■映画鑑賞まとめ■

 

10月、第5週&11月、第1週(2023.10.30〜2023.11.5

 


ナイアド その決意は海を越える

 

■オススメ度

 

スポーツ自伝系が好きな人(★★★)

歴史の目撃者系映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.30(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Nyad

情報2023年、アメリカ、120分、G

ジャンル:ゲージなしにフロリダ海峡を泳いだ実在のスイマーを描いた自伝映画

 

監督エリザベス・チャイ・バサルヘティ&ジミー・チン

脚本ジュリア・コックス

原作ダイアナ・ナイアド『Find Away』

 

キャスト:

アネット・ベニング/Annette Bening(ダイアナ・ナイアド/Diana Nyad:フロリダ海峡をケージを使わずに泳ぐ挑戦をするスイマー)

   (10代:Anna Harriette Pittman

   (5歳時:Pearl Darling&Belle Darling

 

ジョディ・フォスター/Jodie Foster(ボニー・ストール/Bonnie Stoll:ダイアナの親友)

 

リス・エヴァンス/Rhys Ifans(ジョン・バートレット/John Bartlett:航海士)

カーリー・ローゼンバーグ/Karly Rothenberg(ディー・ブレンディ/Dee Brady:船長)

ジーナ・イー/Jeena Yi(エンジェル・柳原/Angel Yanagihara:クラゲ専門家)

Luke Cosgroveルーク・ティップル/Luke Tiple:サメの専門家)

JEthan Jones Romero(ニコ:ダイバー)

Marcus Young(マーカス:ダイバー)

Garland Scott(ジョン・ローズ:救命士)

 

Eric T. Miller(ジャック・ネルソン/JackNelson:水泳のコーチ)

 

Johnny Solo(アリス・ナイアド/Aris Nyad:ナイアドの父の若い頃、モデルはアリストテレス・L・ナイアド)

 

■映画の舞台

 

1975年~2013年、

キューバ:バハナ

 

アメリカ:フロリダ州

キーウェスト

 

ロケ地:

アメリカ:フロリダ州

キーウェスト/Key West

 

カリフォルニア州ロサンゼルス

 

ドミニカ共和国

 

キューバ

 

■簡単なあらすじ

 

遠泳スイマーのナイアドは、60歳を迎えて、親友のボニーと他愛のない退屈な日々を過ごしていた

彼女は28歳の時にフロリダ海峡を泳ぐというチャレンジに失敗し、それ以降は遠泳から遠ざかっていた

 

ある日、亡くなった母の遺品を整理していたナイアドは、そこでメアリー・オリバーの詩集を見つける

付箋が挟まっていたページが気になったナイアドは、そこに書かれていた言葉に誘発され、ある想いを胸に抱く

それが、28年前に断念した「フロリダ海峡遠泳」の再挑戦だった

 

ナイアドはボニーにコーチを託し、彼女は航海士バートレット、サメ専門家ティップル、船長のディーなどを手配する

そして、ゲージなしで泳ぐために、サメよけのセンサーを製作し、2010年から挑戦を始めるのである

 

テーマ:退屈と不屈

裏テーマ:偉業の達成に必要なもの

 

■ひとこと感想

 

実話系ということですが、アメリカの話なので知らない状態で鑑賞

どれぐらい無茶なことなのかはわかりませんでしたが、2日間海から出られないというのは強烈なインパクトがあります

 

映画では、本人も登場しますが、見事なまでに寄せている感じがありますね

この辺りはエンドロール直前でお楽しみいただくとして、かなり有実に再現されていると思います

 

挑戦自体は結構地味ですが、アーカイブと再現映像を混ぜ合わせて、ナイアドのプライベートにまで踏み込んでいきました

この辺りはウィキペディアに書いているのですが、それにしても外道というのはどこにでもいるものです

その外道のウィキペディアもあるというのが結構な衝撃でしたねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ナイアド その決意は海を越える【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://www.netflix.com/title/81447231?s=i&trkid=0


ザ・キラー

 

■オススメ度

 

暗殺者の作法について知りたい人(★★★)

シュールな物語が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.31(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:The Killer

情報2023年、アメリカ、113分、PG12

ジャンル:ある殺し屋のある依頼を巡る顛末を描いたクライム映画

 

監督デビッド・フィンチャー

脚本アンドリュー・ケビン・ウォーカー

原作アレクシス・ノレント/Alexis Nolent『Le tueur(1998年〜)

 

キャスト:

マイケル・ファスベンダー/Michael Fassbender(ザ・キラー/The Killer:プロの殺し屋)

 

チャールズ・パーネル/Charles Parnell(ホッジス:ニューオーリンズの弁護士、殺し屋の仲介人)

ケリー・オマリー/Kerry O’Malley(ドロレス:ホッジスの部下、オフィスの管理者)

 

サラ・ベイカー/Sala Baker(ザ・ブルート/The Brute:フロリダに住む暗殺者)

 

ティルダ・スウィントン/Tilda Swinton(ザ・エキスパート/The Expert:ニョーヨークに住む暗殺者)

 

ソフィー・シャーロット/Sophie Charlotte(マグダラ:The Killerの恋人)

エミリアーノ・ペルニア/Emiliano Pernía(マーカス:マグダラの兄)

 

アーリス・ハワード/Arliss Howard(クレイボーン:シカゴに住む殺人の依頼者)

 

ガブリエル・ポランコ/Gabriel Polanco(レオ・ロドリゲス:タクシードライバー)

 

モニーク・ガンダートン/Monique Ganderton(ターゲットが呼ぶSM嬢)

Endre Hules(The Killerのターゲット)

 

■映画の舞台

 

フランス:パリ

ドミニカ共和国

アメリカ:フロリダ&ニューヨーク&ニューオーリンズ&シカゴ

 

ロケ地:

フランス:パリ

 

アメリカ:イリノイ州

セントチャールズ

https://maps.app.goo.gl/QD4fN6nKSLG64Bkt9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

フランスのパリにて、ある殺し屋はターゲットの到着を待っていた

入念に準備をして、その時を待つものの、ターゲットは5日経っても現れない

仲介人からは「今日来なければ引き上げろ」と言われ、殺し屋は向かいのホテルをつぶさに監視していた

 

その夜、ホテルにターゲットが到着し、彼は娼婦を同行させていた

ホテルのスイートに移動したターゲットを追う殺し屋は、銃を用意し、狙いを定める

そして、この時とばかりに発砲するものの、その弾丸は偶然目の前に立ってしまった娼婦に当たってしまう

 

殺し屋は慌てて荷物をまとめ、そそくさと隠れ家のドミニカ共和国を目指して逃亡することになった

隠れ家に着いた殺し屋は、いつも違う雰囲気を察知し、銃を手に取って邸宅へと侵入する

そこには恋人マグダラの姿はなく、殺し屋は彼女の兄マーカスへと電話を掛けた

 

テーマ:殺し屋の作法

裏テーマ:後始末も冷静に

 

■ひとこと感想

 

Netflixにて配信予定で、一週間だけの先行上映

未加入かつマイケル・ファスベンダーが演じるプロの殺し屋ということで、劇場に出向くことになりました

 

原作はシリーズもので、本作が何作目に当たるのかは分かりませんが、おそらくは1作目の導入にあたるのだと思います

物語の導入は主人公のモノローグで紡がれ、殺し屋とはかくあるべきという感じに展開していきます

綿密な準備と心構えが必要と言っておきながら、リミットが迫って慌てて撃って外してしまう様はシュールでもありました

 

本作のメインはそこからの顛末になっていて、隠れ家に戻ったら恋人がボコられていて、その復讐のために世界各国を飛び回っていきます

それにしてもタクシー関連の人たちはとばっちりも良いところでしたねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ザ・キラー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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https://eiga.com/movie/98798/review/03145259/

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唄う六人の女

 

■オススメ度

 

奇妙な怪奇譚が好きな人(★★★)

虫が苦手な人(やめといた方が無難)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.10.31(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、112分、PG12

ジャンル:故郷の森に迷い込んだ主人公と土地開発業者が、不可思議な女たちに出会う様子を描く寓話的ファンタジー映画

 

監督石橋義正

脚本石橋義正&大谷洋介

 

キャスト:

竹野内豊(萱島森一郎:父の訃報にて生家に戻った男)

  (幼少期:前田海椰大

 

山田孝之(宇和島凌:土地を買いにきた開発業者)

 

水川あさみ(刺す女:白い着物を着て鞭で叩く女)

アオイヤマダ(濡れる女:川の中で優雅な舞を披露する女)

服部樹咲(撒き散らす女:森の平野にて寝そべっている女)

萩原みのり(牙を剥く女:噛みついてくる女)

桃果(見つめる女:赤い着物を着た幼い女)

武田玲奈(包み込む女:子連れの女)

下京慶子(森一郎が幼少期に出会う謎の女)

 

武田玲奈(咲洲かすみ:森一郎の恋人)

 

大西信満(山際茂:生き別れた森一郎の父)

鈴木聖奈(萱森沙耶:森一郎の母)

 

津田寛治(島田:リゾート開発会社の重役)

 

白川和子(杉田:茂の隣人)

竹中直人(松根:地元の不動産者)

 

■映画の舞台

 

日本のどこかの山奥の村

 

ロケ地:

京都府:南丹市

京都大学フィールド科学教育センター 芦生研究林

https://maps.app.goo.gl/dzPkHtte3czzQAdE8?g_st=ic

 

奈良県:大和郡山市

奈良県立民俗博物館

https://maps.app.goo.gl/xqRxg2agK4bbASBcA?g_st=ic

 

大和民俗公園

https://maps.app.goo.gl/GpKRUhfYtsqSgZc6A?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内で写真家として活躍している森一郎は、父の訃報を聞き、山奥にある生家を訪れることになった

父とは4歳の時に離れたきりで、大した思い入れもなく、生家を不動産者に売り渡す計画も同時に進めていった

 

地元の不動産者・松根はリゾート関連の開発会社への売却を打診していて、その契約を生家で行うことになった

そこには開発業者の担当者・宇和島も来ていて、契約は無事に終了する

だが、帰りに車に乗せてもらった森一郎だったが、落石の影響で事故に遭ってしまう

 

気がつくと、古民家の畳の上で、そばには料理を作っている女がいた

女は森一郎に汁物を提供するが、その汁には芋虫が入っていて、森一郎は思わず吐き出してしまう

女は鞭のようなもので殴り、時には刺してきて、森一郎は彼女に従わざるを得なかった

 

一方その頃、宇和島は別の古民家の離れに囚われていて、そばには動物の死骸に噛み付く女がいた

宇和島は何とか脱出を図ろうとするものの、次から次へと奇妙な女が現れ、次第に精神的におかしくなってしまう

 

テーマ:囚われの理由探し

裏テーマ:奥底に眠る記憶に隠されたメッセージ

 

■ひとこと感想

 

予告編のイメージだけで、着物を着た綺麗なお姉さんがたくさん登場するというテイストに惹かれて鑑賞しました

冒頭から「アレ」を食べるシーンがあって、見る映画を間違えたわ〜と思ってしまいましたね

その後も「アレ」がたくさん登場するので、「アレ」がダメな方はスルーしたほうが良いと思います

はい、「アレ」とは「虫」のことなのですね

 

物語は、森に迷い込んだ男2人が脱出を試みようとするもので、森一郎だけはここに来た意味があるのだと能動的に考えていきます

対する宇和島は、閉鎖空間の絶望性から凶暴になり、見つめる女を力づくでという展開を迎え、さらにドツボにハマっていきました

 

映画は、彼女たちが何のメタファーなのかを描き、彼らがそこに舞い込んだ理由を紐解いていきます

そのあたりのテイストは悪くないのですが、ラストのオチだけはちょっと解せない感じに仕上がっていたと思います

 

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【映画感想】唄う六人の女【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://www.six-singing-women.jp/


SISU シス 不死身の男

 

■オススメ度

 

寡黙な主人公が好きな人(★★★)

とにかく無双する映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2023.11.1(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:Sisu(フィンランド語で「粘り強い」「勇気」「たくましい」などの意味のある言葉)

情報2023年、フィンランド、91分、R15+

ジャンル:家族を殺された寡黙な元特殊部隊戦闘員が立ち向かうナチスをボコるアクション映画

 

監督脚本ヤルマリ・ヘランダー

 

キャスト:

ヨルマ・トンミラ/Jorma Tommila(アアタミ・コルピ:金鉱を見つけた老人)

Tinwelindon Belbog「Sulo」(ウッコ:アアタミの愛犬)

 

アクセル・ヘニー/Aksel Hennie(ブルーノ・ヘルドルフ:ナチス親衛隊の中尉)

ジャック・ドーラン/Jack Doolan(ヴォルフ:ブルーノの右腕)

 

タトゥ・シニサロ/Tatu Sinisalo(SS兵士:戦車隊)

ヴィルヘイム・エンケル/Wilhelm Enckell(SS兵士:戦車隊)

オンニ・トンミラ/Onni Tommila(シェルツ: SS兵士、戦車隊)

アルトゥ・カプライネン/Arttu Kapulainen(戦車の操縦士)

 

ペッカ・フオタリ/Pekka Huotari(パイロット)

イルカ・コイヴィラ/Ilkka Koivula(戦闘機のパイロット)

 

ミモーザ・ウィラモ/Mimosa Willamo(アイノ:親衛隊に拉致られる女性)

Elina Saarela(サーラ:親衛隊に拉致られる女性)

 

セヴェリ・サーリネン/Severi Saarinen(部隊のリーダー)

 

■映画の舞台

 

第二次世界大戦末期(ラップランド戦争)、

フィンランド:ラップランド

https://maps.app.goo.gl/b2x3hnYr4YY3bSZ77?g_st=ic

 

ロヴァニエミ

https://maps.app.goo.gl/vFeQwjiihdvYRRVo9?g_st=ic

 

ロケ地:

フィンランド:

ラップランド/Lapland

https://maps.app.goo.gl/b2x3hnYr4YY3bSZ77?g_st=ic

 

フィンランド:ヘルシンキ

クラウンハカ/Kruununhaka

https://maps.app.goo.gl/TyndXANhYQgM5GJW8?g_st=ic

 

フィンランド:ウツヨキ

ヌオダム/Nuorgam

https://maps.app.goo.gl/sLYw6tkA2GvmCfzL9?g_st=ic

 

フィンランド:イナリ

カーマネン/Kaamanen

https://maps.app.goo.gl/gLoQnJA5RvEgkj357?g_st=ic

 

フィンランド:イナリ

イヴァロ/Ivalo

https://maps.app.goo.gl/ZWHahQepwttVDNus8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1944年、フィンランドのラップランドにて、ある老兵が金脈を掘り当てていた

男はアアタミと言い、家族を街に残していて、愛犬ウッコと共に最果ての地を訪れていた

戦争は終結に向かい、ナチス親衛隊の残党が国のいたるところに残っていて、アアタミもその残党たちと遭遇する

 

戦車隊は彼を無視するものの、ジープ隊は彼に難癖をつけ、金塊を持っていることを把握する

だが、アアタミは一瞬で3人の兵士を殺し、その音を聞きつけた戦車隊の隊長ブルーノ中尉は、アアタミを追うことになった

 

戦車隊はフィンランド人の女性を拉致していて、アアタミの金塊も強奪しようと考えていた

だが、アアタミは持ち前の能力を駆使して彼らの攻撃を交わし、何とか街に戻ろうと考える

だが、戦車隊以外にも多くの親衛隊の残党がいて、その度に窮地に陥ってしまうのである

 

テーマ:不屈

裏テーマ:信念と執着

 

■ひとこと感想

 

フィンランドのランボーのようなポスタービジュアルで、意外な評価になっていたので鑑賞

映画の公開規模も思ったよりも多く、昭和の任侠映画を感じさせるパンフレットとか、なぜかガルパンとコラボしていたりして、よくわからない方向性の宣伝になっていました

 

映画は、金鉱を見つけた老兵が故郷を爆撃されたことで復讐を誓い、そして立ちはだかるナチス親衛隊をボッコボコにするというもの

とは言え、特殊能力を駆使してとか、圧倒的な武力差などではなく、ツルハシとその辺に転がっている道具や武器を使って戦っていきます

 

ワンコ(名前はウッコ)が付かず離れずにアアタミを追っていくのですが、このワンコの生命力と運も相当なものだと思います

それにしても寡黙な男ですね

それ以外のキャラもほとんど会話しないので、驚くぐらい淡々と物語が進んでいきました

 

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【映画感想】SISU シス/不死身の男【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://happinet-phantom.com/sisu/


栗の森のものがたり

 

■オススメ度

 

寓話的な物語が好きな人(★★★)

絵画的なビジュアルが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.11.2(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Zgodbe iz kostanjevih gozdov(栗の森の物語)、英題:Stories from the Chestunt Woods(栗の森の物語)

情報2019年、スロベニア、82分、G

ジャンル:第二次大戦後に後悔を抱えた老人と希望を抱えた若き女性の交流を描いた寓話的ヒューマンドラマ

 

監督グレゴル・ボジッチ

脚本グレゴル・ボジッチ&マリーナ・グムジ

 

キャスト:

マッシモ・デ・フランコビッチ/Massimo De Francovich(マリオ・サラマント:病弱の妻を抱える老人、大工)

 

イバナ・ロスチ/Ivana Roscic(マルタ:戦場に行った夫を待つ妻、栗売り)

 (若年期:Dora Ciccone

 

ジュジ・メルリ/Giusi Merli(ドーラ:マリオの妻)

Renzo Gariup(ジェルマーノ:マリオとドーラの息子の声)

 

トミ・ヤネジッチ/Tomi Janezic(トニ:ドーラを診る医師)

 

Igor Kovac(イヴァン:マルタの夫)

 (若年期:Marko Kalicanin Celinsek

 

Janez Skof(シルヴァン:マリオの友人)

Paulo Coszach(ミルコ:マリオの友人)

 

Anita Kravos(セシリア:マルタの友人、バスの乗客)

Natasa Keser(エマ:マルタの友人。バスの乗客)

 

■映画の舞台

 

第二次世界大戦後、

ユーゴスラビアとイタリアの国境付近

 

ロケ地:

イタリア:

Valli del Natisone

https://maps.app.goo.gl/tzaSqnHViEX6N6PBA?g_st=ic

 

スロベニア:

Kanalski Kolovrat

https://maps.app.goo.gl/BQrgLrn51RVHdMLZ7?g_st=ic

 

スロべニア

Golo Brdo

https://maps.app.goo.gl/33uHtCXCAyTSd1rs5?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

第二次世界対戦を終えた、イタリアとユーゴスラビアの国境付近には、困窮に喘ぐ老夫婦と、若い栗売りが住んでいた

 

夫のマリオは、かつて持て囃されていた人物だったが、今では賭け事のカモにされるなど、その扱いは酷いものだった

彼には病弱の妻ドーラがいたが、積極的な治療を受けさせることもできない

 

若い栗売りのマルタは、戦争に行った夫が帰って来ず、彼を探す旅に出ようと考えていたが、先立つものはなく、売れもしない栗拾いに時間を費やしてた

 

ある日、マリオが川沿いの小道を歩いていると、そこに大量の栗が流れてきた

彼は不思議に思っていると、それを追いかけてマルタがやってくる

マリオは拾うのを手伝い、彼女の家に招かれることになった

 

テーマ:後悔の先にあったもの

裏テーマ:外の世界に向かう理由

 

■ひとこと感想

 

時代設定は馴染みがありますが、場所に馴染みがなく、どんな地域性だろうかとワクワクしていました

いわゆる国境沿いの僻地で、戦争によって経済状況が悪化し、働き手となる若者がいない村のような感じになっていました

 

冒頭から「寓話」という言葉が出て、映像的にはほぼ自然光のみで撮られているので、印象以上に暗く感じました

人物の顔もはっきりとわからないところがあって、写真集っぽいパンフレットに助けられてしまいました

 

物語は、二つの物語が交錯し、後悔前&後悔後における立場の違いというものが描かれています

この地方の民話がベースになっているようで、そのあたりの考察も必要になってくると思います

 

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【映画感想】栗の森のものがたり【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://chestnut.crepuscule-films.com/


こいびとのみつけかた

 

■オススメ度

 

視点の違う恋愛観を持った男女に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.11.2(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、99分、G

ジャンル:人から変わっていると思われている男女の恋愛模様を描いたラブロマンス映画

 

監督前田弘二

脚本高田亮

 

キャスト:

倉悠貴(大島杜和:園子に恋する植木屋の手伝い)

芋生悠(上尾園子:杜和の想い人、コンビニ店員)

 

川瀬陽太(大沢和樹:自称元役者の造園業)

奥野瑛太(脇坂治:杜和の職場の先輩)

 

高田里穂(美咲:大沢と良い感じになる園子の昔のモデル仲間)

松井愛莉(ユイ:園子の昔のモデル仲間)

 

宇野祥平(シマバラ:理容店の店主)

 

■映画の舞台

 

日本のどこかの地方都市

 

ロケ地:

東京都:西多摩市

藤太軒理容所

https://maps.app.goo.gl/8EKJnD5AdMLV4aRh9?g_st=ic

 

東京都:国立市

矢川上公園(休憩場所)

https://maps.app.goo.gl/VQ1SUaHFzn6KCSvk7?g_st=ic

 

東京都:府中市

小柳公園

https://maps.app.goo.gl/4N6BAv7e5jBwvid17?g_st=ic

 

大道北公園(園子の展覧会)

https://maps.app.goo.gl/RMzBPtmRcE3FKe8U7?g_st=ic

 

東京都:三鷹市

ヒロマルチェーン 三鷹井口店

https://maps.app.goo.gl/kd55KpmA9WvhFWV5A?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内で植木屋の手伝いをしている杜和は、近くにあるコンビニ店員の園子に恋をしていた

杜和はそのことを先輩の脇坂や社長の大沢にいうものの、彼らは同じ話ばかりされてうんざりしていた

彼はポケットに新聞記事を忍ばせていて、それは会話の種になるものの、大沢も脇坂も全く興味を持っていなかった

 

ある日、大沢から「声の掛け方」を教わった杜和は、その通りに園子に声を掛ける

そして、その仲は急速に進展し、弁当を作ってもらう仲になってしまう

また、園子の友人を集めた合コンも行われ、大沢も脇坂も巻き込まれていしまう

 

杜和と園子は、その後も時間を共有し、お互いのプライベートゾーンにも踏み込んでいく

だが、園子には杜和に言えない秘密を抱えていたのである

 

テーマ:魂の休息場所

裏テーマ:幸福を望むことが愛

 

■ひとこと感想

 

『まともじゃないのは君も一緒』のコンビの再来で、一風変わったカップルの恋愛劇になっていました

世間的には「変わった人」と言われる杜和と園子ですが、彼らの目線だと世間が変わっているように見えます

この相対的な視点の交錯に面白みがあって、飽きない構成になっていたように思えました

 

映画は、後半で映画の色がガラッと変わってしまう構成で、これまでのほのぼの感から一気にシフトチェンジしてしまいます

このチェンジ後の世界はどちらかと言えばまともな世界にも思えてきて、その関係性の破綻というのは必然のように思えます

でも、映画の結末はそこまで単純なものではありません

 

一風変わったというものを突き放して観るかで変わってきますが、その人なりの真実というものは意外なほどに共感できるものだったりします

普通でいることが苦痛な人にとっては、共感できる部分が多いのではないでしょうか

 

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【映画感想】こいびとのみつけかた【後半:ネタバレあり】

 

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https://koimitsu.com/


ゴジラ -1.0

 

■オススメ度

 

とりあえずゴジラ映画ならOKの人(★★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.11.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、125分、G

ジャンル:戦後復興の最中に突如現れた未確認巨大生物に蹂躙される東京を描いた怪獣映画

 

監督脚本山崎貴

 

キャスト:

神木隆之介(敷島浩一:戦争から帰還した青年、元特攻隊員)

 

浜辺美波(大石典子:焼け野原で生き残った女性)

永谷咲笑(明子:典子が焼け野原で保護した少女)

 

佐々木蔵之介(秋津清治:戦後処理の特殊任務船「新生丸」の船長)

山田裕貴(水島四郎/小僧:戦後処理の特殊任務船「新生丸」乗組員)

吉岡秀隆(野田健治/教授:兵器開発に携わっていた男)

 

青木崇高(橘宗作:元海軍航空隊の整備班)

 

安藤サクラ(太田澄子:敷島の隣人)

 

田中美央(堀田辰雄:元「雪風」艦長、巨大生物対策チームの責任者)

 

飯田基祐(板垣照夫:東洋バルーンの係長)

 

■映画の舞台

 

1945年、

日本:東京

 

ロケ地:

茨城県:笠間市

筑波海軍航空隊記念館

https://maps.app.goo.gl/qFqLi3mScxyAjvVd6?g_st=ic

 

茨城県:美浦村

 

静岡県:浜松市

天竜川沖の遠州灘&浜名湖

 

長野県:岡谷市

旧岡谷市役所

https://maps.app.goo.gl/UQEFCxp5sa9X8YyU9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1945年、戦争に負けた日本は、軍部が解体され、GHQ主導のもと復興に向かうことになった

先の大戦で生き残った元特攻隊員の敷島は、生家に帰るものの、隣人の太田ぐらいしか顔見知りで生きているものはいなかった

 

ある日、通りがかりに逃げる女・典子から子どもを託された敷島は、そのまま典子と赤子を家に住まわせた

赤子は典子の実の子ではなく、死にかけていた人物から託されていて、彼女には先立つものが何もなかった

奇妙な共同生活が始まり、敷島は海洋に投棄された機雷の回収の仕事に就くことになった

 

船長の秋津、見習い小僧の水島、元技術士官の野田たちと機雷の撤去をして金を稼いでいたが、ある日、沖合で破壊されている米軍駆逐艦と遭遇する

それは、ソ連のミサイルなどによる被弾なのではなく、未知の存在によるものだと推測された

そして、その爪痕は敷島のある過去を甦らせてしまうのである

 

テーマ:民間の力

裏テーマ:命を賭ける意味

 

■ひとこと感想

 

戦後復興期に突如現れた大怪獣ゴジラということで、その映像的迫力を堪能する作品なんだろうと思って鑑賞

思った以上にドラマパートが長く、その質が低いので、ちょっとだけ中弛みしてしまったように思えます

 

映画は、元特攻隊員の生き残りが活躍するというもので、焼け野原の縁で関わりを持つことになった女性との関係が描かれていきます

その女性が赤の他人の子どもを託されていて、その奇妙な生活の中で何かが芽生えるのではと思わせる内容になっています

 

特殊な仕事をする中で、特殊な任務に携わっていくのですが、案の定、なんでもかんでも台詞で説明するという、ダサい邦画の特質を踏襲する内容になっていましたね

また作戦自体の説得性もありませんし、上陸後の影響もほとんど無視されていたりします

 

主人公たちが孤軍奮闘で戦う理由も台詞で説明されますが、あの状況でその判断をするアメリカ、日本政府、米軍というものの存在はファンタジーにしか思えませんでした

 

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https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/


人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

 

■オススメ度

 

ほんわかムービーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2023.11.4(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報2023年、日本、114分、G

ジャンル:人生の岐路に立たされた元アイドルが、友人の知り合いのおっさんと同居する様子を描いたニューマンドラマ

 

監督穐山茉由

脚本坪田文

原作大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(祥伝社、2019年)』

 

キャスト:(わかった分だけ)

深川麻衣(安希子:仕事なし、金なしの元アイドル、1本1000年のフリーライター)

井浦新(ササポン:安希子を住まわせる56歳のサラリーマン)

 

松浦りょう(児玉ヒカリ:安希子の友人、起業家、ササぽんの知り合い)

 

柳ゆり菜(景子:安希子の友人、女優志望)

島丈明(隆:景子の婚約者)

 

猪塚健太(高宮浩介:安希子の元想い人、カメラマン)

 

三宅亮輔(鳥羽宏文:ヒカリの知り合い、飲み会で登場)

 

森高愛(明美:安希子と景子の仕事仲間、配送センター内勤)

 

河井青葉(木山由美:雑誌「ブランシェ」編集長)

 

柳憂怜(大熊:心療内科の医師)

 

■映画の舞台

 

都内某所

 

ロケ地:

東京都:新宿区

新宿ゴールデン街

https://maps.app.goo.gl/Pz3t2Fq5yMQQ1Mf8A?g_st=ic

 

クリシュナ(ハメ外すクラブ)

https://maps.app.goo.gl/CV1WkRjBnnjLZ9p18?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

NOS恵比寿(水タバコのバー)

https://maps.app.goo.gl/3in5gzWZX1PS4StV9?g_st=ic

 

東京都:昭島市

フォレスト・イン昭和館(ラストのパーティー会場)

https://maps.app.goo.gl/nEJAmrRfkXZW74WM8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内で雑誌社で働いている安希子は、フリーランスの記者としても、1本1000円で記事を書いていた

彼女は元アイドルの肩書きを持っていたが、それだけでは通用せず、ただ毎日を浪費しているだけに思えた

 

ある日、街角で転倒した安希子は、足に力が入らずにすぐに立てなかった

そこで勧められて病院に行くものの、医師からは「とりあえず、ゆっくり話せるようになりましょう」とアドバイスをされてしまった

 

その後、貯金も尽きて、人生が詰んだと思った彼女の元に、友人のヒカリから電話が入る

それは、ルームシェアを探しているというもので、その家の持ち主は独身の56歳のおっさん・ササぽんだった

 

やむを得ず安希子はササぽんの厄介になることになり、奇妙な共同生活が始まるのである

 

テーマ:人が人と会う理由

裏テーマ:時間の流れを知る理由

 

■ひとこと感想

 

原作者のアイドル時代を知りませんが、その自伝を赤裸々に映像化した作品になっていました

クズ男との回想がやたら多くて、このキャラの目的がわからないまま終わってしまいました

 

ササぽんとの共同生活はゆったりしたもので、その根底には生活のリズムというものがありました

開始早々、心療内科医にズバリと言われてしまうのですが、言い得て妙だと思いました

 

物語は、映画の中で示されるように「人と会うことで人生のリズムが変わる」というもので、急ぎ足だった安希子の歩様が変わっていく様子が描かれていきます

クズ男と会う時にオシャレをしているのは性なのかもしれませんが、一縷の望みをもつところに弱さがあるのかなと思ってしまいました

 

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投稿者 Hiroshi_Takata

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