■映画鑑賞まとめ■

 

3月、第1週(20225.3.1~2025.3.9)

 


■リボルバー

 

■オススメ度

 

韓国ノワールが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.1(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:리볼버(リボルバー)、英題:Revolver

情報:2024年、韓国、115分、G

ジャンル:罠に嵌められて服役した元刑事の復讐を描いたスリラー映画

 

監督:オ・スンウク

脚本:オ・スンウク&チュ・ビョル

 

キャスト:

チョン・ドヨン/전도연(ハ・ソヨン/하수영:復讐を誓う元刑事)

 

チ・チャンウク/지창욱(アンディ/앤디:約束を破棄するイースタン・プロミスの取締役)

チョン・ヘジン/전혜진(グレース/그레이스:イースタン・プロミスの代表、アンディの姉)

キム・ジンソ/김종수(イースタン・プロミスの本部長)

 

イム・ジヨン/임지연(チョンマダム/チョン・ユンソン/정윤선:スヨンを手助けする謎の女、摘発クラブの関係者)

 

イ・ジョンジェ/이정재(イム・ソギョン/임석용:警察捜査課長、スヨンの元恋人)

キム・ジュンハン/김준한(シン・ドンホ/신동호:ソヨンに告白歴のある元同僚刑事)

ユ・ソンジュ/유성주(クォン/권서장:元警察署長)

チョン・ジェヨン/정재영(ミン・ギヒョン/민기현:ソヨンを助ける刑事班長)

 

オ・ウィシク/오의식(ホン・インギ/홍인기:事件の検察官)

ユン・ギョンホ/윤경호(ヤン弁護士/양변호사:事件の弁護士)

 

チョン・マンシク/정만식(チョ・ジェフン/조재훈:不正事件の当事者、ゴルフ場経営者、イースタン・プロミスの資金洗浄役)

 

キム・ヘウン/김혜은(祈祷師、イースタンプロミスの元代表の養女)

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

京畿道近辺

 

ロケ地:

韓国:ソウル

 

■簡単なあらすじ

 

刑事として職場に尽くしてきたハ・スヨンは、クラブ摘発を揉み消した一連の汚職事件の犯人となる代わりに、多額の補償金とマンションを譲り約束をしていた

当初は執行猶予がつくはずだったが実刑となり、彼女は2年の服役を余儀なくされてしまった

2年後、出所した際には恋人のイム・ソギョンも出迎えずに来ず、検事のホン・インギのみが事件後について説明に訪れただけだった

 

その後、事件に関わっていたクラブの関係者チョン・ユンソンが彼女の元に訪れる

彼女は力になると言うものの、多弁で信頼の置けない人物だった

仕方なく彼女にマンションに連れて行ってもらうことになったが、そこはスヨン名義ではなく、全く見知らぬ「ファン・ジョンミ」という女性になっていた

不動産者に調べてもらうと金銭譲渡の形跡はなく、スヨンからソギョンに渡り、その後その謎の女の名義に変わっていた

 

スヨンは何が起こっているのかわからずに、さらに渡されるはずの金もないことがわかる

そして、恋人のソギョンも謎の拳銃自殺をしていることがわかった

そこでスヨンは一連の事件の解明と裏切りの報復をするために動き出したのである

 

テーマ:落とし前の付け方

裏テーマ:バカに復讐する方法

 

■ひとこと感想

 

韓国ノワールということで、嵌められて刑務所に服役していた元刑事が復讐を果たすという内容になっていました

てっきり、激しい銃撃戦とか、残虐なシーンがあるのかと思いましたが、かなりライトなつくりになっていたと思います

事件がどのようなものかを映画から読み取るのが難しいのですが、ざっくり言うと「嵌められて身ぐるみ剥がされた」みたいな感じになっていました

 

謎の女は摘発クラブのママか何かのようで、中国人のモデルみたいな話が出ていたように思います

おそらく彼女は不利益を被っているスヨンについていけばおこぼれがもらえると考えていたようですが、相手があまりにも巨大で危険というふうに語られています

でも、スケール感はほとんどなく、家族経営の小さな闇会社ぐらいのイメージしか湧きませんでしたね

 

リボルバーも一応重要な役割を果たしますが、そこまで大それたものでもなく、銃を手にしたことのない一般人でもないので、それを手にする葛藤とかもなかったりします

事件の黒幕というほどのものではありませんが、一応ヴィランがアンディで、それを守るために本部長がいるみたいで、やはり組織的な感じが全くしないのもどうかと思いました

また、物語の展開が異様に遅いので、そのあたりもかなり眠気を誘ってしまうように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】リボルバー【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103036/review/04828150/

 

公式HP:

https://revolver-movie.com/


■デュオ 1/2のピアニスト

 

■オススメ度

 

ピアノ音楽映画が好きな人(★★★)

実話ベースの映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Prodigieuses(驚異的な)

情報:2024年、フランス、109分、G

ジャンル:双子のピアニストの苦難の道のりを描いた伝記映画

 

監督:フレデリック・ポティエ&バランタン・ポティエ

脚本:フレデリック・ポティエ&バランタン・ポティエ&サビーヌ・ダバディ&クレール・ルマレシャル

 

キャスト:

カミーユ・ラザ/Camille Razat(クレール・ヴァロワ/Claire Vallois:ピアニストを目指す双子の姉妹、姉、モデルはAudrey Pleynet)

   (幼少期:Milla Dubourdieu

メラニー・ロベール/Mélanie Robert(ジャンヌ・ヴァロワ/Jeanne Vallois:ピアニストを目指す双子の姉妹、妹、モデルはDiane Pleynet)

   (幼少期:Lucie Usal

 

フランク・デュボスク/Franck Dubosc(セルジュ・ヴァロワ/Serge Vallois:双子の父、元水泳選手)

イザベル・カレ/Isabelle Carré(カトリーヌ・ヴァロワ/Catherine Vallois:双子の母、元ファッションデザイナー)

 

アウグスト・ヴィトゲンシュタイン/August Wittgenstein(クラウス・レナート/Lenhardt:クレールを指導する先生)

エリザ・ダウディ/Elisa Doughty(フィッシャー先生/Frau Fischer:ジャンヌを指導する先生)

 

Thomas Landbo(アイヴィン・レンネ/Eivind Rinne:コンサートの指揮者)

 

Lennart Betzgen(ダニエル/Daniel:クレールを慕う学生)

Lola Aubrière(ロレナ/Lorena:ライバル学生、レナートの教え子)

 

■映画の舞台

 

フランス:アンデス地方

 

ドイツ:

カールスルーエ/Karlsruhe

https://maps.app.goo.gl/MwjxVBc71RwUZ7xA9

 

ロケ地:

フランス:パリ

国際大学都市/Cité Universitaire Internationale

https://maps.app.goo.gl/MpseZXjQEqPnmYzaA?g_st=ic

 

フランス:Yvelines

Bailly

https://maps.app.goo.gl/2KLX4A4PQA9ZR8WA7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

フランスのアンデス南部に住んでいる双子のクレールとジャンヌは、幼少期からピアノが大好きで、いつも一緒に練習をしていた

1番であることに意味を感じている父セルジュは、本格的に指導を始めることになり、家計は母カトリーヌが支えることになった

屋根の修理もままらないほどの困窮だったが、すべてを二人のピアノに注いでいた

 

その後、二人はドイツにある音楽学校に通うことになり、クレールはレナート先生、ジャンヌはフォッシャー先生の指導を受けることになった

レナート先生は学校の代表を決める立場にあり、著名な指揮者リンネを迎えてのコンサートが控えていた

ソリストを指導するのはレナートで、まずは学校で1番にならなければならない

学校にはレナートの教え子ロレナもいて、狭き門だと思われた

 

だが、クレールの演奏はレナートの心を動かし、彼女がソリストに選ばれる

ジャンヌは複雑な思いを抱えながらも、フィッシャー先生の指導を受け続けた

 

そんな折、クレールは同級生ダニエルから誘いを受けることになり、夜の街に繰り出した

そこで余興のセッションを行うものの、それを知った父が激昂して怒鳴り込んできた

だが、その日を境に、クレールは不調に陥り、レナートは代わりを探そうと考え始めるのである

 

テーマ:音楽に向き合う姿勢

裏テーマ:双子とは何者か

 

■ひとこと感想

 

タイトルと予告編で完全ネタバレしている作品で、この内容なら「二人で一緒に弾いているビジュアル」は出さない方が良かったと思います

特に邦題の副題が最悪で、これだと映画の前半部分が退屈になってしまうでしょう

なので、双子がそれぞれソリストを目指しつつ、その仲がどうなってしまうのか、と言うところに主眼を置いた方が良かったように感じました

 

映画では、フランスの田舎町からドイツの名門校に入ると言う流れになっていて、そのハードルの高さというのはそこまで強調されていません

そもそもモデルになった二人は実在の人物ですが、映画では名前を変えているので、実話に着想を得たという半分フィクションと考える方が良いと思います

そんな中で、王道的なピアノ映画になっているのですが、最大の驚きがネタバレしちゃっているので、そこでアガるかどうかは微妙な感じに仕上がっています

 

年頃なので恋愛などもありますが、このあたりがフィクションなのかなという感じで、元々は遺伝的な病気によって弾くことがままならなくなってしまい、それでも弾きたいという欲求があのデュオを生んだのかなと感じました

鞭で弾き、叩きつけるような演奏法はとても興味深く、腕の動き距離が大きいので音に間に合わない部分があります

それを補うために二人で弾くことになるのですが、どちらもが主であり副である演奏というのは譜面作りの段階で地獄だろうなあと思ってしまいました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】デュオ 1/2のピアニスト【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

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鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ

 

公式HP:

https://www.flag-pictures.co.jp/duo-pianist/


■シンパシー・フォー・ザ・デビル

 

■オススメ度

 

ニコラス・ケイジの映画なら観ちゃう人(★★★)

ワンシチュエーションスリラーが好きな人(★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.3(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

原題:Sympathy for the Devil(悪魔を憐れむ歌)

情報:2023年、アメリカ、90分、

ジャンル:妻の出産に急ぐ男が謎のイカれた男にまとわりつかれる様子を描いたスリラー映画

 

監督:ユヴァル・アドラー

脚本:ルーク・パラダイス

 

キャスト:

ニコラス・ケイジ/Nicolas Cage(男/The Passenger:デイヴィッドの車に乗り込む男)

ジョエル・キナマン/Joel Kinnaman(デイビッド・チェンバレン/David:妻の出産に急ぐ夫、運転手)

 

キャメロン・リー・プライス/Cameron Lee Price(速度違反を取り締まる警官)

 

アレクシス・ゾリコファー/Alexis Zollicoffer(「ロードハウスダイナー」のウェイトレス)

バーンズ・バーンズ/Burns Burns(「ロードハウスダイナー」のオーナー)

リッチ・ホプキンス/Rich Hopkins(トラック運転手、ダイナーの客)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ネバダ州

ラスベガス

 

ロケ地:

アメリカ:ネバダ州

ラスベガス

 

■簡単なあらすじ

 

ラスベガスに住む会社員のデイビッドは、妻マギーの出産を控えていた

息子をマギーの母に預けて病院に向かったデイビッドだったが、その駐車場にて、謎の男に絡まれてしまう

 

男はいきなり車に乗り込んで来て、銃を突きつけて「車を出せ」を迫ってくる

威嚇射撃も行う男に従わざるを得ず、デイビッドは車を走らせた

男の目的は不明で、目的地もわからないまま

男が話している内容も支離滅裂だが、どうやら誰かと勘違いしているようだった

 

ある程度走った頃、デイビッドはわざと速度を上げ、車はパトカーによって止められてしまう

警官から免許を出すように言われるものの、男は固辞し、警官は銃を取り出す

だが、一瞬の隙をついて、男は警官を撃ち殺してしまった

再び車を走らせたデイビッドは、男の言うままにハイウェイを走らせる

そして、目的地がボルダーシティだと判明する

さらに男は、ある男が帳簿係に金をくすねられたと言う話をし始めるのである

 

テーマ:悪魔の本質

裏テーマ:記憶の改竄

 

■ひとこと感想

 

ニコラス・ケイジがいきなり車に乗り込んできて銃を突きつけるという内容で、出産間近の妻のところに行きたい夫が巻き込まれるという物語になっていました

夫には心当たりがなく、乗客の男が誰かと間違っていると思い込んでいましたが、他人が巻き添えになるにつれて、やむを得ずに従うという流れになっていました

 

映画は、このワンシチュエーションを楽しめるかどうかに掛かっていて、どっちが本当のことを言っているのかを追っていく流れになっていました

見た目の感じだとデイビッドの方が正しいことを言っているように思うのですが、彼自身の言動も不確かなところが多く、ラストでは彼自身の記憶にもおかしなところがあるように描かれていました

 

ラスベガスの救急病院からボルダーシティ(Boulder City)までの距離はやく26.1マイル、車だと30分くらいの距離なので、映画の体感時間はほぼそのままという感じになっています

すぐそこというところがミソで、そこに待つ誰かはデイビッドにも脅威であることがわかります

映画をラストまで観ると、どうして彼がそんなに必死になって降りようとするのかという意味も見えてくるのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】シンパシー・フォー・ザ・デビル【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

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https://eiga.com/movie/102990/review/04839166/

 

公式HP:

https://sympathy-devil.jp/


■プロジェクト・サイレンス

 

■オススメ度

 

韓国のトンデモスリラー映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:탈출: 프로젝트 사일런스(脱出:プロジェクト・サイレンス)、英題:Project Silence

情報:2023年、韓国、96分、G

ジャンル:空港大橋の事故に巻き込まれる行政官が国家の闇にふれる様子を描いたスリラー映画

 

監督:キム・テグン

脚本:キム・テグン&パク・ジュスク&キム・ヨンファ

 

キャスト:

イ・ソンギュン/이선균(チャ・ジョンウォン/차정원:大統領府国家安保室行政官)

キム・スアン/김수안(チャ・ギョンミン/차경민:オーストラリア留学を控えるジョンウォンの娘)

ソン・ユヒョン/송유현(ジョンウォンの母、絵本作家、「トントントン」の作者)

 

チュ・ジフン/주지훈(ジョー・パク/조박:違法レッカーを持つガソスタ店員)

 

キム・ヒウォン/김희원(ヤン博士/양박사:「プロジェクト・サイレンス」の責任者、研究員)

 

イェ・スジョン/예수정(ソンオク/순옥:ビョンハクの妻、認知症)

ムン・ソングン/문성근(ビョンハク/병학:ソンオクの夫)

パク・ヒボン/박희본(シム・ミラン/심미란:ユラの姉、マネージャー)

パク・ジュヒョン/박주현(シム・ユラ/심유라:ミランの妹、プロゴルファー)

 

キム・テウ/김태우(チョン・ヒョンベク/정현백:大統領府国家安全保障室の室長、次期大統領候補)

 

■映画の舞台

 

韓国:

仁川空港大橋

 

ロケ地:

韓国:仁川空港

 

■簡単なあらすじ

 

大統領府国家安保室の行政官であるチャ・ジョンウォンは、自身の上司であるチャン・ヒョンベク室長が大統領になるためのサポートを行っていた

現在、韓国では犯人からの要求のないテロ事件が起こっていて、その対応をどうするかという協議に入っていた

そこでジョンウォンは自説を大臣たちの前で語り、室長にはこの局面を利用して支持率を上げようと目論んでいた

 

ジョンウォンには娘のギョンミンがいて、彼女はオーストラリアへの留学が決まっていた

ヒョンベクは日頃の尽力に感謝し、国家情報院の秘密資金から餞別を渡す

そして、ジョンウォンは娘を送り出すべく、仁川国際空港へと車を走らせた

空港直前のガソリンスタンドに入ったギョンミンだったが、そこの店員が怪しげだったこともあり、支払いをせずに空港へ向かってしまう

店員は店長に金を払わせると言って、ジョンウォンを追うことになった

 

一方その頃、空港には、ゴルフツアーのために出国しようとするプロゴルファーのユラとその姉ミランがパスポートの期限切れで言い合いをしていたり、認知症の妻に手を焼く夫ビョンハクたちの姿もあった

彼らは空港から観光バスに乗ってソウルに向かっていて、ジョンウォンたちとの車とは反対車線を走ることになった

 

空港大橋は濃い霧に包まれていたが、視界不良の道を映像配信者(BJ)が運転するスポーツカーが爆走していた

配信をしながらの無謀な運転は、やがて事故を起こし、それによってタンクローリーが横転して化学燃料が流出してしまう

ソウル方面は多重事故で行き場を失っていて、その脇をジョンウォンは通ることになった

素通りしようとする父を戒めるギョンミンだったが、彼らの車線でも事故が起きてしまう

行き場の失った彼らだったが、実はそこに訳ありの車両が同じ事故に巻き込まれていた

それは、国家機密で訓練された軍用犬「エコー」の移送車両で、一連の事故によって、「エコー」は移送車両から逃げ出してしまっていたのである

 

テーマ:正義と保身

裏テーマ:エゴとエゴのマッチレース

 

■ひとこと感想

 

仁川国際空港に向かう橋ということで、おそらくは110号線のことを差すのだと思います

110号線は途中に島がない橋で、北側の130号線には人工島のようなものがあります

110号線は仁川広域市へと続き、そのままソウルへと抜ける道に続いていますね

映画では、ざっくりと「空港とソウルのどっちか」という感じになっていて、わかりやすさを重視したのだと思われます

 

そんな空港大橋にて多重事故が発生し、さらに軍用犬が逃げ出したというテイストになっていました

映画の冒頭で軍用犬の研究の歴史みたいなものが出てくるので、映画が始まった瞬間から、サバイバルの中身がわかっている親切設計になっていました

 

映画では、大統領候補に仕える行政官を主役に据え、国民の命と政治との板挟みになる様子が描かれていました

自らが生存者に名乗り上げ、場を支配しようと目論みますが、彼自身の過去の失態(ガソリン未払い)のツケを払わされることになります

追いかけてきたレッカー男の存在が大きく、暗すぎる話になりそうなところをコメディ方面に牽引していましたね

でも、ラストを観ると、一番コメディ色が濃かったのは真面目過ぎる行政官だったというのは笑ってしまいました

 

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*【映画感想】プロジェクト・サイレンス【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://projectsilence.jp/


■TATAMI

 

■オススメ度

 

スポーツと政治の関係について関心がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.5(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:تاتامی(畳)、英題:Tatami(畳)

情報:2023年、ジョージア&アメリカ、105分、G

ジャンル:イスラエル選手との対戦の可能性によって棄権を迫られる柔道選手を描いたスリラー映画

 

監督:ガイ・ナッティヴ&ザーラ・アミール

脚本:ガイ・ナティッヴ&エルハム・エルファニ

 

キャスト:

アリエンヌ・マンディ/Arienne Mandi(レイラ・ホセイニ/Leila Hosseini:イラン人柔道家、モデルはサイード・モラエイ)

ザーラ・アミール・エブラヒミ/Zar Amir Ebrahimi(マリヤム・ガンバリ/Maryam Ghanbari:イランの柔道代表の監督、元柔道家)

 

ジェイミー・ライ・ニューマン/Jaime Ray Newman(ステイシー・トラヴィス/Stacey Travis:世界柔道連盟の職員)

ナディーン・マーシャル/Nadine Marshall(ジャン・クレア・アブリエル/Jean Claire Abriel:世界柔道連盟の理事、トリビシ大会の運営責任者)

 

リル・カッツ/Lir Katz(シャニ・ラヴィ/Shani Lavi:イスラエルの代表選手、レイラの友人)

 

アッシュ・ゴルデー/Ash Goldeh(ナデル・ホセイニ/Nader Hosseini:レイラの夫)

メフディ・バジェスタニ/Mehdi Bajestani(アマル・ホセイニ/Amar Hosseini:レイラの息子)

 

ヴァレリウ・アンドリウツァ/Valeriu Andriuta(ヴラド/Vlad:大会の医師)

 

エルハム・エルファニ/Elham Erfani(イラン代表のアシスタントコーチ)

 

Farima Habashizadehasl(ジャスティナ/Justina:レイラの友人)

 

AryaA Hassanzadeh Bibalan(サデギ/Sadeghi:イランの大臣)

Ali Nazarian(レザ・タヘリ/Reza Taheri:イラン柔道協会の会長)

Sina Parvaneh(アジジ/Azizi:イランの外交官)

Nima Mohoammad(アミール/Amir:試合を監視する男)

Shahab Ashitari(イラン人のファンを装う男)

 

■映画の舞台

 

2019年(着想元の大会:グランプリ・フフホト、内モンゴル自治区)

ジョージア:トリビシ

世界柔道選手権

 

ロケ地:

ジョージア:トリビシ

 

■簡単なあらすじ

 

イランの柔道家レイラは、国内王者となり、ジョージアのトリビシで行われる世界選手権に出場することになった

代表の監督を務めるのは、国民的英雄でもあるマルヤム・ガンバリで、彼女は世界王者目前で、怪我のために引退を余儀なくされていた

 

レイラには夫ナデルがいて、彼との間に幼い息子アミルを授かっていた

ナデルたちは友人のジャスティナの家で試合を観戦することになり、レイラはその応援を胸に試合に臨むことになった

試合には友人のイスラエル選手シャニ・ラヴィもいて、対戦することを非常に楽しみにしていた

 

下馬評を覆すかのように勝ち上がるレイラだったが、2回戦を勝ち上がったところで、ガンバリ監督の元に一本の電話が入った

それはイランの柔道協会の会長タヘリからのもので、その内容は「イスラエルの選手との試合を避けるために棄権しろ」というものだった

 

テーマ:スポーツと政治

裏テーマ:内包されるパレスチナ問題

 

■ひとこと感想

 

実話ベースということですが、モデルの柔道家は男子選手で、かなりの改変が加わっています

大会が行われたのは2019年の内モンゴル自治区でのもので、この時の試合に参加したサイード・モラエイという選手が、不可解な敗戦をしたことから物議が醸されていました

大会終了後、イラン当局から「イスラエル人との試合をするな」というものがあり、それによって棄権するようにという命令が降ったとされています

最終的には3位で終了し、その後亡命することになり、最終的にはアゼルバイジャンの国籍を取得していて、ドイツの難民選手団に入ることになりました

 

映画は、この実話をベースにしていて、ほぼフィクションというテイストで紡がれています

ただのスポーツ映画だと思っていたら、国家総動員の妨害工作に遭っていたというもので、内容はスリラー映画に近いものでした

 

スポーツ映画としての面白さよりも、サスペンステイストの方が見応えがある作品で、どうなってしまうのかハラハラしてしまいます

この内容を一方的に観るとイラン最低となるのですが、実際には根深い問題があります

それが「イスラエル・ボイコット」というもので、中東戦争の影響によって、イスラエルの選手とは試合をしないというものでした

これが国家の指針のようになっていた部分があり、それに反することが問題視されるという部分もあったとされています

 

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*【映画感想】TATAMI【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

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公式HP:

https://mimosafilms.com/tatami/


■メカバース 少年とロボット

 

■オススメ度

 

ロボット映画が好きな人(★★★)

自主制作っぽい作品が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.5(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Heavens: The Boy and His Robot(天国:少年と彼のロボット)

情報:2023年、シンガポール、97分、G

ジャンル:亡き父と同じ道を歩む少年パイロットを描いたSF映画

 

監督&脚本:リッチ・ホー

 

キャスト:

ジョナサン・シー/Jonathan See(カイ/Kai:リトルドラゴンのパイロット)

   (幼少期:イライジャ・ホー/Elijah Ho

   (幼児期:ジョセフ・ホー/Joseph Ho

Su Ai Kwa(リトルドラゴン:カイの性格と身体的特徴をベースに作られたロボット)

 

ケニー・ウー/Kenny Woo(コーチ/曹長/Sergeant Major:カイたちの指導員の鬼軍曹)

 

タン・シェン・ジン/Tan Hsien Jin(ジン中尉/Lieutenant Jin:ヴァンガードコマンドの士官)

 

リッチ・ホー/Rich Ho(キャプテン/Captain:カイをアカデミーに誘う里親の友人)

 

デズモンド・ヨー/Desmond Yeo(ロック/Rock:訓練生の仲間、筋肉大好き)

See Jason(ウェイ/Waye:訓練生の仲間、負けず嫌い)

Gavan Leong(レン/Ren:訓練生の仲間、マルチタスクに優れている)

Nelson Xiao Qiang Lee(イアン/Ean:訓練生の仲間、ムードメイカー)

 

サミュエル・リム/Lim Samuel(カイの父)

ロセアナ・ン/Loseana Ng(カイの母)

Iain McDonald McColl(カイの養父)

Sharon McColl(カイの養母)

 

【日本語吹替】

小野賢章(カイ)

吉田奏佑(カイの少年期)

花江夏樹(リトルドラゴン)

森川智之(曹長)

津田健次郎(大尉)

伊藤健太郎(ジン中尉)

ファイルーズあい(システムドラゴン)

岩中睦樹(ウェイ)

土岐隼一(レン)

熊谷健太郎(イアン)

山本高広(カイの父)

長尾明希(カイの母)

玉井勇輝(メカベースのアナウンス)

沢木郁也(地球の司令官)

中村和正(スカイコープスの司令官)

ふくまつ進紗(火星の司令官)

内田秀(EO Figherのパイロット)

小島彩(メカベースのインストラクター)

司薫(地球軍のヘリのパイロット)

所河ひとみ(メカベースのアナウンサー)

橋本信明(農場手伝い)

 

■映画の舞台

 

近未来の地球

 

ロケ地:

シンガポールのどこか

 

■簡単なあらすじ

 

近未来の地球では、宇宙空間を瞬時に移動できるゲート「ヘヴンズ」が完成し、それによって多くの恩恵と危機をもたらしていた

地球にだけ存在する資源「水」を求めて惑星間で戦闘が起きていて、地球軍は火星軍との前面対決に陥っていた

 

その時代に生まれた少年カイは、父を戦争で亡くし、母も土星の戦いから帰ってこなかった

里親の元で育てられたカイは、いつしか父のようになりたいと感じ、日々鍛錬を積み重ねていた

また、猛勉強をして、土星に向かうロケットを自作するなどをしていたが、そんな折、メカベースのキャプテンと出会うことになった

 

キャプテンはカイの父を知る人物で、ロボット操作者のアカデミーへの入学を打診する

カイはアカデミー合格に向けて勉強を重ね、ようやく入ることができた

だが、幼少期から喘息を患っているカイは体力試験ではギリギリで、知能試験では最優秀の成績を残していた

それでも、パイロットには体力が必須で、カイはその猛特訓について行かざるを得なかったのである

 

テーマ:努力と友情

裏テーマ:憧憬と覚悟

 

■ひとこと感想

 

公開後もスクリーンで予告編を流しまくる映画で、11年の歳月を掛けて作られた作品でした

ほぼ全編フルCGのテイストで、さすがにひと昔前と言う感じはしましたが、作り込むはすごかったですね

スタッフがもう少し雇えれば自然の描写も作り込めたと思いますが、今回はロボットの動きに資金を全投入していたのだと思います

 

物語は若干消化不良で、テストパイロット時代の苦難が主で、いきなり実戦に投入されると言う流れになっていました

個性的なキャラがたくさん登場するのですが、基本的には主人公とコーチ、監督が演じていたキャプテンの3人の物語になっていました

コメディパートのノリが合わず、これがシンガポールのコメディ要素なのかなと考えていましたが、そのあたりはどうなんでしょうねえ

 

映画的には「序章」という感じに思えるので、資金調達ができれば続編を作れるのかもしれません

思った以上の公開規模になっていますが、やはり制作の裏話が先んずるとあまり良くないかなと感じました

苦労したことと映画の質には相関性はないので、それがエクスキューズになるような広告展開は逆効果のように思いました

 

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*【映画感想】メカバース 少年とロボット【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://mechaverse.jp/


■ANORAアノーラ

 

■オススメ度

 

素直になれない主人公が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.6(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Anora

情報:2024年、アメリカ、139分、R18+

ジャンル:金持ちに翻弄される女性を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:ショーン・ベイカー

 

キャスト:

マイキー・マディソン/Mikey Madison(アノーラ・ミケエヴァ/アニ/Ani:ブルックリンの「ヘッド・クォーターズ」のストリップダンサー、23歳)

 

マーク・エイデルシュテイン/Mark Eydelshteyn(ヴァーニャ/イヴァン・ザハロワ/Ivan:店を利用するロシア人の青年)

Darya Ekamasova(ガリーナ・ザハロワ/Galina Zakharov:イヴァンの母)

Aleksey Serebryakov(ニコライ・ザハロワ/Nikolai Zakharov:イヴァンの父)

 

カレン・カラグリアン/Karren Karagulian(トロス/Toros:アルメリア人の司祭、ニコライの部下)

 

ヴァチェ・トヴマシアンVache Tovmasyan(ガルニク/Garnik:トロスの弟)

ユーリー・ボリソフ/Yura Borisov(イゴール/Igor:トロスが送り込む刺客)

 

Luna Sofía Miranda(ルル/Lulu:アノーラの友人、ストリップダンサー)

Lindsey Normington(ダイアモンド/Diamond:アノーラと客を奪い合うストリップダンサー)

Vincent Radwinsky(ジミー/Jimmy:「ヘッド・クォーターズ」のオーナー)

Brittney Rodriguez(ドーン/Dawn:「ヘッド・クォーターズ」のマネージャー)

 

Billy O’Brien(ビリー/Billy:「キャンディショップ」の店長)

Anton Bitter(トム/Tom:ヴァーニャの友人、「キャンディショップ」の店員)

Ivy Wolk(クリスタル/Crystal:ヴァーニャの友人、「キャンディショップ」の店員)

Vlad Mamai(アレックス/Aleks:ヴァーニャの友人、「タティアナ・グリル」の厨房)

 

Ella Rubin(ヴェラ/Vera:アノーラの姉)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク

マンハッタン

 

ロケ地:

アメリカ:ニューヨーク州

ニューヨーク

 

アメリカ:ネバダ州

ラスベガス

 

■簡単なあらすじ

 

ブルックリンのブライトンビーチに住んでいるストリップダンサーのアニーは、ヘッド・クォーターズの中で頭角を表している人物だった

ある日、ロシア人の青年イヴァンが店に来て、マネージャーのジミーは困り果ててアニーを接客させることになった

彼女は話せないが理解できると言い、二人はロシア語と英語を混ぜながらコミュニケーションを取って行った

 

アニーのペースにハマったイヴァンはプライベートルームに行く事になり、情事に耽る事になった

アニーのことを気に入ったイヴァンは、外で会えないかと言い、彼の豪邸に友人のダンサー・ルルとともに向かう事になった

そこは思っていた以上の豪邸で、二人はテンションを上げまくる

そして、激しいセックスをしたのちに、専属にならないかと持ちかけられた

とりあえず、1週間を1万5千ドルという契約を交わし、イヴァンの友人たちと一緒にラスベガスに繰り出した

 

そして、その最終日に、結婚をしようかという話になってしまう

アニーは冗談だと思っていたが、イヴァンはアメリカ人になりたいという願望があって、彼女と結婚すればなれると思っていた

そして、その勢いのまま、ラスベガスで入籍してしまった

 

だが、その行動は、ロシアにいる両親を激怒させ、イヴァンのお目付け役のトロスは弟のガルニクと臨時で雇った仕事人イゴールを派遣する

そして、トロスもそこに加わって、大騒動が巻き起こってしまう

ロシアからも両親が来ることになり、イヴァンはアニーを置いて、どこかに逃げてしまうのである

 

テーマ:欠乏を埋めるもの

裏テーマ:本当に欲しかったもの

 

■ひとこと感想

 

アカデミー賞を獲るとは思いませんでしたが、この内容なら獲っちゃうかなとも思いました

『ブルータリスト』の方がアカデミーの好みのようにも思えますが、メッセージ性が強いのは本作のように思います

もっとも、映画の方向性が真逆なので、どっちの映画が好みなのか、というところがフォーカスされたのかもしれません

 

映画は、ストリップダンサー(本番あり)のアニーがロシア人富豪の御曹司と専属契約を結ぶというもので、アニーとイヴァンの本心が隠されたまま突き進んでいきます

派手に遊ぶけど、アニーはどこか違う世界だと感じているし、イヴァン自身も人生のカウントダウンに向けた最後の馬鹿騒ぎをしているようにも思えます

前半は、とにかく若者の悪ノリだけを見せつけられるという感じで、音楽もやかましいし、エロいシーンはこれでもかと見せつけてきます

 

本作の醍醐味は、やはりラストシーンなのですが、ネタバレを書いても伝わりづらいように思います

なので、全編を通じて、アニーとイヴァンの素の表情を追っていくと、彼らが欲しいものを手に入れたはずなのに浮かない理由というものが見えてきます

そして、イヴァンの代弁者となるアニーが抱えているもの、というのが最後にわかる仕組みになっていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ANORA アノーラ【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ

 

公式HP:

https://anora.jp/


■REQUIEM ある作曲家の物語

 

■オススメ度

 

天才作曲家の苦悩に興味のある人(★★)

クラシックが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.3.6(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、101分、G

ジャンル:天才売れっ子作曲家の苦悩を描いたヒューマンドラマ

 

監督:菅野祐悟

脚本:宇咲海里

 

キャスト:

平岡祐太(城島匠:売れっ子作曲家)

 

桜井玲香(向井紗枝:「シネマミュージック・マガジンブック」の編集長)

 

安井謙太郎(姫野光一:匠の愛弟子、マネージャー)

 

加藤雅也(菅原正義:伯爵、ファゼルナ製薬の会長、匠にCM楽曲を依頼)

 

けいちゃん(神野慎吾:匠の親友、天才作曲家)

関川ゆか(桜木玲那:チェリスト、匠と神野の大学時代の友人)

 

上地由真(一条:カウンセラー)

 

藤田多梨亜(海斗:カフェの学生)

西尾聖玄(カフェの学生)

 

■映画の舞台

 

おそらく都内某所

 

ロケ地:

東京都:目黒区

東京音楽大学

https://maps.app.goo.gl/X1CJonKYmzWMcyEV8?g_st=ic

 

東京都:港区

GRAND NIKKO TOKYO DAIBA

https://maps.app.goo.gl/ejDv9KoqM29yYv7B6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

天才作曲家と評される城島匠は、愛弟子の姫野と行動を共にしながら、過密なスケジュールをこなしていた

彼には音大時代に親友の神野慎吾がいたが、彼はすでに他界し、ある約束を受け取っていた

 

ある日のこと、雑誌の取材で出会った向井と再会した匠は、そこで神野との関係を掘り起こされてしまう

また、大学時代の友人のチェリスト桜木玲那と再会することによって、さらに過去が深掘りされてしまう

 

そんな折、匠を支援してくれていた伯爵こと菅原正義の会社が社会問題として取り沙汰されてしまう

それは、菅原の会社で作っている鎮痛薬が麻薬として出回っているというもので、その余波が匠たちを襲ってしまうのである

 

テーマ:音楽に必要なもの

裏テーマ:幻影の先にあるもの

 

■ひとこと感想

 

天才音楽家の裏側にはこんな物語があったというテイストの作品で、とにかくお洒落な感じの空間やガジェット、衣装などが登場します

原色が多いので目がチカチカしてしまいますが、まるでおとぎ話のような印象がありましたね

それでも、この世界観で描かれる物語としては、どこかよそゆき過ぎるようにも思えました

 

映画は、匠の親友への想いというものが後半で暴露され、ハイセンスな楽曲が場面を盛り上げていきます

住んでいる世界が違う人たちの映画だなあと思いながらも、ビジュアルが強すぎて話が入って来ない感じがしました

なんの話なんだろうと思いながら、でも大した話はしていないような、そんな感じがしたりもしました

 

イケメンの天才にも苦悩があるというところだと思いますが、そういった込み入った話よりも別の要素が強烈過ぎるのですね

伯爵の存在も含めて、どこの世界の話なのかと思ってしまう部分が多かったように思います

特に人物を撮る角度とかに凝っていましたね

違う場所で話しているのに同じ画面に落とし込むなどの演出が使われていて、そう言ったものも話がスッと入って来ない要因のように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】REQUIEM ある作曲家の物語【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://requiem-cinema.jp/


■ウィキッド ふたりの魔女

 

■オススメ度

 

『オズの魔法使い』が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.3.7(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Wicked Part I

情報:2024年、アメリカ、160分、G

ジャンル:西の悪い魔女の誕生を描いたファンタジー映画

 

監督:ジョン・M・チュウ

脚本:ウィニー・ホルツマン&デイナ・フォックス

原作:スティーヴン・シュワルツ&ウィニー・ホルツマンのミュージカル『Wicked』、グレゴリー・マグワイアの著作『Wicked』

 

キャスト:

シンシア・エリヴォ/Cynthia Erivo(エルファバ・スロップ/Elphaba:強大な魔力を持つ緑の肌を持つ女性、のちの「西の魔女」)

   (幼少期:カリス・ムゴンソレ/Karis Musongole

 

アリアナ・グランデ/Ariana Grande(ガリンダ・アップランド/Galinda:シズ大学の人気者の魔女、のちの「北の良い魔女グリンダ」)

 

ジェフ・ゴールドブラム/Jeff Goldblum(オズの魔法使い/The Wonderful Wizard of Oz:偉大なるオズの魔法使い、陛下)

ミシェル・ヨー/Michelle Yeoh(マダム・モリブル/Madame Morrible:シズ大学の魔法学部長)

 

ジョナサン・ベイリー/Jonathan Bailey(フィエロ・ティゲラール/Fiyero:ハンサムで軽薄なウィンキーの王子)

アーロン・テオ/Aaron Teoh(アヴァリック/Avaric:フィエロの友人)

 

イーサン・スレイター/Ethan Slater(ボッグ・ウッドスマン/Boq:グリンダに恋するマンチキン)

 

マリッサ・ボーディ/Marissa Bode(ネッサローズ・スロップ/Nessarose:エルファバの妹、生まれつき足が不自由、ボックのことが好き)

    (幼少期:セシリー・コレット・テイラー/Cesily Collette Taylor

アンディ・ナイマン/Andy Nyman(スロップ総督/Governor Thropp:エルファバとネッサローズの父、マンチキンランドの総督)

コートニー・メイ=ブリッグス/Courtney Mae-Briggs(スロップ夫人/Mrs. Thropp:エルファバとネッサローズの母)

 

ピーター・ディンクレイジ/Peter Dinklage(ディラモンド教授/Dr. Dillamond (voice):人間の言葉をしゃべるヤギ、シズ大学の歴史の先生)

コリン・マイケル・カーマイケル/Colin Michael Carmichael(ニキディク教授/Professor Nikidik:シズ大学の教授)

キアラ・セトル/Keala Settle(コドル先生/Miss Coddle:シズ大学の寮長)

 

ボーウェン・ヤン/Bowen Yang(ファニー/Pfannee:グリンダの大学時代の友人)

ブロウウィン・ジェームズ/Bronwyn James(シェンシェン/Shenshen:グリンダの大学時代の友人)

 

Sharon D. Clarke(ダルシベア/Dulcibear (voice):人間の言葉を話すクマ、スロップ家の世話役)

ジェナ・ボイド/Jenna Boyd(ウルフ・ドクター/Wolf Doctor (voice):人間の言葉を話すオオカミの医師)

 

■映画の舞台

 

オズの国:マンチキンランド

 

ロケ地:

イギリス:レイトン・ハザード

アイビングホー/Ivinghoe

https://maps.app.goo.gl/PL4wW6zcQoJZEyRv6

 

エルスツリー/Elstree

https://maps.app.goo.gl/ZDwamDKJXqVD8inu6

 

■簡単なあらすじ

 

北の善い魔女のグリンダは、オズの世界に脅威をもたらしていた「西の悪い魔女」を倒したと報告をした

マンチキン王国では彼女を讃える声が上がるものの、悪い魔女と友だちだったと言う噂が流れていた

グリンダは子どもたちに「元から悪かったのか、何かに取り憑かれたのか」という前置きをしながら、西の魔女となった緑の肌を持つエルファバについて語り出した

 

エルファバは生まれながらにして緑の肌を持って生まれ、父のスロップ提督は娘を忌み嫌っていた

ようやく第二子が誕生するものの、出産後に妻は亡くなり、妹のネッサローズは足が短く生まれて、立つことができなかった

姉妹は逆境に晒されながらも成長し、ネッサローズは学校に入ることになった

 

入学式に付き添うことになったエルファバだったが、見た目から迫害を受け、感情をコントロールできずに周囲の物体を動かしてしまう

彼女には特殊な能力があるものの、それはコントロールできるものではなかった

それを見た魔法学部のモリブル教授は、彼女を特別枠にて入学させることになった

 

入学式には、良いところの出であるガリンダもいて、彼女はモリブル教授から学びたいと思っていた

だが、教授はガリンダには才能がないと感じ見向きもしなかったのである

 

テーマ:魔女の資質

裏テーマ:望みは叶う

 

■ひとこと感想

 

ミュージカルは見たことがなく、原作に関してもサラッとしか知らない状態で鑑賞

どうやらミュージカルを完全再現しているようで、そっち方面に需要のある作品となっていました

予告編で大体の話の流れがわかってしまうタイプの作品で、まさかの「Part  I」となっていましたね

160分あって前編?と言う感じで、もう少し上手くまとめられなかったのかなと思ってしまいました

 

映画は、いわゆる「西の魔女の誕生」までを描いていて、シズ大学での学生生活から、エメラルドシティに行くまでを描いていました

アカデミー賞の美術賞を獲った作品だけあって豪華で美しい作品ではありますが、通常スクリーンだと室内のシーンがかなり暗いと言う印象を受けました

エルファべが真っ黒な肌に見えてしまうと言う感じで、ガリンダが白いので暗く見えてしまう、と言う印象を持ちました

 

ミュージカル映画なので好き嫌いが分かれると思いますが、楽曲のクオリティ、歌唱力はなかなかのものがありました

劇場で観る映画という感じですが、音響と映像ならば、映像を重視した方が良いと思います

ともかく画面は煌びやかで、主演二人の歌がうますぎて至福のひとときを過ごせると思います

後半ちょっとダークだけど

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ウィキッド ふたりの魔女【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102037/review/04850153/

 

公式HP:

https://wicked-movie.jp/


■35年目のラブレター

 

■オススメ度

 

純愛を描く映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.3.8(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、119分、G

ジャンル:読み書きできない夫から妻にラブレターを書く様子を描いた恋愛映画

 

監督&脚本:塚本連平

原作:小泉孝保『35年目のラブレター(講談社)』

 

Amazon Link(原作)→ https://amzn.to/3DlM54a

 

キャスト:

笑福亭鶴瓶(西畑保:読み書きができない夫、寿司屋)

   (青年期:重岡大毅

   (幼少期:渋谷そらじ

原田知世(西畑皎子:保を支え続けた妻、タイピスト)

   (青年期:上白石萌音

 

徳永えり(石川浩実:皎子の娘、長女)

   (幼少期:倉田瑛茉

本多力(石川一秀:浩実の夫)

 

ぎぃ子(上原美紀:皎子の娘、次女)

   (幼少期:太田望織

辻本祐樹(上原信介:美紀の夫)

 

江口のりこ(佐和子:皎子の姉)

 

くわばたりえ(松本光江:保の永遠のお隣さん)

笹野高史(逸美:保を雇う寿司屋の店主)

 

安田顕(谷山恵:夜間学校の先生)

 

瀬戸琴楓(田中未来:夜間学校の生徒)

白鳥晴都(山本翔太:夜間学校の生徒)

 

■映画の舞台

 

和歌山県:東牟婁郡熊野川町(幼少期)

 

S39年~

奈良県:奈良市小春町(成人期~現在)

 

ロケ地:

奈良県:奈良市

荒池園地(思い出のベンチ)

https://maps.app.goo.gl/cmuePmQkk3Xa4gP38?g_st=ic

 

東京都:日野市(夜間学校:校内)

大坂上中学校

https://maps.app.goo.gl/KBAc43AViUTejL3d7?g_st=ic

 

平山台健康・市民支援センター(夜間学校・外観)

https://maps.app.goo.gl/wcNcRLDRbKodLjUB6?g_st=ic

 

千葉県:佐倉市

佐倉市役所

https://maps.app.goo.gl/BV65WUWnQiX8LT3u7?g_st=ic

 

中志津商店街

https://maps.app.goo.gl/4MFzvi8qn5Pn46CJ6?g_st=ic

 

東京都:練馬区

長命寺

https://maps.app.goo.gl/hgEs1vz13QhHnQwD9?g_st=ic

 

酒蔵 あっけし

https://maps.app.goo.gl/kjz4EVEG8Ax1Tp4n9?g_st=ic

 

喫茶アン

https://maps.app.goo.gl/qLzEXt7h8rBby46r9?g_st=ic

 

養寿院

https://maps.app.goo.gl/13q9E9wFfjEVY8QL8?g_st=ic

 

埼玉県:川越市

川越 山屋

https://maps.app.goo.gl/PoyHhgMQppcStVDf9?g_st=ic

 

神奈川県:南足柄市

丸太の森

https://maps.app.goo.gl/dA2qxFby8LdWJAZi8?g_st=ic

 

葛飾区 山本亭

https://maps.app.goo.gl/FZpLAZ88rubU3nVH7?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

居酒屋 魚貞

https://maps.app.goo.gl/F7SR98BKAcWPh5KC6?g_st=ic

 

千葉県:我孫子市

我孫子中学校

https://maps.app.goo.gl/jnwifEHiHDvLZhwU6?g_st=ic

 

奈良県:奈良市

寧茶亭

https://maps.app.goo.gl/s21JBSy6Pm5FUJFF8?g_st=ic

 

東京都:台東区

鳥越 中華楼飯店

https://maps.app.goo.gl/KXBV6zBnKoW7rYUS9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1999年、寿司屋で働いている保は定年間近となり、仕事を続けるかを悩んでいた

保は幼少期から働き始めていて、地理的な理由もあって、ろくに義務教育を終えることができなかった

保は読み書きができないまま大人になり、今働いている寿司屋の大将に拾われていた

 

数十年前のこと、寿司屋で働き出した保は、大将から「顔を立てるためにお見合いをしてくれ」と頼まれた

仕方なく参加することになった保は、そこで皎子と出会う

彼女は九州から関西にやってきていて、戦争で姉以外の家族を失ったという

それ以来、姉が母代わりになって育ててくれた

 

保は皎子とデートを重ねるものの、姉のことを考えて彼女は縁談を辞退しようと考えてきた

だが、皎子の姉は、保に妹を任せたいと言い、二人は結婚することになった

だが、読み書きができないことを隠していた保は、半年後、隠しきれずに告白をすることになった

皎子は「私があんたの手になったる」と言い、それから30年を過ぎても、二人はずっと連れ添ってきた

 

ある日のこと、保は夜間学校の存在を知ることになり、そこに通うと決めた

そして、1年後のクリスマスに妻にラブレターを書くと宣言する

そこから、訳ありの生徒たちに囲まれながら、保は必死に読み書きができるように通い詰めることになるのである

 

テーマ:言葉に託す愛情

裏テーマ:幸福の捉え方

 

■ひとこと感想

 

予告編で大体の流れがわかる作品で、予定調和で物事が進んでいくタイプの人間ドラマになっていました

定年を迎えた保が夜間学校に行って読み書きを習うというもので、そこで多くのものを学んでいくという流れになっています

彼がどんな手紙を書くのかというサプライズがありながらも、タイトルがダブルミーニングになっていましたね

ほっこりとするドラマでありながら、ところどころでクスクスと笑いが漏れる内容になっていました

 

映画は、幼少期(モノクロ)、過去編、現代編という構成になっていますが、そこまで混乱する要素はありません

現代編で何かを思い出すという流れから過去編になり、読み書きできない理由を語る時に幼少期に移行していました

夜間学校では多くのことを学び、多くのことを与えてきたという歴史があって、さらっと描かれる同級生たちとの関わりというものも心に染みるものがありました

 

本当に裏切らないストーリングテリングになっていて、でも過剰に盛り上げるということもなかったですね

淡々と描かれるのですが、じんわりとした感動があるという感じで、それぞれのキャラが愛おしくも思えてしまいます

映画のパンフレットには、二人の手紙というものが掲載されているので、鑑賞後に読むとうるっときてしまいますね

結構細かいのでルーペが要りそうですが、それもまた一興なのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】35年目のラブレター【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101326/review/04853436/

 

公式HP:

https://35th-loveletter.com/


■顔だけじゃ好きになりません

 

■オススメ度

 

イケメン映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.3.8(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、104分、G

ジャンル:イケメンのSNSの中の人になる女子高生を描いたラブコメ映画

 

監督:耶雲哉治

脚本:三浦希紗

原作:安斎かりん『顔だけじゃ好きになりません(白泉社)』

 

Amazon Link(原作)→ https://amzn.to/3FeNiuy

 

キャスト:

宮世琉弥(宇郷奏人:留年間近のイケメン高校生)

久間田琳加(知見才南:奏人のSNSの中の人になるクラスメイト)

 

中島颯太(土井垣凌:前髪を下ろしているクラスメイト)

米倉れいあ(能原柚里:才南の親友)

 

■映画の舞台

 

美乃和総合高等学校

 

ロケ地:

千葉県:松戸市

光英 VERITAS中学校・高等学校

https://maps.app.goo.gl/MWZEUpC6U6BkYjP87?g_st=ic

 

神奈川県:鎌倉市

浄智寺

https://maps.app.goo.gl/Xo8Y69CpennzLtZ96?g_st=ic

 

人力車 えびす鎌倉小町店

https://maps.app.goo.gl/YjxTUmr9qU3uPFB66?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

Hambuger Heaven Roller Coast

https://maps.app.goo.gl/BiRYmB2FANsgxq9h8?g_st=ic

 

神奈川県:川崎市

Living Cafe SHNTI

https://maps.app.goo.gl/7PinYWE2e7tz7hAH6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

イケメン大好きの知見才南は、推しを愛でることに全力を傾けていて、特に同じ高校に通う宇郷奏人のことを溺愛していた

他のイケメンの背景に映った奏人をSNSにアップしたところ、それは瞬く間に拡散され、本人不在のアカウントとしてフォロワーを増やしていった

 

ある日のこと、奏人に偶然出会った才南は、彼からある頼まれごとをすることになった

それは学校の公式アカウントの運営をしてほしいと言うもので、彼女が見つけた背景の写真は運営にアップされたものだった

そこでDMを送ったことがきっかけで接点ができてしまう

 

奏人は「SNSで10万人のフォロワーができたら退学免除」という条件があったものの、その方面には疎かった

そこで真面目にDMを返してくれた人を探していて、それが才南だったのである

 

それから二人は、学校の公式アカウントのフォロワー増やしのために時間を作り、秘密の時間は徐々に増えていくことになった

だが、中の人が別人で、しかも女性だとわかると炎上案件になってしまう

そこで二人はできるだけ接点を持たないように考えるのだが、どうしても二人でいたい時間が増えてしまうのである

 

テーマ:推しとの距離感

裏テーマ:好きの種類

 

■ひとこと感想

 

イケメンを愛でる女の子がSNSの中の人になってしまうと言う内容で、接近し過ぎてどうにもならないと言う状況になっていました

ファンムービー全開の内容で、主人公を自分に重ねて妄想するタイプの映画になっていましたね

ともかく説得力がありすぎるので、館内もほぼ女子高生と言う感じになっていました

 

映画は、外面だけを褒められてきたイケメンの悲哀が描かれていて、それを知るには距離を縮めないとダメだと言うことがわかります

近づけば近づくほどにまともに見れなくなっていて、当初はからかっているのかなと思わせていました

でも、実際には元から好きの種類が違っていたことを知っていて、それを理解するまでに時間がかかると言う内容になっていました

 

前髪を下ろしているクラスメイトも案の定イケメンなのですが、どっちも目立チたくないのに目立つ格好をしているのは笑ってしまいます

スキンシップはほぼプレイのような感じになっていて、これをイケメンにやられたらメロメロになってしまうのは間違いないですね

普通の人がやったら犯罪案件のようなものばかりですが、少女漫画原作なので、ここまで振り切ってもOKだと思います

意外と黄色い声が映画内で響かなかったのは不思議でしたねえ

 

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*【映画感想】顔だけじゃ好きになりません【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://kaosuki.asmik-ace.co.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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