■映画鑑賞まとめ■

 

10月、第5週&11月、第1週(2024.10.28~2024.11.3)

 


■リトル・ワンダーズ

 

■オススメ度

 

子どもたちの冒険活劇が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2024.10.28(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Riddle of Fire(炎の謎)

情報:2023年、アメリカ、113分、PG12

ジャンル:悪ガキ三人組が謎の組織と関わる様子を描いた青春映画

 

監督&脚本:ウェストン・ラズーリ

 

キャスト:

チャーリー・ストーパー/Charlie Stover(ヘイゼル・アデル/Hazel A’Dale:ジョディの兄、悪ガキ三人組「不死身のワニ団」)

スカイラー・ピーターズ/Skyler Peters(ジョディ・アデル/Jodie A’Dale:ヘイゼルの弟)

フィービー・フェロ/Phoebe Ferro(アリス/Alice:ハゼルとアデルの友人)

 

ローレライ・オリヴィア・モート/Lorelei Olivia Mote(ペタル・ホーリーホック/Petal Hollyhock:アンナ=フレヤの娘)

 

リオ・ティプトン/Lio Tipton(アンナ=フレヤ・ホーリーホック/Anna-Freya Hollyhock:魔法の剣一味のボス)

チャールズ・ハルフォード/Charles Halford(ウッディ・バスタード/ジョン・レッドライ/John Redrye:卵を横取りする男、アンナの仲間)

アンドレア・ブラウン/Andrea Browne(ケルズ・ホーリーホック/Kels Hollyhock:アンナの双子の妹)

レイチェル・ブラウン/Rachel Browne(サッズ・ホーリーホック/Suds Hollyhock:アンナの双子の妹)

ウェストン・ラズーリ/Weston Razooli(マーティー・ホーリーホック/Marty Hollyhock:アンナの弟)

 

Danielle Hoetmer(ジュリー・アデル/Julie A’Dale:アデルとハゼルの母)

Colleen Baum(セリア/Celia:風邪ひいて休んでいるパン屋の店員)

 

Austin Archer(チップ/Chip=デイナ・トロバトーレ/ Dana Troubadour:クラブの男)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ワイオミング州

リボン

https://maps.app.goo.gl/tFjxDFcp8EXbFB8D7?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:ユタ州

パークシティ

https://maps.app.goo.gl/EjYyQRi2EaNyoTV79?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

アメリカ・ワイオミング州の山奥の村リボンに住んでいる少女ペタルは、風変わりな母親アンナ=フレヤとその仲間たちと過ごしていた

彼らは森の奥であるものを捕獲することを目的として潜伏していたが、ペタルは自由気ままに森で遊んでいた

 

そんな村には「不死身のワニ団」を名乗る悪ガキ三人組ヘイゼル、ジョディ、アリスがいて、彼らは町にあるホームセンターの倉庫に忍び込んで「Otomo Angel」というゲーム機を盗んでいた

いざ、家のテレビで遊ぼうと思ったところ、母ジュリーはテレビにパスワードを設定して使うことができなかった

 

ヘイゼルは母にテレビを使えるようにしてもらおうと懇願すると、母はブルベリーパイを買ってきたら2時間だけ許すと言った

そこで3人は町のパン屋に向かうものの、パイを作っている職人セリアは風邪で休んでいるという

そして、セリアの家に行くものの、彼女もまた無理難題を押し付けてきた

 

三人組はセリアからパイのレシピを得るために色々と策を講じ、ようやくそれを手に入れることができた

だが、パイの材料である卵を見知らぬ男に先に買われてしまい、三人は男を追って、森の中へと向かう事になったのである

 

テーマ:青春の行き当たりばったり

裏テーマ:瓢箪から駒

 

■ひとこと感想

 

かなり古い作品なのかなと思っていましたが、劇中ではスマホが登場するし、結構ハイテクだし、と時代設定がよくわからない場所になっていました

テレビは昔ながらのものですが、ゲーム機は最新のものに見えるし、と言った感じで、レトロとハイテクが入り混じった不思議な世界観になっていましt

 

映画は、盗みを働く子どもたちを描き、その先で「さらにヤバそうな大人たちと関わることになる」というものでしたね

いわゆる「大人の知らないところで子どもたちが冒険をする」というもので、そこでのトラブルが彼らを成長させる、という内容になっています

 

少女ペタルのモノローグから始まり、アンナ=フレヤの「魔法の剣一味」というよくわからない軍団の登場などがありました

アンナは呪文のようなものを使って手下(おそらく双子の妹と弟)をコントロールできるようで、その能力は娘のペタルにも受け継がれているようでした

催眠術か何かのようですが、彼らの背景にはもっとヤバいものが隠されていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】リトル・ワンダーズ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100565/review/04414459/

 

公式HP:

https://klockworx.com/littlewonders


■シングル・イン・ソウル

 

■オススメ度

 

シングルライフに満足している人(★★★)

一風変わったラブコメが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2024.10.28(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:싱글 인 서울(ソウルのシングル)、英題:Single in Soeul

情報:2023年、韓国、103分、G

ジャンル:シングルライフのエッセイ特集を手掛ける編集者と作家を描いたラブコメ

 

監督:パク・ボムス

脚本:イ・ジミン&パク・ボムス

 

キャスト:

イ・ドンウク/이동욱(パク・ヨンホ/박영호:シングルを好むインフルエンサー、エッセイの塾講師)

イム・スジョン/임수정(チュ・ヒョンジン/주현진:恋愛苦手な出版社の編集長)

 

イソム/이솜(ホン・ジュオク/홍주옥:ヨンホのアルバイト時代の先輩)

 

チャン・ヒョンソン/장현성(ジンピョ/진표:出版社の社長)

キム・ジヨン/김지영(キョンア/경아 :ヒョンジンの先輩、ジンピョの妻、本が読めるカフェの経営者)

 

イ・ミド/이미도(ユンジョン/윤정:編集スタッフ、校正)

ジ・イス/지이수(イェリ/예리:編集スタッフ、装丁デザイン)

イ・サンギ/이상이(ビョンス/병수:編集社のインターン)

 

チョ・ヨンジン/조영진(ヒョンジンの父)

ユン・ダキョン/윤다경(キョンソン/현진:ヒョンジンの父の恋人)

 

ユン・ゲサン/윤계상(ソヌ/선우:ヒョンジンの行きつけの書店の店員)

チョ・ダルファン/조달환(オ・イシン/오시인:朗読会を行う詩人)

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

 

ロケ地:

韓国:ソウル

 

■簡単なあらすじ

 

ソウルにある「街の本出版社」では、新たな企画として「Single in the City」というものを立ち上げていた

シングルライフをテーマにしたエッセイで、バルセロナとソウルに住む作家に同じテーマで書いてもらって、同時に発売するというものだった

 

編集長のヒョンジンは仕事はできるが他はダメという女性で、行きつけの書店員ソヌとの関係を妄想するばかりだった

大学時代の先輩ユンジョンに呆れられていたが、ヒョンジンはその妄想を止めることはなかった

 

出版社の代表のツテで、インフルエンサーのヨンホを会うことになったヒョンジンは、彼にソウル編を書いてもらうことになった

だが、シングルライフにこだわるヨンホは頑なで、編集が入るのを嫌っていた

彼は、人間関係は最小にしたいと考えていて、その人生観は彼の過去に由来するものだった

 

テーマ:シングルライフと自由

裏テーマ:自由を感じられる関係

 

■ひとこと感想

 

非モテ女子とイケメンの組み合わせで、恋愛に行くか行かないか微妙な関係というものが描かれていました

予告の段階から気になっていた作品で、出版社が舞台になっているために、執筆に関するあるあるがたくさん登場していました

 

キャラクターがとても面白くて、ヒョンジンの同僚二人も個性的でインターンも最高

ヨンホの過去の恋愛話も切ないものがあって、恋愛の記憶を自分が傷つかないように改変しているというものも登場します

 

彼らがシングルでいることを選んでいるのは、人間関係が苦手というものもありますが、自分にお金をかけることの快楽を知ってしまったからのようにも思えます

ヨンホは恋愛が拗れてそっち方面に振り切った男ですが、ヒョンジンの妄想癖もなかなか強烈だなあと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】シングル・イン・ソウル【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102181/review/04414461/

 

公式HP:

https://singleinseoul.com/


■がんばっていきまっしょい

 

■オススメ度

 

青春映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.10.28(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

英題:Give It All(すべてを捧げる)

情報:2024年、日本、95分、G

ジャンル:ボート部を通じて青春する女子高生を描いた青春&スポ根映画

 

監督:櫻木優平

脚本:櫻木優平&大知慶一郎

原作:敷村良子『がんばっていきまっしょい(1996年)』

 

キャスト:

雨宮天(村上悦子/悦ネエ:流されてボート部に入る女子高生)

伊藤美来(佐伯姫/ヒメ:悦ネエの親友)

 

高橋李依(高橋梨衣奈/リー:ボート部を復活させる転校生)

鬼頭明里(兵頭妙子/ダッコ:ボート部に入るお嬢さま)

長谷川育美(井本真優美/イモッチ:ボート部に入るお嬢さま)

 

江口拓也(二宮隼人:唯一のボート部員)

 

竹達彩奈(寺尾梅子:港山高校のボート部のエース)

 

■映画の舞台

 

愛媛県:松山市

三津東高校

 

ロケ地:(モデル)

愛媛県:松山市

お好み喫茶 ソフトタイム

https://maps.app.goo.gl/nyPm49fnzYXBeUQL7?g_st=ic

 

珈琲館 赤煉瓦(リーのバイト先)

https://maps.app.goo.gl/h7vD5k4Yq3Rwp1Qd6?g_st=ic

 

DUKE SHOP 松山店

https://maps.app.goo.gl/cXx1xq2z2dHWjvj86?g_st=ic

 

梅津寺 ブエナビスタ

https://maps.app.goo.gl/MwZ2cqqoVSTD3vmC8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

高校2年生の悦子は、校内のボート大会に参加していたが、途中でやる気をなくして途方に暮れていた

そんな様子を見ていた転校生の梨衣奈は、ようやく夢のボート部に入れると心を躍らせていた

 

だが、その校内大会を最後に部員は引退となり、ボート部は廃止状態になっていた

偶然、梨衣奈の隣の席にいた悦子と姫は、「隣のクラスに二宮がいる」と言い、彼は唯一のボート部員だった

 

梨衣奈は極度の男性恐怖症だったこともあり、悦子と姫は一緒に彼女を二宮のところに送り届ける

二宮は「部の復活には最低4人は必要」と言い、断りきれなかった悦子と姫は名前だけを貸すことになった

だが、そんな彼女らの元に、ボートで決着をつけたいという妙子と真優美が復活を聞きつけてやって来る

そして、流れに逆らえぬまま、悦子と姫も部活動を開始することになったのである

 

テーマ:青春を捧げるもの

裏テーマ:心がひとつになる理由

 

■ひとこと感想

 

かなり古い原作がアニメになるということで、なんで今更と思いながらも鑑賞してきました

CGアニメになるのだと思いますが、この動きには好き嫌いがあるように思います

リアルテイストなのか、常にゆらゆらしている感じになっていて、こだわるところはそういうところではないだろうと思ってしまいます

 

物語は、巻き込まれ女子高生の変化を描いていますが、彼女自身の成長は目に見えるようでも、キャラが大きく変わるということはなかったですね

それにしても、あそこまで描くなら、恋愛関係は放置してほしくなかったですね

おそらくは、彼にその気がゼロだとは思いますが、悦子の迷いの起因はそこにあったと思うので、スルーはどうなのかと思いました

 

映画は、映像は綺麗なのですが、エンディングが全く無縁のアイドルでしたね

この手の作品は声優が歌うとばかり思っていましたが、プロの歌手(アイドルだけど)の割には「ええ」という感じになっていましたね

愛媛の松山が舞台なのですが、現地民ならわかるあるあるが入っていたのでしょうか

ほとんど方言が出てこないので、あまりご当地っぽさを感じませんでした

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】がんばっていきまっしょい【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101452/review/04414460/

 

公式HP:

https://sh-anime.shochiku.co.jp/ganbatte-anime/


■ヒューマン・ポジション

 

■オススメ度

 

自分の居場所探しをする物語に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2024.10.29(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:A Human Position(人の位置)

情報:2021年、ノルウェー、78分、G

ジャンル:病気から復職した新聞記者の居場所探しを描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:アンダース・エンブレム

 

キャスト:

アマリエ・イブセン・ジェンセン/Amalie Ibsen Jensen(アスタ/Asta:復帰する新聞社の社員)

マリア・アグマロ/Maria Agwumaro(ライヴ/Live:アスタのガールフレンド)

 

Lars Halvor Andreassen(ゲイル・オージュ/Geir-Åge:カメラマン)

 

■映画の舞台

 

ノルウェー:ロムスダール

オーレスン/Ålesund

https://maps.app.goo.gl/uryEfn59QGotrhsQ9?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

ノルウェーの港町オーレスンに住んでいる新聞記者のアスタは、仕事に復帰するものの、どこか自分の場所ではないような感じがしていた

これまで通りに色んな場所で取材をするものの、どこかしっくり来ていなかった

彼女にはルームメイトで恋人のライヴがいて、彼女は椅子のメンテナンスをしたり、自由に作曲活動などをしていた

 

ある日、ノルウェーで10年間働いていた難民が、会社の倒産によって強制送還されたという新聞記事を目にした

そこでアスタは、その事件に関わった先を取材し、難民申請の実態へとふれていく

 

そんな折、アスタはとある場所にて、強制送還された男の椅子を発見する

それを譲り受けた彼女は、それをライヴにプレゼントしようと考えた

 

テーマ:体と心の居場所の違い

裏テーマ:居場所を得るのに必要な時間

 

■ひとこと感想

 

ノルウェーの映画ということで、物珍しさも相まって鑑賞

タイトルが意味深ながらも、色んな解釈ができる作品となっていました

 

映画は、かなり長回しの多い作品で、オーレスンの街並みを固定カメラで切り取っていくのですが、冒頭の港の様子は写真なのかなと思うほどに動きがなかったりします

登場人物はかなり少なく、ほとんどの場面でアスタが登場し、プライベートエリアにてライヴが登場していました

 

その他は取材相手と同行するカメラマンばかりなのですが、取材の内容と被写体が取るポーズの違和感が凄かったですね

アスタがピースはやめときましょうとか、カメラマンに写真を送らないでと小言を言ったりと、妙なテンションの笑いがある作品になっていたと思います

 

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*【映画感想】ヒューマン・ポジション【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101907/review/04416633/

 

公式HP:

https://position.crepuscule-films.com/


■ほなまた明日

 

■オススメ度

 

芸術に悩む青春映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.10.29(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、99分、G

ジャンル:写真学科の仲良し4人の進路を描いた青春映画

 

監督:道本咲希

脚本:郷田流生&道本咲希

 

キャスト:

田中真琴(草馬ナオ:写真家を目指す芸大生)

 

山田崚汰(山田勝:写真学科の同級生)

重松りさ(松雪小夜:写真学科の同級生)

秋田卓郎(多田慎太郎:写真学科の同級生、実家は写真館)

 

大古知遣(北野航平:写真学科の講師)

 

ついひじ杏奈(野口みのり:ナオたちの後輩)

西野凪沙(青野春:勝のスタジオの後輩)

 

越山深喜(川越由美:たこ焼き屋のおばちゃん)

 

ゆかわたかし(山田照:勝の父)

加茂井彩音(山田夏海:勝の姉)

 

福地千香子(草馬紀子:ナオの母)

 

■映画の舞台

 

東京の下町

 

大阪府:大阪市

心斎橋付近

 

ロケ地:

東京都:中野区

東京工芸大学

https://maps.app.goo.gl/h4XzmMfKXPDtocf27?g_st=ic

 

埼玉県:川口市

天王寺あべのたこやきやまちゃん 川口店

https://maps.app.goo.gl/4sXJxDWRYnPgpc4j7?g_st=ic

 

Cafeきくち

https://maps.app.goo.gl/c881ufQT8z3phqmG7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

写真家を目指しているナオは、ドイツのベルリンへの留学を考えていて、同じ写真学科の勝、多田、小夜たちと最後の学生生活を満喫していた

ナオは母親との折り合いが悪く、一人で帰っても家にすらあげてくれないほどに険悪だった

 

ある日、ナオは勝に「付き合ってみようか」と言い、彼は言葉に詰まってしまう

勝は「俺のことが好きなんか?」と訊くものの、「わからない」と言われ、さらに「なんか、愛おしい」と言われてしまった

 

その後、勝の部屋に転がり込んだナオだったが、ベルリン行きが現実的になってきてしまい、勝は別れを確信し始める

彼はナオの写真を見て、写真家になることを諦めた人間で、東京に出てアシスタントをして生計を立てようと考えていた

多田は実家の写真館を継ぐことを反対されて、アシスタントへの道を歩む

小夜もまた、自分の写真に足りないものを突きつけられていて、ナオの動向を気にするようになっていた

 

テーマ:写真に映る真実

裏テーマ:愛おしさの解釈

 

■ひとこと感想

 

写真学科の仲良し4回生の青春群像劇を描いた作品で、ナオの突出した才能によって、自らの進路を決めていく3人が描かれていました

何かが足りないと思っていても、その何かがわからない状態で、その本音は写真の中にだけ残っていると言う状態になっていました

 

ナオはアシスタント向きの性格をしておらず、プロになるしかないと考えていて、ベルリンへの留学を希望しています

家にはほとんど帰らずに勝の部屋に同居しているのですが、その関係性は純粋なものではないように思えます

おそらく小夜は勝のことが好きで、彼が傷つくことに心を痛めていて、そんな彼がナオと付き合っていると聞かされて動揺していました

 

さらに、ナオは勝を置いたままベルリンに行くことがわかっていて、ナオと勝の関係とは何だったのかと言う感じになっていましたね

ナオは「愛おしい」と言いますが、勝には「かわいそう」と言うふうに聞こえているのですね

でも、ナオの言う「愛おしい」と言うのはファインダーの中に収まるものと言う意味になっていて、それはある種の傲慢な考えなのかな、と感じました

 

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*【映画感想】ほなまた明日【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101334/review/04416634/

 

公式HP:

http://honamata-ashita.com/


■ゼンブ・オブ・トーキョー

 

■オススメ度

 

東京観光映画に興味がある人(★★)

主演のアイドルたちのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.10.30(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、87分、G

ジャンル:地方から東京に来た女子高生たちを描いた青春映画

 

監督:熊切和嘉

脚本:福田晶平&土屋亮一

 

キャスト:

正源司陽子(池園優里香:綿密なプランを立てる班長)

 

渡辺莉奈(桐井智紗:アイドルのオーディションを受けたい優里香の班の生徒)

藤嶌果歩(羽川恵:憧れの男子を追いかけたい優里香の班の生徒)

石塚瑶季(説田詩央里:推しキャラグッズを手に入れたい優里香の班の生徒)

小西夏菜実(桝谷綾乃:都会っぽくクールに振る舞う優里香の班の生徒)

 

竹内希来里(辻坂美緒:恵の抜け駆けを阻止するクラスメイト)

 

清水理央(角村若菜:詩央里と同じ目的のクラスメイト、サバサバ系)

宮地すみれ(簗取茜:詩央里と同じ目的のクラスメイト、迷子)

山下葉留花(門林萌絵:詩央里と同じ目的のクラスメイト、整理券紛失)

 

平尾帆夏(花里深雪:綾乃に憧れるクラスメイト)

平岡海月(満武夢華:綾乃の東京時代の友人)

 

八嶋智人(日沼健二:担任の先生)

 

小坂菜緒(有川凛:智紗が憧れるアイドル)

 

■映画の舞台

 

東京都内

 

ロケ地:

東京都:豊島区

GiGO 池袋3番館

https://maps.app.goo.gl/XUBiaEnhZei3ZeBF9?g_st=ic

 

Fanfantasy+ GiGo池袋3番館

https://maps.app.goo.gl/mk8Aig88RLQzh1yE6?g_st=ic

 

東京都:新宿区

SUBNADE

https://maps.app.goo.gl/rtwG44JehDUL1rni8?g_st=ic

 

東京都:台東区

BELMONT HOTEL

https://maps.app.goo.gl/nGH2SD4sFc4eCVWy8?g_st=ic

 

東京都:港区

PAPRAGALLO

https://maps.app.goo.gl/VD76n4AUw3a8Cvpv9?g_st=ic

 

東京都:墨田区

東京スカイツリー

https://maps.app.goo.gl/7yH8Nu6Arz3ZpG9q8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

地方から修学旅行に来た優里香たちのクラスは、班によって自由行動をすることになった

綿密な計画を立てて「東京の全部を満喫する」と宣言する優里香だったが、班員のみんなにはそれぞれ思惑があった

 

智紗はアイドルのオーディションを受けたくて、恵はクラスメイトの守谷と仲良くなりたいと考えている

詩央里は友だちと一緒に推しキャラの限定品ゲットに走り、東京出身の綾乃は特に行きたい場所もなかった

 

そんな彼女たちは、目当ての店が混雑しているのを良いことに、好きな場所で食事をして、1時間後に集まろうという流れに乗っかってしまう

優里香は真面目にその時間に戻ってくるものの、誰もその場所にはおらず、仕方なく自分一人で計画通りに旅行を続けようと考えるのである

 

テーマ:旅行の楽しさの正体

裏テーマ:体験に必要なもの

 

■ひとこと感想

 

日向坂46の4期生が全員出演するアイドル映画で、地方から東京に修学旅行に来た高校生たちを演じていました

中心になるのは班長を中心とした五人組で、それぞれが行きたい場所に友人や憧れのアイドルがいる、という感じになっています

ともかくアイドル映画なので、キラキラ輝いている彼女たちを愛でる映画となっていました

 

おそらくは当て書きに近い感じで、普段の彼女たちもそのままなのだと思います

気を使うような大御所俳優と絡みまくるということはあまりなく、それぞれのシーンは自由に演技していたのかなと思いました

一部、タクシー運転手さんと絡んだり、カフェの店員に突っ込まれたりはありましたが、憧れの男子を追いかける二人も接触はしないので、ファンに配慮した展開になっているのかな、と感じました

 

物語性がないまま進むのかと思いましたが、後半にはまさかの展開があって、アイドルがアイドルのオーデションを受けるなんていうくだりがありましたね

さすがに不合格にはできないのでという大人の事情などもありましたが、そのあたりは劇場で確かめて頂いたら良いのかなと思います

ともかく、キラキラしてますわ

あまり馴染みがなかったけど、個人的には帽子キャラの辻坂を演じた竹内希来里さんがツボにハマっちゃいましたね

 

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*【映画感想】ゼンブ・オブ・トーキョー【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

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https://eiga.com/movie/102200/review/04420312/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/zenbu_of_tokyo/


■シン・デレラ

 

■オススメ度

 

ひたすらグロいだけの映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2024.10.31(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Cinderella‘s Curse(シンデレラの呪い)

情報:2024年、イギリス&アメリカ、82分、R15+

ジャンル:継母と義姉、憧れの王子に蔑められた女が逆襲する様子を描いたスプラッターホラー

 

監督:ルイーザ・ウォーレン

脚本:ハリー・ボックリー

 

キャスト:

ケリー・ライアン・サンソン/Kelly Rian Sanson(エラ/シンデレラ/Cinderella:継母と義姉からいじめられる女性)

 

クリッシー・ウンナ/Chrissie Wunna(フェアリーゴッドマザー/Fairy Godmother:エラを助ける魔法使い)

 

ローレン・バッド/Lauren Budd(イングリッド/Ingrid:エラの義理の姉)

ナターシャ・トシーニ/Natasha Tosini(ハンナ/Hannah:エラの義理の姉)

ダニエル・スコット/Danielle Scott(ダイアー夫人:エラの継母)

 

サム・バレット/Sam Barrett(レヴィン王子/Prince Levin:シンデレラの想い人)

Charlotte Jackson Coleman(ミレドレッド女王/The Queen:レヴィンの母)

Peter Watson(トラッセル国王/The King:レヴィンの父)

Ivan Wilkinson(ジョン・ブラッドリー/John Bradbury:国王陛下の付き人)

 

Helen Fullerton(アーニャ/Anja:ダイアー家の家政婦)

Frederick Dallaway(モリッツ/Moritz:アーニャの息子)

 

Sam Byrne(ジェイコブ/Jacob:フェアリーゴッドマザーの被害者)

Sarah T. Cohen(フィル/Phil:ジェイコブの妻)

 

■映画の舞台

 

ドイツ:

ノイシュバイエルン城

https://maps.app.goo.gl/onZA783UEST6EHFX6?g_st=ic

 

ロケ地:

スコットランド

 

■簡単なあらすじ

 

ダイアー家の家政婦のような扱いを受けているエラは、継母と義姉二人から執拗ないじめを受けていた

エラの父は町に行ったきりになっていると聞かされ、召使のアーニャと共に苦境を耐え忍んでいた

 

ある日、怪我をしてしまったアーニャはクビになってしまい、晒し者になった挙句に殺されてしまう

アーニャの息子モリッツも行方不明となり、エラの屋敷での立場はますます悪くなっていった

 

そんな折、トラッセル国王とその子息であるレヴィン王子が屋敷を訪問しに来た

王子は妻となる女性の下調べをしに来ていて、そこでエラと偶然会うことになった

王子はエラを舞踏会に招待し、継母のイライラはますます募るばかりだった

 

テーマ:心から願うこと

裏テーマ:呪いの伝承

 

■ひとこと感想

 

パブリックドメインとなった古典をスプラッターにするシリーズの一環で、今度のネタは「シンデレラ」となっていました

童話では魔法使いのおかげで舞踏会に行って、そこで王子と結ばれると言うものでしたが、本作では「王子にもバカにされる」と言う展開を迎えます

夢物語はそこになく、さらに酷い仕打ちを受けることになって、そこから復讐が始まると言うテイストになっていました

 

このタイプの作品は、ほとんどが「スプラッタホラー」になってしまうのですが、その理由まではわかりません

中途半端に原作をなぞると反発を喰らうからなのか、設定の一部と名前だけを借りた二次創作が多いですね

それで良いのかはわかりませんが、単なるスプラッターよりはお客さんが入るのかもしれません

 

映画は、いわゆるB級ホラーというもので、とことんまでスプラッターという感じになっています

それでも、殺し方とか殺す理由などの部分に希薄さがあり、何も残らない作品でしたね

単に気持ち悪さだけを追求したらこうなるのかな、という感じになっていました

 

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*【映画感想】シン・デレラ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102225/review/04423849/

 

公式HP:

https://hark3.com/cinderella/


■ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス

 

■オススメ度

 

シリーズのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2024.11.1(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Venom: The Last Dance

情報:2024年、アメリカ、109分、 G

ジャンル:逃亡中のバディが難敵に立ち向かう様子を描いたアクション映画

 

監督&脚本:ケリー・マーセル

原作:マーベルコミック『ヴェノム』

 

キャスト:

トム・ハーディ/Tom Hardy(エディ・ブロック/Eddie Brock=ヴェノム/Venom:シンビオートと融合したジャーナリスト)

 

キウェテル・イジョフォー/Chiwetel Ejiofor(レックス・ストリックランド/Strickland:インペリウムを監視するエリア55の将軍)

 

ジュノー・テンプル/Juno Temple(テディ・ペイン博士/Dr. Teddy Paine:インペリウムの研究者)

   (若年期:Brooke Carter

Clark Backo(セイディ・クリスマス/Sadie:テディの同僚)

 

アンディ・サーキス/Andy Serkis(ヌル/Knull:シンビオートの創造者)

 

リス・エヴァンス/Rhys Ifans(マーティン・ムーン/Martin:ヒッピーのエイリアン愛好家)

アラナ・ユーバック/Alanna Ubach(ノヴァ・ムーン/Nova:マーティンの妻)

Hala Finley(エコー/Echo:マーティンの娘)

Dash McCloud(リーフ/Leaf:マーティンの息子)

 

スティーヴン・グレハム/Stephen Graham(パトリック・マリガン刑事/Detective Mulligan:シンビオートに感染した元刑事)

 

ペギー・ルー/Peggy Lu(チェン夫人/Mrs. Chen:エディの友人、コンビニの店主)

 

クリスト・フェルナンデス/Cristo Fernández(メキシコのバーテンダー)

 

 

■映画の舞台

 

メキシコ:

サラニモ(架空)

 

アメリカ:

ニューヨーク&ラスベガス&ネバダ砂漠

 

ロケ地:

スペイン:カタルヘナ

ロス・マテオス/Los Mateos

https://maps.app.goo.gl/sKG3g7NyfQz4nEaXA

 

スペイン:カルブランケ

カルブランケ国際公園/Parque Natural de Calblanque

https://maps.app.goo.gl/i8QH1d6BhtieiYLCA

 

スペイン:アルメリア

タバナス砂漠/Desierto de Tabernas

https://maps.app.goo.gl/CjsTwKZynsGw5Hby7

 

アメリカ:ロサンゼルス

 

アメリカ:ネバダ州

ラスベガス

 

イギリス:ロンドン

 

■簡単なあらすじ

 

前作にて、刑事殺しの汚名を着せられたエディは、相棒ヴェノムとともにメキシコに潜伏していた

二人のニュースは全米で流れていたが、NYの判事に会えば何とかなると考えたエディは、ネバダ砂漠を抜けて向かおうと考えていた

 

その頃、エリア51は封鎖の方向に向かっていたが、実はその地下数百メートルのところに新たなエリアを建設していた

そこには、ヴェノムと同じシンビオートの研究ラボがあり、他の個体の研究も行われていた

そこにエディたちが殺したはずのマリガンも運び込まれ、彼は同じように融合体となっていた

 

作戦の指揮官であるストリックラッド将軍は、融合体となったマリガンから話を聞き出す

それはこの世の終わりのカウントダウンとも呼べるもので、創造主ヌルがゼノファージを使って、エディだけが持つコーディクスを奪おうと考えていたのである

 

テーマ:心の中に残るもの

裏テーマ:バディの交代

 

■ひとこと感想

 

シリーズの最終章ということで、一応は「エディとヴェノムの物語は終わり」という感じになっていました

二人の続編を作ろうと思えば作れるし、新たなバディを描くこともできる感じに結んでいましたね

 

映画は、ヴェノムたちを作った神様のようなものが登場し、それが何らかの力で幽閉されているというものでした

そして、手下を使って、復活の狼煙を上げようと考えるもので、そのために「エディとヴェノムだけが持つコーディクスが必要」という感じになっていました

 

前作までの記憶がほとんどないのですが、とりあえずは「追われていること」さえわかればOKという感じで、前回で死んだはずのマリガンがシンビオートの力で生きていたという力技になっています

また、ヴェノムの仲間のような存在が研究者に取り憑いたり離れたりと自由な感じになっていて、その個体とヴェノムの関係性というのはいまいちわからない感じになっていました

 

ゼノファージが攻撃を受けたら、ヌルが苦しむ理由などはよく分かりませんが、その辺りを深く考えてはいけないのかなあと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101865/review/04426135/

 

公式HP:

https://www.venom-movie.jp/


■スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル・ハッキング・ゲーム

 

■オススメ度

 

シリーズのファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.11.2(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、116分、G

ジャンル:首脳会談をターゲットにした電子テロを描いたサスペンススリラー

 

監督:中田秀夫

脚本:大石哲也

原作:志駕晃『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』

 

キャスト:(わかった分だけ)

成田凌(浦野善治:連続殺人鬼、韓国の反政府組織ムグンファに雇われる天才ハッカー)

 

千葉雄大(加賀谷学:浦野を追う刑事、神奈川県警捜査一課の巡査部長、内閣府サイバーセキュリティチームに転属)

 

大谷亮平(キム・ガンフン:ムグンファの幹部)

クォン・ウンビ(スミン:キムの秘書)

   (幼少期:山田詩子

 

佐野史郎(チョン・ハクソン:剥製師)

 

白石麻衣(加賀谷美乃里:学の妻、元セキュリティ会社の秘書)

 

井浦新(兵藤彰:公安警察)

森岡龍(西田一正:兵頭の部下)

岡田卓也(洲崎康文:兵頭の部下)

久保勝史(小野敏明:兵頭の部下)

間瀬永実子(岬史子:兵頭の部下)

 

真飛聖(窪田逸子:内閣府サイバーセキュリティー室の室長)

長田成哉(セキュリティー室の職員)

宮原弘樹(鵜飼久信:サイバーセキュリティースタッフ)

 

利重剛(市原旬:内閣総理大臣)

阪田マサノブ(総理の秘書)

羽場裕一(臼井守:警視総監)

飯田基裕(登川誠司:警察庁警備局長)

 

猪塚健太(長瀬明:ストーカー殺人犯)

鈴木美羽(吉沢沙月:ストーカー殺人の被害者)

 

髙石あかり(瀬戸千春:花屋の店員)

 

田中圭(富田誠:麻美の恋人)

北川景子(富田麻美/稲葉麻美:浦野が執着する女、誠の妻)

 

原田泰造(毒島徹:神奈川県警捜査一課の警部補)

 

カン・ユンス(チェ・ヨンジュン:スミンの義父)

 

岩男海史(浦野の協力者)

 

■映画の舞台

 

日本:

都心のどこか

 

韓国:

ソウル特別市

インチョン広域市

 

ロケ地:

神奈川県:横浜市

横浜平楽園

https://maps.app.goo.gl/JARriBZWhvgZUohcA?g_st=ic

 

山梨県:南都留郡

SHIGENO河口湖ハウス

https://maps.app.goo.gl/JjE2rmxLNyaW6s1L7?g_st=ic

 

東京都:清瀬市

清瀬市役所本庁舎

https://maps.app.goo.gl/pL74ot9Y6fWZAFL67?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

前作にて、ハッカーで殺人鬼の浦野を取り逃した加賀谷は、内閣府のセキュリティチームに転属になっていた

浦野への執着も消えぬまま、日々の業務をこなしていた加賀谷だったが、捜査一課の毒島を訪ねては、浦野の手掛かりを探そうとしていた

 

一方その頃、浦野は韓国の仁川市に潜伏していたが、反社会組織のムグンファの連中に目をつけられていた

ムグンファのキムの狙いは「韓日首脳会談の阻止」であり、それに手を貸してくれたら報酬を与えると約束した

浦野はある条件を提示して、キムの手助けをすることになり、浦野の監視役には、キムの秘書スミンが付くことになった

 

浦野はプログラムに没頭し、スミンが用意する食事には手もつけない

そして、首脳会談が行われる会場の下見の日に事件は起こる

それは、Jアラートがハッキングされ、会場への弾道ミサイル着弾が演出された

加賀谷は浦野が動き出したと感じ、公安警察の兵頭とともに彼の行方を追うことになったのである

 

テーマ:スマホの充電には気をつけて

裏テーマ:境遇が作る未来の違い

 

■ひとこと感想

 

シリーズ3作目にして、最終章ということで、サイバー&スリラーがピークを迎えるのかと思いましたが、まさかの展開になっていましたね

ほぼ浦野とスミンの物語になっていて、同じ境遇を持った人間はどのような大人になるのか、というのがテーマになっていました

 

人間・浦野の背景を描いていくのですが、そこにある目的を持ったスミンが監視役として張り付くことになりました

彼女も何かしらの目的があるのですが、映画ではうやむやになっていたように思えます

 

サスペンスというよりは思いっきりヒューマンドラマの方に振り切っていて、浦野の狂気性のようなものはそこまで感じません

彼自身が普通の人間に戻るのかはなんとも言えませんが、ラストはなかなか凝っていましたねえ

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル・ハッキング・ゲーム【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100867/review/04429463/

 

公式HP:

https://sumaho-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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