まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

7月、第2週(2024.7.8~2024.7.14)

 


■SCRAPPER スクラッパー

 

■オススメ度

 

父娘関係の物語が好きな人(★★★)

才能豊かな子役の演技を堪能したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.8(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Scrapper(解体し戦う人)

情報:2023年、イギリス、84分、PG12

ジャンル:母を亡くした12歳の少女と対面する父親を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:シャーロット・リーガン

 

キャスト:

ローラ・キャンベル/Lola Campbell(ジョージー:母を亡くした12歳の少女)

ハリス・ディキンソン/Harris Dickinson(ジェイソン:初対面のジョージーの父)

   (幼少期:Daniel Burt

Olivia Brady(ヴィッキー:ジョージーの亡き母)

 

Alin Uzun(アリ:ジョージーの親友)

Aylin Tezel(ニーナ:アリの母)

 

Cary Crankson(バロークロフ先生:ジョージーの担任)

 

Ambreen Razia(ゼフ:自転車屋)

Joshua Frater-Loughlin(ジョシュ:雑貨屋の店員)

 

Freya Bell(ライラ:ジョージーと揉める少女)

Laura Aikman(ケイ:ライラの母)

 

■映画の舞台

 

イギリス:

ライムス・アベニュー

 

ロケ地:

イギリス:エセックス

Piesea  Railway Station

https://maps.app.goo.gl/YFMLHo1QBhM1SoBb7

 

Limes Farm Estate

https://maps.app.goo.gl/Mcfjq5yceoS4d8zr5

 

■簡単なあらすじ

 

12歳の少女ジョージーは、架空の叔父と住んでいる偽装を行いながら、母の死後も1人で生活をしていた

そのことを知っているのは親友のアリだけで、2人は路上の自転車を盗んでは転売するというのを繰り返していた

 

ある日、彼女のもとに「父親」と名乗る人物・ジェイソンが来てしまう

ジョージーが父の記憶もなく、胡散臭さが全開だったが、父でしか知り得ないことを知っていた

そこで、2人は奇妙な共同生活を始めることになった

 

アリもその生活を見守る中で、情緒不安定なジョージーは、時には攻撃的になってしまう

クラスメイトのライラをボコったあとはロクに謝罪もせず、やむを得ずにジェイソンがライラの母親に謝ることになった

そんな折、ジェイソンはジョージーがひた隠しにしていて部屋にて、奇妙なものを目撃してしまうのである

 

テーマ:悲しみの克服

裏テーマ:不安と葛藤

 

■ひとこと感想

 

12歳の少女が大人を頼ることなく生きていこうとする物語で、うまく行く時もあれば、失敗する時もあるという感じに描かれています

母親は病死したようで、その後は架空の叔父を作り出し、雑貨店の店員のジョシュにウィンストン役をさせていましたね

おそらく叔母が相手だと思いますが、会話を成立させる音声データはなかなか面白いものがありました

 

そんな彼女のもとに父親を名乗る人物が現れます

彼女がどうやって信じるのかなと思っていたら、意外とあっさりとしたものでしたね

おそらくは叔母の電話に出て、そこで普通の会話になっていたことで信用したのかな、と思いました

 

映画では、この2人の関係がどのようになっていくのかが描かれていて、その主軸はジョージーが母親の死をどのように受け止めているかというものでした

悲しみの回復の段階で3番目ぐらいという位置表示がありましたが、それとは別のところで「秘密の部屋」に本音が隠されていた、という内容になっていました

 

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【映画感想】SCRAPPER スクラッパー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://scrapper.jp/


■フンパヨン 呪物に隠れた闇

 

■オススメ度

 

タイの呪物系ホラー映画に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.8(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題: หุ่นพยนต์(魔法によって生き生きとした人形)、英題:Hoon Payon(古代から存在するお守り人形)

情報:2023年、タイ、107分、G

ジャンル:兄を探しに寺院に来た少年が奇怪な出来事に巻き込まれる様子を描いたホラー映画

 

監督&脚本:ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン

 

キャスト:

プーウィン・タンサックユーン/Phuwin Tangsakyuen(ターム/Tham:兄を探しに寺院を訪れる青年)

プーンパット・イアン=サマン/Poompat Iam-Samang(テ/Tae:村の案内係)

 

クナティップ・ピンプラタブ/Kunatip Pinpradub(ジェット/Jate:プンパヨンを作る青年)

タソーン・クリンニウム/Thasorn Klinnium(ミーナー/Mena:村の女性)

 

Sivanwong Piyacaysin(ルアンナー/Luang NHA:寺院の修道士、住職)

 

Pratrawi Seekiaw(ティー/Tee:行方不明のタームの兄)

 

Suriya Yaovasang(村長)

 

■映画の舞台

 

タイ:

ドン・シンタム島

テパヨン寺

 

ロケ地:

タイ:

 

■簡単なあらすじ

 

連絡が取れなくなった兄ティーを探しに寺院を訪れたタームは、その寺院の案内係である知的障害のテと行動を共にすることになった

住職のルアンナーは彼を快く迎え、部屋へと案内するように命じる

寺院では、ポープー様を崇めていて、その供養に訪れる人々は後を絶たなかった

 

ティーの行方に関しては寺院も把握しておらず、忽然と姿を消したと言う

寺院の離れでは、ジェットと言う青年がプンパヨンと呼ばれるお守り人形を作っていて、人々はそれを購入して、無病息災を祈っていた

 

ある日、村の外れで修行僧の1人が死体で発見される

高い木の上で首を吊っていたクンは、コミュニケーションがうまく取れないテをからかっていじめていた男だった

警察が介入するものの、彼の死は自殺と断定されてしまう

 

寺院に関しては、誰もが崇拝しているわけではなく、時折、その力を疑う人もいた

タームは否定こそしないものの、ここで行われている「作為的なもの」を敏感に感じ、兄の失踪の原因がこの寺院にあるのでは、と調べ始めるのである

 

テーマ:言葉にならない呪い

裏テーマ:呪いと感情

 

■ひとこと感想

 

タイのホラー映画ということで、ほとんど情報がないまま鑑賞

内容としては、ご当地お守り人形のようなフンパヨンというものが登場し、それは人助けにもなれば、呪いがかけられたものであったりする、というものでした

 

今回は、呪いを込められた人形という意味になり、その呪いを誰がかけたのか、という命題がありました

ラストは少し捻っていますが、ですよねという感じで、そこまで驚きを感じないものでしたね

 

雰囲気は良いけど、そこまでのめり込めるものではなく、それはフンパヨンの魔力をどれだけその身に帯びているかということなのかな、と感じました

ミステリーっぽさはあるものの、「お前誰?」みたいなモブキャラが全容を説明する流れになっていて、それで良いのかは何とも言えない部分がありました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】フンパヨン 呪物に隠れた闇【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://www.hoonpayon-movie.com/


■YOLO 百元の恋

 

■オススメ度

 

夢に向かって邁進する人を応援したい人(★★★)

ボクシング映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.5.9(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:熱辣滾燙(ホットでスパイシー)、英題: Yolo(You Only Live Once:人生は一度きり)

情報:2024年、中国、129分、G

ジャンル:引きこもりのアラサー女性が恋を原動力にボクシングを始めるスポーツ映画

 

監督:ジア・リン

脚本:スン・ジビン

原作:『百円の恋(2014年)』

Amazon Link(リメイク元邦画)→ https://amzn.to/3WhSjc4

 

キャスト:

ジア・リン/賈玲(ドゥ・ローイン/杜樂瑩:ボクサーに転身する引きこもりの32歳)

 

【ボクシングジム関連】

ライ・チァイン/雷佳音(ハオ・クン/昊坤:ボクサー、ローインのボクシングのコーチ)

ズゥー・ティエンフー/朱天福(ティエンフー/天福:モテモテのボクシングのコーチ)

リー・ハイイン/李海银(ジムの受付嬢)

 

ヤン・ミン/闫猛(ウェン・チャン/文强:ハオ・クンの対戦相手)

ジャン・グゥインリン/張桂玲(リウ・ホンシャ/劉紅霞:ローインの対戦相手)

 

【家族関係】

チャン・シャオフェイ/張小斐(ローダン/杜樂丹:ローインの妹)

サン・ワンチュー/孙婉竹(ジャオシー/竹子:ローダンの娘)

 

チャオ・ハイイェン/趙海燕(リー/李女士:ローインの母)

チャン・チー/張琪(ローインの父)

 

ヤン・ズー/楊紫(ドゥドゥ/豆豆(ローインのいとこ、テレビ局のディレクター)

 

【テレビ番組関連】

マー・リー/馬麗(マー・チュンリー/馬春麗:番組「自分探し(尋找自己)」の心理学者、ウェイの元妻)

ウェイ・シャン/魏翔(ウェイ・ドンフォン/魏東風:番組「自分探し(尋找自己)」の出演者、マーの元夫、詩人)

 

【交友関係】

リー・シューチー/李雪琴(リリー/莉莉:ローインの親友)

チャオ・シン/喬杉(シャン・ズー/杉子:ローインの元カレ)

 

【バイト先関連】

シュ・ジュンコン/許君聰(串焼き店のオーナー)

シェン・チュエンヤン/沈春陽(チャン・チェン・ルオシー/張晨若曦:バイト仲間)

 

■映画の舞台

 

中国:湖北省

襄江

https://maps.app.goo.gl/KCikhBncZ6b344Xk7?g_st=ic

 

ロケ地:

中国:広東省

東莞/Dongguan

https://maps.app.goo.gl/RycVqbcp5ix4vWM57?g_st=ic

 

広州/Guangzhou

https://maps.app.goo.gl/ACZDbgvCBUMrZbpY8?g_st=ic

 

仏山/Foshan

https://maps.app.goo.gl/4P4PzLvkMGJN4tDFA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

32歳になっても引きこもりを続けるローインは、親の脛を齧りながら、妹のローダンに悪態をついていた

いとこのドゥドゥはローインを番組に出したいと考えていて、インタビューを試みるものの、撮りたい画は撮れず仕舞いだった

 

ある日、ローダンと大喧嘩をしたローインは怒りに任せて家を飛び出してしまう

母からの施しでアパートに住むことになり、串焼き屋でアルバイトを始めることになった

 

セクハラ店長、馴れ馴れしいバイトなどに耐えながら仕事をこなしていたローインだったが、ある日、店の前で立ちションをしていた男と奇妙な出会いを果たす

彼は近くのボクシングジムでボクサー兼トレーナーをしているハオ・クンと言う男で、ローインは彼に心を奪われてしまう

ハオはジムの勧誘の仕事に前向きではなかったが、強引にローインを引き込むことで面目を保つことができたのである

 

テーマ:邁進する原動力

裏テーマ:探し物は自分の中にある

 

■ひとこと感想

 

オリジナルを観たかどうかを覚えていなかったのですが、急遽地元の映画館で公開が決まり、予習せぬままに突撃することになりました

運動神経のなさそうな引きこもりがボクササイズを始めるのですが、トレーナーのボクシングへのこだわりから自分自身も試合をしてみたくなる様子が描かれていました

 

恋は盲目と言う感じですが、それにしても100キロから50キロまで減量をして撮影に臨んだのが、監督自らというのは驚きました

女優に求めるのが酷だと考えたのか、単にダイエットをしたかったのかはわかりませんが、ともかく変わりようが別人のようになっていましたね

 

それでも、太っちょの時から痩せたらキレイになる系の顔をしていたので、徐々に精悍になりつつも、美しさが滲み出てくるのは良かったと思います

エンドロールはメイキングになっていて、体重日誌のようなものも登場します

そして、ラストショットは圧巻の!なので、最後まで席を立たないことをオススメいたします

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】YOLO 百元の恋【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://yolo100gennokoi.com/


■THE MOON

 

■オススメ度

 

宇宙開発関連の映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.9(T・JOY京都)

 

■映画情報

 

原題:더문(ザ・ムーン)、英題:The Moon

情報:2023年、韓国、129分、G

ジャンル:宇宙に取り残された飛行士を救うミッションに従事する宇宙センターを描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:キム・ヨンファ

 

キャスト:

ソル・ギョング/설경구(キム・ジェグク:ソベク山天文台の台長、元韓国ナロ宇宙センターの「ナレ号」のプロジェクトリーダー)

 

ド・ギョンス/도경수(ファン・ソヌ:「ウリ号」にて月を目指す新人宇宙飛行士)

 

パク・ビョンウン/박병은(チョン・ミンジュ:ナロ宇宙センターのフライトディレクター)

 

チョ・ハンソル/조한철(キム・インシク:科学技術情報通信大臣)

チェ・ビョンモ/최병모(オ・ギョソク:科学技術情報部第一次官)

 

ホン・スンヒ/홍승희(カン・ハンビョル:ソベク山天文台のインターン)

 

イ・ソンミン/이성민(ファン・ギュテ:ジェグクの親友、ナロ宇宙センターの元フライトディレクター、ソヌの父)

キム・レウォン/김래원(イ・サンウォン:ウリ号の船長、宇宙飛行士)

イ・イギョン/이이경(チョ・ユンジュン:ウリ号のクルー、宇宙飛行士)

 

キム・ヒエ/김희애(ユン・ムニョン:NASA統括ディレクター、ジェグクの元妻)

 

Jonathan Aaron Groff(ジェームズ・グレン大佐:宇宙ステーション「ルナ・ゲートウェイ」の乗組員)

 

■映画の舞台

 

2029年、

韓国:

ナロ(羅老)宇宙センター

https://maps.app.goo.gl/G4dWxtFv95LiGY8X6?g_st=ic

 

ソベク山天文台

https://maps.app.goo.gl/sApJ42p96X9PuZmW6?g_st=ic

 

宇宙ステーション「ルナ・ゲートウェイ」

 

アメリカ:ワシントン

 

 

ロケ地:

韓国のどこか

 

■簡単なあらすじ

 

2020年代、韓国のナロ宇宙センターでは、ヌリ号の打ち上げ計画を推進していた

だが、発射直後に宇宙船は大爆発を起こし、クルー3名が命を落としてしまった

 

それから数年後、当時の責任者のジェグクは一線を離れ、ソベク山の天文台の台長を務めていた

インターンのハンビョルとそつなく業務をこなしていたが、突然、ナロ宇宙センターから呼ばれることになった

 

センターでは、「ウリ号」の月面着陸プロジェクトを推進していたが、月の軌道に乗ったものの、巡回母船が太陽フレアの影響で動かなくなってしまった

船長のサンウォン、クルーのユンジョンが死亡し、新人宇宙飛行士のソヌだけが宇宙で孤立してしまったのである

 

テーマ:選択の代償

裏テーマ:能力と適性

 

■ひとこと感想

 

韓国初の月面着陸を目指すプロジェクトを描いたフィクションで、かつての責任者がトラブルによって呼ばれるという内容になっていました

設定としてはよくあるタイプのもので、優秀な人材が事故によって現場を離れて、その理由が重いという内容になっています

 

映画の冒頭で、このプロジェクトが韓国の主導で、他国の警告を無視して行なっているという前提が説明されていて、妙にリアルな流れになっていました

そして、NASAのトップが韓国人で、呼ばれるエンジニアの元妻というところも話を作り込んでいるように思います

 

物語としては王道を行くものになっていますが、フィクションなので多めにみてねというシーンが多かったですね

でも、映像的な迫力と、わかっていてもハラハラするエンタメになっていて、そう言ったツッコミは気にしなくても良いようになっています

とは言え、ラストは思いっきり韓国目線ファンタジーだなあと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】THE MOON【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101012/review/04019474/

 

公式HP:

https://klockworx-v.com/moon/


■SALAAR サラール

 

■オススメ度

 

とりあえずインドのアクション映画なら観る人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.10(イオンシネマ四條畷)

 

■映画情報

 

原題:Salaar: Part 1 – Ceasefire

情報:2023年、インド、174分、PG12

ジャンル:インドの古典をベースにした身分の違う2人の少年の因果を描いたアクション映画

 

監督&脚本:プラシャーント・ニール

 

キャスト:

プラバース/Prabhas(デーヴァ/サラール/Salaar:ヴァラダの親友)

   (幼少期:Videsh Anand/ヴィデシュ・アナンド

プリトビラージ・スクマーラン/Prithviraj Sukumaran(ヴァラダ・ラージャ・マンナル/Vardharaja Mannaar:ラージャ・マンナルの第二夫人の子ども)

   (幼少期:Karthikeya Dev/カルティケヤ・デーヴ

 

シュルティ・ハッサン/Shruti Haasan(アディヤ・クリシュナカント/Aadhya:NYからインドに来る女性、クリシュナントの娘)

ラヴィ・バット/Ravi Bhat(クリシュナカント:アディヤの父)

 

プリトビラージ・スクマーラン/Prithviraj Sukumaran(シヴァ・マンナル:マンナル族の族長、1985年までカンサールを統治)

ジャガパティ・バーブ/Jagapathi Babu(ラージャ・マンナル/Rajamanaar:1985年からのカンサールの元首、ヴァラダ、バーチ、ラーダ・ラマ、ルドラの父)

 

Mime Gopi(ビラール/Bilal:クリシュナカントの友人、ヴァラダの部下、アディア救出&語り部)

 

Ramachandra Raju(ルドラ・ラージャ・マンナル/Rudra Raja Mannar:ラージャ・マンナルの第一夫人の息子)

   (幼少期:Harsh Roshan/ハーシュ・ローシャン

Shreya Reddy(ラーダ・ラマ・マンナル/Radha Rama Mannar:ラージャ・マンナルの娘、父により摂政に任命)

Jhansi(オブランマ/Obulamma:ラーダ・ラマの手下、アディヤを執拗に追う女)

 

Easwari Rao(アンマ:デーヴァの母)

 

■映画の舞台

 

1127年、

インド周辺

 

1985年、

都市国家カンサール

 

2017年、

インド:ヴァラナシ

 

ロケ地:

インド:テランガーナ州

ハイデラバード/Hyderad

https://maps.app.goo.gl/tidyoWiyWWLLDxoJ7?g_st=ic

 

Godavarrikhani

https://maps.app.goo.gl/qFyt8DfbZ9LtehTo6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1127年、インド南部は3つの部族によって支配されていた

勢力は均衡を保っていたが、1985年にそのバランスを崩す者が現れた

マンナル族の首長・シヴァの死後、その息子のラージャは独裁政治を作るために、シャリーアンガ族を滅亡させる動きを見せる

一族は死に絶え、生き残ったものは国を去って、辺境の地に身を隠すことになった

 

その後、ラージャは統治を安定させるために8人の大領主を指名することになった

その内の5人は多部族が入り乱れるものだったが、残りの大領主には自分の親族をあてがっていく

そして、第一夫人との間に生まれたラーダ・ラマが摂政として君臨することになった

 

そんな世界にて、2人の少年が強い絆を結ぶ出来事が起こっていた

ラージャと第二夫人の息子ヴァラダは、奴隷扱いを受けているデーヴァとの絆を大切にしていた

コロシアムでの戦い、ラージャによる辺境の乱世の中でもその絆は磨かれていく

だが、ヴァラダの行動はやがて2人を引き裂かざるを得ない事態を生み出してしまう

父の命令に背いたヴァラダはデーヴァとその母を秘密裏に助ける

デーヴァはその恩義を胸に「俺の名を呼べば、いつでも助けにくる」とヴァラダに誓いを立てて去ることになったのである

 

テーマ:忠義と恩義

裏テーマ:支配構造と暴力の関係

 

■ひとこと感想

 

インドの古い歴史をベースにした物語で、まさかの第1章ということになっていました

1985年にマンナル族の王位が変わり、それを機に独裁的な体制に移行するのですが、その余波によってヴァラダとデーヴァが引き裂かれることになります

その後、何があったかわからない中で、現在軸としては2017年が取り上げられ、さらにその数年前に歴史が変わるような出来事が起こったことが仄めかされています

 

冒頭では、アディヤという女性がインドに帰ったことで一波乱起こるのですが、それを匿うのがデーヴァの役目でしたね

そして、アディアを追うものはデーヴァが助けていることを知らないのですが、その正体が分かった途端に天地がひっくり返ったような反応を見せていきます

デーヴァは何者なのかとか、なんでアディヤが狙われているのかなど全く回収されておらず、映画の最後には「第2章!」とテロップが出て、次回に続くとなっていました

 

本作は、序章と第1章の映像化に留まっていて、完結には程遠い内容になっています

評価がしづらい内容で、本当に始まったところで、初回90分拡大版を見せられた気分になりました

それにしても、無駄に長いですねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】SALAAR サラール【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100974/review/04022920/

 

公式HP:

https://salaar-movie.com/


■ブリーディング・ラブ  はじまりの旅

 

■オススメ度

 

父娘の物語に興味がある人(★★★)

ロードムービーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.11(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Bleeding Love(溢れる愛)

情報:2023年、アメリカ、102分、PG12

ジャンル:アルコール依存症の娘を施設に連れていく父を描いたヒューマンドラマ

 

監督:エマ・ウェステンバーグ

脚本:リビー・キャスター

 

キャスト:

クララ・マクレガー/Clara McGregor(娘:急性アルコール中毒で病院送りになった女性)

   (幼少期:Devyn McDowell

ユアン・マクレガー/Ewan McGregor(父:娘の父)

 

ベラ・バルダー/Vera Bulder(トミー:ブロードウェイを目指す売春婦)

 

キム・ジマー/Kim Zimmer(エルシー:レッカー車の女性)

ジェイク・ウィアリー/Jake Weary(キップ:娘と絡むエルシーの親族)

Willard Runsabove(エイモス:車を修理するエルシーの兄)

 

Travis Hammer(エリ:娘を自宅に招く男)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューメキシコ州

 

ロケ地:

アメリカ:ニューメキシコ州

アルバカーキ

 

■簡単なあらすじ

 

アルコール依存症の娘を連れて、その父はトラックを走らせていた

娘は行き先を知らされておらず、友人の家かどこかで連れて行かれると感じていた

トラックの旅は、ひたすら一本道を辿るモノで、娘は隙あらば逃げようと思ったり、過去を回想して何かに苦しんでいく

父はその苦しみの理由を知っているものの、娘は父が完全に理解しているとは思っていなかった

 

道すがら、エンジントラブルに見舞われた2人は、やむを得ずにレッカー車を呼んだ

彼らのもとにきたエルシーと言う女性は、彼女が住んでいる集落に連れていき、そこで車を直してくれた

 

その後も、旅は順調に進まず、ところどころで休憩を挟みながら、いろんな人々と交流していくことになるのである

 

テーマ:普遍的な愛

裏テーマ:悩み事は他人事

 

■ひとこと感想

 

原題でググるとアーティストの楽曲が検索に引っかかるのですが、Filmと追加するとちゃんと映画の情報は得られるようになっています

問題のある父と娘を実の親子であるユアン・マクレガーとクララ・マクレガーが演じているところに意味があるように思えます

 

映画は、娘の幼少期の回想が入り乱れる感じになっていて、どちらがその回想をしているのかが重要であるように思います

娘はアルコールで死にかけた過去があり、危険から遠ざけると言う名目で旅を続けることになりました

禁酒の会に参加する場面では、間接的に娘に自分の人生を聴かせたりするのですが、直接的な会話ができない関係になりかけていたのだと思います

 

この旅は娘を安全な場所に連れていく目的がありましたが、実際には空いた溝を埋めるためのものだったのでしょう

母(元妻)との関係が歪なものにしているのだと思いますが、双方が仲が良かった頃に戻りたいと考えているのだと感じました

 

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【映画感想】ブリーディング・ラブ はじまりの旅【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101683/review/04025878/

 

公式HP:

https://longride.jp/bleedinglove/


■プロミスト・ランド

 

■オススメ度

 

東北の大自然を堪能したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.11(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、89分、G

ジャンル:行政から禁止された熊狩りを行う若きマタギを描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:飯島将史

原作:飯嶋和一『汝ふたたび故郷へ帰れず(小学館:Kindle版)』に所収→ https://amzn.to/3ztJDWQ

 

キャスト:

杉田雷麟(信行:高卒で親の仕事を手伝う20歳、養鶏場)

寛一郎(礼二郎:マタギの青年、信行の兄貴分)

 

三浦誠己(信行の親父、マタギ衆の一人)

占部房子(信行の母)

 

渋川清彦(田島:マタギ衆の一人)

小林薫(下山:マタギ衆のリーダー)

 

■映画の舞台

 

日本:東北地方

 

ロケ地:

山形県:鶴岡市

大鳥 繁岡集落

https://maps.app.goo.gl/62AbLH1YTt1E6WzD8?g_st=ic

 

大鳥 寿岡集落

https://maps.app.goo.gl/m2Y6YYvxYXZNGxyB9?g_st=ic

 

大鳥 松ヶ崎集落

https://maps.app.goo.gl/bb233NgDUAi3frt69?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

マタギとして、熊狩を行ってきた礼二郎は、村が下した狩猟禁止に憤りを見せていた

リーダーの下山は制するものの、礼二郎は弟分の信行を連れて、雪山に入ることになった

 

壮大な自然と向き合いながら、熊を探す2人だったが、今では年に1頭駆除するかどうかの世界で、これが最後の狩りになるのではないかと考えていた

秘密裏に山に潜った2人は、変わりゆく時代と変わらないしきたりの中で踠きながら、その時を待っていた

 

テーマ:マタギの生きる道

裏テーマ:青年の生き残る道

 

■ひとこと感想

 

逮捕上等で狩りに出かける青年2人を描いた作品で、良くも悪くも、一行で終わる物語を濃密に描いている作品だったと思います

山に入ったこともなければ、野生の動物を目撃したこともほとんどない都会っ子なので、彼らが置かれている立場というものはあまり馴染みがありません

 

いわゆる伝統的な仕事が消えゆく運命にあるというものなのですが、その背景には変化する人間社会と、野生動物との関係性があるのだと言えます

動物愛護団体の声だけを取り上げて、熊を保護すべきみたいな論調はありますが、地元に住んでみて、いつ熊が身の回りに出て来るのかわからない環境に住んでから言えと思ってしまいますね

 

その土地には生き残るためのルールがあり、そこに過剰な殺生をしないという暗黙知があります

そう言ったものを蔑ろにする議論はナンセンスで、それでも変わっていくものに抗えない現実があるのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】プロミスト・ランド(2024年の日本映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/98557/review/04025880/

 

公式HP:

https://www.promisedland-movie.jp/


■密輸 1970

 

■オススメ度

 

海女さん密輸映画に興味を持てる人(★★★)

70年代の韓国のファッション&音楽に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.12(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:밀수(密輸)、英題:Smugglers(密輸業者)

情報:2023年、韓国、129分、G

ジャンル:生活の困窮から密輸ビジネスに足を突っ込む海女さんたちを描いたクライムムービー

 

監督:リュ・スンワン

脚本:リュ・スンワン&キム・ジョンヨン&チェ・チャウォン

 

キャスト:

キム・ヘス/김혜수(チョ・チュンジャ:密輸を持ちかける女、元家政婦の海女)

ヨム・ジョンア/염정아(オム・ジンスク:海女のリーダー)

 

チョ・インソン/조인성(クォン軍曹:密輸王、実業家で元軍人)

チョン・ドウォン/정도원(片目の男:クォンの右腕)

 

チェ・ジョンウォン/최종원(オム船長:ジンスクの父、海女たちのリーダー)

オム・ギョンドク/김경덕(オム・ジング:ジンスクの弟、漁船乗組員)

パク・ジョンミン/박정민(チャン・ドリ:チュンジャとジンスクの補佐係→地元の密輸のまとめ役)

 

キム・ジェファ/김재화(豚ママ:ジンスクの仲間の海女)

パク・ジュンミョン/박준면(ヤン・グムネ:ジンスクの仲間の海女)

パク・キョンへ/박경혜(トクスン:ジンスクの仲間の海女、足首捻挫)

 

チュ・ボビ/주보비(オク・チョクイ:夫を支える海女、サメに襲われる)

シン・サムボン/신삼봉(片腕を失っているオク・チョクイの夫)

 

キム・ジョンス/김종수(イ・ジャンチュン:税関の係長)

アン・セホ/안세호(キム・スボク:税関職員、ジャンチュンの部下)

 

コ・ミンシ/고민시(ゴ・オップン:明洞の喫茶店のオーナー、人脈通)

 

クァク・ジンソク/곽진석(フック:チャンドリの部下、片手を失ってフックの義手をしている男)

シン・ミンジェ/신민재(ホットパンツ:ドリの手下)

キム・チュンギル/김충길(バカ:ドリの手下)

イ・ジョンス/이정수(甘党:ドリの手下)

 

キム・ウォンへ/김원해(密輸を持ちかけるブローカー)

ユン・ビョンヒ/윤병희(西海岸ギャングのボス)

キム・ギチョン/김기천(キム船長:オム船長の仕事仲間)

 

ジンギョン/진경(ローラ社長、輸入品業者)

 

■映画の舞台

 

1970年代、

韓国:西海岸の漁村・群川(架空)

クンチョン港

 

ロケ地:

韓国のどこか

 

■簡単なあらすじ

 

海岸沿いに化学工場ができたために漁獲量が激減した海女たちは、ある日、密輸業者から海底に沈ませているブツを引き上げてほしいと依頼を受ける

オム船長は1度きりということで話を引き受けるものの、それは繰り返し行われることになってしまった

 

ブツの中身は徐々にエスカレートし、ある時の仕事にて、中身が金塊であることがわかる

そして、それと同時に税関による捜査が行われ、それに加担した海女たちは、ただ1人を除いて捕まってしまった

 

海女のリーダーのジンソクは獄中で過ごし、捕まらなかったチュンジャが密告したと考えていた

服役を終えて現場に戻るものの、相変わらずまともな仕事もなく、漁業も下火になっていた

漁船時代の補佐役だったチャン・ドリは裏稼業で成功を収め、ジンソクたちはドリの下請けとして、安い賃金で密輸品の引き上げなどを行っていく

 

そんな折、羽振りの良さそうな格好をしたチュンジャが町に帰ってきたという噂が流れた

チュンジャは釜山にて密輸品の裏売買を行っていたが、それが地元のマフィアの縄張りを荒らしていた

釜山を仕切るクォン軍曹に補償を迫られたチュンジャは、やむなくクンチョン港で、密輸品の引き上げができると嘯くのであった

 

テーマ:強欲の成れの果て

裏テーマ:環境破壊と海女の実情

 

■ひとこと感想

 

70年代の韓国を舞台にして、海洋汚染で仕事がなくなった海女たちが犯罪に加担する様子が描かれていました

サメが出る海域と近い場所にあり、税関も目を光らせているのですが、それらのやりとりもどこかコメディっぽさが多かったように思います

 

冒頭の密輸であっさりと逮捕されるのですが、その展開の速さに驚いてしまいましたね

その後、そこから難を逃れたチュンジャが裏切り者のように恨まれていて、彼女が港に厄介ごとを持ってくるという内容になっていました

 

どことなくコメディなのですが、サメに襲われるシーンは臨場感ありますし、後半のマフィアVSギャングの壮絶な戦いも迫力がありました

物語としてはかなり捻った感じになっていますが、服役が終わってからの日常パートをしっかりと見ておけば、最後のカラクリがわかるようになっています

 

ちょっと時系列が入り乱れるタイプの作品ですが、そこまで混乱することはありません

パンフレットにはさらっとした感じの犯罪の流れが書かれているので、それで脳内補完はできると思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】密輸 1970【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101567/review/04028546/

 

公式HP:

https://mitsuyu1970.jp/


■キングダム 大将軍の帰還

 

■オススメ度

 

シリーズのファンの人(★★★)

原作ファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.7.12(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、146分、G

ジャンル:中華統一を目指す嬴政とそれを支える兵士・信の成長を描いたアクション映画

 

監督:佐藤信介

脚本:黒岩勉&原泰久

原作:原泰久『キングダム』

 

前前々作『キングダム』→https://amzn.to/3NY7Cio

前々作『キングダム2 遥かなる大地へ』→https://amzn.to/3DxHp7F

前作『キングダム 運命の炎』→ https://amzn.to/4cX9aGf

 

キャスト:

山﨑賢人(信:天下の大将軍を夢見る奴隷の少年、最弱の伍に配属→飛信隊の隊長に任命)

吉沢亮(嬴政 / 漂:秦国の若き王、第31代秦王)

 

【山の民】

橋本環奈(河了貂:山民族の末裔、信と嬴政の盟友、王宮に配属)

長澤まさみ(楊端和:山の民の王)

阿部進之介(バジオウ:山の民の将軍)

 

【信の飛信隊】

清野菜名(羌瘣:信が道中で出会う少女、蚩尤の一人、最弱の伍)

岡山天音(尾平:信と同郷のチンピラ兄弟の兄、飛信隊、伍長)

三浦貴大(尾到:信と同郷のチンピラ兄弟の弟、飛信隊、伍長)

濱津隆之(澤圭:秦国の頼りない伍長、飛信隊)

真壁刀義(沛浪:伍長、飛信隊)

 

【秦】

髙嶋政宏(昌文君:嬴政の側近の文官)

加藤雅也(肆氏:嬴政の側近の武官)

満島真之介(壁:秦国の千人将)

 

佐藤浩市(呂不韋:秦国の丞相)

平山祐介(蒙武:秦軍の総司令、攻撃強い天才軍師)

萩原莉久(蒙毅:蒙武の息子、軍師学校の学生)

玉木宏(昌平君:秦軍の猛将)

 

大沢たかお(王騎:六大将軍最後の一人)

要潤(騰:王騎の副官)

新木優子(摎:王騎の部下、のちの六大将軍)

 

草刈正雄(昭王:伝説の秦王)

 

【城戸村の住人】

村川絵梨(友里:城戸村の住人)

桜井日奈子(東美:城戸村の住人)

 

【趙】

山本耕史(趙荘:趙軍の総大将)

片岡愛之助(馮忌:頭脳派の知将)

山田裕貴(万極:秦に恨みを持つ将軍)

小栗旬(李牧:宰相)

佐久間由衣(カイネ:李牧の護衛)

吉川晃司(龐煖:趙の大将)

 

■映画の舞台

 

紀元前244年

秦国の辺境

 

ロケ地:

千葉県:鋸南町

https://maps.app.goo.gl/7KPZuFeaUZpxMViEA?g_st=ic

 

富士宮市:根原区

https://maps.app.goo.gl/zNqXtrWcQMvYTj299?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

嬴政と共に中華統一の夢を描く奴隷出身の兵士・信は、先の戦いにて大将軍・王騎に認められ、飛信隊の隊長を任されることになった

趙との戦いにおいて、奇襲作戦を命じられた信は、見事にその大役を果たし、次なる展開に向かうことになった

 

戦いがひと段落終えて休んでいたところ、そこに正体不明の男がやってきた

男は武神と呼ばれる趙の将軍・龐煖で、信たちは臨戦体制に入るものの太刀打ちできずに一方的にやられてしまった

 

そこに秦軍が来たことで撤退することになった龐煖だったが、彼は王騎と因縁を持つ人物だった

そして、その戦局を見守る趙軍の軍師・李牧は、王騎の動向に注意をしながら、2人の戦いの行方を見守ることになったのである

 

テーマ:将軍とは何者か

裏テーマ:戦いの後に残るもの

 

■ひとこと感想

 

ひとまずは「王騎編」終了という感じになっていて、龐煖との因縁が回想される中で、2人の戦いの行く末が描かれる内容となっています

原作はかなりの長編なので、どこまで映像化できるかはわかりませんが、どうやらシーズン2にあたる撮影が始まっているという噂が流れています

 

シリーズ4作目で、かなりのキャラクターが登場し、顔出しだけになっているキャラもいます

待望されている続編に舵を切れたのは良いことですが、次も4作ぐらいの大作になると思うので、作るのは大変だろうなあと思ってしまいます

 

映画は、シリーズのファン向けの映画で、さすがにこの作品が最初だとハードルが高すぎるように思います

冒頭で「見たことある人の記憶を呼び覚ます程度」のダイジェストはありますが、さすがにそれで察するのは無理があります

なので、地上波でも前作が放送されるとのことなので、最低限「キングダム 運命の炎」だけはおさらいしておいた方が良いと思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】キングダム 大将軍の帰還【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100899/review/04028545/

 

公式HP:

https://kingdom-the-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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