ですが、本当に「純正ホラーではない」ので、そこらへんだけ注意して参戦していただいたら面白いものが観れたと思えるのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】リゾートバイト【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://resortbeit.com/


カンダハル 突破せよ

 

■オススメ度

 

ジェラルド・バトラー映画が好きな人(★★★)

中東系の混沌映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.10.23(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Kandahar

情報:2023年、アメリカ、119分、G

ジャンル:CIAの極秘任務がバレて逃走するスパイを描くアクション&スリラー映画

 

監督:リック・ローマン・ウォー

脚本:ミッチェル・ラフォーチュン

原案:ミッチェル・ラフォーチュン/Mitchell LaFortune

 

キャスト:

ジェラルド・バトラー/Gerard Butler(トム・ハリス:CIAの秘密潜入捜査員)

 

ナヴィッド・ネガーマン/Navid Negahban(モー/ムハンマド・ダウド:巻き込まれるアフガニスタン系アメリカ人の通訳)

 

アリ・ファザル/Ali Fazal(カヒル・ナシル:トムを追うパキスタン情報局ISIのエージェント)

ラヴィ・アウジラ/Ravi Aujla(シラージ・アガ:ISI幹部、カヒルの上司)

 

バハドール・フォラディ/Bahador Foladi(ファルザド・アサディ:イラン治安部隊の責任者、大佐)

ヴァシリス・コウカラニ/Vassilis Koukalani(バシャール・ハマダニ:イラン政府の高官、ファルザドの上司)

ニーナ・トゥーサン=ホワイト/Nina Toussaint-White(ルナ・クジャイ:イラン政府に監視されているイギリス人ジャーナリスト)

 

タラヴィス・フィメル/Travis Fimmel(ローマン・チャーマーズ:CIAのハンドラー、トムを支援するドバイ在住のCIA)

 

マーク・アーノルド/Mark Arnold(マーク・ロウ:CIA幹部、作戦の責任者)

コーリー・ジョンソン/Corey Johnson(クリス・ホイト:CIA幹部)

 

トム・リス・ハリーズ/Tom Rhys Harries(オリバー・アルトマン:トムの相棒の潜入捜査員)

 

レイ・ハラティアン/Ray Haratian(イスマイル・ラバニ:金で動く軍閥、ヘラートをビジネスで攻撃した男)

 

ハキーム・ジョマー/Hakeem Jomah(ラソール:カヒルと手を組むタリバンの幹部)

 

オリヴィア=マイ・バレット/Olivia-Mai Barrett(アイダ・ハリス:トムの娘、17歳)

レベッカ・カルダー/Rebecca Calder(コリーヌ・ハリス:トムの妻)

 

■映画の舞台

 

イラン:テヘラン

 

イラン:コム

https://maps.app.goo.gl/27gg8wAKbtHqWzMV7?g_st=ic

 

アフガニスタン:カンダハール

Kandahar

https://maps.app.goo.gl/mQgo2Av1AfjqmgFE6?g_st=ic

 

アフガニスタン:

ヘルマンド州/Helmand

https://maps.app.goo.gl/SxCwgyriCTm7ZA1s9?g_st=ic

 

ヘラート/Herat

https://maps.app.goo.gl/PyUiBZbDrQUnSPLs9?g_st=ic

 

デララーム/Delaram

https://maps.app.goo.gl/fPeaKceU5QjizVDp7?g_st=ic

 

ドバイ

 

ロケ地:

サウジアラビア

ウラー/Al-‘Ula

https://maps.app.goo.gl/nikjML7LgnvXAVHv8?g_st=ic

 

ジェッダ/Jeddah

https://maps.app.goo.gl/WZ78tEFxUbKMnBb46?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

イランのコムに潜入している秘密捜査員のトムとオリバーは、電気業者を装いながら、配線にある機械を取り付けていた

それは、コムにある核施設をモニタリングできるもので、CIAは遠隔操作にてメルトダウンを起こそうと考えていた

怪しまれる中でも任務を完遂した2人だったが、CIAの潜入がマスコミにリークされて追われる身となってしまう

 

トムは依頼人のローマンを頼りながら、カンダハルに向かうことになり、現地の通訳モーと合流することになる

モーは事情を知らされぬまま同行させられるものの、トムたちを頼らざるを得なかった

 

トムには莫大な賞金が掛けられ、パキスタンのISI、イラン政府に加えて、軍閥やタリバンなども彼を追う

カンダハルに輸送機が到着するのは30時間後

トムは週末に行われる娘アイダの卒業式にどうしても参加しなければならない理由を抱えていた

 

テーマ:アフガニスタンが一つになれない理由

裏テーマ:恨みの連鎖

 

■ひとこと感想

 

ジェラルド・バトラーが潜入捜査官という、死ぬ可能性が限りなく低い案件となっていました

実録に脚色を加えたものですが、事実の部分がどこにあるのかわからないくらいに荒唐無稽な物語になっていました

 

イラクのコムにある核施設を遠隔でメルトダウンさせるとか、どこからどう見ても虚構にか見えないのですが、その後の逃走劇がむしろ事実ベースなのかなと思ってしまいます

巻き込まれた通訳は可哀想ですが、その先に待っていた展開も本当ならば凄い偶然だなと思います

 

映画では、アフガニスタンが一つになれない理由に言及されていて、誰もが自分自身のために裏切りを繰り返しているという構図がありました

それでいて、目には目をという連鎖が行われるので、その流れが途切れることはないでしょう

映画的には希望が描かれますが、それを見事に踏み躙っているあたりも事実なのかどうか勘繰ってしまいますね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】カンダハル 突破せよ【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://klockworx.com/movies/kandahar


キラー・オブ・ザ・フラワームーン

 

■オススメ度

 

重厚な犯罪映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.10.24(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題Killers of the Flower Moon(花の月の殺人者たち)

情報:2023年、アメリカ、206分、PG12

ジャンル:オイルマネーの裏側で起こる不可解な連続死を描く犯罪映画

 

監督:マーティン・スコセッシ

脚本:エリック・ロス&マーティン・スコセッシ

原作:デヴィッド・グラン/David Elliot Grann『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生(Killers of the Flower MoonThe Osage Murders and the Birth of the FBI:、2017年)』

 

キャスト:(わかった分だけ)

レオナルド・ディカプリオ/Leonardo DiCaprio(アーネスト・バークハート:叔父を訪ねてくる退役軍人)

 

ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro(ウィリアム・ヘイル/キング:アーネストのおじき)

 

【モリーの家族関連】

リリー・グラッドストーン/Lily Gladstone(モリー・カイル/モリー・バークハート:アーネストが惚れ込む先住民の女性、のちの妻)

 

タントゥー・カーディナル/Tantoo Cardinal(ラジーQ:モリーの母)

カーラ・ジェイド・マイヤーズCara Jade Myers(アン:モリーの妹)

ジャナエ・コリンズ/Janae Collins(レータ:モリーの妹)

ジリアン・ディオン/Jillian Dion(ミニー:モリーの姉、消耗性疾患)

ジェイソン・イズベル/Jason Isbell(ビル・スミス:ミニーの夫)

 

ショナ・スミス/Shonagh Smith(ネッティ・ブルクッシャー:リータの家政婦)

 

【BOI連邦捜査員】

ジェシー・プレモンス/Jesse Plemons(トム・ホワイト:連邦政府の捜査員)

タタンカ・ミーンズ/Tatanka Means(ジョン・ウェレン:BOIの捜査員)

パット・ヒーリー/Pat Healy(ジョン・バーガー:BOIの捜査員)

マイケル・アボット・ジュニア/Michael Abbott Jr.(フランス・スミス:BOIの捜査員)

 

【地元の公権力】

ジョン・リスゴー/John Lithgow(ピーター・リーワード:地元の検事)

ブレンダン・フレイザー/Brendan Fraser(W・S・ハミルトン:ウィリアムの弁護士)

ヤンシー・レッドコーン/Yancey Red Corn(ボニカッスル:署長)

 

【ウィリアムとアーネストの交友関係】

ウィリアム・ペロー/William Belleau(ヘンリー・ローン:アーネストを迎えにくる現地民)

ルイス・カンセミ/Louis Cancelmi(ケルシー・モリソン:アーネストの女好きの友人、密造業者)

 

アンソニー・J・ハーヴェイ/Anthony J. Harvey(チャーリー・ホワイトホーン:アナを揶揄う男)

 

【親族関係】

スコット・シェパード/Scott Shepherd(バイロン・バークハート:アーネストの弟)

 

ヴァネッサ・ローズ・ファム/Vanessa Rose Pham(エリザベス・バークハート:アーネストの長女、赤ん坊時)

   (2、3歳時:キンスレ・マクナック/Kinsleigh McNac

   (3〜5歳時:エリザベス・ウォーラー/Elizabeth Waller

   (5〜6歳時:アレクシス・ウォーラー/Alexis Waller

 

ロアニン・デイヴィス/Roanin Davis(カウボーイ・バークハート:アーネストの長男、赤ん坊時)

   (2〜3歳時:ブレイブリー・ナウリン/Bravery Nowlin

   (4〜5歳時:リバー・ローデス/River Rhoades

 

メイミー・コザッド/Mamie Cozad(アンナ:アーネストの次女、赤ん坊時)

   (2歳時:ラックス・ブリトニ・マラスカ/Lux Britni Malaske

 

【オセージ評議会】

エベレット・ウォーラー/Everett Waller(ポール・レッド・イーグル:評議会の議長)

タリー・レッドコーン(伝統派のリーダー)

ブレント・ラングドン/Brent Langdon(バーニー・マクブライド:評議会から捜査を一任される探偵)

 

【裏稼業の男たち】

トミー・シュルツ/Tommy Schultz(ブラッキー・トンプソン:裏仕事を請け負う男)

タイ・ミッチェル/Ty Mitchell(ジョン・ラムジー:裏仕事を請け負う男)

スタージル・シンプソン/Sturgill Simpson(ヘンリー・グラマー:密造業者)

ピート・ヨーン/Pete Yorn(エイシー・カービー:裏仕事を請け負う男)

 

【その他】

スティーヴ・ウィッティング/Steve Witting(ジェームズ・ショーン:モリーの主治医)

スティーヴ・ルートマン/Steve Routman(デビッド・ショーン:モリーの主治医)

ジーン・ジョーンズ/Gene Jones(ピッツ・ビーティ:銀行屋?)

ウォーリー・ウェルチ/Wally Welch(ボブ・マウント:アナを乗せるタクシー運転手)

バリー・コービン/Barry Corbin(アンダーテイカー・タートン:葬儀屋)

 

■映画の舞台

 

1920年代、

アメリカ:オクラホマ州オセージ郡

https://maps.app.goo.gl/MCdmZpjz3LnUZyqh7?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:オクラホマ

バートルズビル/Bartlesville

https://maps.app.goo.gl/jFN4hxX22CLnNbPz9?g_st=ic

 

オセージ/Osage Country

https://maps.app.goo.gl/MCdmZpjz3LnUZyqh7?g_st=ic

 

フェアフォックス/Fairfax

https://maps.app.goo.gl/TixjTCJaaKvcQFdeA?g_st=ic

 

パフスカ/Pawhuska

https://maps.app.goo.gl/oc4VqFwXM4EsQBsNA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1919年、アメリカ・オクラホマ州のオセージに、第一次世界大戦の退役軍人アーネストがやってきた

彼は叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってこの地に訪れ、やがて運転手として、オイルマネーで裕福な先住民を相手に働き始める

 

ある日、ウィリアムはアーネストに身を固めるつもりがあるのかと問い、彼は仕事で知り合ったモリーを気にかけていると言う

ウィリアムは彼女の家系と縁を持つことで裕福になれると言い、結婚することを勧めた

 

幸せに暮らしていたアーネストとモリーだったが、モリーの姉妹の不可解な死が続き、またモリー自身の体調にも変化が訪れる

秘密裏に雇った探偵も不可解な死を遂げ、街には異様な緊張が走り出す

オセージの評議会も事態を重く受け止め、捜査の手を拡大するものの効果はあまり見られなかった

 

そんな折、モリーの隣家にて、大きな爆発が起き、住民全員が即死するという事件が勃発してしまうのである

 

テーマ:先住民への挽歌

裏テーマ:おぞましき犯罪と赦し

 

■ひとこと感想

 

3時間半近くある作品で、キャスト数も死ぬほど多くて、 ONE NOTEの常時保存がめちゃくちゃ重くなってしまいました

キャスト欄を調べるだけで半日費やし、それでも全部を網羅できているとは思えません

追加で情報が得られたら、しれっと更新しているかもしれませんがご容赦くださいまし

 

映画は、事実ベースの犯罪映画で、オセージで起きた先住民連続殺人事件がベースになっています

そこで起きたことを忠実に再現しつつ、原作から視点を変えることで、普遍的な物語になっていると感じました

 

流石に200分越えなので誰にでも薦められるものではありませんが、劇場で観る価値はあると思います

ある程度知識を入れておいた方が良いですが、先住民を人として扱っていなかった時代があったことさえ抑えていればOKだと思います

 

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【映画感想】キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン【後半:ネタバレあり】

 

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極限境界線 救出までの18日間

 

■オススメ度

 

実話系フィクション映画が好きな人(★★★)

脱出系サバイバル映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.10.25(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:교섭(交渉)、英題:The Point Men(交渉人)

情報:2023年、韓国、109分、PG12

ジャンル:実際の人質事件をモチーフにした外交通商部の交渉を描いた犯罪映画

 

監督:イム・スルレ

脚本:アン・ヨンス

 

キャスト:(一部、ハングルからの翻訳で原語スペル不明あり)

ファン・ジョンミン/황정민(チェン・ジェホ:外交通商部の企画調整室長、交渉専門の外交官)

ヒョンビン/현빈(パク・デシク:国家情報院のエージェント)

カン・ギヨン/강기영(イ・ボンハン/カリム:現地の通訳)

 

【韓国:外交通商部】

イ・スンチョル/이승철(チェ長官:外交通商部の上司)

チョン・ジェソン/정재성(キム・チャグァン:外交通商部の次官)

チョン・ソンウ/전성우(チャ・ソギ:書記官)

ソ・サンウォン/서상원(チョ局長:外交通商部のトップ)

 

【韓国政府】

パク・ソングン/박성근(秘密室長)

イ・ジョンヨル/이정열(外務大臣)

ナム・ミョンリョル/남명렬(韓国の大統領)

チャン・ミョンガブ/장명갑(国家情報員の長官、デシクの上司)

 

【人質】

シン・ムンション/신문성(人質になる宣教師)

ファン・ボルム/황보름(キム・ヘヨン:人質の女性)

チェ・ジョンイン/최정인(ホン・ミスク:人質の女性)

チェ・ギュヒョン/최규현(パク・ソンジン:人質の男性)

 

【諸外国関連】

ブライアン・ラキン/Bryan Larkin(アブドゥラ:イギリスの実業家)

ロナルド・G・ローマン/Ronald G. Roman(米軍司令官)

イヤド・ハジャッジ/Iyad Hajjaj(アフガニスタン外務大臣)

ファヒム・ファズリ/Fahim Fazli(タリバンの司令官)

ハーベス・フセイン/Habis Hussein(パシュトゥーン部族長)

 

■映画の舞台

 

2006年(着想の事件は2007年)、

アフガニスタン:カブール州

 

アフガニスタン:ガズニー州

 

ミジャン

 

ロケ地:

ヨルダン

 

■簡単なあらすじ

 

2006年9月19日、アフガニスタンのカブール州郊外にて、布教活動のために訪れていた一行が、タリバン勢力に誘拐されると言う事件が勃発する

韓国の外交通商部は室長のチェン・ジェホが現地に赴き、キム次官、チャ書記官らも同行する

国家情報員に秘密裏に動き出し、アフガニスタンに潜入しているエージェント、パク・デシクを派遣した

 

ジェホはアフガニスタン外交部に向かう、タリバンの要求「収監者の解放」を打診する

一度は密約が結ばれるものの、アフガニスタン政府は約束を反故し、それによってタイムリミットを迎えてしまう

タリバンは見せしめに男を1人殺害し、さらに要求を続けた

 

収監者の解放を飲まないアフガニスタン政府を頼ることはできず、ジェホはデシクの提案である部族長会議に足を運ぶ

通訳のカシムを同行させて、土産の品を持っていくものの、同時期に韓国国内で被害者が布教活動をしていたことを放送してしまう

アルジャジーラを通じてそれを知った部族長は激怒し、タリバンを抑える術を失ってしまう

 

八方塞がりの中、デシクを通じてイギリス人実業家が解決策を打診しに来るものの、ジェホは何一つ信用できずにいた

そして、本国から外務大臣までやってきて、米韓両軍による「演習」が仄めかされてしまうのである

 

テーマ:外交の必要性

裏テーマ:極限の交渉術

 

■ひとこと感想

 

同週に『カンダハル 突破せよ』と言う配給の罠にハマりながら参戦

こちらは史実ベースのフィクションと言うことで、どこからがフィクションがわからないくらいにリアルに寄せていました

 

宣教集団が遺書まで書いて突入しているので、ぶっちゃけ「ほっとけばいいんじゃね?」と思いましたが、それでは話にならないので、ジェホ室長が頑張っていましたね

国家情報員と絡みながら、胡散臭い通訳を同行させていく流れは見事だったと思います

 

物語は、可能な限り「外交で」と言うスタンスで突き進みますが、相手が相手なだけにまともにはいきません

最後は決死の交渉に向かうのですが、巻き込まれた通訳は可哀想だなあと思ってしまいました

 

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メドゥーサ・デラックス

 

■オススメ度

 

奇抜なヘアメイクを堪能したい人(★★★)

ワンカット風の映画に興味がある人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.26(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Medusa Deluxe

情報2022年、イギリス、101分、G

ジャンル:あるヘアメイクコンテスト会場で起きた殺人事件をめぐる参加者を描いたミステリー映画

 

監督脚本トーマス・ハーディマン

 

キャスト:

クレア・パーキンス/Clare Perkins(クリーブ:アンジーを担当するヘアドレッサー)

リリット・レッサー/Lilit Lesser(アンジー:フォンタンジュを施されるモデル)

 

ケイラ・メイクル/Kayla Meikle(ディヴァイン:イルスを担当するヘアドレッサー)

ケイ・アレクサンダー/Kae Alexander(イルス:シニヨンを施されるモデル)

 

ハリエット・ウェッブ/Harriet Webb(ケンドラ:エッツィを担当するヘアドレッサー)

デブリス・スティーヴンソン/Debris Stevenson(エッツィ:ケンドラと一緒にネフェルティティを施して昨年優勝したモデル)

 

ダレル・ディシルバ/Darrell D’Silva(レネ:ヘアコンテストの主催者)

 

ハイダー・アリ/Heider Ali(ギャック:ロッカーの血を見つける警備員)

ニコラス・カリミ/Nicholas Karimi(パトリシオ:ギャックの同僚の警備員)

 

ジョン・アラン・ロバーツ/John Alan Roberts(モスカ:亡くなったデザイナー)

アニア=ジョイ・ウワジェ/Anita-Joy Uwajeh(ティンバ:モスカが担当していたモデル、死の直前までいたとされる女性)

ルーク・パスカリーノ/Luke Pasqualino(アンヘル:モスカの恋人)

 

■映画の舞台

 

イギリス:ランカシャー州

プレストン

 

ロケ地:

イギリス:ランカシャー州

プレストン

Preston Guild Hall

 

■簡単なあらすじ

 

イギリスのプレストンにてヘアドレッサーのコンテストが行われ、そこに4組のヘアドレッサーとモデルが集まった

だが、その矢先にひとりのヘアドレッサーが殺害されてしまう

 

厳戒態勢が敷かれる中、現場から離れられない彼らは、殺人犯探しを始めていく

取り留めない会話で探り合いを入れていく中、それぞれが疑心暗鬼になりながら、コンテストに向けての準備を同時で進めていく

 

死んだヘアドレッサーのモスカの髪の毛は皮膚ごと切り取られていて、警備員のギャックはロッカールームで血のりを見つけてしまう

それを拭き取るために楽屋の道具を撮りに行った先で、ドレッサーたちとの会話を繰り広げていく

だが、誰もが自分の保身に走り、誰かに対する文句を重ねるばかりだったのである

 

テーマ:因果の絡みとトランス

裏テーマ:絡み合う欲望

 

■ひとこと感想

 

ワンショット風撮影ということで、画面の切り替わりがこわやかになっていますが、その意味合いはあまり感じないように思えました

技巧に特化しているけど伝わらないという内容で、自己満足感がつご異様に思えてしまいます

 

舞台は殺人事件が起こった現場なのですが、それがわかるまでに時間を要するように思えます

警備員のロッカーに血がついているということで、それを拭うための道具探しを行うのですが、無理やりモデルたちの楽屋を訪れているように思えてしまいます

 

映画は、その技巧とアドリブ込みの会話劇を楽しむ感じになっていますが、有益な会話がほとんどなく、ただ眺めているだけという感じになっています

なので、どこで区切っているのかなあと野暮なことを考えるだけの映画になっていました

 

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【映画感想】メドゥーサ・デラックス【後半:ネタバレあり】

 

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http://www.cetera.co.jp/medusadeluxe/


シック・オブ・マイセルフ

 

■オススメ度

 

重度のかまってちゃんホラーを体感したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.10.26(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Syk Pike(病気の女の子)、英題:Sick of Myself(自分自身にうんざり)

情報2022年、スウェーデン&デンマーク&フランス、85分、PG12

ジャンル:承認欲求を拗らせたバリスタが、違法薬物の副作用で注目を浴びようとするホラー映画

 

監督脚本クリストファー・ボルグリ

 

キャスト:

クリスティン・クジャス・ソープ/Kristine Kujath Thorp(シグネ:オスロ在住のバリスタ、承認欲求が拗れて違法薬物の副作用に依存する)

エリック・セザー/Eirik Sæther(トーマス・マイニク:シグネのパートナー、現代アーティスト)

 

ファニー・ヴァーガー/Fanny Vaager(マルテ:シグネの友人、雑誌編集者)

フレデリック・ステンバーグ・ディトレフ=シモンセン/Fredrik Stenberg Ditlev-Simonsen(イングウェ:トーマスの友人)

サラ・フランチェスカ・ブレン/Sarah Francesca Brænne(エマ:イングウェの恋人)

 

イングリッド・ヴォラン/Ingrid Vollan(ベアテ:シグネの母)

 

シュタイナー・クルーマン・ハレルト/Steinar Klouman Hallert(スティアン:薬を購入してくれる友人)

 

アンドレア・ブレイン・ホヴィク/Andrea Bræin Hovig(リサ:モデルのエージェント)

 

ヘンリック・メスタッド/Henrik Mestad(エスペン:セラピスト)

アンダース・ダニエルセン/Anders Danielsen Lie(レゲ:シグネの主治医)

 

■映画の舞台

 

ノルウェー:オスロ

 

ロケ地:

ノルウェー:オスロ

 

■簡単なあらすじ

 

ノルウェーのオスロにあるカフェのバリスタとして働いているシグネは、現代アーティストのトーマスと同棲をしていた

2人はレストランに行ってはワインを盗んだり、家具店で椅子を盗んだりと悪行を繰り返していた

 

シグネの関心ごとは自分が注目を浴びているかだけで、トーマスの友人たちとのパーティーでも平気し自己中心的な場の支配を目論んでしまう

トーマスは半ば呆れながらに付き合っているが、内心では彼女への興味を失いつつあった

 

そんなある日、シグネの職場にて犬に噛まれた女性が店内に転がり込んできてしまう

彼女は女性の手当てをするものの、そこで浴びた視線に快感を覚えてしまう

そして、血まみれのまま自宅へと帰り、何かしらの外的要因によって、承認欲求を満たせることを知ってしまう

 

そして数日後、彼女は偶然ネットで「薬の副作用で顔に皮膚病ができた人」の写真を見つけてしまう

それはロシア製の違法薬物「リデクソル」というもので、彼女はそれをなんとかして手に入れたいと、自分に気がある友人のスティアン代理購入をさせることになったのである

 

テーマ:病的かまってちゃんの顛末

裏テーマ:想像力の欠陥

 

■ひとこと感想

 

予告編から「ヤバい薬を飲んでえらいことになる」ということはわかっていましたが、そこに至るまでの経緯の方がさらにヤバかったように思えました

承認欲求というよりは、注目を浴びる人生に意味があると感じていて、それがルッキズムであると定義づけています

セラピストとの会合では「目にみえる障害は有利だ」という趣旨の言葉が飛び込んで来たり、なかなか攻めた内容になっていました

 

映画は、冒頭からシグネのヤバさが全開になっていて、救いようのないくらいに自己中心的に展開していきます

トーマスの無関心が原因と言っても、あそこまで四六時中相手をするのは不可能ですね

話半分に聞いていると取り乱すでしょうし、こちらの反応を悪い想像で規定しまう部分もあったりします

 

ロシア製の違法薬物を不必要に服用して、副作用の皮膚病を発症するのですが、薬の影響が表面だけに出ているわけではありません

これはルッキズムには内面が見えていることを暗示していて、表面のヤバさは氷山の一角のように描かれていましたね

 

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【映画感想】シック・オブ・マイセルフ【後半:ネタバレあり】

 

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https://klockworx-v.com/sickofmyself/


愛にイナズマ

 

■オススメ度

 

ちょっと濃いめのファミリー映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.27(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、140分、G

ジャンル:十数年ぶりに再会を果たした家族が、それぞれの隠された本音を探る様子を描いたヒューマンドラマ

 

監督脚本石井裕也

 

キャスト:

松岡茉優(折村花子:映画監督デビューを控えた26歳、長女)

窪田正孝(舘正夫:花子がバーで出会うミステリアスな男、食肉加工業)

 

佐藤浩市(折村治:花子の父)

池松壮亮(折村誠一:花子の兄、社長秘書、長男)

若葉竜也(折村雄二:花子の兄、カトリック宣教師、次男)

 

仲野太賀(落合:正夫の友人、俳優志望)

 

MEGUMI(原:映画プロデューサー)

三浦貴大(荒川:映画の助監督)

 

■映画の舞台

 

コロナ禍の日本(ロケ地は神奈川県)

 

ロケ地:

神奈川県:横須賀市

スナック私の部屋

 

観音崎公園

 

「夢Dream」食堂観音崎

 

東京都:中央区

築地カトリック教会

 

静岡県:熱海市

月のあかり

 

■簡単なあらすじ

 

短編映画で評価を得ていた映画監督志望の花子は、ようやくプロデューサーとの話も進んで「自伝的な映画」を取る計画が動き出していた

映画のタイトルは「消えた女」で、それは自分の母と家族を題材にしたもので、花子には制作に対するこだわりがあった

だが、助監督の荒川と衝突し、プロデューサーの原とも本音では話し合えなかった

 

ある日、バーにて不思議な雰囲気を持つ正夫と出会った花子は、不思議と意気投合し、会話を重ねていく

そんな折、病気を理由に監督の交代が告げられ、それは腹と荒川の暗躍に思われた

自分の作品を奪われたと憤る花子だったが、ハラハ責任逃れに奔走し、まともに話を聞いてくれない

 

花子は正夫に励まされながら、実の家族を撮ることで映画を完成させようと考える

だが、素人に演技は難しく、花子の目的が誰にも見えないために、撮影は一向に進まない

そんな中、彼らが隠し持っている秘密が少しずる明らかになっていくのである

 

テーマ:家族をつなぐもの

裏テーマ:モヤモヤを晴らすもの

 

■ひとこと感想

 

家族の物語を家族を使って撮る映画ということはわかっていたのですが、てっきり正夫の家族の映画を撮るものだと思っていました

映画を観ながら、「ああ、花子の家族の話だ」ということはわかってくるのですが、前半ではほとんど家族が登場しません

あくまでも「花子の不遇と不条理な業界」が描かれていて、それらが全てご破算になってから物語が動く感じになっていました

 

映画の中で映画を作る物語ではあるものの、それは理由づけのようになっていて、これまで見てこなかったもの、見せてこなかったものというのが一気に噴出することになっていました

それぞれに秘密があり、特に末っ子である花子が知らないことが多すぎたように思います

 

キャストが豪華な作品で、チョイ役までもが豪華な感じになっていて、物語の端々に本気度が伺えます

とは言え、かなりスローなテンポになっているので、体感時間的には長めに感じてしまいました

 

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【映画感想】愛にイナズマ【後半:ネタバレあり】

 

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ドミノ

 

■オススメ度

 

特殊能力系クライムミステリーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.27(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Hypnotic(催眠術)

情報2023年、アメリカ、94分、G

ジャンル:誘拐された娘を追う刑事が、不可思議な能力を持つ男と相対する様子を描いたミステリー映画

 

監督ロバート・ロドリゲス

脚本ロバート・ロドリゲス&マックス・ボレンスタイン

 

キャスト:

ベン・アフレック/Ben Affleck(ダニー・ローク:オースティン市警察の刑事、娘を誘拐された男)

アリス・ブラガ/Alice Braga(ダイアナ・クルーズ:占い師)

 

ハラ・フィンリー/Hala Finley(ミニー:誘拐されたダニーの娘、10歳時)

   (7歳時:Ionie Olivia Nieves

ケリー・フライ/Kelly Frye(ヴィヴ/ヴィヴィアン:ロークの元妻)

 

J・D・パルド/J. D. Pardo(ニックス:ダニーのパートナーの刑事)

 

ダヨ・オケニイー/Dayo Okeniyi(リバー:引きこもりのハッカー)

 

ジャッキー・アール・ヘイリー/Jackie Earle Haley(ジェレマイア:ダイアナの旧友)

 

ウィリアム・フィクトナー/William Fichtner(レブ・デルレーン:銀行に来る謎の男)

 

ゼイン・ホルツ/Zane Holtz(マス:ダニーの部下、操られる刑事)

ルーベン・カバレロ/Ruben Cabaalero(ワトキンス:ダニーの部下、操られる刑事)

 

ジェフ・フェイヘイ/Jeff Fahey(カール・エベレット:メキシコの夫婦)

サンディ・アヴィラ/Sandy Avila(テルマ・エベレット:メキシコの夫婦)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:テキサス州

オースティン/Austin

 

ロケ地:

アメリカ:テキサス州

オースティン/Austin

 

アメリカ:カリフォルニア

ロサンゼルス

 

■簡単なあらすじ

 

娘を誘拐された刑事のダニーは、娘の行方を探しながら、街で起きている不可解な事件を追っていた

何者かのリークによって銀行が襲われることを知ったダニーは、相棒のニックスとともに現場へと急行する

監視車から付近の様子を伺っていたダニーは、現場付近で不審な男を発見する

 

男が女から火を借りて何かを呟いた後、女は突然往来で服を脱ぎ出し、そのまま道路に出て事故を誘発してしまう

ダニーは男を追って銀行に行き、彼よりもひと足早く貸金庫からあるものを取り出す

そこにはダニーの娘ミニーの写真が入っていた

 

男の目的がわからぬまま後を追い、屋上で追い詰めるものの、同僚の捜査員は操られたかのように自分に銃を向けてくる

ダニーは男の能力に戸惑いながら、彼はスキをついて消えてしまったのである

 

その後、リーク元が判明し、ダニーは占い師のダイアナの元へと向かう

彼女は男の目的と能力を知っていて、そこにも男は現れてくるのであった

 

テーマ:本当の自由

裏テーマ:能力がしめす未来

 

■ひとこと感想

 

予告編で「冒頭5秒で騙される」みたいな壮大な釣りがありましたが、それってネタバレみたいなものでは?と思ってしまいます

映像的には『インセプション』を思わせるところがあり、夢の中か何かなのかなとバレてしまっています

この映画のどこに騙される様子があるのかわかりませんが、映画はミステリーという感じには思えませんでした

 

脳をハッキングしていたみたいな能力になっていますが、原題が示す通り「催眠術合戦」の様相を呈していました

この催眠術が有能すぎて、どのようなカラクリになっているのかすらわからないのですね

なんでもありの世界観になっていて、幻覚を見せたり、入れ替わったりと信じる以前に真実との境界線がほとんどわかりません

 

前半は世界観の説明で終わり、物語の牽引役である「なんでも知ってるダイアナ」がサクサクとステージを進めているので、ダニーが何かをしていると言う感じにはなっていません

中盤に追い込まれてから本領発揮になりますが、そこまでがものすごく長いのですね

一種のRPGのようなもどかしさのある内容になっていて、地道にレベル上げをする人向けの映画なのかなと思ってしまいます

 

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投稿者 Hiroshi_Takata

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